私も編集委員の一人なのだから自画自賛となるのだが、最近の「法と民主主義」は充実している。「新型コロナウイルス問題を考える」を特集した5月号(5月27日発刊)も出来栄えがよい。 https://www.jdla.jp/ho
本文を読む安倍政権の執筆一覧
平然とウソ ー これがアベ流印象操作
著者: 澤藤統一郎一昨日(5月25日)の緊急宣言解除首相記者会見。アベ晋三の自己弁護・自己宣伝に終始した白々しさだけが印象に残る不快なものだった。 その中での、記者との以下の遣り取りに注目したい。具体的な回答を求める記者の質問に、(1)
本文を読む朝日も、「内閣支持率最低」の報道。
著者: 澤藤統一郎昨日の毎日に続いて、本日(5月25日)の朝日新聞朝刊一面に、「内閣支持率29%、発足以来最低に」という同紙の世論調査報道。5月23,24日の内閣支持率は前回5月16、17日の調査結果と比較してこう変わった。わずか一週間の
本文を読む「内閣支持急落27%」に、「急募 総理大臣」
著者: 澤藤統一郎本日(5月24日)の毎日新聞朝刊一面トップに、「内閣支持急落27%」の白抜き大見出し。並んで、「不支持64%」「検察人事批判」という世論調査結果の報道。 毎日は、コロナ蔓延以来世論調査の方式を自動音声応答(オートコール)
本文を読む官邸の守護神(黒川弘務検事長)失脚の日に、安倍晋三の刑事告発。
著者: 澤藤統一郎ときに、思いがけないことが起こる。本日(5月21日)、東京高検の黒川弘務検事長が辞表を提出した。時の人の、突然の表舞台からの退場である。 はからずも、この日に全国の弁護士・法学者659名が、「桜を見る会・前夜祭」問題につ
本文を読む我が輩(アベノマスク)の悲劇
著者: 澤藤統一郎我が輩はマスクである。白い布製。2枚で一組。サイズは極めて小さく、着用者の顔をデカく見せるとして、評判はよくない。正式の名はまだないが、アベノマスクと呼ばれることが多い。生みの親がアベだからだが、名付け親はアベではない。
本文を読む「黒川弘務法案」今国会では無理でも次期国会で。それが無理でも、黒川検事を検事総長に。
著者: 澤藤統一郎ワタクシ、アベ・シンゾーで、ごじゃます。 例の「黒川弘務法案」の件でごじゃますが、国民の皆様には、いくら丁寧にご説明してもですね、もはや国民の皆様には、理解してはもらえない。まさに、まさにですよ、ここはですね、いったん引
本文を読む「検察庁法、今国会での改正断念」の快挙
著者: 澤藤統一郎これは快挙だ。圧倒的な国民の意思と意思表示がなし遂げた快挙。溜飲の下がる思いである。本日(5月18日)の各紙夕刊に、「検察庁法、今国会での改正断念」の大見出し。午前中は、「与党は20日採決へ 野党は徹底抗戦」と報じていた
本文を読む元検察トップ14氏の「検察庁法案反対意見書」に励まされる。
著者: 澤藤統一郎本日(5月15日)元検察トップ14氏が連名で、法務大臣宛に提出した話題の意見書。下記URLで全文が読める。 https://www.asahi.com/articles/photo/AS20200515002893.ht
本文を読むギリギリのところで、事態は好転を始めた。
著者: 澤藤統一郎本日(5月14日)午後の朝日デジタルの記事。「検察OB有志も改正案に反対 元検事総長ら意見書提出へ」という。 これは、凄いことになった。与党は何が何でも明日15日(金)に委員会強行採決の方針と報じられていたが、まことにグ
本文を読む「検察庁法改正案」(検察人事介入法案)への抗議を貶めようという人々
著者: 澤藤統一郎先日、今年の流行語大賞候補には滅入る言葉ばかりと愚痴ったが、必ずしもそうでもなさそうだ。「Twiterデモ」や、「巣ごもりデモクラシー」などには、勇気づけられる。アベ政権とその応援団だけの天下ではない。いや、今やアベ政治
本文を読むコロナ風だけではない。アベ暴風の中、本郷三丁目交差点で。
著者: 澤藤統一郎ご近所のみなさま、ご通行中の皆さま。お騒がせしますが、もう少しの時間。耳を傾けていただくようお願いします。 本郷湯島九条の会は、日本国憲法とその平和の理想をこのうえなく大切なものと考え、毎月第2火曜日の昼休み時間を定例の
本文を読む「官邸による検察の私物化を許すな」「どさくさ紛れの不要不急審議強行をやめよ」
著者: 澤藤統一郎本日(5月10日)の朝日新聞デジタルに、「検察庁法改正に抗議、ツイッターで470万超 著名人も 」という記事。20時18分の掲載である。 検察官の定年を65歳に引き上げる法改正案を認めていいのか――。作家や漫画家、俳優
本文を読む『検察官人事コントロール法案』に反対。強行審議に抗議する。
著者: 澤藤統一郎最近の会合は、オンラインで行われる。そのほとんどが、Zoom(ズーム)を使ってのもの。あっという間に、このアプリが社会に入り込み生活に定着した。その普及の迅速さに、感覚がついていけない。振り返って、「コロナとともに蔓延し
本文を読むウィルスもアベもとおくにとんでいけ
著者: 澤藤統一郎毎日新聞の仲畑万能川柳、これが常にも増して面白い。憂さ晴らしに、川柳はもってこいである。本日(5月8日)選の中に次の一句。 コロナうつ万柳詠んで吹き飛ばせ 尾道 瀬戸の花嫁 のみならず、このご時世ネタは尽きない。この万柳
本文を読む信頼できる首相は私たち自身の手で
著者: 澤藤統一郎5月3日・憲法記念日に何紙かの紙面に目を通した。その中で、神奈川新聞の投書欄の記事が目についた。 ■信頼できる首相が欲しい 中村祐一 74 (厚木市) 緊急事態宣言を先月7日発令した安倍首相は会見で「どうか正しい情報に
本文を読む「バリバラ」 負けるな、くじけるな。がんばれ、明るく、しなやかに。
著者: 澤藤統一郎NHK・Eテレに、「バリバラ」というユニークな番組がある。これがいま、俄然注目の的。毎週木曜夜8時からの放送。今夜の視聴率は、さぞかし跳ね上がるものと思われる。 バリアフリーの「バリ」と、多様性のバラエティの「バラ」を組
本文を読むアベ政権は、アベノマスクの製造元を明示せよ
著者: 澤藤統一郎アベノマスク。構想発表時点から「歴史的愚策」「466億円の無駄遣い」と評判が悪かった。いま配布が始まって、あらためて悪評を重ねている。「やっぱり、アホノマスク」という声もある。 報道によると、厚生労働省が18日、国内全戸
本文を読む検察庁法改正案は権力分立の大原則を侵す
著者: 澤藤統一郎安倍の悪事は多過ぎて、追いかけるだけでも目が回る。コロナだけに気を取られてはいけない。モリ・カケ・サクラ、テストにカジノにカワイ。その全てと関わるのが、幹部検察官人事に介入しようという検察庁法改正案。国家公務員の定年延長
本文を読む《検事長の勤務延長に関する閣議決定の撤回を求め》《国家公務員法等の改正案に反対する》日弁連会長声明
著者: 澤藤統一郎今夕(4月7日)緊急事態宣言という。これも重大事だが、コロナ禍での大騒ぎを奇貨としての安倍の諸疑惑逃れを許してはならない。桜疑惑、森友文書改竄疑惑、カジノ疑惑、河井夫妻疑惑…。そして、そのすべてに関わるものが幹部検察官
本文を読む「この低劣な品性に命を預けられるか」 ー 赤木俊夫さんの死に対する責任の問い方
著者: 澤藤統一郎昨日(3月29日)付毎日新聞の「声」欄に掲載された短文の投書に目を惹かれた。 「自民党支持の皆さんへ」という表題。投書者は、広島の年金生活者、75才の男性である。 森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書を巡り、
本文を読む「こんな日本に誰がした」 ー いま、切実に問わなければならない。
著者: 澤藤統一郎本日(3月25日)の毎日新聞第8面「みんなの広場」欄に、市民感情を代表する投書が掲載されている。タイトルが、「こんな日本に誰がした」というもの。大阪の主婦・岡田マチ子さんの叫ぶがごとき文章である。 このタイトルだけでおよ
本文を読む防衛大学校の卒業式での、あらまほしき首相訓示。
著者: 澤藤統一郎安倍晋三は昨日(3月22日)、防衛大学校の卒業式に臨んで訓示をした。卒業生「諸君」にではなく、彼らを「諸官」と呼んで、幹部自衛官の使命を語った。防衛大学校の伝統としての上級生から下級生への陰湿なイジメが世の話題となる中で
本文を読む安倍内閣の刑事司法私物化を狙う「検察庁法改正案」を撤回せよ
著者: 澤藤統一郎泥棒は夢を見る。警察官の人事をオレが握ることができれば、安心して仕事ができるんだが…。反社の諸君も夢を見る。検事の人事をオレが握ることができさえれば、心おきなく大きな仕事ができるだろうに…。そして、安倍晋三も夢を見る。検
本文を読む「緊急事態」の名を借りた権力の集中と人権蹂躙的統制に断固反対する ― 宗教者緊急声明紹介
著者: 澤藤統一郎新型コロナウイルス対策のためとする特措法改正には、各界からの反対が強い。宗教界も例外ではない。 「信教の自由」を侵害する新型コロナウイルス対策のための特措法改正に反対する宗教者緊急声明(3月13日付)を紹介する。 呼びか
本文を読むアベ政治はコロナより猛し
著者: 澤藤統一郎コロナ禍・アベ禍のさなかにも季節はめぐる。昨日(3月14日)、東京に開花宣言である。「暖冬で観測史上最速、満開は23日見込み」と報じられている。 「銭湯で上野の花の噂かな」をキーワードに検索したところ、幾つかの私の過去の
本文を読む「緊急事態宣言」とは、かくも危険なものである。
著者: 澤藤統一郎昨日(3月13日)、新型コロナウイルス感染症を適用対象に加える「新型インフルエンザ特措法」の改正法が成立した。3月11日の審議開始からわずか3日間での成立である。内容は、新型コロナを法の適用対象に加えるだけで、ほかの規定
本文を読む首相会見がシナリオに沿った「台本営発表」では知る権利に応えられない。
著者: 澤藤統一郎松尾貴史が、絶好調である。日曜日の朝は、毎日新聞の「松尾貴史のちょっと違和感」が楽しみ。3月8日は「首相会見打ち切り、自宅直帰のワケ 聞かれてなぜ、うろたえる?」というタイトル。分かり易く、面白くて、ためになる。 ついで
本文を読む9年目の3月11日に、新型インフル特措法の改正に反対する。
著者: 澤藤統一郎昨日が3月10日、東京大空襲によって無辜の非戦闘員10万人が虐殺された日。戦争被害だからとして到底甘受しえない、あまりに巨大で悲惨な体験。それまで多くの国民にとって、戦争とは外地で行われるものであり、危険は出征した男たち
本文を読む新型コロナウイルス対策のための特措法改正に反対する緊急声明
著者: 澤藤統一郎お集まりの記者の皆様に、二つのことを申しあげます。 一つは、原理的な問題。いったい今、憲法原則に関わるどのような問題が起きようとしているのかということ。そしてもう一つは、ほかならぬ安倍内閣が手がけようとしているからこその
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