世界平和アピール七人委員会は5月2日、「今こそ核戦争回避に向けて結束した行動を」と題する緊急アピールを発表した。 七人委はロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始した直後の2月28日に「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻
本文を読む岩垂 弘の執筆一覧
今こそ「ノーモア・ウォー ノーモア・原発」を 東京で「さようなら原発首都圏集会」
著者: 岩垂 弘「デモ行進では、ノーモア・ウォー、ノーモア・原発と叫びましょう」。集会の司会者がそう閉会あいさつをすると、会場から拍手が巻き起こった。4月16日(土)に東京都江東区の亀戸中央公園で開かれた「福島原発事故から11年 さよ
本文を読む「ウクライナに平和を!原発に手を出すな!」 東京で、さようなら原発緊急集会
著者: 岩垂 弘「ウクライナに平和を」「原発に手を出すな」。2500人を超える人々のコールが、花冷えの会場に響き渡った。快晴の下、東京・代々木公園で3月21日(月・祝日)に開かれた「ウクライナに平和を!原発に手を出すな!3・21市民ア
本文を読むウクライナに軍事侵攻したロシアへの抗議の声高まる 広範な諸団体が声明や談話を発表
著者: 岩垂 弘ウクライナに軍事侵攻したロシアに対する抗議の声は世界的な規模に広がりつつあるが、日本でも日ごとにそうした声が広がり、高まりつつある。そうした動きを端的に示しているのが全国各地で始まった集会やデモ行進で、それらは新聞・テ
本文を読む砕かれた石原慎太郎氏の野望 改憲・日本核武装は成らず
著者: 岩垂 弘作家で政治家だった石原慎太郎氏の死去から間もなく3週間を迎えるが、新聞、テレビ、週刊誌などのマスメディアでは、同氏を追悼する報道が続いている。その内容は、総じて同氏の生き方や業績を讃えるものが多いが、私はとてもそんな気
本文を読む87.9%が「節約を意識」 日本生協連がコロナ禍の買い物行動調査
著者: 岩垂 弘終息がなかなか見えてこないコロナ禍に、うち続く生活必需品の値上がり。厳しさを増す日常生活の中で市民は何を考え、買い物ではどう行動しているのだろうか。生活協同組合の全国組織である日本生活協同組合連合会(日本生協連)が組合
本文を読む横井庄一さんは旧陸軍の戦陣訓に縛られていた 帰国から50年、改めて問題の本質を考える
著者: 岩垂 弘1月24日付の朝日新聞夕刊に目をやった途端、思わず「あれから50年か」とつぶやいてしまった。社会面のトップに「不屈の心 横井さんのように」「元日本兵『発見』50年」という見出しの記事が掲載されていたからだが、なぜ私がこの
本文を読むここまで来たかジャーナリズム界の劣化 読売・大阪府包括連携協定とNHK報道
著者: 岩垂 弘ジャーナリズム界の劣化も極まれり――暮れから新年にかけて、我が目をうたがうようなニュースがあった。読売新聞大阪本社と大阪府が結んだ包括連携協定と、NHKがBS1で放送したドキュメンタリーに事実と異なる内容があったという
本文を読む今こそ「護憲・軍縮・共生」に向けて力を合わせよう ー 2022年の年頭にあたって ー
著者: 岩垂 弘私たち、マスメディアの動向に関心を持つ者有志がブログ「リベラル21」を立ち上げたのは2007年3月でした。それ以来、今年で15回目の新年を迎えることができました。硬派のブログがこんなにも長く、それも1日も休まず(ただし
本文を読む日本政府は核兵器廃絶に踏み出せ 新年を前に世界平和七人委がアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は12月27日、「2022年を日本政府が核兵器廃絶に踏み出す年に!」と題するアピールを発表した。 年が明けるとすぐに核兵器不拡散条約(NPT)の第10回運用検討会議が、3月には核兵器禁止条約
本文を読む三度「世界記憶遺産」への登録を目指す 原爆文学の保全を願う広島の市民団体
著者: 岩垂 弘広島の市民団体「広島文学資料保全の会」(土屋時子代表)と広島市は、被爆作家3人の日記や手帳などを、「広島の被爆作家による原爆文学資料」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録するよう
本文を読む改憲阻止へゼネストの準備も 危機感強める護憲団体
著者: 岩垂 弘衆院憲法審査会が12月16日、自由討議を行った。10月末の衆院選後、国会の憲法審査会が実質的な討議をしたのは初めてだか、自民党、日本維新の会、国民民主党の3党はこれを機に憲法審査会での審議を急ぎ、審査会として改憲案を採
本文を読む護憲団体が新たな署名運動を開始 総選挙後の改憲機運の高まりに抗して
著者: 岩垂 弘護憲団体が結集する「9条改憲NO!全国市民アクション」と「戦争させない・9条壊すな!総かがり行動実行委員会」が、11月24日から、新しい署名運動を始めた。新署名のタイトルは「憲法改悪を許さない全国署名」で、署名の宛先は
本文を読む大賞に日韓問題を論じた「歴史認識 日韓の溝」 2021年度の平和・協同ジャーナリスト基金賞
著者: 岩垂 弘反核・平和、協同・連帯、人権擁護等を推進するための報道に寄与したジャーナリストらを顕彰する活動を続けている平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF。代表委員、ジャーナリストの田畑光永・鎌田慧の両氏ら)は12月2日 、202
本文を読む核禁条約締結国会議への「オブ参加」に衆院議員の過半数が賛成 市民団体の調査に回答
著者: 岩垂 弘核兵器を全面的に禁止する「核兵器禁止条約」が今年1月に発効し、その第1回締結国会議が来年3月にオーストリアのウイーンで開かれるが、10月31日の総選挙で当選した議員の過半数が「日本政府はこの会議にオブザーバー参加すべき
本文を読むどうする被爆国日本 核兵器禁止条約に後ろ向き
著者: 岩垂 弘核兵器を全面的に禁止した「核兵器禁止条約」が今年1月に発効したが、その第1回締結国会議が来年3月にオーストリアのウイーンで開かれる。条約の運用について検討する会議で、世界の核軍縮史上画期的な国際会議として注目されているが
本文を読む原爆文学を今度こそ「世界記憶遺産」に 広島の文学保全団体と広島市が共同申請
著者: 岩垂 弘広島文学資料保全の会(土屋時子代表)と広島市は10月15日、原爆詩人・峠三吉(1917~53年)ら被爆作家3人の日記や手帳などを、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)に登録するよう文部科学省
本文を読む元毎日新聞記者・瀬下恵介さんを偲ぶ 多くのマスコミ人を育てる
著者: 岩垂 弘10月2日の夜のことだ。テレビのチャンネルをひねっていたら、画面に俳優の倍賞千恵子さんが登場していた。「豪華!寅さん祭りスペシャル[山田洋次監督厳選!感動名場面]」という番組だったが、そこで語り出した彼女を見た瞬間、私
本文を読む首相は民主主義の危機に正面から応え、国民は投票を通じて意思表示を 世界平和七人委が総選挙を前にアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は10月18日、「『民主主義の危機』を克服するために」と題するアピールを発表した。 アピールは、岸田文雄首相が9月29日の自民党総裁選挙で勝利が決まった直後の記者会見で、「今まさにわが国の民
本文を読む「歴史の墓堀人」色川大吉さん逝く 民衆史という研究分野を確立した歴史家
著者: 岩垂 弘歴史家であり社会運動家でもあった色川大吉さんが9月7日、山梨県・八ヶ岳山麓の自宅で亡くなった。96歳だった。学問と社会運動という二つの分野で多彩な足跡を残した色川さんだが、日本社会への最大の貢献は、歴史研究の面で「民衆
本文を読む菅首相、辞任へ 民衆に嫌われた権力政治
著者: 岩垂 弘「民信なくば立たず」。そのニュースを聴いた時、言い古されたフレーズだが、私の脳裏をよぎったのは、この語句だった。そのニュースとは、9月3日正午直前に流れた、菅義偉首相(自民党総裁)が自民党総裁選に出馬しないと言明したと
本文を読む国民こぞって熱狂した大会と国民的祝福から遠かった大会 2つの東京オリンピックを“経験”して
著者: 岩垂 弘2つの東京オリンピックを“経験”した。最初は今から57年前の1964年の東京大会、2度目は今回の東京大会2020である。前者では新聞記者として大会を取材したが、後者は大会が「無観客」で行われたから専らテレビ観戦だった。
本文を読む政府は人命尊重のコロナ政策に転換せよ 世界平和七人委がアピール
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は8月28日、「人命尊重のコロナ政策最優先への根本的転換を」と題するアピールを発表した。 アピールは「七月以来の感染拡大第五波において、発症者で入院を必要とする多くの人たちが、入院できず自宅療
本文を読む行動する文学者・西田勝さん逝く 社会文学研究や非核自治体運動を主導
著者: 岩垂 弘文芸評論家・平和運動家の西田勝さんが7月31日、すい臓がんで亡くなった。92歳だった。西田さんは、文学研究や反核平和運動に大きな業績を残したが、これらの活動を一言でいえば、いずれも、スケールの大きい視点に裏付けられた、
本文を読む「日本政府は核禁条約に参加せよ」の大合唱 被爆76年の「8・6広島」
著者: 岩垂 弘広島は8月6日、「被爆76年」を迎えた。新型コロナウイルス感染症が全国的に拡大する中、広島市では、この日を中心に、市当局や平和団体よってさまざまな記念の催しが行われたが、各団体の催しがこぞって表明したのは「日本政府は核
本文を読む被爆76周年を迎える広島・長崎 ー コロナ禍で今夏も催しは規模縮小かオンライン
著者: 岩垂 弘今年も「広島原爆の日」(8月6日)、「長崎原爆の日」(8月9日)が近づいた。今年は広島、長崎 両市とも被爆から76年にあたり、両市をはじめ平和団体や市民団体が恒例の催しを計画しているが、新型コロナウイルスの感染拡大が止ま
本文を読むやはり東京オリ・パラは中止すべきだ 理念も国民の支持も失い、コロナ感染再拡大の懸念も
著者: 岩垂 弘あと2週間余に迫った2020東京オリンピック・バラリンピツクはやはり中止すべきだと思う。なぜなら、どう考えても、内外の多くの人に祝福され、円滑に運営され、なおかつ開催国にレガシー(遺産)をもたらすような大会になるとはと
本文を読む「金曜官邸前抗議」が再スタート 市民が原発再稼働反対を叫ぶ
著者: 岩垂 弘「原発いらない」「再稼働を許すな」。6月18日(金)夜、東京・霞ヶ関の首相官邸前で、久しぶりに反原発のコールがこだました。これまで9年間にわたって毎週金曜日に首相官邸前で行われてきた首都圏反原発連合(反原連)による「原
本文を読む「金曜官邸前抗議」が再始動へ ただし毎月第3金曜日、反原発運動関係者が呼びかけ
著者: 岩垂 弘「フクシマは終わっていない 放射能汚染水を海へ流すな!」「東海第二原発の再稼働反対!」を掲げた「原発いらない金曜行動」が、6月18日(金)から東京・霞ヶ関の首相官邸前で始まる。これまで9年間にわたって毎週金曜日に首相官
本文を読む出入国管理政策の抜本的改革を求める 世界平和アピール七人委が訴え
著者: 岩垂 弘世界平和アピール七人委員会は6月8日、「人権尊重を!出入国管理政策の抜本的改革を求める」と題するアピールを発表した。スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさんが本年3月に名古屋出入国在留管理局の収容先で亡くなったが、
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