働く者は、よりよい労働条件と労働環境を求めて闘い続けてきた。 座して得られるものはない。団結して闘うことこそ、働く者の誇り。 働く者は、暮らしを営む者でもある。 よりよい暮らしも、団結して闘うことで初めて得られる。 平和
本文を読む澤藤統一郎の執筆一覧
安倍首相靖国参拝違憲訴訟に、東京地裁の「安倍忖度判決」
著者: 澤藤統一郎一昨日(4月28日)東京地裁で、「安倍靖国参拝違憲訴訟・東京」での判決言い渡しがあった。すべて、却下と棄却。原告側の全面敗訴である。この判決について、私なりにコメントしておきたい。 安倍晋三は、第2次政権発足1周年に当た
本文を読む「昭和の日」に、「昭和天皇の戦争」を読む
著者: 澤藤統一郎本日(4月29日)は、大型連休の初日となる「昭和の日」。昭和天皇と諡(おくりな)された裕仁の誕生日。この人、1900年の生まれで1926年に神様(憲法上は「神聖にして侵すべからず」とされる存在)となった。以来1945年ま
本文を読む「君が代斉唱時の不起立」は、「わいせつ」「傷害」「公金横領」よりも悪質だというのか-東京高裁永野厚郎判決に怒る
著者: 澤藤統一郎敗訴判決の味は、この上なく苦い。一昨日(4月26日)の午後1時30分。東京高裁511号法廷で、弁護団の一人として、東京「再雇用拒否」第3次訴訟で敗訴判決の言い渡しを受けた。 事案は、定年後の再雇用申請に対する拒否を違法と
本文を読む「すくっと 立ち上がる」言葉を
著者: 澤藤統一郎かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの池で 晋と朋が滑った 後ろの政治家だあれ? 「右派言論ウォッチャー」を自ら称する佐藤恵美さんの作。「靖国・天皇問題 情報センター通信」の最新号(通算517号)の「新編右
本文を読む今村復興大臣辞任をめぐってー「失言・放言・暴言・妄言」再論
著者: 澤藤統一郎2011年3月。私は、故郷岩手の3・11被害に驚愕し動顚し、うろたえてもいた。その心理状態で、石原慎太郎の「震災・津波は天罰」という発言に接して文字通り激怒した。「石原慎太郎天罰発言」批判のブログ連載はその怒りのほとばし
本文を読む沖縄の民意を蹂躙するアベ政権の支持者よ、君たち恥ずかしくないか。
著者: 澤藤統一郎本日(4月25日)、全国紙の各社説の1本はいずれもフランス大統領選挙問題。そして、もう一本のテーマが、北朝鮮、万博、原発、それにカジノなど。沖縄・辺野古はテーマになっていない。沖縄2紙は違う。いずれも、辺野古の新基地建設
本文を読む都教委の「日の丸・君が代」不当処分 累計480人に
著者: 澤藤統一郎4月20日、都教委は都立校卒業式の国歌斉唱時に起立しなかったとして、2人の教員を懲戒処分(減給と戒告)とした旨を発表した。 (都教委HP・「卒業式における職務命令違反に係る懲戒処分について」参照) http://www.
本文を読む首相夫人付公務員の選挙応援関与は違法
著者: 澤藤統一郎本日(4月23日)の朝日。社会面のトップが、「昭恵氏付職員 どこまで公務」「田植え・ハワイ・スキー 同行続々」の記事。中見出しに、「選挙は15回、野党が追及」とある。 「アベ友学園」問題は多面体だ。実に多様な顔を見せてく
本文を読む靖國神社への参拝も真榊奉納も、そりゃ違憲だ。
著者: 澤藤統一郎普段は静かな靖國神社だが、春秋の例大祭と8月15日には格別の賑やかさを見せる。いま、その春季例大祭のさなかで、境内の賑わいよりは政治との関わりが喧しい。 靖國神社によれば、次の通りだ。 「靖国神社で最も重要な祭事は、春秋
本文を読む「森友への国有地低額売買をうやむやにしてはならない」ーそのための具体的提案
著者: 澤藤統一郎下記は、一昨日(4月19日)の「弁護士阪口徳雄の自由発言」というブログの転載。 http://blog.livedoor.jp/abc5def6/archives/1065590829.html 森友事件(「アベ友事件」
本文を読む「浜の一揆」訴訟、次回法廷で5人が証言ーいよいよ山場に
著者: 澤藤統一郎盛岡地裁での「浜の一揆」訴訟。三陸沿岸の漁民100人が、岩手県知事を被告として、「大規模定置網事業者だけにサケ漁を独占させるのは不公平で不合理だ」「おれたち零細漁民にも、1人年間10トンの枠でサケ漁を許可せよ」という請求
本文を読む憲法記念日を前に訴える緊急声明(日民協)ー「軍事力で問題は解決しない!米朝対立による戦争の危機を回避せよ」
著者: 澤藤統一郎1.日本国憲法施行70年を迎える憲法記念日が近づいています。憲法は前文 で「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存す る権利を有することを確認」しています。ところが今、朝鮮半島に「戦争の 危機」が
本文を読む102歳の治安維持法犠牲者が語る共謀罪の危険性
著者: 澤藤統一郎日本国民救援会の「救援新聞」(月3回刊)が、共謀罪の問題点を衝く記事で充実している。 最近の4月15日号(通算1853号)の一面に、シリーズ「私も反対です『共謀罪』」として、治安維持法犠牲者杉浦正男さんのインタビュー記事
本文を読む共謀罪ーその危険な本質と狙いー 日本共産党都・区政(文京)報告学習会レジメ
著者: 澤藤統一郎はじめに 「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」 ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった私は共産主義者ではなかったから社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった私は社会民主主義ではなか
本文を読む北朝鮮を、暴発にまで追い込んではならない。
著者: 澤藤統一郎誰もが思うことでも、口にすることをはばかることがある。誰もは思わないことなら、なおさらである。 その典型の一つは、権力批判である。政治的あるいは経済的・社会的な権力者を批判すると、回りまわって何らかの報復を受け、不利益を
本文を読むある日の国会・法務委員会でー文京区・共謀罪学習会(寸劇シナリオ)
著者: 澤藤統一郎委員長…静粛に願います。 定刻になりましたので開会し、「テロ等準備罪法案」の審議を始めます。 質問者、福手ゆう子君。 Q 日本共産党の福手ゆう子でございます。 本日は、今、国民の関心が最も高い「共謀罪法案」。その基本構造
本文を読むまあ聞け。むかーし、むかしのことじゃ。
著者: 澤藤統一郎人の命の値打ちは紙くずみたいなものじゃった。模様を描いた布きれが人の命よりも大切でな、この布きれを敵に奪われると本当に腹を切ったということじゃ。で、当時の世の中がおかしくってな。「腹を切るとは立派なものだ」と褒めそやした
本文を読む「理不尽に慣らされない」ためにー共謀罪、その廃案を目指してどう訴えるか。
著者: 澤藤統一郎「国民は、自身にふさわしい政府をもつ」とか。情けない話だが、アベ政権が我々国民にふさわしい政府なのだろうか。さらには、共謀罪だ。これが、われわれ国民にふさわしい法律ということなのだろうか。まっぴらご免だ。何としても、この
本文を読む「血を流し引きずり出される乗客」と「沖縄」がダブってみえる。
著者: 澤藤統一郎4月9日、「ユナイテッド航空機『オーバーブッキング』、警官が乗客をボコボコにして引きずり出す」(ハフィントンポスト)という米国内の事件が話題になっている。これは、明らかに消費者問題の範疇の事件なのだが、私には、沖縄の現状
本文を読む雨にも負けず、アベにも負けず、改憲を許さぬ街宣行動。
著者: 澤藤統一郎花が満開となったあと、東京の天候が不順である。アメリカや日本の政権並みの異様さだ。 昼休み時刻、降りしきる雨である。しかも冷雨だ。激しくはないが風もある。スピーカーの音が雨に消されそう。当然のことながら、ビラの受け取りは
本文を読む「可視化された悪役」が退場しても、NHKに対しては「猜疑の眼」が必要だ。
著者: 澤藤統一郎一昨日(4月8日)、多菊和郎さんからメールをいただいた。 「3年間続けてきたNHKの受信料支払停止を終了することにしました」とのこと。「会長の交代でNHKの現状が改善されるとは思っていませんが、支払停止は籾井会長の辞任・
本文を読む産経による日弁連批判は、劣化した政権の八つ当たりを代弁したものである。
著者: 澤藤統一郎産経が日弁連(日本弁護士連合会)批判のキャンペーンを始めた。「政治集団化する日弁連」というレッテルを貼ってのこと。その第1部が、4月4日から昨日(4月8日)まで。「政治闘争に走る『法曹』」というシリーズの連載。その第1回
本文を読む「『憲法や教育基本法に反しない形』で教育勅語を教材に使えるのだろうか」
著者: 澤藤統一郎誰の執筆かを考えることなく、次のブログ記事を虚心にお読みいただきたい。4月6日に、アップされたものだ。 教育勅語の復活?! 4月に入り各学校では新入生が期待と不安を胸に抱き、登校する姿が目立ちはじめた。しかし未だに一連
本文を読むこの際、新元号の制定はやめよう。
著者: 澤藤統一郎本日(4月7日)複数のメディアが報じている。天皇(明仁)の生前退位と代替わりに伴う新元号について、政府は複数の学者に選考を依頼し、既に複数の元号案が提出されて「内閣官房で案を管理している」という。ただそれだけのことが、大
本文を読む「共謀罪」は、なんとしても廃案に。
著者: 澤藤統一郎本日(4月6日)、共謀罪法案の審議入り。衆院本会議に上程されて、法案審議が始まった。もっとも、「共謀罪法」という法律があるわけではない。組織的犯罪処罰法という既にある法律の改正という形で、包括的に犯罪実行行為の着手がなく
本文を読む施行70年「いいね!日本国憲法-平和といのちと人権を!」5・3憲法集会
著者: 澤藤統一郎今年(2017年)の憲法記念日は、日本国憲法施行からちょうど70周年となる。70年の間、けっして憲法は安泰ではなかった。むしろ、恒常的に憲法は危機に瀕していたと言って過言でない。戦後連綿と続いた保守政権は憲法を攻撃し続け
本文を読む上原公子さん「その4500万円!(+金利5%)、あなたひとりでお支払いを」
著者: 澤藤統一郎本日上原(4月4日)、自由法曹団東京支部から、月例の「支部ニュース」が届いた。憲法問題や共謀罪への取り組み、労働事件の報告など、各法律事務所、各地域での弁護士の熱心な働きが頼もしい。こういうニュースに目を通すのは楽しいひ
本文を読む「70年ぶりに墓からよみがえった『教育勅語』」
著者: 澤藤統一郎自分についての正確な評価は、自分でできるものではない。自分のしていることの当否は、実は自分ではなかなか分からないもの。自分のしていることが他からどう見られているかは、なおさら分からない。だから、自分の行為の評価について、
本文を読む永年の読者の一人として「赤旗」に要望します。元号併記はおやめいただきたい。
著者: 澤藤統一郎私は、長年の習慣として赤旗は丹念に読む。貴重な情報が提供されているからでもあるし、同紙の意見や論評に敬意を有してもいるからだ。 昨日(2017年4月1日)も、いつもと同じように赤旗に目を通したが、問題となった紙面の変化に
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