今年は、米国大統領選挙に当選されたトランプ氏が住むトランプ・タワーが、何かにつれて被写体として眼に映る機会があり、その度に、古の米国映画の或るシーンを反射的に回想することが多かった年でした。 と云えば、誰(中年以降限定か
本文を読む熊王信之の執筆一覧
厄病神の機体(未亡人製造機)―オスプレイ
著者: 熊王信之沖縄での米海兵隊のオスプレイ墜落事件の推移は、この国の米国追随の有り様を国民一般に改めて開陳せしめたのみならず、オスプレイと云う機体が欠陥機である事実をも内外の衆目に明らかにした、と総括せざるを得ません。 此処では、事件
本文を読む自衛隊が、実際に駆けつけ警護に出動した時に何が生じるか
著者: 熊王信之南スーダンに自衛隊駆けつけ警護の部隊が派遣され、新安保体制の下での新しい任務遂行が求められる隊員の命運が案じられる処です。 その憂慮すべき実相を、当の自衛隊の訓練等から指摘をしてみたい、と思います。 その理由は、巷間、南
本文を読むアベ化した頭で複雑怪奇なる新情勢に戸惑う
著者: 熊王信之アベ化した日本のマスゴミと評論家・知識人等の政権擦り寄りには、辟易としていますが、これは、すぐに化けの革が剥がれる、と思ったのが、例のトランプ氏との「会談」でした。 何が世界で初のトランプ氏との「会談」ですか。 未だ政権
本文を読むトランプ次期大統領、新政権発足初日にTPP離脱を指示
著者: 熊王信之「トランプ次期米大統領は21日、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱など来年1月20日の就任初日に実行する政策を示したビデオを公表した。」とのニュースが入って来ました。 BBCに依れば、就任初日に実施すると表明した6つの
本文を読む反トランプ氏言説の依って来る処は何か
著者: 熊王信之米国大統領選挙に限らないのですが、凡そあらゆる事象に関わって、この国では、私自身が受ける印象と巷間流布される意見とで相違がある場合が多く、その依って来る事由を考えることが多いので戸惑うことが、年々、多くなります。 それは
本文を読む南スーダンの紛争地を祭壇に見立て自衛隊員を人身御供に、憲法改正を狙うアベ政権
著者: 熊王信之報道に依れば、愈々、新安保体制の下で自衛隊が紛争地南スーダンに新任務を持ち派遣されます。 しかしながら、実質的に内戦状態に突入している南スーダンにおいて、政府軍と反政府軍を問わずに国民に対する殺人、強盗等の犯罪に手を責め
本文を読むトランプ氏当選の意味と余波、米英とも新たな地平に旅立ち、残された同盟国はどうなる?
著者: 熊王信之米国大統領選挙の結末に関しては、様々な見解があるようで、ちきゅう座に掲載された投稿にもそれは言えるようです。 云うまでも無く、各人が置かれた生育環境等と受けられた教育、御自身の勉学等の方向性と見識等、生育の後には、嫌な物
本文を読む「トランプ氏は真実を語った」と観る碩学と体制派マスゴミと似非知識人
著者: 熊王信之米国大統領選挙に関わって、漸く、真っ当な評価をする碩学の見識に安堵しました。 エマニュエル・トッド氏です。 「自由貿易と移民が、世界中の働き手を競争に放り込み、不平等と停滞をもたらした、と人々は理解し、その二つを問題にす
本文を読む米国大統領選挙に関わる報道合戦と選挙戦の実相について
著者: 熊王信之中傷と憎悪に満ちた米国大統領選挙に終止符が打たれました。 その結果に関わる感慨は、先に投稿しましたが、英国のEU離脱時に居抱いた感慨を今回も居抱くことになりました。 そして、今回は、特に選挙戦の報道に関わり若干の私見を述
本文を読むトランプ候補当選の意味と今後
著者: 熊王信之トランプ氏当選を予測出来得なかったお馬鹿アベ御一党様を始めとして、アベ化した日本の報道機関や評論家の方々の「驚き」のご様子は、見て居て心底楽しいですね。 クリントン・ニュース・ネットワーク(CNN)を始めとした米国の既得
本文を読む米国大統領選挙途中経過(続)
著者: 熊王信之ブレグジット(英国のEU離脱)に続いて、大方の予想に反する結果が米国大統領選挙でも出そうです。 ま~、予想と言うよりも既得権益権者の世論誘導策ですが。 体制派マスコミの総力を挙げた誹謗中傷をものともせずに、トランプ候補の
本文を読む米国大統領選挙途中経過(11月9日日本時間午前11時25分現在)
著者: 熊王信之日本の時事ニュースに依りますと、現時点での米国大統領選挙の途中経過は、クリントン候補がリードしている、とのことですが、本日早朝より、米英の四報道機関の速報を見て居て、クリントン候補がリードした瞬間は、視聴した覚えがありま
本文を読む米国大統領選挙管見(続々)
著者: 熊王信之米国大統領選挙の行方は、如何になるのでしょうか。 最新のBBC日本版のニュースでは、「米大統領選の投開票日が翌日に迫った7日、民主党候補ヒラリー・クリントン氏と共和党候補ドナルド・トランプ氏は、勝敗のカギを握る激戦州を行
本文を読む米国大統領選挙管見(続)
著者: 熊王信之米国大統領選の行く末は、混迷を深めているようです。 最新のBBCのニュースでは「BBCが4日未明に直近5種類の全米世論調査の中央値をとったところでは、共和党候補ドナルド・トランプ氏と民主党候補ヒラリー・クリントン氏はそれ
本文を読む米国大統領選挙管見
著者: 熊王信之米国大統領選挙は、最早、中傷合戦の様相を呈して来ているようで、トランプ・クリントン両候補の失言や過去の事件を巡り対立が続いています。 しかし、此処に来て、クリントン陣営には大きな障害が生じたのです。 クリントン御夫婦を巡
本文を読む「駆けつけ警護 緊迫の訓練を初公開」だって言うから見て観れば、お笑い
著者: 熊王信之南スーダンの現実を知らなければ、肯定されるのでしょうが、今回公開された自衛隊の「駆けつけ警護」の設定状況は、現地では、到底有り得ないものであり、訓練そのものも有り得ない、絵空事。 戦前の情報統制された国内で大本営発表を垂
本文を読む普通の人々
著者: 熊王信之私の手元に、粗末な装丁の洋書が一冊あります。 著者は、米国の歴史家でクリストファー・ブローニング(Christopher Browning)。 書籍は、普通の人々:警察予備大隊101とポーランドにおける最終解決(Ordi
本文を読む危ない紛いものを有難がるリベラルは如何なものか。
著者: 熊王信之半澤健市氏が、「日高六郎の『国策転換に関する所見』は、安倍思想に比べ数周回も進んだ『戦争レジームからの脱却』論であり、真の『積極的平和主義』であり、誠の『政治的正当性』の表現だったと私は考える。」とは、危ない、危ない。
本文を読む80年代の大阪近郊電車内で
著者: 熊王信之最近の阪神タイガースの成績は、あまり振るわないので私の周囲でも話題になることが少なく寂しいです。 でも、まさかバブル景気の影響では無かったのでしょうが、80年代の一時期には甲子園でのバックスクリーン三連発に代表されるよう
本文を読む新潟県知事選における野党共闘について
著者: 熊王信之新潟県知事選で原発再稼働に慎重な姿勢を鮮明にされた米山隆一氏(共産、社民、自由推薦)が勝利されたこと自体は、非常に喜ばしいことと思われます。 そもそも米どころの新潟には、原発は相応しくなく、大電力を費消する東京都へでも新
本文を読む長寿動物表彰を受けた「とら」の最期
著者: 熊王信之昨年の10月4日に、「長寿動物表彰を受けた『とら』」と云うごく個人的な拙稿を投稿しました。 長寿動物表彰を受けた「とら」 ちきゅう座 https://chikyuza.net/archives/56867 何かの因縁でし
本文を読む国民は、「ええじゃないか」を踊るのか。
著者: 熊王信之昨日、近隣の私鉄駅近くの獣医院へ我が家の老猫の薬を貰いに行き、帰りの途中で久し振りに岩波の「世界」が読みたくなり田舎にしては規模が大き過ぎる程の昔から馴染みの書店に立ち寄り探したのですが、雑誌のみならず岩波の書籍が全て書
本文を読むBrexit(続)
著者: 熊王 信之英国のEU離脱を巡って、この国では、労働者層等の非知識階層が、極右政党等の虚偽宣伝を真に受けた非合理的選択であり、投票後には、後悔が始まるであろう等と嘲笑する人が多数のようです。 従って、私等は、英国人では無いものの、同
本文を読むBrexit
著者: 熊王信之瓢箪から駒のような英国のEU離脱を選択した選挙結果を受けた報道の中で、AFPのニュースが、スコットランドと北アイルランドに依る英国(UK)からの「離脱」を絡めて英国民が自主独立を選択した結果を示唆していました。 &nbs
本文を読む子安宣邦大阪大学名誉教授の御論考への一考察
著者: 熊王信之子安宣邦大阪大学名誉教授の御論考「丸山の『超国家主義』論は何を見逃したか」を興味深く拝読いたしました。 政治学上の論議は、丸山政治学を齧ったのみの私には、判定は不可能ですが、御論考最終末の教授の慚愧の御心情は、お考え過ぎ
本文を読む長寿動物表彰を受けた「とら」
著者: 熊王信之自分が生を受けたこの国が、戦前回帰を目指す政治の奔流に見舞われている歴史の狭間で、何も出来ず、それどころか、第二の人生を迎えて彼是と思い描いていた青年期よりの夢も正夢に出来ず、何も手につかず、何と、愛猫の介護に明け暮れて
本文を読む気候変動を止めるって?
著者: 熊王信之原子力資料情報室さんへ。 原発事故を防げも出来ない人類が、気候変動を止めるって? 何かのお間違いではないのでしょうかね。 そもそも二酸化炭素地球温暖化仮説は、原発推進のために此処まで誇大妄想狂
本文を読む冷酷な似非政治家に一太刀でも報いたい
著者: 熊王信之国債乱発の尻拭いを日銀にさせる財政ファイナンスを、恰も日本経済復活の救世主の如く喧伝している安倍政権が、消費拡大が思うように進まない、何等かの政策が必要との認識が進んでいるそうです。 人工的にインフレを起こせば消費も拡大
本文を読む老齢期には保険の利用も再考を
著者: 熊王信之田畑光永氏の保険のお話。 如何にも面妖なお話で、そもそも、月々何万円もの掛け金を払える老齢の者がどれほどいるのであろう、と考えてしまいます。 但し、言われるところの「保険会社は集めた保険金を運用して利益を出し、それを一定
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