2011年11月から2012年2月にかけて、パリ三区にあるユダヤ美術・歴史博物館(Musee d’art et d’histoire du Judaisme)で、「ベンヤミン アーカイヴス」が開
本文を読む宇波彰の執筆一覧
書評 デニ・ベルトレ、藤野邦夫訳『レヴィ=ストロース伝』(講談社、2012)
著者: 宇波彰レヴィ=ストロースという名前は、構造主義と一体化している。20世紀後半の思想史は、構造主義の展開と不可分であり、それを考えるためにはレヴィ=ストロースの思想を知らなければならない。本書は、伝記ではあるが、レヴィ=ストロ
本文を読む11/30 月例読書会(宇波彰)のお知らせ
著者:11月30日(水)14時45分より、明治学院大学白金キャンパス1558教室において、 明治学院大学言語文化研究所様が主催されます、 首席フェロー宇波彰による月例読書会「記号哲学講義」が行われます。 参考URL: http
本文を読む『ハイチ震災日記』を読む
著者: 宇波彰最近、カナダに住むハイチの作家ダニー・ラファリエールの『ハイチ震災日記』)(立花英裕訳、藤原書店)を読んだ。私がハイチ人の作品を読むのは、これが初めてである。ハイチは2010年1月12日に、死者30万人という被害をもた
本文を読むオスロから六本木へ
著者: 宇波彰政治的右翼は、地域・時代によって様相を異にする。ノルウェーのいわゆる「連続テロ事件」について、7月30日の読売新聞は、次のように書いている。「欧州の極右の動向に詳しいマシュー・グッドウィン英ノッティンガム大学講師は、&
本文を読む6/29月例読書会(宇波彰)のお知らせ
著者:6月29日(水)14時45分より、明治学院大学白金キャンパス1558教室 において、 明治学院大学言語文化研究所様が主催されます、 首席フェロー宇波彰による月例読書会「記号哲学講義」が行われます。 参考URL: http
本文を読む大本営発表の精神技法
著者: 宇波彰福島原発の崩壊に関する政府・東電の発表があてにならないとして、「大本営発表」のようだとしばしば批判されている。それでは「大本営発表」とはどういうものか、一例を挙げて若い人たちの参考に供したい。 昨年、私の友人である小
本文を読む進藤大尉のこと
著者: 宇波彰2010年の12月に初めて鹿児島を訪れた。指宿温泉に泊まったが、旅館の砂風呂は海岸の砂浜での砂風呂ではなく、人工的なものであった。熱した砂を係のひとたちがかぶせてくれるのだが、熱しすぎた砂だったのでかかとのあたりが火傷に
本文を読む月例読書会の案内
著者: 研究会事務いつも当研究所のブログをご覧頂きありがとうございます。 11月24日(水)14時45分より、明治学院大学白金キャンパス1558教室において、 明治学院大学言語文化研究所が主催いたします、 首席フェロー宇波彰による月例読書
本文を読む「地の果て」で感じたこと
著者: 宇波 彰去る2010年の1月下旬に「ここは地の果てアルジェリア」という歌謡曲の文句にもあるアルジェリアを訪れた。「地の果て」というのはどういう意味であろうか。映画「望郷」で描かれているアルジェのカスバにもいってみたが、映画のイメ
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