(2022年3月4日) この事件については、本年1月19日前回口頭弁論期日までの進行を、同日付の当ブログで報告した。 http://article9.jp/wordpress/?p=18387 前回のブログでも言及
本文を読む澤藤統一郎の執筆一覧
今や、国際世論がロシアの侵略を阻止する現実的な力になりつつある。
著者: 澤藤統一郎(2022年3月3日) 世界が、ロシアに怒っている。ロシアによって引き起こされた戦争に怒っている。世界中の人々が無法者プーチンを糾弾している。ウクライナへの軍事侵攻は、ロシアとプーチンの孤立をもたらした。そのことによっ
本文を読むロシアに侵略されたウクライナを批判する、大国意識丸出しの中国外交官発言
著者: 澤藤統一郎(2022年3月2日) 2月24日以来、一刻も心穏やかではいられない。今も、キエフで、ハリコフで、市民が砲撃に曝されている。ロシア兵の命も無駄に失われている。両国民の血が無意味に流され続けている。何という、愚かしい悲惨
本文を読むウラジーミルとシンゾー、僕たち「核こそ大事」の2人組み。一緒に核を背負ってゴールまで、駆け抜けようね
著者: 澤藤統一郎(2022年3月1日) 「ウラジーミル。君と僕は、同じ未来を見ている。行きましょう。ロシアの若人のために。そして、日本の未来を担う人々のために。ゴールまで、ウラジーミル、2人の力で、駆けて、駆け、駆け抜けようではありま
本文を読むできるだけ、「沢藤」ではなく「澤藤」と表記してください。「沢藤」では、自分のことではないようなので。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月27日) 姓は澤藤、名は範次郎。私の同年輩の従弟である。沢藤範次郎ではない。「澤藤」か、「沢藤」か。この違いに、こだわるべきか、こだわらざるべきか。もちろん、同姓の私にとってもまったく事情は同じ、他人事
本文を読むウクライナの事態は「9条の危機」だなんて、ご冗談を。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月26日) さすがに産経である。産経の紙面では、何ごとも反共のネタとなる。 ロシアのウクライナ侵攻を平和に対する深刻な危機と捉えての素早い対応で気を吐いているのが日本共産党。いち早く、ロシアへの抗議の声を
本文を読む「侵略者ロシアはウクライナから撤退せよ」「無法者プーチンよ恥を知れ」
著者: 澤藤統一郎(2022年2月25日) 「平和」とは、こんなにも、もろくはかなく壊れやすいものだったのか。 あらためて、創らねばならないと思う。軍事の均衡による危うい「平和」ではなく、確かな平和を、崩れぬ本当の平和を。 相互の信頼に基
本文を読む軍事侵攻に踏み切ったプーチンに、最大限の国際世論の非難を。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月24日) 大袈裟ではなく、仰天動地の事態である。膝が震えるような衝撃。「まさか」が、現実になった。ロシア軍のウクライナへの軍事侵攻が始まった。 1941年12月8日の多くの心ある人々の衝撃もこうであっ
本文を読む大阪高裁「旧優生保護法・違憲判決」に思う ー 法的正義を実現することが司法の役割だ
著者: 澤藤統一郎(2022年2月23日) 法における正義とは何か、司法の役割とは、裁判官はどうあるべきか。そして人権とは、人間の尊厳とは、差別とは。さらに国会とは、議員とは。もちろん、弁護士のありかたも…。いくつものことを考えさせられ
本文を読む産経と維新、タッグを組んでの悪質な「教育の自由」への攻撃
著者: 澤藤統一郎(2022年2月22日) 言うまでもないことでも、ことあるごとに何度でも繰り返し確認しておかねばならないこともある。今、あらためて大きな声で言わねばならない。国家に教育を統制する権限はない。教育は国家の支配から自由でな
本文を読む「乳腺外科医・冤罪事件」判決 ー 最高裁は、差し戻しではなく無罪とすべきだった。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月21日) 先週の金曜日2月18日、最高裁第二小法廷は、「乳腺外科医・えん罪事件」において、懲役2年の実刑とした原審の東京高裁判決を破棄した。この点において、心配された最悪の結果は回避され一応は安堵させら
本文を読む本日が多喜二の命日。多喜二を虐殺したのは、天皇・裕仁である。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月20日) 小林多喜二は虐殺された。天皇の手先である思想警察の手によってである。多喜二の無念を忘れてはならない。権力の暴虐を忘れてはならない。 子どものころに教えられた。あの壮大なピラミッドを作ったのは
本文を読む「台湾に国際法の保護は及ぶ」 – 伊藤一頼論文紹介
著者: 澤藤統一郎(2022年2月19日) 50年前、1972年9月29日に日中共同声明が発出されて日中間の国交が回復した。そのとき、私は無条件にこれを歓迎した。「一つの中国」論にもとづき、台湾が中国の一部であることを当然と考えた。声明
本文を読むむちゃくちゃな維新の対共産議員懲罰動議 ー 見えてくる維新の本質
著者: 澤藤統一郎(2022年2月18日) 今通常国会の予算審議が、はや大詰め。2月15日に衆院予算委で中央公聴会が開かれ、これが異様な進行となった。正確に言えば、公述人の一人の発言が異様だった。その公述人の名は原英史、国家戦略特区ワー
本文を読む十五の春の悲哀。逃れようのない監視圧力の脅威。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月17日) 「志学」と言えば、15歳。学問を志す15歳は稀少でも、誰もが高校入試の試練を受けなければならない歳。かつて、高校全入をスローガンに「15の春は泣かせない」と言ったのは、京都の蜷川虎三革新府政だ
本文を読む「法と民主主義」4月号の特集は、「維新の本質と問題点と危険性(仮)」
著者: 澤藤統一郎(2022年2月16日) 「法と民主主義」4月号(3月下旬発行)特集は維新問題となる。その特集の表題は、今のところ、「維新の問題点と危険性(仮題)」。 維新の問題点と危険性は、漠然ではあるが自明であろう。我々が、イメー
本文を読む汲むべき教訓に満ちた、「お粗末極まる反共主義」の跋扈
著者: 澤藤統一郎(2022年2月15日) 昨年暮の12月22日、自民党は今夏の第26回参院選・岩手県選挙区公認予定候補を決定した。広瀬めぐみという新人、第二東京弁護士会所属の弁護士だというが、まったく無名の人。何者であるか知られていな
本文を読む「NO WAR IN UKRAINE」「NO WAR IN THE WORLD」「FUNDAMENTAL RIGHT IN CHINA」
著者: 澤藤統一郎(2022年2月14日) 北京オリンピックで大きく印象に残るものといえば、中国当局の強権的姿勢、それに対する各国の宥和的態度、不公正な審判、ドーピング等々、白けることばかり。人権を無視したこの国でのこんなオリンピック、
本文を読む岡口基一判事の弾劾裁判・初回期日は3月2日 ー 罷免の判決をさせてはならない
著者: 澤藤統一郎(2022年2月13日) 仙台高裁の岡口基一判事(55)が、国会に設けられている裁判官弾劾裁判所(裁判長・船田元)に罷免訴追されたのが昨年(21年)の6月。その第1回公判期日が3月2日に指定され、召喚状が送付された。
本文を読む産経の「主張」は、戦前の文部省と同じことを繰り返している。再びこれに騙されてはならない。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月12日) 「建国記念の日」にこだわりたい。昨日付の産経社説(「主張」)が、「建国記念の日 子供たちに意義を教えよ」というもの。この非論理、このバカバカしい論調が危険極まりない。陳腐なアナクロと看過するので
本文を読む本日は、天皇制の罪悪を再確認すべき日である。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月11日) 「建国記念の日」である。言わずと知れた旧紀元節。かつて、この日が当てずっぽうに「初代天皇即位の日」とされ、それゆえに「建国の日」とされた。天皇制の発祥と、日本の建国とは同義だった特異な時代でのこ
本文を読む真実と法的正義に唾する検察官の言 ー「確定判決の法的安定性を損なうから再審の証拠開示には応じられない」
著者: 澤藤統一郎(2022年2月10日) 救援新聞2月15日号(旬刊)が届いた。国民救援会元会長・山田善二郎さんの訃報が掲載されている。享年93、私もこの記事のとおり、「生前のご活躍に深く感謝するとともに、謹んで哀悼の意を捧げます」と
本文を読むそこかしこ同じ穴のムジナがうようよ ー 石原慎太郎の毀誉褒貶
著者: 澤藤統一郎(2022年2月9日) 石原慎太郎の死去が2月1日だった。「棺を蓋いて事定まった」はずなのだが、この人の場合、生前にもまして毀誉褒貶のブレが大きい。石原の同類や同類へのへつらいが、こんな人物を褒めたり、懐かしがったり、
本文を読む耳を傾けていただきたい。法廷での魂の叫びにー。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月8日) 昨日の午前11時東京地裁631号法廷で、東京「君が代」裁判・第5次訴訟・第3回ロ頭弁論期日が開かれた。 原告は、この日3通の準備書面を提出した。「10・23通達」に関連の最高裁判決における合違
本文を読む弁護団は、虎の尾を踏んだのか、はたまた窮鼠に噛まれたか。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月7日) 弁護士は、民事訴訟では当事者の訴訟代理人となり刑事事件では弁護人となって、相手方弁護士や検察官と対峙する。本来闘う相手は、相手方弁護士であり検察官であって、裁判官ではない。 裁判官は、言わば行
本文を読む日弁連会長選挙 ー 弁護士人口増員反対派健闘の意味。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月6日) 2年に1度の日本弁護士連合会(会員数約4万3000人)の会長選挙の結果が出た。 詳しくは、下記URLを参照されたい。 https://www.nichibenren.or.jp/library/
本文を読む本日の赤旗を読む。政党助成法廃止法案・北京五輪と人権・NHK虚偽字幕…
著者: 澤藤統一郎(2022年2月5日) 久しぶりに「赤旗」の紙面全16ページに目を通した。本日の赤旗、内容充実している。 一面トップは、「政党助成法廃止法案を提出/共産党議員団が参院に」「『民主主義壊す制度続けていいのか』 田村政策
本文を読む北京「オミクリンピック」始まる。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月4日) 本日、北京オリンピック開会式。覇権主義中華人民共和国の、一党独裁中国共産党による、専制君主習近平のための、これ以上はない政治イベントである。1936年ベルリン大会でのドイツ・ナチス・ヒトラーを彷
本文を読む東日本大震災の被害を「天罰」と言ってのけた石原慎太郎
著者: 澤藤統一郎(2022年2月2日) 石原慎太郎が亡くなった。傲慢に目鼻を付けるとこの男の顔になる。憲法を悪罵し、偏狭なナショナリズムを鼓吹し、歴史修正主義の立場から軍事大国化を広言する…、迷惑至極な人物だった。人権や自由や平等や平
本文を読む追悼・安倍晴彦さん ー 良心を貫き「犬にならなかった」裁判官。
著者: 澤藤統一郎(2022年2月1日) 少し遅くなったが、「法と民主主義」2022年1月号【565号】のご紹介である。 https://jdla.jp/houmin/index.html ご注文は、下記のURLから。 https://w
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