澤藤統一郎の執筆一覧

人権か、それとも「独裁&カネ」か ― 北京オリンピックをめぐって

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月29日)  北京冬季オリンピックが近づいている。来年(2022年)2月4日開会予定というからあと2か月余、正確には67日である。東京オリンピックについても誘致から開催強行まで不愉快極まりないものだったが

本文を読む

オリンピックは実に汚い。こんなものへの公費のつぎ込みは一切やめようではないか。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月28日)  ロイターの報道がメインのようだが、11月25日ブラジル・リオデジャネイロの連邦裁判所(一審)は、2016年のリオ五輪組織委員会会長だった被告人カルロス・ヌズマン(79)に対して禁錮30年11

本文を読む

「新しい資本主義」とは徹底したアベノミクス批判の所産である。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月27日)  「週刊金曜日」(11月19日号)に「浜矩子の経済私考」というコラムが掲載されている。その表題が、《『新しい資本主義実現会議』のとっても緊急提言らしい緊急提言》という、ちょっと不思議な長い文章

本文を読む

福井農林高校演劇部の皆さん、日本国憲法はあなた方の味方だ。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月20日)  中日新聞(11月17日)の社会面に、「高校演劇作品 公開せず 県高文連『せりふに差別用語』」「脚本関係者『表現の自由への制約』」という記事。これは看過できない。地元紙・福井新聞では、「作中に

本文を読む

今朝の毎日新聞が報じた、2件の在日差別訴訟。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月19日)  本日の毎日新聞朝刊。社会面トップが、『ヘイト投稿、放置できぬ 川崎の在日コリアン 男性を提訴』という記事。その紙面での扱いの大きさに敬意を表したい。  続いて、『差別文書、差し止め命令 フジ

本文を読む

「大嘗祭支出、高裁も適法」(産経)というミスリード。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月18日)  天皇の交替に伴う儀式を違憲とする幾つかの訴訟の中で、最も規模の大きなものが、東京地裁に提訴された「即位・大嘗祭違憲訴訟」。これが、1次・2次訴訟とあり、各訴訟がいくつかに分離され、さらに高裁

本文を読む

「愛国無罪」などあってはならない。大村知事リコール署名偽造に厳正な捜査を。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月16日)  いま振り返って、2019年9月の「あいちトリエンナーレ・表現の不自由展その後」は、日本社会の嘆かわしい現状をあらためて教えてくれた。  問われたのは、この日本の社会に表現の自由がどれほど根付

本文を読む

「生徒への人権侵害に加担できない」「自由闊達な議論の場を取り戻したい」「アイヒマン的人間を作らないための教育を」 ー 私の不起立の理由

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月8日)  通常の民事訴訟では、法廷での発言は訴訟代理人の弁護士が行う。訴訟手続を身につけた弁護士の発言が的確で当事者本人の利益に適うからだ。忙しい裁判所にしてみれば、要領を得ない当事者の発言に耳を傾ける

本文を読む

夫婦別姓訴訟での判決姿勢が分けた最高裁裁判官国民審査の結果

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月7日)  思えば、先週の日曜日が総選挙の投開票日。あれから1週間だが、遠い日の出来事のようでもあり、昨日のことのようでもある。期待と現実の落差が大きく、まだしばらくは元の気分になれない。  同じ日に、最

本文を読む

憲法公布記念の日に、あらためての憲法擁護の決意を。

著者: 澤藤統一郎

(2021年11月3日)  秋日和の「文化の日」である。いうまでもなく憲法公布記念の日。この憲法、総選挙における改憲派の大勝をさぞかし嘆いていることだろう。  祝日法(国民の祝日に関する法律)では、「自由と平和を愛し、文

本文を読む

総選挙あす投票 あなたの1票で政権は代わる ー 「比例は共産党」に

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月30日)  いよいよ明日(1月31日)が、総選挙の投票日。主権者国民が自ら政権を選択する機会。投票箱の閉まるまでが、国民が主権者なのかも知れない。  下記のスローガンをご紹介したい。すべて、赤旗に掲載さ

本文を読む