戦争画・藤田嗣治のアッツ島玉砕画とサイパン島玉砕画批判の私論に「作品論」が無い、と舌鋒鋭く(?)非難をされる方の論を読み、頭を掠めたのがあの橋下氏の「ストリップも芸術」と喝破(?)された数年前の一件でした。 曰く「自称イ
本文を読む熊王信之の執筆一覧
プレイボーイ(本文299字)
著者: 熊王信之以下は、東京新聞の三百文字小説に倣い字数を三百字に限定した小説紛いのものです。 作者の私は、猫好きで動物保護団体にも聊かの関わりがありますので、同じく猫好きのボランティアさん達とお付き合いがあります。 ボランティアさん達
本文を読む内田 弘専修大学名誉教授への御答え(続)
著者: 熊王信之藤田嗣治の所謂「玉砕画」が、当時の天皇制絶対主義国家の戦争遂行目的以外の趣旨を見る者に訴えることが可能であった、と仮定したならば、当時の国家体制と「聖戦」遂行中の情勢に鑑みて一般臣民に対して公開が許されたであろうか、とは
本文を読むお父ちゃんと一緒に鮒釣り(本文279字)
著者: 熊王信之下記の300字小説は、東京新聞に応募したものですが、如何にも下手なのか、話題が余りに大阪に限られる故なのか分かる訳も無いまま未だに採用の通知もありません。 仮に採用の吉報がありましても掲載は辞退しますので、ちきゅう座に御
本文を読む内田 弘専修大学名誉教授への御答え
著者: 熊王信之私のちきゅう座投稿への御批判を内田 弘専修大学名誉教授から頂きました。 私は、先生の御論稿は未読であり、出版されている数点の著書とネットでの擁護論を読み、かねてよりの持論を開陳しました処ですので、聊か狼狽した処です。 私
本文を読む藤田嗣治は、戦争協力画家ではないのか
著者: 熊王信之相当以前から藤田嗣治の戦争画については、擁護される言説があり、絵心が無い者ながら一言附言したいと思います。 特に、十五年戦争の後半に描かれた戦争画に関わる言説が最近の復古傾向にある世情に適合しているかのようにも見えます。
本文を読む安倍首相の演説をじっくりと読んでみました
著者: 熊王信之安倍首相の演説をじっくりと読んでみました。 聞くだけなら、誤魔化されるから、です。 何をか、と言いますと「第百九十七回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説」です。 首相は、最初にノーベル賞を受賞された本庶佑特別教授を
本文を読む変や~:ブラックボックスの米国
著者: 熊王信之トランプ大統領批判本の“Fear: Trump in the White House”が凄く売れているそうです。 発売間も無いのに既に書評も載っています。 この国でも、トランプ氏に勝手に貼り付けたイメージを再認識したい層
本文を読む新安保体制下の悪夢が現実化するのは何処か
著者: 熊王信之日本の新安保体制下、世界の何処かで軍事衝突が生起した挙句に、自衛隊が巻き込まれ憲法改悪から政体のファッショ化に至るまでが現実化する、との恐れを抱かれる方がおられます。 その恐れは当然に存在しますが、南沙諸島
本文を読むBCL
著者: 熊王信之読者の皆様は、BCLと言う言葉を御存じでしょうか。 この略語は、英語で言う処の“Broadcasting Listening”(放送聴取)であり、主に短波放送を聴取して、当該放送局宛に聴取の仔細を報告のうえ受信確認証を発
本文を読むトランプ政権の虚実を見る必要があるのでは?
著者: 熊王信之マティス国防長官がトランプ大統領を小学校5年か6年生レベルの理解力しか無い、と酷評したとかしないとか、と書いてある処の件のボブ・ウッドワード(Bob Woodward)氏の新著がこの国でも、アマゾンで購入予約が可能ですし
本文を読む八月の憂鬱
著者: 熊王信之毎年、八月になると暑さのせいもあり、何とも嫌な気分になります。 あの事件(私には、「事故」と断定出来得ていないので)までは、敗戦記念のために、そうなるのでした。 八月十五日前後には、戦争の悲惨さが毎度、毎度繰り返されて、
本文を読む死語「国体」と「国体の精華」
著者: 熊王信之死語「国体」について、その復活の是非に関わってちきゅう座で接した限りの論説では肯否が分かれるようです。 私自身は、「持て囃される同工異曲」(2018年 6月 14日)において少しばかり言及したのですが、もう少し、その本質
本文を読む空に昇った「とら」へのラブレター
著者: 熊王信之本稿は、週刊朝日の「犬ばか猫ばかペットばか」欄への投稿原稿であり、表題も原文のままです。 週刊朝日に掲載にあたっては、編集部に依り字数制限・編集がなされました。 この度は、ちきゅう座の御好意に甘えまして、原文を掲載させて
本文を読む大災害が隠された自然の顔を見せる時
著者: 熊王信之以下は、私と私の親族一家が身を以て経験した実話です。 阪神淡路大震災に先立つ数年前のこと。 親族一家が住む阪神間のある新興住宅地を訪れました。 男の子と女の子の二人の子供に贈り物を届けることが目的でした。 一家と話す内に
本文を読むタイ洞窟からの少年とコーチ救出劇に見る彼我の差異
著者: 熊王信之先の拙稿「帝国に迫る夕闇の中で謳うトランプ」では、編集上の都合に依りまして、章句を全て一遍に纏めて掲載されました結果、読者各位におかれましては、非常に読み取り難い文面になりましたことを、まず以て御詫び申し上げます。 さて
本文を読む帝国に迫る夕闇の中で謳うトランプ
著者: 熊王信之トランプ大統領と金委員長との会談は、朝鮮半島を含む極東の安全保障に極めて重大な影響を与える前兆とも言えるのではないか、との観測が出て来ています。 勿論、この国では、アベ政権の救世主とも言えるミサイルの来襲が絶えることにも
本文を読む大阪大地震で「風評被害」を心配する馬鹿らしさ
著者: 熊王信之大阪北部地震の余震とその他地域での関連と思われる地震が続いています。 私の住む大阪の南部でも何度か余震があり、其処ら中にある断層帯が刺激されて動き出す可能性がある、と一般でも話されています。 この国では、阪神淡路大震災以
本文を読む小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑について(蛇足の蛇足)
著者: 熊王信之隔靴掻痒の如く、核心的事実の調査をせずに、疑惑、疑惑と言い募る輩には好い加減飽きるので、現地調査をしろ、と言いたいがために拙稿をお届けした処ですが、この疑惑は何度も、何度も、消えては再度火がつくようでした。 其処で、ネッ
本文を読む小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑について(蛇足)
著者: 熊王信之昨今、当ちきゅう座での言説が荒れて来ているようです。 他人の論稿を良く読まずに、自身の論旨に違うと見定めた相手に異議申し立てをされる方々がおられるようで、聊か腹立たしく、これ等の言説を無視することに定めた私も御相手をしな
本文を読む大阪に大地震が来た!
著者: 熊王信之2018年6月18日午前8時前に、私の住む大阪府南部が激しく揺れました。 当日、何時もより遅く起きてキッチンで我が家の年寄猫に飲ませる腎臓病の薬を調整している処でした。 行き成り、床が上下に揺れてゴーと云う地鳴りのような
本文を読む小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑について
著者: 熊王信之小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑が、またもや話題に上っています。 この疑惑。 以前にも一部芸能人から呈されたことがありましたが、現地からカイロ大学関係者の祝福の声も届けられて、疑問を呈した人が赤恥を晒される始末でした。
本文を読む朝鮮半島でのディール(取引)における名刺交換会大成功
著者: 熊王信之トランプ大統領と金委員長の初会談は、大成功でした。 妬みと偏見に満ちたこの国の政府と多くの国民の眼には真実が映らないのでしょうが、トランプ大統領からの北朝鮮非核化に関わる代金請求書は必ずこの国の政府宛に届けられるでしょう
本文を読む一人負彦様の反論に応える再反論に代えて
著者: 熊王信之一人負彦様 御説は、拝読いたしましたが、どうも私論を良く御読みになられていないようです。 そもそも、憲法を始めとしまして、法令の読み方には、一定の法則がありますので、まず、法令解釈の手法について一般的事項を定評のある指導
本文を読む持て囃される同工異曲
著者: 熊王信之最近、良く思い出すのが、その昔に存在した「日本社会党」の左派と共産党との論争です。 日本の国独資(懐かしい言葉)変革一本か、米帝(これまた懐かしい言葉)からの独立と、更なる日本の国独資の変革の二段階革命(懐かしい言葉)と
本文を読む新潟県知事選に見る野党の御都合主義
著者: 熊王信之新潟県知事選では、与党候補が選挙戦を勝ち抜き、勝てばアベ政権に三下り半を突き付けることになる、と意気込む野党候補が敗れました。 反アベ政権の方々には悪いのですが、私の予想どおりでした。 そもそも、前知事が確りとしていれば
本文を読む一人負彦氏の「日本国憲法前文を改正すべき5大ポイント」に応えて
著者: 熊王信之憲法改正についての議論に何方もお応えになりませんので、私論ですが、お応えしたい、と思います。 第一点、主語は、日本国民で充分にその意を尽くしている、と思われ、自称語「われら」を入れる意義は無いもの、と思われます。 即ち、
本文を読む大阪で万博とカジノ
著者: 熊王信之大阪で万博(カジノも)、だそうです。 維新の府と市が提唱しているのですが、何処かが変です。 そもそも万博は、高度経済成長の時代に、一度、大阪で主催した経過があるのですが、当時の総括をされたのでしょうか。 当時は、私も一度
本文を読む多発する山岳遭難と犠牲者(続)
著者: 熊王信之前稿「多発する山岳遭難と犠牲者」末尾から四行目「尾瀬まで登るか」中の「瀬」は、明らかに誤字で、「根」の間違いでしたのでお詫び申し上げまして、「尾根」と訂正させていただきます。 勿論、全国何処からでも「尾瀬」まで登られれば
本文を読む多発する山岳遭難と犠牲者
著者: 熊王信之今年のゴールデンウィークには、山岳遭難が多発し、残念なことに死者が多数出ました。 近年、この国では、山岳遭難事故が多発しています。 警察庁の統計に依りますと、2016年に遭難した人は、2929人で、2006年(1853人
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