澤藤統一郎の執筆一覧

東京都教育委員会の「日の丸・君が代」強制は、江戸時代にキリシタンを弾圧した幕府役人の手口そのものである。

著者: 澤藤統一郎日の丸君が代

(2022年1月31日)  悪名高き都教委の「10・23通達」。これに基づいて、都内公立校の全校長が、全校の教職員に「卒業式・入学式においては、国旗に正対して起立し国歌を斉唱せよ」という職務命令を出すことを強要されている

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まだ弁護士の世界は健全だ。弁護士会役員選挙のキャッチフレーズに見る安堵。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月29日)  日本弁護士連合会の会長選挙は2年に一度。現在その選挙の真っ最中で2月4日(金)が投開票日、1月31日から「不在者投票」が始まる。コロナ禍・第6波のさなかの選挙に「郵便投票」の制度はあるが、「遠

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高須克弥は、知事リコール運動の不正に責任を感じないのか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月28日)  あいちトリエンナーレ展の展示を「不敬」として、その責任を問おうというのが愛知県大村秀章知事に対するリコール(解職請求)運動。先頭に立って旗を振ったのが高須克也、その後ろにくっついたのが河村たか

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「新自由主義との決別宣言」ーチリに希望の政権が生まれる。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月27日)  内外のニュースに接していると、人類は急速に退化しているのでないかと疑問を持たざるを得ない。日本だけでなく、あの国もこの国もなんと情けないことか。どこかに未来への希望はないものか。コスタリカや北

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北京では上がらない、「ワクチン接種強制はファシズム」の声。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月26日)  昨日(1月25日)、習近平とトーマス・バッハが北京(釣魚台国賓館)で会談したという。かたや権力欲の巨魁、こなた商業主義の権化。それぞれが腹に一物の醜悪な相寄る魂。その両者が五輪利用の思惑では一

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山田善二郎さんが亡くなりました。謹んでご冥福をお祈りします。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月25日)  1月20日であったという山田さんの逝去を知ったのは、日本国民救援会からの「訃報」のメール。都本部、文京支部へと転送されての今日のこと。1928年1月のお生まれだから、94歳での大往生ということ

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岸田首相よ。核保有国の声ではなく、ヒバクシャたちの声を聞け。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月23日)  核兵器禁止条約は、昨年1月22日に発効した。それから1年である。条約の批准国・地域は現在59。この3月には、オーストリア・ウィーンで第1回締約国会議が開かれる。日本は唯一の「戦争被爆国」として

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名護市長選挙における民意の反映を妨害する政権、そして今夏の参院選での連合、いずれも民主主義に反する存在。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月22日)  早いもので、名護市長選挙の投開票が明日(1月23日)となった。選挙は、民意反映の手続だが、この民意の何たるかは必ずしも選挙結果のとおりのものではない。名護市民の新基地建設反対世論は、賛成派を圧

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国威発揚目的の北京冬季五輪自体が「スポーツの政治利用」である。中国は、平和のイベント開催国にふさわしくない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月20日)  間もなく、北京冬季五輪が始まる。けっして世界から歓迎され祝福されるスポーツ大会ではない。露骨な国威発揚と習近平政権賛仰の政治イベントとなるだろう。とりわけ、中国から弾圧の対象とされている人々か

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NHK経営委員会委員長・森下俊三の放送法違反が明確になっている。この責任の放置は内閣と国会の責任だ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月19日)  本日午後、東京地裁103号法廷で「NHK文書開示等請求」訴訟の第2回口頭弁論期日。この訴訟、たいへんに興味深い展開になっている。この事件の被告は、法人としてのNHK(日本放送協会)と、個人とし

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カビの生えた福沢の、カビの生えた帝室論を、後生大事のアナクロニズム

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月17日)  山田孝男という記者がいる。毎日新聞を代表する大記者だそうだ。今は、特別編集委員という肩書で、毎週月曜日の朝刊に「風知草」というコラムを書いている。  大記者だけあって、政権とのつながりは密接の

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本日名護市長選告示 ー 「一寸の虫にも五分の魂」派と「長いものには巻かれろ」派との対決

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月16日)  2020年は「沖縄の年」である。本土復帰50周年を機に「沖縄返還」とは何であったのか、安保とは、対米従属とは、地位協定とは、基地とは。そして憲法9条とは何かが問われざるを得ない。その問への回答

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維新・前川清成議員(奈良)の二つのバッジに維新の信用が懸かっている。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月15日)  維新と読売の関係に興味津々である。包括提携協定を締結したポピュリズム政党と権力迎合体質の大新聞との深い仲は、今後どうなるのか。何がどう変わっていくのか。  その恰好の素材が早くも現れた。維新・

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中国では、反体制派は「人民」でない。「人民の民主」は、反体制派を抜きにした民主なのだ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月13日)  言葉は重層的な意味をもっている。しかも、時代や場所や局面によって変化する。なかなかに言葉の選択は難しい。  たとえば「国民」である。国家や権力に対峙する「国民」、主権者としての「国民」、基本的

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薄汚い地方権力と本領を忘れたジャーナリズムとの、醜くも危険な癒着。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月12日) ある維新の議員が、昨日付のブログでこう発信している。  「東京新聞 望月衣塑子記者のアンフェア発言に物申す。立憲・CLPの不祥事と大阪の連携協定はまったく同列ではない」  分かりにくいものの言い

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本郷三丁目をご通行のみなさま、ご近所のみなさま、「本郷湯島9条の会」です。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月11日) 2022年初めての街宣行動は冷雨の中でのこととなった。用意した、「9条改憲反対」署名用紙をひろげることができない。結局手作りのプラスターが主役となって、傘を差して歩く通行人の目を惹いた。  ★人

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「一人ひとりは微力だが無力ではない」のか、「無力ではないとしても、微力に過ぎない」のか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月10日)  本日は「成人の日」だそうな。いつの間にか、どうして今日が「成人の日」になったのか。その所以はよく知らない。かつては、1月15日が成人の日だった。この日が小正月で、武家では元服の儀式が行われてい

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岸田文雄の羊の仮面にだまされてはならない。その「敵基地攻撃能力」保有論の危険。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月9日)  岸田文雄が、あちらこちらで年頭所感を述べている。この人の物腰には、安倍晋三や菅義偉のようなトゲトゲしさがなく、乱暴も虚勢も感じられない。真面目にものを言っている雰囲気がある。だから、安倍や菅や麻

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沖縄のコロナ禍第6波は、安保法体系がもたらしたものである。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月8日)  我が国には日本国憲法を頂点とする法体系が構築されて「法の支配」が貫徹されている…はずである。しかし、現実には「安保法体系」というもう一つの法体系が我がもの顔に日本国憲法の法体系を侵蝕している。

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岸田文雄よ、泉健太よ。そして、マスコミ各社よ。あなた方そろって、天皇教の信者なのか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月6日)  憲法20条は、厳格な政教分離を定める。高く堅固な分離の壁で隔てられる「政」と「教」とは、「政治権力=国家」と「宗教」である。この宗教とは、宗派を問わない宗教一般ではあるが、日本国憲法制定の過程に

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今年は、DHCスラップ訴訟の顛末を書物にして刊行したい。そして…。

著者: 澤藤統一郎 オリンピック, ブログ, 中国, 沖縄, DHCスラップ訴訟.

(2022年1月4日)  暮に所用あって上野に一度、銀座に一度外出の機会があった。驚いたのは、そのときの人混み。どこもかしこもマスクをした人々の、密・密・密である。怖じ気づいて、正月三が日はこもりっきりであった。これから

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1月7日「改憲NO!文京アクション 新春学習会」 講師は澤藤大河

著者: 澤藤統一郎

(2022年1月3日)  2022年の年開けは、少しも目出度くない。寒さが厳しいだけではない。思いがけなくも憲法をめぐる状況についての厳しさも痛感せざるを得ない。  邪悪な改憲勢力の首魁(実は単なる無能)の安倍晋三をよう

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