本間宗究の執筆一覧

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(267)

著者: 本間宗究(本間裕)

京から富岳へ 2011年に「世界一のスパコン」となった「京」に続き、2020年には「富岳」が同様の座を占めることとなったが、この点に関しては、たいへん深い感慨を覚えている。つまり、「京」が世界一となった時には、「約8京円

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(266)

著者: 本間宗究(本間裕)

未来予測の方法論 金融界に従事して、今年で44年目に入ったが、この間、一貫して追い求めてきたものは、「未来予測の方法論」だったようにも感じている。具体的には、「温故知新」という言葉のとおりに、「過去の歴史を研究し、未来の

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(265)

著者: 本間宗究(本間裕)

資本主義と共産主義 「1991年の12月」に、「共産主義」や「社会主義」の代表国家とも言える「ソ連」が崩壊したが、その後の展開としては、「中国」や「ロシア」などが、実質的な「資本主義国家」へ変貌したという状況でもあった。

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(264)

著者: 本間宗究(本間裕)

独ワイヤーカードの不正会計問題 ドイツにおける「ワイヤーカード社の破綻」は、今後、大きな波紋を広げるものと思われるが、この点に関して理解すべき事実は、やはり、「デジタル通貨のバブル」であり、また、その裏側に存在する「デリ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(263)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融の戦国時代 「麒麟が来る」という大河ドラマを見るたびに、「400年サイクル」が脳裏に浮かんでくるが、具体的には、「応仁の乱(1467年-1477年)」が「明治維新(1868年)から西南戦争(1877年)」に相当し、ま

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(262)

著者: 本間宗究(本間裕)

巨人の肩にのる小人 「万有引力」を発見し、「近代科学技術」が発展するキッカケを作った「ニュートン」は、「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それは巨人の肩の上に乗っていたからである」という「有名な言葉」を残したが、具体的に

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(261)

著者: 本間宗究(本間裕)

ペントアップ需要とボトルネックインフレ 今回の「コロナ・ショック」は、世界中の人々の意識と行動を、ほぼ瞬間的に変化させたものと考えているが、今後は、この点を詳しく検証することにより、「デフレからインフレへのメカニズム」が

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(260)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融面での免疫暴走 今回の「コロナ・ショック」は、これから想定される「世界的な大インフレ」に関して、予行演習の役割を果たしたものと思われるが、「昨年末の時点」では、「無明(むみょう)」という言葉のとおりに、「100%問題

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(259)

著者: 本間宗究(本間裕)

最後の古代オリンピック 現在では、「東京オリンピックが忘れられつつある状況」となっているようだが、この点に関して参考になるのが、「最後の古代オリンピック」だと考えている。つまり、「紀元前776年」から始まったといわれる「

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(258)

著者: 本間宗究(本間裕)

原油のマイナス価格 4月21日に発生した「原油のマイナス価格」には、たいへん驚かされたが、この原因としては、結局のところ、「世界的な本末転倒状態」が指摘できるものと考えている。つまり、「実体経済」と「マネー経済」、あるい

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(257)

著者: 本間宗究(本間裕)

お金の役割 古典的な貨幣論では、「お金の役割」として、「価値の尺度」、「交換手段」、そして、「価値貯蔵手段」の三点が指摘されているが、現在では、すでに、「交換手段」の面において、「マネーの機能不全」が始まっているものと考

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(256)

著者: 本間宗究(本間裕)

ハイパーインフレ的な大恐慌 海外では、最近、「ハイパーインフレ的な大恐慌」という、意味不明の言葉が散見される状況となっているが、このことは、「今後、ハイパーインフレと大恐慌が同時に発生する」という理解のことである。そして

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(255)

著者: 本間宗究(本間裕)

無常と苦と無我 仏教の基本は、「無常」と「苦」と「無我」を理解することでもあるようだが、実際には、「無常」、すなわち、「世の中は、常に変化する」という事実を、どのように受け止めるかが、重要なポイントとだと考えている。つま

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(254)

著者: 本間宗究(本間裕)

相場から学んだこと 今年で、金融界に従事して「44年目」になるが、現在、最も思い出されることは、やはり、「実践の相場」から「数多くの学び」が得られたことだった。具体的には、「相場は常に正しい」ということであり、このことは

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(253)

著者: 本間宗究(本間裕)

経済理論の次元的な上昇 「市井の経済学者」といわれる「高橋亀吉氏」は、戦後、公職追放令に遭遇し、糊口をしのぐために、株式評論家として、一時、生活を送ったそうである。そして、この時に出会ったのが、立花証券の創業者である「石

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(252)

著者: 本間宗究(本間裕)

日銀保有国債の大量償還 現在、「日銀が保有する国債の大量償還」が危惧されているが、この点に関する問題は、「本当の危機」が理解されていないことであり、私自身としては、「二つの危機」を憂慮している。つまり、最初が、「国債の償

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(251)

著者: 本間宗究(本間裕)

迷走するFRBの資産政策 現在、「FRBの資産政策」に対して、世界の注目が集まっているが、この点に関して最も重要な態度は、「決して、三次元の経済学を信用しないこと」であり、実際には、「現在の状況だけの議論」を避けることで

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(250)

著者: 本間宗究(本間裕)

顕教と密教 「老子」に「知る者は言わず、言うものは知らず」という言葉があるが、私自身としては、「長年、この言葉の理解に苦しんできた」という状況でもあった。つまり、「真理を知ること」と「真理を語ること」の間には、「それほど

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(249)

著者: 本間宗究(本間裕)

ROE神話の暴走 現在、「ROE神話の暴走」が危惧されているが、私自身としては、以前から、「当期純利益÷株主資本」という計算式で算出される「ROE(株主資本利益率)」に対して、大きな疑問を抱いていた。つまり、「株式の価値

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(248)

著者: 本間宗究(本間裕)

銀の現物に殺到し始めた日本の個人投資家 昨年末に驚かされたことは、「日本の個人投資家」が「銀(シルバー)の延べ棒」を買い始めたことにより、店頭から現物が消えたことだった。つまり、注文が殺到し、短時間で売り切れの状態になる

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(247)

著者: 本間宗究(本間裕)

世界に拡大中の反政府デモ 現在、世界各地で「反政府デモ」が発生しているようだが、この原因としては、基本的に、「リーマン・ショック以降に発生した、世界的な資金の奪い合い」が指摘できるものと考えている。具体的には、「マネー経

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(246)

著者: 本間宗究(本間裕)

富の源泉 最近、最も驚かされたことの一つに、「富の源泉」に関する意見があったが、具体的には、「富の源泉が、モノから知識やデータに移行し、分配の法則も変わった」という認識のことである。そして、このことは、典型的な「富のバブ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(245)

著者: 本間宗究(本間裕)

サステナビリティとティッピングポイント 現在、人類は、二種類の「サステナビリティ(持続可能性)」と「ティッピングポイント(臨界点)」に遭遇しているようだが、一つ目は、「国連」で「16才のグレタさん」が演説した「地球環境の

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(244)

著者: 本間宗究(本間裕)

ユング心理学の「自我」と「自己」 心理学者の「ユング(西暦1875年-1961年)」は、東洋の「曼荼羅」に、大きな刺激を受けて、その後、独自の理論を創り出したと言われている。そのために、「心の研究」に邁進する私自身も、「

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(243)

著者: 本間宗究(本間裕)

「ドラえもん」と「のび太」の関係性 「自然科学」と「社会科学」の関係性を理解する時に、漫画の「ドラえもん」が参考になるものと考えている。具体的には、「ドラえもんの四次元ポケット」から出てくる「タケコプター」や「翻訳こんに

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(242)

著者: 本間宗究(本間裕)

FRBの短期債購入計画 10月12日の「日経新聞」で「FRBが、今後、毎月6.5兆円もの短期債を購入する」という記事が掲載されたが、この点については、きわめて要注意の状況だと感じている。つまり、私自身は、「9月17日」に

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(241)

著者: 本間宗究(本間裕)

失敗の本質 「明治維新以降の日本人」については、基本的に、「明治維新から第二次世界大戦の敗戦までの期間」と、「戦後から現在までの期間」に大別されるものと考えている。そして、どちらの場合にも、「前半」と「後半」に分かれる状

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(240)

著者: 本間宗究(本間裕)

科学技術が発展した理由 20世紀最大の歴史学者と言われる「トインビー」によると、「当時、それほど大した文明ではない」と理解されていた「ヨーロッパ文明」が、「突如として、科学技術文明を生み出し、世界を支配した」という状況で

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(239)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国の誤解と香港の騒動 「香港を巡る騒動」には、たいへん根深い要因が存在するようだが、私自身は、「歴史認識に関する中国の誤解」が、大きな意味を持っているものと考えている。つまり、「2049年に、中国が世界の覇権国家になる

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(238)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融界のブラックホールに隠された三つのバブル 私自身の「未解決の問題」として「2000年に、何故、国債バブルではなく、ITバブルが破裂したのか?」が存在した。つまり、「10年毎に、一次産品、株式と土地、そして、金利という

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