澤藤統一郎の執筆一覧

「僕の方が強いぞ」っていうと「僕の方がもっと強い」っていう。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月3日)  花冷えである。しかも本格的な雨。せっかく咲いた花が、かじかんで震えている。気持ちも晴れない。ウクライナの停戦が実現しそうで実は困難なことが見えてきて胸がふたぐ。ロシア侵略軍の蛮行によるウクライナ

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「憲法が君たちを守る。君たちが憲法を守る」- 憲法擁護と憲法遵守と。

著者: 澤藤統一郎  

(2022年4月2日)  メールやメーリングリストの普及によって、仲間同士の情報や意見交換は実に便利になった。さらに、最近はズームやチームのオンラインの活用。電話とファクスの時代に長く過ごした身には、今昔の感に堪えない。

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9年間毎日ブログを書き続けてきたことを記念し、今夜はサイダーで乾杯。

著者: 澤藤統一郎

(2022年4月1日・毎日連続更新満9年と1日)  4月、年度が変わる。当ブログも本日から10年目に入る。毎日連続更新を広言して連載を始めたのが2013年4月1日。昨日で満9年、毎日連続更新第3287回となった。この間一

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「もの言わぬ教師」が作り出されるとき、平和と民主主義は危機を迎える。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月31日・本日毎日連続更新満9年)  年度末の3月末日。例年、都立校関係者の『卒業式総括・総決起集会』が開催される。東京都教育委員会の《卒入学式における国旗・国歌(日の丸・君が代)強制》に抗議しての集会であ

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あらためて問う、NHK経営委員長森下俊三の違法行為と安倍晋三の任命責任。

著者: 澤藤統一郎   

(2022年3月30日・明日で連続更新満9年)  NHKの予算決算は国会の承認事項となっている。衆参両院の本会議に諮られる前に、各院の総務委員会で質疑が行われる。今年は、3月24日に衆院の、昨日3月29日に参議院の各総務

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「核共有」「非核三原則見直し」「原発再稼働」「武力の拡大」…これが維新だ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月29日・連続更新9年まであと2日)  一昨日の日曜日(3月27日)、維新が党大会を開催した。この党大会で採択された方針は穏やかではない。これまで、安倍自民が保守本流を逸脱した右翼路線と批判されてきたが、維

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「政教分離」とは、いったい何なのだ。那覇地裁の判決は?

著者: 澤藤統一郎  

(2022年3月28日・連続更新9年まであと3日)  先週の水曜日、3月23日に那覇地裁(山口和宏裁判長)で、政教分離に関する訴訟の判決が言い渡された。市民2人が原告となって那覇市を訴えた住民訴訟でのこと。請求の内容は、

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「安倍やめろ訴訟」判決に思う ー 警察を官営の暴力団にしてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月27日・連続更新9年まであと4日)  誰がなんと言っても言わなくても、もう春ですな。   世の中は三日見ぬ間の桜かな   銭湯で上野の花のうわさかな  今日が満開の、のどやかな上野の桜でございますが、あの

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銃をおけ! 人を殺すな! 家を壊すな! せっかく咲いた花を軍靴で踏みにじるな!

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月22日)  最近落ち着かない。なんとなくウロウロ、という心もちなのだ。3・11のときもこんな感じだったが、あれ以来のこと。いま、戦争の惨禍が現実のものとなって人々を苦しめている。恐怖、飢餓、家族の離散、そ

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ゼレンスキーの国会演説。被侵略国の代表者の訴えに耳を傾け励ましたい。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月21日)  ゼレンスキー・ウクライナ大統領の我が国での“国会演説”が、明後日(3月23日)午後6時からオンラインで生中継となる見通しと報じられている。今のところ、自公維国が積極姿勢で、立憲・共産は慎重との

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ロシアのウクライナ侵略は、過去の日本の中国侵略にそっくりなのだ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月20日)  ロシアのウクライナへの侵略批判は、徹底して行わねばならない。しかし、過去の日本の大陸への侵略や、近くはアメリカのいくつもの侵略行為に目をふさぐものであってはならない。日本の過ちを自覚しつつ、プ

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国際司法裁判所の《ロシアに対する即時停戦命令》は、プーチン・ロシアを国際的に孤立させる。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月18日)  一昨日(3月16日)、国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は、ロシアに対し、ウクライナでの軍事行動を即時停止するよう命じる「仮保全措置」を出した。この決定は法的拘束力のある決定だが、ロシ

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《プーチンの野蛮と暴力》対《マリナの勇気と正義》 ー その対峙の行方は?

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月16日)  マリナ・オフシャニコワ。我々には覚えにくいこのお名前の女性。二児の母とのことだが、この人こそ現代のジャンヌ・ダルク、本当のヒロイン。この人の勇気と知性を学びたいと思う。  この人が自ら録画しネ

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石原慎太郎の生前の言動には、死後もこだわり続けねばならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月15日)  「死屍に鞭打った」のは、春秋時代の伍子胥である。父と兄の仇である楚の平王の墓を暴き、掘り起こした死体を鞭打って父と兄との恨みを晴らしたという。あまりに殺伐とした野蛮な行為だが、実は、その昔から

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穏やかな東京で、ウクライナの危難に胸を痛める。プーチンを許せない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月14日)  本日の東京は、雨上がりの穏やかな本格的な春日和。空は澄んで青く、梅は盛りを過ぎて散り残りの風情たが、桜のつぼみがふくらんでいる。小鳥も春をうたっている。キエフには砲弾の雨が降り、ウクライナ全土

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「ラッセル・アインシュタイン宣言」 ー その今日的な意味の再確認を

著者: 澤藤統一郎  

(2022年3月13日)  本日、公益財団法人・第五福竜丸平和協会の理事会。年度末だから、決算・予算案を確定しなければならない。新年度の事業計画も策定しなければならない。全理事と監事が揃っての会合となった。  事務局が作

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参院予算委中央公聴会 松井芳郎氏の公述から ー ロシアはどう間違っているのか

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月12日)  松井芳郎・名古屋大学名誉教授は、国際法の権威として知られる。かつて国際法学会の理事長(2000~2003年)を務め、現在は名誉理事(2003年~)である。その人が、3月8日参院予算委中央公聴会

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ロシアの侵略に抗議する人と、その抗議の声明を削除する権力と。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月10日)  3月10日、東京大空襲の日。日本人が戦争の悲惨さを、自らのこととして身に沁みて知った日である。この日、一夜にして10万人の東京の住民が焼き殺された。悲劇の極みである。東京の下町を歩けば、あちこ

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独裁者へのへつらいと、毅然たる批判と。ロシア・アスリートの好対照。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月9日)  プルシェンコという人物をご存知だろうか。ロシア人のフィギュアスケート選手で、かつてのスーパースターだという。このアスリートが、6日インスタグラムにこんな投稿をしたと報道された。  毎日7日夕刊の

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「侵略者を糾弾する」「平和を守れ」と声を上げよう。その声はロシアに届く。平和を実現する力にもなる。

著者: 澤藤統一郎

(2022年3月8日)  本日は、「本郷湯島九条の会」による、「本郷三丁目交差点・かねやす前」の月例昼休み街頭宣伝活動。あいにくの真冬の寒さ、午前中の冷雨。しかも、コロナ禍収まらぬさなか。それでも、常連が集まって、マイク

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