アベ・小池の、国民・都民に対する休業要請や外出自粛要請。一応尊重はしつつも納得はしがたい。一つは、上から目線で、「感染が終息しないのは、言うことを聞かないおまえさんたちの自己責任」というイヤーな感じを拭えないからだ。 ま
本文を読む澤藤統一郎の執筆一覧
「法と民主主義」5月号は、コロナ問題特集
著者: 澤藤統一郎世はコロナ問題一色である。消費生活も、文化も、言論活動も、教育も、経済も、国内政治も、国際政治も。そして、当然のことながら、医療や福祉も、今や一つとしてコロナと関わらざるものはない。 どうしてこんなことになってしまったの
本文を読む再び児玉龍彦氏の解説に耳を傾ける。
著者: 澤藤統一郎明けても暮れても、コロナ・コロナである。うっとうしくて気の晴れる間がない。信頼できる政府を持たない民の一人としての深刻な悲哀という実感。嘆きと不満の対象はアベ政権だけではない。小池百合子都政も同断である。 政治的リーダー
本文を読むコロナがあぶり出したアベノムノウ
著者: 澤藤統一郎コロナ禍は不気味だ。今や他人事ではない。私の籠城の地・本郷から東に行けば永寿総合病院である。西に行けば講道館、全柔連の本部。南すれば田嶋幸三会長の日本サッカー協会、そして北には都立大塚病院、駒込病院。四方から、じわじわと
本文を読む外出しなくてもできること ― NHK経営委員長・森下俊三氏の経営委員辞任を求める署名にご協力を
著者: 澤藤統一郎コロナウィルスは罪深い。人の命を奪うだけではなく、権力に代わって集会の自由を規制する。デモ行進も妨害する。検察庁法改正問題、森友文書改竄問題、河井夫妻選挙違反事件など、緊急の抗議行動が必要なのに、ままならぬのが実情だ。
本文を読むアベ政権は、アベノマスクの製造元を明示せよ
著者: 澤藤統一郎アベノマスク。構想発表時点から「歴史的愚策」「466億円の無駄遣い」と評判が悪かった。いま配布が始まって、あらためて悪評を重ねている。「やっぱり、アホノマスク」という声もある。 報道によると、厚生労働省が18日、国内全戸
本文を読むコロナ風吹きすさぶ中での「ズーム」会合
著者: 澤藤統一郎コロナ禍は、確実に生活のスタイルを変える。その一つが、対面のコミュニケーションから、オンラインのコミュニケーションへの変化である。弁護団会議も市民団体の会合も様変わりだ。 本日(4月20日)、ズームを使っての2時間枠の会
本文を読む祝・サガン鳥栖のユニフォームから「DHC」の文字が消えた ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第177弾
著者: 澤藤統一郎佐賀県の東端に位置して鳥栖市がある。「鳥栖(とす)」という地名には、他にない独特の古代の響きがある。昔は「鳥の巣」と言ったとのこと。九州陸路での交通の要衝であり、朝鮮通信使の立ち寄る場所でもあったという。 鳥栖は、私には
本文を読む大事なのは、「トップの人が言ったことに従う」ことなのか。
著者: 澤藤統一郎重苦しい雰囲気である。「非常時」、「戦時色」、「臨戦態勢」などの言葉が現実味を帯びつつある。そして、この社会の重苦しさの原因として、政権への批判を封じる同調圧力が感じられる。コロナも恐いが、「一億一心」になりかねない人心
本文を読む検察庁法改正案は権力分立の大原則を侵す
著者: 澤藤統一郎安倍の悪事は多過ぎて、追いかけるだけでも目が回る。コロナだけに気を取られてはいけない。モリ・カケ・サクラ、テストにカジノにカワイ。その全てと関わるのが、幹部検察官人事に介入しようという検察庁法改正案。国家公務員の定年延長
本文を読む韓国総選挙での文在寅与党勝利に祝意
著者: 澤藤統一郎聯合ニュースの伝えるところでは、韓国主要紙の本日(4月16日)朝刊ヘッドラインは、以下のとおりである。 <朝鮮日報>共に民主党が前例なき圧勝 与党陣営180議席以上獲得 <東亜日報>「国難克服」に力を添えた民心 与党が圧
本文を読む東京都内のPCR検査数なぜ減っている。
著者: 澤藤統一郎新型コロナウィルス感染症対策の基本方針が見えてこない。政府のやることに信頼感がないのだ。それが多くの人の不安や焦慮の原因となっている。 誠実さのカケラもなく無能な総理には、もとより何の期待もしていない。国民に語りかける
本文を読むコロナ風強く吹く、本郷三丁目交差点での訴え。
著者: 澤藤統一郎ご近所のみなさま、ご通行中の皆さま。こちらは本郷湯島九条の会です。日本国憲法とその理念をこよなく大切なものと考え、毎月第2火曜日の昼休み時間を定例の街頭宣伝活動の日と定めて、ここ本郷三丁目交差点の「かねやす」前で、雨にも
本文を読むトランプ・安倍・小池の「国難」便乗支持率アップの行方
著者: 澤藤統一郎3月14日に、トランプが「国家非常事態宣言」を発出してからちょうど1か月。新型コロナ感染症の猛威はいまだおさまらない。これに取り組むニューヨーク州知事クオモの名声が高まって、国民の目がそちらに集まるのと反比例して、トラン
本文を読む新型コロナウィルス感染症蔓延対策覚え書き
著者: 澤藤統一郎新型コロナウイルス感染の拡大の報が重苦しい。その対策についての行政の説明に隔靴掻痒の感あるうちに、患者数と死者数の増加が伝えられて無力感が募る。 しかし、誰にも明らかな、幾つかの喫緊の課題が浮かび上がってきている。必要な
本文を読む児玉龍彦さんの緊急の問題提起に耳を傾けよう
著者: 澤藤統一郎おなじみになった、米ジョンズ・ホプキンズ大の集計。新型コロナウイルス感染症による死者数が本日(4月11日)、世界全体で10万人を超えたという。5万人を超えたのが今月2日。9日間で倍増したことになる。9日ごとに倍増というこ
本文を読むDHCスラップ反撃訴訟控訴審判決理由の素晴らしき判断 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第176弾
著者: 澤藤統一郎3月18日(水)に言い渡された「DHCスラップ『反撃』訴訟」控訴審判決。一審判決も立派な内容だったが、控訴審判決はさらに素晴らしいものとなった。これを不服としたDHC・吉田嘉明は、上訴期限最終日の4月1日(水)に、最高裁
本文を読む薀蓄オジさん花の下での歴史の講義
著者: 澤藤統一郎言うまでもなく、花と花見は別物である。 http://article9.jp/wordpress/?p=10136 上野は飽くまで花見の名所であって、花の名所ではないと思われがちだが、なかなかそうとも言いがたい。けっこう
本文を読む良心的番組制作を妨害した森下俊三NHK経営委員長の辞任を求める署名(第1次分)提出
著者: 澤藤統一郎緊急事態宣言が発出された昨日(4月7日)のこと、醍醐聰さんと私と二人で代々木のNHK放送センターに署名簿を提出に出向いた。より正確に言えば、署名者を代表して醍醐さんがNHKに赴き、私が随行した。センターは、コロナ禍にロッ
本文を読む《検事長の勤務延長に関する閣議決定の撤回を求め》《国家公務員法等の改正案に反対する》日弁連会長声明
著者: 澤藤統一郎今夕(4月7日)緊急事態宣言という。これも重大事だが、コロナ禍での大騒ぎを奇貨としての安倍の諸疑惑逃れを許してはならない。桜疑惑、森友文書改竄疑惑、カジノ疑惑、河井夫妻疑惑…。そして、そのすべてに関わるものが幹部検察官
本文を読む緊急事態宣言の発出がもたらす「副作用」
著者: 澤藤統一郎明日(4月7日)にも、インフル特措法に基づく緊急事態宣言の発出がなされるとの報道に気が重い。とは言うものの、宣言の効果として可能となるべきことの多くが既に前倒しで実行されてきたのだから、今さらの宣言で変わるところは小さい
本文を読む《惨事便乗型政治》に警戒を
著者: 澤藤統一郎「ショック・ドクトリン」は《惨事便乗型資本主義》と訳される。「ショック=大惨事」が多くの人を震えあがらせる事態に付け込む経済政策を批判的にいう。権力が国民を震えあがらせてその意思を貫徹することでもあり、資本主義の歪みが大
本文を読む再度のお願いです。森下俊三NHK経営委員長の辞任を求める署名にご協力を ー (転載・拡散のお願い)
著者: 澤藤統一郎放送法を踏みにじり、NHKの番組制作を妨害した 森下俊三氏のNHK経営委員辞任を求める署名運動 へご協力ください 民主主義と国民の知る権利を大切とお考えの皆さまに再度のお願いです。 下記URLを開いて、ネット署名をお願い
本文を読む専門家に対する信仰はやめ、その言を吟味しよう。
著者: 澤藤統一郎「コロナおたく」を志そう。「感染症マニア」になろう。その道の専門家になる必要はないが、専門家の説明を正確に理解する能力を身につけよう。それ丈でなく、専門家の言を問い質す力量を身につけなければならない。そのために、基礎的な
本文を読むDHC・吉田嘉明 展望なき上訴 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第175弾
著者: 澤藤統一郎3月18日(水)に言い渡された「DHCスラップ『反撃』訴訟」の控訴審判決。その上訴期限最終日の昨日(4月1日・水)、DHC・吉田嘉明が最高裁に上訴した。控訴審判決の「連帯して165万円を支払え」とする命令を不服としてのも
本文を読む本日、「憲法日記」満7歳に。
著者: 澤藤統一郎コロナ風厳しい中での4月1日。当ブログの連載開始記念日である。「建国記念の日」命名の筆法に倣えば、「憲法日記記念の日」にほかならない。「この日記とともに憲法をしのび憲法をこよなく愛する心を養うべき日」なのだ。 「年齢計算
本文を読む卒業式は、日の丸掲揚・君が代斉唱儀式ではない。
著者: 澤藤統一郎本日(3月31日)は、「日の丸・君が代」強制に抵抗する諸運動体による、恒例の「卒業式総括集会」だった。 悪名高い「10・23通達」が発せられて以来、17度目の憂鬱な春である。本来胸おどる卒業式・入学式の希望の季節が、日の
本文を読む「この低劣な品性に命を預けられるか」 ー 赤木俊夫さんの死に対する責任の問い方
著者: 澤藤統一郎昨日(3月29日)付毎日新聞の「声」欄に掲載された短文の投書に目を惹かれた。 「自民党支持の皆さんへ」という表題。投書者は、広島の年金生活者、75才の男性である。 森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書を巡り、
本文を読む桜の受難、安倍と小池とコロナと雪と。
著者: 澤藤統一郎驚いた。花の盛りを過ぎて、東京に雪である。ソメイヨシノは散り始めてはいるが、まだ見頃といってよい。その花に、ぼた雪である。花のついたままの枝折れもあったろう。今年の桜は御難だ。 月に叢雲、花に風。のどかなはずの春にコロナ
本文を読む当世恐ろしきもの ー 地震・原発・アベ・コロナ
著者: 澤藤統一郎今も昔も、恐いものの筆頭は地震である。動かぬはずの大地の揺らぎほど恐ろしいものはない。3・11のあの衝撃と傷痕が癒えない今、必ず起こるという次の大地震はひたすらに恐い。 次が原発である。安全神話が脆くも崩壊して以来、観念
本文を読む