熊王信之の執筆一覧

この国は、もう一度、「今は無き掩体壕」を子供に見せるのか

著者: 熊王信之

今年は、米国大統領選挙に当選されたトランプ氏が住むトランプ・タワーが、何かにつれて被写体として眼に映る機会があり、その度に、古の米国映画の或るシーンを反射的に回想することが多かった年でした。 と云えば、誰(中年以降限定か

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自衛隊が、実際に駆けつけ警護に出動した時に何が生じるか

著者: 熊王信之

南スーダンに自衛隊駆けつけ警護の部隊が派遣され、新安保体制の下での新しい任務遂行が求められる隊員の命運が案じられる処です。 その憂慮すべき実相を、当の自衛隊の訓練等から指摘をしてみたい、と思います。 その理由は、巷間、南

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南スーダンの紛争地を祭壇に見立て自衛隊員を人身御供に、憲法改正を狙うアベ政権

著者: 熊王信之

報道に依れば、愈々、新安保体制の下で自衛隊が紛争地南スーダンに新任務を持ち派遣されます。 しかしながら、実質的に内戦状態に突入している南スーダンにおいて、政府軍と反政府軍を問わずに国民に対する殺人、強盗等の犯罪に手を責め

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トランプ氏当選の意味と余波、米英とも新たな地平に旅立ち、残された同盟国はどうなる?

著者: 熊王信之

米国大統領選挙の結末に関しては、様々な見解があるようで、ちきゅう座に掲載された投稿にもそれは言えるようです。 云うまでも無く、各人が置かれた生育環境等と受けられた教育、御自身の勉学等の方向性と見識等、生育の後には、嫌な物

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「トランプ氏は真実を語った」と観る碩学と体制派マスゴミと似非知識人

著者: 熊王信之

米国大統領選挙に関わって、漸く、真っ当な評価をする碩学の見識に安堵しました。 エマニュエル・トッド氏です。 「自由貿易と移民が、世界中の働き手を競争に放り込み、不平等と停滞をもたらした、と人々は理解し、その二つを問題にす

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米国大統領選挙に関わる報道合戦と選挙戦の実相について

著者: 熊王信之

中傷と憎悪に満ちた米国大統領選挙に終止符が打たれました。 その結果に関わる感慨は、先に投稿しましたが、英国のEU離脱時に居抱いた感慨を今回も居抱くことになりました。 そして、今回は、特に選挙戦の報道に関わり若干の私見を述

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米国大統領選挙途中経過(11月9日日本時間午前11時25分現在)

著者: 熊王信之

日本の時事ニュースに依りますと、現時点での米国大統領選挙の途中経過は、クリントン候補がリードしている、とのことですが、本日早朝より、米英の四報道機関の速報を見て居て、クリントン候補がリードした瞬間は、視聴した覚えがありま

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「駆けつけ警護 緊迫の訓練を初公開」だって言うから見て観れば、お笑い

著者: 熊王信之

南スーダンの現実を知らなければ、肯定されるのでしょうが、今回公開された自衛隊の「駆けつけ警護」の設定状況は、現地では、到底有り得ないものであり、訓練そのものも有り得ない、絵空事。 戦前の情報統制された国内で大本営発表を垂

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危ない紛いものを有難がるリベラルは如何なものか。

著者: 熊王信之

半澤健市氏が、「日高六郎の『国策転換に関する所見』は、安倍思想に比べ数周回も進んだ『戦争レジームからの脱却』論であり、真の『積極的平和主義』であり、誠の『政治的正当性』の表現だったと私は考える。」とは、危ない、危ない。

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子安宣邦大阪大学名誉教授の御論考への一考察

著者: 熊王信之

子安宣邦大阪大学名誉教授の御論考「丸山の『超国家主義』論は何を見逃したか」を興味深く拝読いたしました。 政治学上の論議は、丸山政治学を齧ったのみの私には、判定は不可能ですが、御論考最終末の教授の慚愧の御心情は、お考え過ぎ

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