澤藤統一郎の執筆一覧

悪名高き「10・23通達」発出の日に、その撤回を求める決意を再確認する。

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月23日) 今年も10月23日がめぐってきた。2003年のこの日、東京都教育委員会が悪名高い「10・23通達」を発出した。横山洋一教育長名だが、実質的には石原慎太郎という極右政治家の意図によるもの。今、日

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NHK経営委員長・森下俊三氏の経営委員罷免を求める各議院宛請願書と院内集会

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月22日) このたび第203臨時国会の冒頭に、衆参両院の各議長宛に、下記の請願書を提出します。また、請願書提出にあたっての院内集会をお知らせします。内容は、「NHK経営委員長・森下俊三氏の、経営委員として

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DHCとの決別。彼等を栄えさせて来た購買層は、果たして”右翼”だけだったのでしょうか ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第178弾

著者: 澤藤統一郎   

(2020年10月21日) ネットを検索していると、時に思いがけない記事に出会う。 本日、偶然に下記の「つ・ぶ・や・き」を見つけた。DHC商品の愛用者であったという女性の5年前の投稿。しっかりした文章で、なるほどと思わせ

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中国での国旗法改正、ますますの国家主義、ますますの強権体質。

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月18日) 中国での国旗法改正を伝える本日の共同通信記事に、解説を加えたい。  「中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は17日、国旗の尊厳を損なうことを禁じた国旗法改正案を可決した。来年1月1

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たたき上げ異論の学者たたき出し⇒「すがすがし」言うのこのごろ避けている

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月17日) コロナ禍の終熄がいっこう見えてこぬうちに、なんと厳しい寒さの到来である。冷たい雨が降り止まない、陰鬱なこの時代を象徴するかのごとき暗い日である。 まさかとは思ったが、一応、東大本郷キャンパスの

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人はケイタイ料金のみにて政権を支持するものに非ず。

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月16日) 本日が、不肖スガ義偉を首班とする内閣が発足してからちょうど一か月。この一か月を振り返ると、高揚感と不安感の交錯だった。もう少し正確に言えば、この一月間の前半はあまりの順風に頬が緩みっぱなし。そ

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故中曽根康弘への弔意の「要請」は、個人の「思想・良心の自由」への侵害である。

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月15日) 近代社会の究極の課題は、《個人の尊厳》と《国家権力》との対抗関係の調整にある。この命題は、「日本国憲法が関心をもつ最大の課題は、《個人対公権力》《個対全体》《自由対秩序》《人権対公共の利益》の

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ベルリンの少女像は、国際的・普遍的な人権問題の象徴となりつつある。

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月14日) 本日の毎日新聞夕刊に「ベルリンに少女像設置、二転三転、区当局『当面認める』」の見出し。共同通信記事を引用の各紙は、「少女像設置『当面認める』 撤去要求の独首都自治体」としている。 これは朗報。

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河野太郎よ、悪代官スガの腰巾着となって歴史に悪名を残そうというのか。

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月12日) 今、我々の眼前で進行しているスガ政権の日本学術会議人事への介入事件。もっと正確に言えば、スガ政権の学術会議人事介入を切っ掛けに生じた、民主主義の枠組みを擁護しようという勢力と破壊しようという勢

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学術会議会員任命拒否 ー スガ政権の『真の意図』と『表向きの理由』と。

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月7日) 政権は、思うとおりにならない科学者・研究者が目障りでならないのだ。世論を二分する重大な政治問題で、有力な学者たちが、反政府側の世論の先頭に立つ。理性や良識をもつ国民に影響力をもつこの人たちを何と

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「総合的、俯瞰的活動を確保する観点」って、わかるかな? わからないだろうな。言ってる自分もわからないんだ。

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月6日) 学術会議の新会員任命拒否問題というやつ。思いがけなく大きな問題になって、まずかったかなって頭抱えてるんだが、弱気なところを見せるわけにもいかないだろう。マスコミから会見やれってうるさい。逃げてば

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スガ政権の学術会議人事介入問題、論点をすり替えてはならない。

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月5日) スガ政権は、日本学術会議が推薦した新会員候補6名の採用を拒否した。これは、一大事件である。個々の被推薦者にしてみれば、「研究内容による思想差別」であり「政府批判発言による差別」であるが、大局を見

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学術会議人事介入を重大問題と受けとめる感性を

著者: 澤藤統一郎

(2020年10月3日) スガ政権による、日本学術会議会員人事への介入事件。その第一報は、10月1日赤旗一面のトップ記事だった。「菅首相、学術会議人事に介入」「推薦候補を任命せず」「安保法批判者ら数人」「前例ない推薦者外

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新・東京オリンピック憲章 ー 金儲けと政権浮揚と国威発揚を目指して

著者: 澤藤統一郎

(2020年9月29日) 東京2021オリンピズムの根本原則 1 東京オリンピズムは、金と政権浮揚と国威発揚のすべてのレベルを高めバランスよく結合させる、国民精神総動員とスポーツの政治利用の哲学である。スポーツを、経済と

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行政手続の効率化は、御璽・国璽の廃止と、元号表記の駆逐から。

著者: 澤藤統一郎

(2020年9月28日) スガ政権とは何者であるのか、何をやろうとしているのか、まだ見えて来ない。見えてくるのは、枝葉の一部だけなので、なんのために何を目指しているのか、隔靴掻痒なのだ。 スガが総論として語っていることは

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自民党衆議院議員の杉田水脈さん。あなたは、ご自分に議員の資格があるとお考えでしょうか。

著者: 澤藤統一郎

(2020年9月26日) 自民党衆議院議員の杉田水脈さん。本日(9月26日)の各紙朝刊に、あなたの言動についての記事が掲載されています。 お読みになっていますか。自分のことについて、このような記事にされていることに、心穏

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よく似ている。DHCスラップ反撃訴訟の上告理由書と、美々卯スラップ訴訟の訴状と。

著者: 澤藤統一郎

(2020年9月25日) 本年(2020年)3月18日に言い渡された「DHCスラップ『反撃』訴訟」控訴審判決。DHC・吉田嘉明両名の私(澤藤)に対する損害賠償請求の提訴を違法として、165万円の支払を命じた。その判決理由

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