本間宗究の執筆一覧

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(237)

著者: 本間宗究(本間裕)

法と法律 最近、痛切に感じることは、「法」と「法律」との「違い」であり、実際には、この点に関する誤解が、現代社会の「歪み」を生んでいるものと考えている。つまり、本来の「法」は、「仏法」や「法雨」などの言葉からも明らかなよ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(236)

著者: 本間宗究(本間裕)

デリバティブと中央銀行 現在、世界の関心は、「米中の貿易戦争」などがもたらす「実体経済の悪化」、そして、「デフレ」に向かっているようだが、この時の注目点は、やはり、「国債バブルの動向」とも言えるようである。つまり、現在、

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(235)

著者: 本間宗究(本間裕)

20年間の空白期 現在、きわめて不思議な感覚を味わっているが、具体的には、「日本」のみならず、「世界」で「国債バブル」が発生している状況のことである。つまり、私自身は、「1999年」に、今回のような「国債バブルの発生と崩

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(234)

著者: 本間宗究(本間裕)

2019年のバブル 西暦末尾に「9」の付く年には、「バブル」が発生しやすくなるものと考えている。具体的には、「1979年の金(ゴールド)バブル」、「1989年の日本株と土地のバブル」、そして、「1999年のITバブル」と

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(233)

著者: 本間宗究(本間裕)

爆燃現象と煙突効果 「京都アニメの放火事件」には大変驚かされたが、その理由としては、「一人の人間」の間違った行為が、これほどまでの惨劇に繋がった状況が指摘できるようだが、私自身としては、「トランプ大統領」のような「権力を

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(232)

著者: 本間宗究(本間裕)

人類最大のトレードオフ 6月30日に行われた「BISの年次総会」は、内容的に、きわめて貧困な状況だったが、一方で、「これから、どのような変化が発生するのか?」を考えた時には、実に大きな意味が存在したようにも感じている。つ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(231)

著者: 本間宗究(本間裕)

座して死を待つBIS!? 6月30日に「BIS(国際決済銀行)の年次総会」が開催されたが、この時に議論された内容は、私自身も驚くほどに悲観的なものだった。つまり、「金融政策で打つ手が無くなった」、そのために、「財政政策」

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(230)

著者: 本間宗究(本間裕)

我思う、ゆえに我あり 1999年から始まった「日本の実質的なゼロ金利政策」は、現在、21年目を迎えているが、この原因については、400年ほど前に誕生した「二つの思想」にまで行きつくものと考えている。具体的には、「時は金な

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(229)

著者: 本間宗究(本間裕)

デリバティブへの感謝 私自身の人生は、「デリバティブ(金融派生商品)」とともにあったものと感じているが、実際に、「1980年代初頭」から「現在」まで、「40年近くも、この問題に悩まされ続けてきた」という状況だったからであ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(228)

著者: 本間宗究(本間裕)

明治維新後の日本人 哲学者の「梅原猛氏」によると、「明治維新後の日本人」は、「廃仏毀釈」などにより「仏教」を切り捨てるとともに、「国家神道」などの簡素な思想のもとに、「西洋の列強に追いつくこと」が主要な目的になったと言わ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(227)

著者: 本間宗究(本間裕)

MMTの意味すること 現在、「MMT(現代貨幣理論)」に関する議論が活発に行われているが、内容としては、「財政赤字」と「インフレ(通貨価値の下落)」の関係性において、「財政赤字を膨らませてもインフレは発生しない」というも

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(226)

著者: 本間宗究(本間裕)

人類最古の哲学問題 最近、気付かされたことは、「社会科学」が、「経済学」や「マネー理論」だけではなく、「哲学」を意味している事実だったが、実際には、「自分とは、いったい、何者なのか?」が、「西洋哲学」や「仏教」などが、最

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(225)

著者: 本間宗究(本間裕)

一神教と多神教 西暦392年、西ローマ帝国は、それまでの多神教から、「キリスト教」という一神教を選択したと言われているが、今から40年ほど前に、この事実を知った私自身は、それ以来、「多神教と一神教の違い」を、心の奥底で考

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(224)

著者: 本間宗究(本間裕)

心の仮説 今回、「ブラックホール」が発見されたが、このことは、ご存知のとおりに、「100年ほど前に、アインシュタインが理論的に解明したもの」と言われている。つまり、理論的な「仮説」は出来上がっていたものの、「実証」や「検

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(223)

著者: 本間宗究(本間裕)

ストレス発生のメカニズム 私自身の「心に関する仮説」を使うと「ストレスが、どのようにして発生するのか?」が説明可能なようだが、実際には、「心が対象物に執着した時に、ストレスが発生する可能性」である。つまり、健全な「心」は

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(222)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融商品の特性 1999年から、筑波大学名誉教授の「降旗節雄先生」が主宰する「ポスト資本主義研究会」に参加し、研究を重ねてきたが、先生が亡くなられるまでの10年間、最も大きな問題の一つとなったのが、「金融商品を、どのよう

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(221)

著者: 本間宗究(本間裕)

LINEの価値が300万円 先日、日経新聞に、「LINEの価値が300万円」という記事が出ていた。つまり、「いくら貰えたら、LINEを一年間やめますか?」という「仮定の問題」に対する答えが「300万円」であり、このことは

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(220)

著者: 本間宗究(本間裕)

1970年代のスタグフレーション 先日、92歳になられた「グリーンスパン氏」のコメントが、ブルムバーグ紙に掲載されていたが、具体的には、「膨張を続ける国家債務に憂慮しているものの、1970年代のスタグフレーションから判断

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(219)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融界のパイピング現象 現在では、すでに「金融界のパイピング現象」が発生し始めたものと思われるが、「パイピング現象」とは、「ダム」や「堤防」などの決壊時に起こる、いわゆる「蟻の一穴」と呼ばれる状況のことである。つまり、「

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(218)

著者: 本間宗究(本間裕)

心の役割 「心」については、「生命の誕生」、すなわち、「魂」が「肉体」に入った時に生まれ、その後、「肉体を動かす役割」を持っているものと考えている。つまり、「鉄人28号」を動かす「リモコン」のような役割のことだが、この時

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(217)

著者: 本間宗究(本間裕)

光と色 約2500年前に「仏教」が誕生し、「色」という概念が紹介されたが、このことは、約2000年前に誕生した「キリスト教」が教える「光」と同様の意味を持っているものと考えている。つまり、どちらも、「現実の世界」、そして

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(216)

著者: 本間宗究(本間裕)

本当の財産 現在は、「お金が神様となった時代」であり、また、「誰も、お金の価値が無くなることなどは考えていない状況」とも思われるが、このことを象徴するのが、いわゆる「キャッシュレス社会の到来」とも言えるようだ。つまり、世

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(215)

著者: 本間宗究(本間裕)

人類の発展史 現在のような「混迷の時代」においては、過去数千年間の「人類の発展史」を考えることが重要なポイントの一つだと考えている。つまり、「人類は絶えざる創造と進化の過程にある」という理解のことだが、基本的には、「約6

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(214)

著者: 本間宗究(本間裕)

面白きこともなき世を・・・ 「高杉晋作の辞世句」は「面白きこともなき世を面白くすみなすものは心なりけり」というものであり、私自身も、今までは、この内容に賛同していた。具体的には、「世の中は、辛く苦しいことだらけであり、地

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(213)

著者: 本間宗究(本間裕)

ゴーン・ショックが意味するもの 今回の「ゴーン・ショック」には、たいへん驚かされたが、同時に、ある種の「閃き」を得られたようにも感じた。具体的には、「時代の終焉を告げる除夜の鐘のようなものだったのではないか?」ということ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(212)

著者: 本間宗究(本間裕)

時代の閉そく感が意味するもの 今年、つくづく感じさせられたことは、「時代の転換点」が差し迫っている可能性だったが、この理由としては、「時代の閉そく感」などが指摘できるものと感じている。具体的には、「トランプ大統領」による

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(211)

著者: 本間宗究(本間裕)

サイバー・フィジカル・システム 最近、使われ始めた言葉に「サイバー・フィジカル・システム」があるそうだが、このことは、「サイバー空間」で得られた「ビッグデータ」を、「フィジカル」という「現実世界」において、「どのようにし

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(210)

著者: 本間宗究(本間裕)

グローバリズムの終焉 トランプ大統領の言動からも明らかなように、現在では、すでに、グローバリズムが終焉した状況とも言えるようだが、この点に関して、正しい結論を出すためには、やはり、「グローバリズムの正体」を理解する必要性

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