「公明党=創価学会ではない」とは、ときに聞かされること。「公明党≒創価学会ですらない」「創価学会は真面目ですよ。平和を求めることにおいては特にね」などとも。とりわけ学会の婦人部が、原水爆禁止や9条擁護に熱心だとされる。私
本文を読む澤藤統一郎の執筆一覧
浜の一揆訴訟が問いかけるものー「21世紀の水産を考える会」総会での報告
著者: 澤藤統一郎「NPO法人21世紀の水産を考える会」の年次総会にお招きいただき、浜の一揆訴訟についてお話しする機会をいただいたことに感謝いたします。 この運動、この訴訟について、是非とも多くの人に知ってもらいたいのです。しかし、岩手の
本文を読む野党共闘をどう見るかー18・19歳の意見と向き合う
著者: 澤藤統一郎昨日(6月23日)の毎日新聞朝刊。「参院選で有権者になる20歳未満の男女各50人の計100人に野党共闘について聞いた」という記事。回答した92人の意見分布と9人の個別意見を紹介している。「野党共闘に「賛成」と答えたのは2
本文を読む「沖縄全戦没者追悼式」と「平和の礎」の思想
著者: 澤藤統一郎本日、沖縄戦で組織的戦闘が終結したとされる「6月23日」。あの日から71年目である。折も折。元米海兵隊員の強姦殺害事件への追悼・抗議集会の直後であり、辺野古新基地建設反対を最大テーマとする参院選のさなかでもある。 選んだ
本文を読む赤ちゃんの泣き声を社会の幸せととらえる・たのべたかお候補(参院選栃木選挙区)とその陣営に敬意の拍手
著者: 澤藤統一郎本日(6月22日)、いよいよ第24回参議院議員通常選挙が公示。7月10日の投票日まで18日間の選挙戦の始まり。立候補を予想された顔ぶれは出揃い、届け出は午後5時に締め切られた。最終的な候補者数は、選挙区(改選数73)22
本文を読む「市民連合わかやま」の由良登信(ゆら・たかのぶ)さんに声援を送る。
著者: 澤藤統一郎明日(6月22日)が第24回参議院議員選挙の公示日。明日からのこの選挙戦は、いつにも増して日本の将来に大きく影響を与えるものとなる。 本日(21日)各紙の報道によれば、アベは、昨日(20日)のインターネット番組やテレビ番
本文を読む沖縄県民大集会の日に、沖縄の怒りの根源を想う
著者: 澤藤統一郎本日(6月19日)那覇で、米軍属(元海兵隊員)女性暴行殺人事件に抗議する県民大集会が開催された。集会名は、「元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾! 被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」(主催・辺野古新基地を
本文を読むこれは、国地方係争処理委員会の「味な大岡裁き」ではないか
著者: 澤藤統一郎辺野古新基地建設に関しての沖縄県と国との紛争。3月4日における訴訟上の「(暫定)和解」に続く法的手続として注目されていた、「国地方係争処理委員会」の審査申立事件において、昨日(6月17日)予想外の結論が出た。 「アメリカ
本文を読む安倍首相の独裁願望と衆院予算委員会会議録改竄
著者: 澤藤統一郎先日(6月12日)明治大学で行われた「圧殺の海 第2章 『辺野古』」の試写会で、上映前に景山あさ子氏とともに監督を務めた藤本幸久氏の挨拶があった。 彼は、師と仰ぐ土本典昭(水俣のドキュメントで名高い)の「記録なければ事実
本文を読む間近となった参議院選挙を、憲法擁護の機会として生かすよう訴えます
著者: 澤藤統一郎ご近所の皆さま、ご通行中の皆さま。少しの時間、耳をお貸しください。 来週の水曜日6月22日が第24回参議院議員選挙の公示日、そして7月10日が投票日です。今回の参院選は、いつにも増して重要な選挙といわねばなりません。とり
本文を読む「圧殺の海 第2章 『辺野古』」の映像が語る沖縄の現実
著者: 澤藤統一郎明治大学で行われた、「圧殺の海 第2章 『辺野古』先行上映」(試写会)を観てきた。そして、沖縄の現実を切りとった映像の迫力に圧倒された。 怒号と叫喚の106分間。見続けるのが息苦しい。しかし、目をそらしてはならない。これ
本文を読む自民党の参院選公約、本当のところを語りましょう。
著者: 澤藤統一郎自民党を代表いたしまして、2016年参院選(第24回)公約のエッセンスをかいつまんで解説申し上げます。 申し遅れましたが、わたくしアベ・シンゾーと申します。恥ずかしながら、自民党の総裁であり、日本のソーリ大臣でもあります
本文を読む明日注目の沖縄県議選投開票-翁長県政への県民の信任を願って
著者: 澤藤統一郎注目の沖縄県議選投開票が、いよいよ明日(6月5日)。公選法上、選挙運動は今日(4日)までとなる。日本の矛盾を象徴する沖縄の民意のあり方を問う選挙としても、参院選の前哨戦として全国の動向を占う選挙としても、さらにはアベ政権
本文を読む甘利不起訴ー検察審査員諸君、今君たちに正義の実現が委ねられている。
著者: 澤藤統一郎上脇博之政治資金オンブズマン共同代表(神戸学院大学教授)らが、被疑者甘利明らを告発したのが本年4月8日。同告発に対して東京地検特捜部は、5月31日付けで不起訴処分とした。 その処分通知は下記のとおりまことに素っ気ないもの
本文を読む「6月5日川崎ヘイトデモ」に禁止仮処分命令ーデモ参加者には不法行為損害賠償責任
著者: 澤藤統一郎本日(6月2日)、横浜地方裁判所川崎支部が、以下の仮処分命令を出した(仮処分事件では、申立てた者を「債権者」、申し立てられた相手方を「債務者」という)。 当裁判所は,債権者に債務者のため30万円の担保を立てさせて,次のと
本文を読む民主主義ってなんだ? 民主主義による戦争ってなんだ?
著者: 澤藤統一郎昨日の「日記」に、我流の「天網恢々」解釈を書いたところ、知人から「司馬遷の『天道是か非か』まで想起され、頷きながら最後まで読み通しました」という、冷や汗の出るような感想に接した。 「天道是か非か」。是であって欲しいと願い
本文を読む甘利不起訴? そりゃアマリにひどい。 法はザルか、底の抜けたバケツか。
著者: 澤藤統一郎天網恢々疎にして漏らさず(『老子』では「失わず」)、とは情けない諺。普通の理解は、「悪を捕らえる天の法網は、一見網の目が粗くて諸悪がすり抜けられそうなのだが、実は逃しはしないのだ。国法が目こぼししても、やがては天の網に捕
本文を読む核なき世界を求めて第五福竜丸は今なお航海中ー展示館開館40周年
著者: 澤藤統一郎昨日(5月29日)、「第五福竜丸展示館開館40周年記念レセプション」が、賑々しく行われた。主催は公益財団法人第五福竜丸平和協会、参加者は核廃絶運動に真摯に関わってこられた方々。会場はクラシック然たる神田の学士会館であった
本文を読む「リーマンに濡れ衣着せて頬被り」-この頬被りを許すのか、世界が日本の有権者を見守っている。
著者: 澤藤統一郎昨日(5月28日)の朝日川柳欄。入選7句のうち、3句が同じテーマ。さすがに達者な出来映え。 リーマンもショックで逃げる景気観(東京都 秋山信孝) 消費税延期のためのG7(大阪府 片柳雅博) 珍説を咎めず客がおもてなし(埼
本文を読む「広島は大統領の花道を飾る貸座敷ではない。日米同盟強化誇示の場に利用されてはかなわない。」
著者: 澤藤統一郎オバマ広島訪問における、原爆資料館10分間見学と17分間演説。その評価は大きく割れている。各紙の紙面にも、極端な持ち上げ記事と辛口の批判の両方が並んでいる。統一性はなく、アンビバレントとは、まさしくこういうときに用意され
本文を読む本日、注目の沖縄県議選告示ー翁長県政与党の勝利を期待
著者: 澤藤統一郎関心の焦点は、サミットの伊勢からオバマの広島へ。そして、本日告示の沖縄県議選へと目まぐるしく移る。参院選直前の前哨戦としてというだけでなく、アベ壊憲政権との対峙の最前線の政治戦として注目せざるを得ない。 沖縄県議会は、昨
本文を読むサミットでの伊勢神宮「訪問」に抗議する-公式行事に宗教施設を利用してはならない。
著者: 澤藤統一郎本日(5月26日)から伊勢志摩サミット。最初の公式日程が参加首脳らの伊勢神宮「訪問」で始まった。これは官邸の強い意向で実現されたものと報道されている。 ダメだよ、アベ君。またまた、キミの憲法違反だ。キミの思惑は、アベ流改
本文を読むオバマとアベの広島訪問は、「国民の核アレルギーをトゲ抜きする対症療法」に過ぎない
著者: 澤藤統一郎明日(5月26日)から伊勢志摩サミット。地元だけでなく東京までがテロ対策の厳戒態勢。今そこにある不愉快な日常の展開である。 つくづく思う。常にテロに怯えなければならない社会は病んでいる。これに慣れてはいけない。勇ましく「
本文を読む今、国と沖縄県の係争はどうなっているかー係争委審査の現段階
著者: 澤藤統一郎本日は、緊急シンポジウム「辺野古新基地建設と沖縄の自治-辺野古が問う日本の地方自治のあり方」に参加した。 行政法学者を中心とした「辺野古訴訟支援研究会」が主催し、「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」が共催。衆院第1議員会館地
本文を読む「小さな人権」そこをのけ、「大きな人権」のお通りだ。-自民改憲草案の基本思想
著者: 澤藤統一郎本日の毎日新聞夕刊第2面・特集ワイド欄に、「自民党『憲法改正草案Q&A』への疑問」「緊急時なら制限されてもいい…?『小さな人権』とは」という記事。 http://mainichi.jp/articles/20160523
本文を読む野党選挙共闘に期待する―「改憲阻止絶対防衛圏」を守り抜くため
著者: 澤藤統一郎各紙の「野党 参院選全1人区で候補一本化」との見出しが目にまぶしい。 香川選挙区で民進党が擁立を断念し、共産党の候補予定者への一本化が決定。これを受けて共産党は近く、民進党と調整中の三重、佐賀で公認候補を取り下げる方向だ
本文を読む目くそ君たち、大いに鼻くそを嗤え。
著者: 澤藤統一郎聖書には、引用される名言が多い。「汝らのうち、罪なき者まず石をなげうて」などは、その筆頭格だろう。ヨハネによる福音書第8章なのだそうだ。現代語訳では、「イエスは立ち上がって彼らに言われた、『あなたがたのうちで罪のない者が
本文を読む「漁業で生活できるような行政を」―浜の一揆訴訟の第3回法廷
著者: 澤藤統一郎本日は、風薫る盛岡で、浜の一揆訴訟の第3回法廷。地域によってはウニの口開けと重なったとのことだったが、30人の原告が法廷を埋め、報告集会も意気盛んなものとなった。 本日も、法廷では堂々の原告意見陳述があった。かつての三閉
本文を読む改憲阻止を目指す野党選挙共闘実現の流れー32の一人区のうち、あますところはあと3区。
著者: 澤藤統一郎参院選の野党統一候補擁立の動きに注目し続けている。その成否が改憲阻止の成否に直結するからだ。アベ壊憲政権の与党勢力に3分の2の議席を与えてはならない。そのためには、明文改憲阻止の一点で野党の選挙共闘が不可欠だ。民進・共産
本文を読む改憲への危機感から毎日書き続けています
著者: 澤藤統一郎竹田君のモノローグ-「前途には、越すに越せない障害物が山積」 私、竹田恒和です。恥ずかしながら、皇族の出です。オリンピックを取り巻いているのは、金持ちだけでなく王族や貴族が織りなす世界。クーベルタン自身が男爵でしたし、歴
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