澤藤統一郎の執筆一覧

浜の一揆訴訟が問いかけるものー「21世紀の水産を考える会」総会での報告

著者: 澤藤統一郎

「NPO法人21世紀の水産を考える会」の年次総会にお招きいただき、浜の一揆訴訟についてお話しする機会をいただいたことに感謝いたします。 この運動、この訴訟について、是非とも多くの人に知ってもらいたいのです。しかし、岩手の

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赤ちゃんの泣き声を社会の幸せととらえる・たのべたかお候補(参院選栃木選挙区)とその陣営に敬意の拍手

著者: 澤藤統一郎

本日(6月22日)、いよいよ第24回参議院議員通常選挙が公示。7月10日の投票日まで18日間の選挙戦の始まり。立候補を予想された顔ぶれは出揃い、届け出は午後5時に締め切られた。最終的な候補者数は、選挙区(改選数73)22

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「市民連合わかやま」の由良登信(ゆら・たかのぶ)さんに声援を送る。

著者: 澤藤統一郎

明日(6月22日)が第24回参議院議員選挙の公示日。明日からのこの選挙戦は、いつにも増して日本の将来に大きく影響を与えるものとなる。 本日(21日)各紙の報道によれば、アベは、昨日(20日)のインターネット番組やテレビ番

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これは、国地方係争処理委員会の「味な大岡裁き」ではないか

著者: 澤藤統一郎

辺野古新基地建設に関しての沖縄県と国との紛争。3月4日における訴訟上の「(暫定)和解」に続く法的手続として注目されていた、「国地方係争処理委員会」の審査申立事件において、昨日(6月17日)予想外の結論が出た。 「アメリカ

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間近となった参議院選挙を、憲法擁護の機会として生かすよう訴えます

著者: 澤藤統一郎

ご近所の皆さま、ご通行中の皆さま。少しの時間、耳をお貸しください。 来週の水曜日6月22日が第24回参議院議員選挙の公示日、そして7月10日が投票日です。今回の参院選は、いつにも増して重要な選挙といわねばなりません。とり

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明日注目の沖縄県議選投開票-翁長県政への県民の信任を願って

著者: 澤藤統一郎

注目の沖縄県議選投開票が、いよいよ明日(6月5日)。公選法上、選挙運動は今日(4日)までとなる。日本の矛盾を象徴する沖縄の民意のあり方を問う選挙としても、参院選の前哨戦として全国の動向を占う選挙としても、さらにはアベ政権

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甘利不起訴ー検察審査員諸君、今君たちに正義の実現が委ねられている。

著者: 澤藤統一郎

上脇博之政治資金オンブズマン共同代表(神戸学院大学教授)らが、被疑者甘利明らを告発したのが本年4月8日。同告発に対して東京地検特捜部は、5月31日付けで不起訴処分とした。 その処分通知は下記のとおりまことに素っ気ないもの

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「6月5日川崎ヘイトデモ」に禁止仮処分命令ーデモ参加者には不法行為損害賠償責任

著者: 澤藤統一郎

本日(6月2日)、横浜地方裁判所川崎支部が、以下の仮処分命令を出した(仮処分事件では、申立てた者を「債権者」、申し立てられた相手方を「債務者」という)。 当裁判所は,債権者に債務者のため30万円の担保を立てさせて,次のと

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甘利不起訴? そりゃアマリにひどい。 法はザルか、底の抜けたバケツか。

著者: 澤藤統一郎

天網恢々疎にして漏らさず(『老子』では「失わず」)、とは情けない諺。普通の理解は、「悪を捕らえる天の法網は、一見網の目が粗くて諸悪がすり抜けられそうなのだが、実は逃しはしないのだ。国法が目こぼししても、やがては天の網に捕

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核なき世界を求めて第五福竜丸は今なお航海中ー展示館開館40周年

著者: 澤藤統一郎

昨日(5月29日)、「第五福竜丸展示館開館40周年記念レセプション」が、賑々しく行われた。主催は公益財団法人第五福竜丸平和協会、参加者は核廃絶運動に真摯に関わってこられた方々。会場はクラシック然たる神田の学士会館であった

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「リーマンに濡れ衣着せて頬被り」-この頬被りを許すのか、世界が日本の有権者を見守っている。

著者: 澤藤統一郎

昨日(5月28日)の朝日川柳欄。入選7句のうち、3句が同じテーマ。さすがに達者な出来映え。 リーマンもショックで逃げる景気観(東京都 秋山信孝) 消費税延期のためのG7(大阪府 片柳雅博) 珍説を咎めず客がおもてなし(埼

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「広島は大統領の花道を飾る貸座敷ではない。日米同盟強化誇示の場に利用されてはかなわない。」

著者: 澤藤統一郎

オバマ広島訪問における、原爆資料館10分間見学と17分間演説。その評価は大きく割れている。各紙の紙面にも、極端な持ち上げ記事と辛口の批判の両方が並んでいる。統一性はなく、アンビバレントとは、まさしくこういうときに用意され

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本日、注目の沖縄県議選告示ー翁長県政与党の勝利を期待

著者: 澤藤統一郎

関心の焦点は、サミットの伊勢からオバマの広島へ。そして、本日告示の沖縄県議選へと目まぐるしく移る。参院選直前の前哨戦としてというだけでなく、アベ壊憲政権との対峙の最前線の政治戦として注目せざるを得ない。 沖縄県議会は、昨

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サミットでの伊勢神宮「訪問」に抗議する-公式行事に宗教施設を利用してはならない。

著者: 澤藤統一郎

本日(5月26日)から伊勢志摩サミット。最初の公式日程が参加首脳らの伊勢神宮「訪問」で始まった。これは官邸の強い意向で実現されたものと報道されている。 ダメだよ、アベ君。またまた、キミの憲法違反だ。キミの思惑は、アベ流改

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オバマとアベの広島訪問は、「国民の核アレルギーをトゲ抜きする対症療法」に過ぎない

著者: 澤藤統一郎

明日(5月26日)から伊勢志摩サミット。地元だけでなく東京までがテロ対策の厳戒態勢。今そこにある不愉快な日常の展開である。 つくづく思う。常にテロに怯えなければならない社会は病んでいる。これに慣れてはいけない。勇ましく「

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今、国と沖縄県の係争はどうなっているかー係争委審査の現段階

著者: 澤藤統一郎

本日は、緊急シンポジウム「辺野古新基地建設と沖縄の自治-辺野古が問う日本の地方自治のあり方」に参加した。 行政法学者を中心とした「辺野古訴訟支援研究会」が主催し、「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」が共催。衆院第1議員会館地

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野党選挙共闘に期待する―「改憲阻止絶対防衛圏」を守り抜くため

著者: 澤藤統一郎

各紙の「野党 参院選全1人区で候補一本化」との見出しが目にまぶしい。 香川選挙区で民進党が擁立を断念し、共産党の候補予定者への一本化が決定。これを受けて共産党は近く、民進党と調整中の三重、佐賀で公認候補を取り下げる方向だ

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「漁業で生活できるような行政を」―浜の一揆訴訟の第3回法廷

著者: 澤藤統一郎

本日は、風薫る盛岡で、浜の一揆訴訟の第3回法廷。地域によってはウニの口開けと重なったとのことだったが、30人の原告が法廷を埋め、報告集会も意気盛んなものとなった。 本日も、法廷では堂々の原告意見陳述があった。かつての三閉

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改憲阻止を目指す野党選挙共闘実現の流れー32の一人区のうち、あますところはあと3区。

著者: 澤藤統一郎

参院選の野党統一候補擁立の動きに注目し続けている。その成否が改憲阻止の成否に直結するからだ。アベ壊憲政権の与党勢力に3分の2の議席を与えてはならない。そのためには、明文改憲阻止の一点で野党の選挙共闘が不可欠だ。民進・共産

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