岩垂 弘の執筆一覧

「安保3文書」への抗議声明なお続く 消費者団体にも広がる

著者: 岩垂 弘

 岸田政権が12月16日に「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」など安保関連3文書を閣議決定したことに対し、閣議決定直後から、各界、各団体から抗議・反対声明や閣議決定撤回要求声明が相次いでいるが、そうした

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新年になっても「安保3文書」への抗議声明続く 学界、宗教界で

著者: 岩垂 弘

 岸田政権が12月16日に「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」など安保関連3文書を閣議決定したことに対し、直後から平和団体、労働団体、消費者団体、法曹界、学会などから、抗議・反対声明や閣議決定撤回要求声

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懸念は「コロナ」から「戦争」へ 2023年の年賀状にみる市民意識

著者: 岩垂 弘

 今年も友人、知人から、たくさんの年賀状をもらった。それらの一枚一枚を手にして強く印象に残ったのは、市民の間で「戦争」に対する懸念や危機感が深まりつつあることだ。  私はこれまで毎年、多くの友人、知人と年賀状の交換をして

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「安保3文書」閣議決定への抗議声明なお続く 法曹界、学会、消費者団体からも

著者: 岩垂 弘

 12月21日付の本ブログで、岸田政権が同16日に「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」など安保関連3文書を閣議決定したことに抗議・反対声明や閣議決定撤回要求声明が相次いでいることを紹介したが、そうした動

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「安保3文書」の閣議決定への抗議声明相次ぐ 市民団体、平和団体、労働団体などから

著者: 岩垂 弘

 岸田政権は12月16日、「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」など安保関連3文書を閣議決定したが、これに対する抗議・反対声明や閣議決定撤回要求声明が16日以降、相次いでいる。共通しているのは、3文書に明

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G7広島サミットに対抗する市民のつどいを開こう 広島の市民団体がキックオフ集会へ

著者: 岩垂 弘

 G7広島サミットが2023年5月19日(金)~21日(日)、広島市内で開催されるが、広島の市民団体が、同サミットに対抗する「G7広島サミットを問う市民のつどい」をこの時期に開こうと準備を進めており、まず手始めに12月1

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軍事力拡大ではなく外交力で対立の解決を 世界平和七人委がアピール

著者: 岩垂 弘

  世界平和アピール七人委員会は12月9日、「軍事力拡大でなく外交力こそ真の安全保障である――防衛政策の根本的転換は認められない――」と題するアピールを発表した。  アピールは、岸田首相が推進している防衛費の大幅増と敵基

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歴史的暴挙を阻止しよう 市民連合が敵基地攻撃能力保有に反対声明

著者: 岩垂 弘

 自民、公明両党が12月2日、敵のミサイル発射拠点などをたたく敵基地攻撃能力の保有を認めることで合意したことに対し、安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合(市民連合)が5日、「敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有は認

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大賞に西日本新聞と山梨日日新聞の2社 2022年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞

著者: 岩垂 弘

 反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員=ジャーナリストの鎌田慧、田畑光永、明治大名誉教授の中川雄一郎の

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語り継ぎたい「小繋事件」 東北の農民による100年余にわたる入会権闘争

著者: 岩垂 弘

10月16日付の「しんぶん赤旗」に載った小さな記事に引き寄せられた。「小繋事件 後世に残そう」「岩手 一戸町に100周年記念碑」という2本見出し、2段扱いの記事だった。岩手県一戸(いちのへ)町に、小繋事件(こつなぎじけん

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核保有国は核兵器先制不使用を約束せよ 世界平和七人委が緊急アピール

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は10月11日、「核兵器先制不使用をすべての核兵器保有国が直ちに約束するよう求める」と題する緊急アピールを発表した。  アピールは「現在世界は、荒廃と相互対立の激化から人類の絶滅に向かう危険性

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労働者協同組合法が施行へ 制定運動開始から40年余にして実現

著者: 岩垂 弘

 労働者協同組合法が10月1日から施行される。労働者自身が出資、経営参加し、働く事業体を協同組合の一形態として認めようという法律だ。日本の歴史に初めて登場する新しい労働形態、新しい協同組合の形態で、まさに日本社会にとって

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強かった「安倍国葬反対」の声 国会前に1万5000人がつめかける

著者: 岩垂 弘

 選挙演説中に銃撃されて死亡した安倍晋三元首相の国葬が9月27日、東京・九段の日本武道館で行われたが、全国各地で、この国葬に反対する集会・デモが繰り広げられた。東京でも、いくつかの集会・デモがあったが、国会正門前の抗議行

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さながら安倍元首相国葬糾弾集会に さようなら戦争 さようなら原発9・19大集会か

著者: 岩垂 弘

 「さようなら戦争 さようなら原発9・19大集会」が、9月19日(月・休)午後1時30分から、東京の代々木公園で開かれた。「反戦」「反改憲」「反戦争法」「脱原発」など盛沢山のスローガンを掲げた集会だったが、8日後には安倍

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川柳にみる「国葬反対」 「世直し川柳かわら版」から

著者: 岩垂 弘

 集会へ取材に行くと、会場入り口付近でチラシや新聞・機関紙などをたくさん手渡される。さまざまな団体が、自分たちの主張や方針を集会参加者に伝えようと、自分たちで作成したチラシ等を配布しているからだ。  8月31日夕方に国会

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安倍元首相の「国葬」反対、さらに広がる 集会・デモに加え署名運動も

著者: 岩垂 弘

 参院選遊説中に銃撃され、死亡した安倍晋三元首相の国葬が9月27日に東京・九段の日本武道館で行われるが、これに反対する動きが日増しに強まっていることを8月22日付の本ブログで報告したが、そうした動きは、その後さらに広がり

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「食費の節約」が激増 日本生協連が諸物価値上がりの影響を調査

著者: 岩垂 弘

 まるで目を回してしまいそうな諸物価の値上がりである。これが市民の日常生活にどのような影響を与えているだろうか。そんな狙いから、日本生活協同組合連合会(日本生協連)が組合員を対象に「節約・値上げについてのアンケート調査」

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安倍元首相の「国葬」反対広がる 「民主主義の破壊者に国葬はそぐわない」の声 

著者: 岩垂 弘

 7月8日に奈良市内で選挙演説中に銃撃され、死亡した安倍晋三元首相の国葬が9月27日に東京・九段の日本武道館で行われるが、これに反対する動きが日増しに強まっている。反対の理由に挙げられているのは「安倍元首相には国葬に値す

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今こそかみしめたい。「日本は77年間、戦争をしなかった」と 終戦記念日に思う 

著者: 岩垂 弘

 きょう8月15日(月)は「終戦記念日」。1945年8月15日に日本が「ポツダム宣言」を受け入れて連合国に無条件降伏し、太平洋戦争が終結しことから、8月15日がそう呼ばれることになったわけだが、終戦当時、私は10歳、国民

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G7広島サミットを批判する市民集会を開こう 広島で市民による準備会が発足

著者: 岩垂 弘

 G7広島サミットが2023年5月19日(金)~21日(日)、広島市内で開催されるが、広島の市民団体が、同サミットを徹底的に批判する市民集会を開こうと準備を進めている。  G7サミットとは、首相官邸のHPによれば、自由、

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広島市・平和団体と首相の間の深い溝明らかに 「8・6広島」 核禁条約を巡って

著者: 岩垂 弘

 広島は8月6日、「被爆77年」を迎えた。核戦争が勃発するのではないかという危機感が世界に広がる中、広島市で、この日を中心に、市当局や平和団体よってさまざまな催しが行われたが、それらを通じて鮮明になったのは、広島市や平和

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旧統一教会に寄生する政治家の即退場を求める 安倍元首相銃撃死亡事件で世界平和七人委がアピール

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は8月3日、「搾取・収奪常習を問われる集団に寄生する政治家の即退場を求める」と題するアピールを発表した。   アピールはまず、7月に生じた、安倍晋三元首相が旧統一教会に恨みをもつ暴漢に銃撃され

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岸田内閣に取り組んでほしい課題の最下位は「憲法改正」 読売新聞の世論調査にみる民意

著者: 岩垂 弘

 「改憲4党」の圧勝を受けて7月11日に行われた岸田首相(自民党総裁)の記者会見で、首相は「憲法改正は自民党結党以来の党是であり、参院選でも憲法改正の早期実現を公約に掲げた。自衛隊の明記、緊急事態対応、参院の合区解消、教

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改憲4党圧勝でも望み無きにしもあらず 護憲派にまだチャンスはある

著者: 岩垂 弘

 「改憲4党」の圧勝だった。7月10日に行われた参院選挙。この結果、自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の改憲4党は衆参両院で3分の2以上の議席を占めることになり、衆参両院で憲法改正を発議し、これを国民投票にかけるこ

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軍事力増強とは異なる道を歩もう 世界平和七人委が緊急アピール

著者: 岩垂 弘

 世界平和アピール七人委員会は6月24日、「平和国家として歩む――軍事力増強とは異なる道を――」と題する緊急アピールを発表した。  22日に公示された参院選で、物価高騰や円安対応と並んで、日本の防衛力増強や改憲が争点とな

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それぞれが可能な限りのスタイルで平和のための活動を 「声なき声の会」が3年ぶりに6・15集会

著者: 岩垂 弘

 6月15日(水)夕、参議院議員会館地下1階の会議室で、参加者約30人のささやかな集会があった。反戦市民グループの「声なき声の会」主催の「6・15集会」。62年前の日米安保条約改定阻止運動(60年安保闘争)の中で亡くなっ

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39年ぶりに“出会った”英国グリーナムコモンの女性たち 米国の核ミサイル配備に抵抗して19年

著者: 岩垂 弘

 6月3日の夜11時過ぎ、テレビのスイッチを入れたら、NHK・Eテレの画面で、高齢で大柄な外国人女性がしゃべっていた。画面の下の方に目をやると、小さく「レベッカ・ジョンソン」の文字。私は仰天してしまった。「39年前に、英

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政治の圧力と介入から教科書を守れ 映画『教育と愛国』に拍手を送る

著者: 岩垂 弘 

 力作である。『教育と愛国』と題するドキュメンタリー映画だ。107分。製作委員会製作。監督は斉加尚代(さいか・ひさよ)さん。毎日放送のディレクターである。ぜひ観賞をお勧めしたい。  この映画の基になっているのは、毎日放送

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本土復帰50年を迎える沖縄  県民の悲願はいまだ成就せず

著者: 岩垂 弘

 沖縄は5月15日、本土復帰50年を迎える。本来なら、全島あげて祝賀行事を行う記念すべき慶事だが、現地沖縄にはそんな雰囲気はない。なぜなら、復帰に際し沖縄県民が望んでいたことが、半世紀を経てもいまだに実現していないからだ

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「ロシア軍は即時撤退を」「憲法改悪絶対反対」の声相次ぐ  東京で3年ぶりの憲法大集会 

著者: 岩垂 弘

 「ロシア軍はウクライナから即時撤退を」「憲法改悪絶対反対」。憲法記念日の5月3日(祝日)午後、東京湾に臨む東京・有明防災公園で開かれた「改憲発議許さない!守ろう平和といのちとくらし2022憲法大集会」は、ウクライナ戦争

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