澤藤統一郎の執筆一覧

菅官房長官発言「あなたに答える必要はありません」の「あなた」とは、主権者国民のことだ。

著者: 澤藤統一郎

昨日(2月26日)午後の記者会見で、菅官房長官は東京新聞望月衣塑子記者に対して、「あなたに答える必要はない。」と言い放った。何という傲慢な態度。「あなた」とは、耳に痛い質問をする国民すべてのことだ。望月記者は多くの国民を

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皆様、けっしてDHCの製品を購入することのないよう、お気をつけください。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第148弾

著者: 澤藤統一郎

韓国ピースツアーにご参加の35名の皆様に、この場をお借りして三つのお願いを申しあげます。  一つ目が、DHCという会社の商品をけっして買わないこと。  二つ目が、DHCという会社の商品をけっして買うことのないよう、お知り

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日本は果たして民主主義国家か。 ― 「辺野古新基地建設NO!」の沖縄県民投票結果が問うもの。

著者: 澤藤統一郎

日本は民主主義政体の国家である(はずである)。民主主義とは、民意に基づいて国家を運営することである(はずである)。特定のテーマで、圧倒的な民意が明確に示された場合には、政策の選択においてこれに従うべきが民主主義の常道でな

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「天皇在位30年」 祝意の押し付けは、まっぴらご免だ。

著者: 澤藤統一郎

久しぶりに小石川植物園を散策した。梅の盛りである。紅梅・白梅みごとなものだ。ヒガンザクラも椿も彩りを添えている。吹く風もほの暖かく、沈丁花の香りを運んでくる。天気は晴朗、いつもはうるさいヒヨドリの鳴き声も今日はさわやかに

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「3・1独立運動」は、現代の韓国民主化にどうつながっているだろうか。

著者: 澤藤統一郎

昨日(2月22日)の夜、韓国から帰国。日本平和委員会が企画した「韓国ピースツアー・2019」に参加して、4泊5日の旅程が有意義に終了した。 この企画に初参加した昨年は、大きなカルチャーショックを禁じえなかった。韓国はすご

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韓国ピースツアー 最終日 ー テーマは「独立運動の歴史」

著者: 澤藤統一郎

午前:*3.1独立運動ゆかりの地を見学    *植民地歴史博物館の見学 植民地歴史博物館は、「植民地主義の清算と東アジアの平和をめざす」として昨年8月に開館したばかり。3階に入居しているNGOの民族問題研究所が事業主体と

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韓国ピースツアー4日目 ― テーマは「現地で見る軍事境界線」

著者: 澤藤統一郎

終日:南北朝鮮の軍事境界線「板門店」の見学予定である。 ※しかし、南北会談以降、「板門店」への訪問規制があるため、出発の時点まで「板門店」へ行けるかは未定。行けない場合は、北朝鮮を展望できる「統一展望台」に行くことになる

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韓国ピースツアー3日目 ― テーマは「日本軍『慰安婦』問題」と「在韓米軍」

著者: 澤藤統一郎

午前:日本軍「慰安婦問題」の解決に向けての交流    *歴史認識と慰安婦の問題について    韓国挺身隊問題対策協議会を訪問 昼頃:日本領事館前での「水曜集会」に参加 午後:平沢米軍基地近辺で、平沢米軍基地反対行動の市民

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韓国ピースツアー2日目 ― テーマは「南北分断の克服」と「キャンドル革命」

著者: 澤藤統一郎

午前:南北分断の克服と平和・繁栄の新しい動きに関する交流 ・キョレハナ平和研究センター(イ・ジュンキュ氏)訪問 ・史上初となる「南北共同連絡事務所」訪問 ・「板門店宣言」の履行について関係各所を訪問・交流 午後:ソウル市

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アベ曰く「9条改憲の必要性は、自衛官募集協力要請のためにあり」 ??

著者: 澤藤統一郎

このところ、安倍晋三のやることなすこと叩かれっぱなし。トランプが大統領を続けておられるのも不思議だが、安倍内閣の支持率がそこそこ保って下がらないのはもっと不思議。この国は、もはや真っ当さを失いつつあるのではないか。 まず

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沖縄県民投票での「埋め立て反対」圧勝を期待する

著者: 澤藤統一郎

本日(2月14日)が沖縄県民投票の告示日。沖縄全県で24日に投開票が行われる。投票結果について、「賛成または反対の多い方の票数が投票資格者の総数の4分の1に達したときは、知事はその結果を尊重しなければならない」(県民投票

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「建国記念の日」に、天皇制との対峙をあらためて確認する。

著者: 澤藤統一郎

以下は産経の記事。 安倍晋三首相は8日、平成最後の「建国記念の日」を11日に迎えるにあたり「平成のその先の時代に向かって、私たちの子や孫の世代のために、今後も努力を重ね、よりよい未来を切り拓(ひら)いていく」とのメッセー

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「3・1独立運動」とは何だったのか。今に、どうつながっているのだろうか。

著者: 澤藤統一郎

「3・1独立運動」から間もなく100年。今月下旬、そのゆかりの地を訪れる旅に、私も参加する。現在の日韓関係の軋みの来歴としても、韓国の民主運動の源流としても、100年前のこの事件を把握しておきたい。 本日(2月10日)、

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吉田嘉明よ、リングから逃げるな。次回期日には出廷して証言をせよ。― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第147弾

著者: 澤藤統一郎

敢えて、何度でも繰り返そう。吉田嘉明よ、キミには今闘っているという自覚はないのか。ファイティングポーズをくずしてはならない。リングから逃げてはならない。逃げれば、永久に、卑怯・未練・怯懦と言われるばかりだ。それでよいのか

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森友事件は終わっていない。 ― 検察審査会は「起訴相当」の議決を。

著者: 澤藤統一郎

通常国会は、統計不正問題がアベノミクス偽装問題に発展しての荒れ模様。だが、元祖偽装の森友事件はまだ終わっていない。終わらせてはならない。忘れてもならない。これは、安倍晋三とその妻の国家主義教育観を遺憾なく露呈した事件であ

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晋三さん。あんたの言うこと、そりゃおかしい。危なっかしい。

著者: 澤藤統一郎

幾つかのことを確認しておきたい。 自衛隊は、憲法違反の軍事組織である。 自衛隊に限らず、軍隊とは大量殺人を本務とする。 どの軍隊も、「自国の防衛」のために存在するとされている。 どの戦争も、「自国の防衛」の名目で行われる

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皇太子は、今もなお、「いとけなき 吾子の笑まひに」いやされているだろうか。

著者: 澤藤統一郎

最近、散歩コース新開拓の意欲はない。昨日も今日も、不忍池をゆっくりとまわった。はや春の萌し。風はなく、雲一つない青空。幼い子どもたちが、はしゃぎながら駆け回っている。外国人観光客のいくつもの言語が耳に心地よい。 梅が咲き

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1890年第1回総選挙での、有権者達の知恵と熱意

著者: 澤藤統一郎

「総選挙はこのようにして始まった 第一回衆議院議員選挙の真実」(稲田雅洋著・有志舎、2018年10月刊)が滅法面白い。知らないことばかりが満載。いや、これまで関心を持たなかったが、なるほどと思わせられる記事で満ちている。

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嗚呼、都教委の思い込み ― 「日の丸・君が代」強制は正しいか

著者: 澤藤統一郎

本日(2月1日)、久しぶりの最高裁庁舎。何度行っても、重苦しい雰囲気。訪ねて楽しいところではない。この雰囲気に慣れることはできそうにない。それでも出かけたのは、東京「君が代」裁判・4次訴訟が係属しているからだ。 東京「君

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赤池誠章さん、お間違いの訂正を。そして、「日々勉強!」を。

著者: 澤藤統一郎

赤池誠章という参議院議員がいる。自民党の文部科学部会長。文部科学省の陰に隠れて前川喜平攻撃をしたことで、人に知られるようになった。極右の教育を行う日本航空総合専門学校長を務めていたことでも、私のブログに取りあげたことがあ

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いまこそことある時なるぞ  死ぬるが臣下のほまれとて をゝしき大和心もて かたみに人の血を流し 獸の道に死ねよかし 

著者: 澤藤統一郎

和歌のジャンルといえば、まずは相聞。そして挽歌。他には叙情・叙景歌。その他は傍流、釣りでいう外道の類。 紀貫之も、古今和歌集の序でこう言っている。 やまとうたは、人の心を種として、万の言の葉とぞなれりける。…生きとし生け

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