ちきゅう座で藤澤豊氏が「教科書」について書かれていましたので、その関連で、自分が数十年前に学んだ法律学の「基本書」(「教科書」よりも学の基本をなす理論書)を思い出しました。 今では、書籍が売れずに、例え売れ
本文を読む熊王信之の執筆一覧
憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域
著者: 熊王信之イスラム国(IS)の人質になり、殺されたお二人には言葉もありません。 なかでも、紛争地帯に進んで入られ、身を挺して凄惨な戦いを報道されておられた真のジャーナリストの死には、報道の使命をかけた一生を終えられた、との印象が強
本文を読む二人の日本人人質の命を奪ったテロと戦うのが憲法の精神か
著者: 熊王信之イスラム国(IS)が二人の日本人人質の命を奪ったことで、いよいよ安倍首相の「テロと戦う」意思が強固になって行く様子ですが、米国中心で長年の間、戦われて来た「対テロ戦争」の収支決算は如何なものなのでしょうか。 アフガニスタ
本文を読むデッチ上げ官制デモで言論の自由を建前に戦争へ
著者: 熊王信之仏風刺週刊誌編集部襲撃事件に関わって、事件を「言論の自由」への挑戦と捉えるフランスを始めとする欧米先進諸国では、フランスでの官制大規模デモを賞賛し、各国首脳が手を携えて行進した、との報道に疑問を持たれません。 しかしなが
本文を読む有志連合に加わりイスラム世界と戦う日本
著者: 熊王信之「残念ながら、日本は、一線を超えたようです。」と、私は、前稿の末尾で書きました。 その理由は、戦後の長らく官民ともに営々と築き上げて来たアラブ世界との交流を、自ら断ち、イスラムの民を相手に対テロ戦を戦う米国主導の有志連合
本文を読む新たな段階に達した「対テロ軍事行動」と日本
著者: 熊王信之イスラム過激派と見做された政治・軍事勢力に対する攻撃は、米国主導の有志連合に依る「生来の決意作戦」(Operation Inherent Resolve)として、昨年8月以来、進行中であり、今後は一層の深刻化が予想される
本文を読むデジャヴ
著者: 熊王信之仏風刺週刊誌編集部襲撃事件を境に、言論の自由を新たな大義名分にした「対テロ」軍事行動に更に積極的に関わることになりそうな彼の国ですが、私には、デジャヴのような感覚があり、何を重ねているのだろうと考える間もなく、9.11の
本文を読むあれが「言論の自由」だって、御冗談でしょう
著者: 熊王信之仏風刺週刊誌編集部テロ事件で、テロそのものには、到底、同意出来ないものの、反面では、当該風刺画を巡って「言論の自由」を持ち出しての大規模デモには、一種の感覚のずれを感じざるを得ません。 当該の風刺画なるものが、そんなに云
本文を読むフランスでのテロを境に考えたこと
著者: 熊王信之フランスでのテロを境に、宗教について考えることがありました。 それは、我々日本人は、自分の持つ宗教的信念や他宗への態度、また、宗教一般への態度が如何に大らかであるか、と云うことです。 良く言われることですが、お正月には、
本文を読む仏風刺週刊紙シャルリー・エブド襲撃事件は、ISIS(イスラム国)の反撃の一環か
著者: 熊王信之仏風刺週刊紙シャルリー・エブド襲撃事件に関して、急転直下の惨劇がありました。 報道に依りますと、フランスのパリ北東ダマルタンアンゴエルの印刷会社に立てこもっていた仏風刺週刊紙銃撃事件の容疑者兄弟が9日、治安部隊の突入によ
本文を読む仏風刺週刊紙シャルリー・エブド襲撃事件
著者: 熊王信之仏風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)の編集会議襲撃事件は全世界で報道され残虐にも言論の自由を銃火で封じようとした犯行に非難が高まっています。 パリ新聞社襲撃、生存者が目にした「戦慄の
本文を読む目出度くは無い新年
著者: 熊王信之2015年を迎えても、とても「明けましておめでとう御座います」とは言えない気分がしているのは私だけでしょうか。 安倍政権がどうと云う訳ではありません。 自民党は、過去から一貫して現憲法を改憲することを狙っているのですし、
本文を読む訳の分からない歳の瀬の選挙には飽き飽き
著者: 熊王信之歳の瀬の選挙は、大方の予想どおりの結果となったところですが、この結果に関わって、様々な感想を抱かれた方々の論議を読み、聊か無常観に襲われたものです。 中でも、史上最低の投票率を槍玉に挙げつつ日本の一般人の政治意識の低さを
本文を読む翁長雄志沖縄県新知事の就任挨拶
著者: 熊王信之翁長雄志沖縄県新知事の就任挨拶について、保革を超えた全沖縄の知事としての抱負を語ったものと観るのであれば、翁長新知事自らが「米軍基地が沖縄経済発展の最大の阻害要因であることは明確であります。」との認識の下で、何故、第一に
本文を読む今回の選挙、一体何なの、何の真似?
著者: 熊王信之今回の選挙、一体何なの、何の真似? 貧乏人でも忙しい歳末に、あれよあれよ、と云う間に解散・総選挙と来たものですから、 争点が何か判明せず、何を有権者に問いたいのかが分からない。 安倍政権は、「バンザイノミクス」の成果を問
本文を読む「バンザイノミクス」の行く末
著者: 熊王信之日本銀行宮尾審議委員の11月12日に長崎市で行われた記者会見要旨が日銀のHPで公開されました。 宮尾氏は、異次元緩和を更に巨大なものにし、第二次大戦中に組織的な戦闘が終結した後にも、徒手空拳で強力な米軍陣地目指して日本兵
本文を読むバンザイノミクス(Banzainomics)
著者: 熊王信之ここのところ私は、過去の投稿を少し反省しています。 それは、「アベノミクス」に関わる金融・経済領域の論議をすること自体がこの自殺的政策の本質を見誤ることに繋がる、と最近になって気付いたからなのですが、少し遅きに失したのか
本文を読む失敗の本質
著者: 熊王信之唐突な質問ですが、読者の皆様は、「レーション」(Ration)と云う言葉を御存じでしょうか。 和訳では、「一定配給量,定量」等とありますが、軍事用語では、前線で兵士に配給される携帯食糧のセットを意味します。 例えば、現米
本文を読む「里山資本主義」とは大人のファンタジー
著者: 熊王信之安倍政権は、来年4月の統一地方選に向けてバラマキ政策の取り纏めに躍起となり、地方向けに「地方創生」なる造語で土建屋を喜ばせる新なバラマキに挑戦する意向を示しています。 来年度の各省庁の概算要求では、何と101兆円もの巨額
本文を読む再生可能エネルギーで一儲け話が崩壊か
著者: 熊王信之電力各社が再生可能エネルギー発電設備の新規契約を当面中断したことで、設備を導入しようとしていた事業者や市民が説明会場で怒号を挙げて責任追及をしている、との報道が相次いでいます。 でもいくら怒号を挙げても電力各社には合理的
本文を読む菌交代症が世上を漂う日本
著者: 熊王信之世上は、朝日新聞の誤報(と云うか虚報)を巡って騒がしいそうです。 伝聞調なのは、私は、日本の新聞や週刊誌等とは縁を切っているからですが、要は、15年戦争時の従軍慰安婦制度を巡って、当時の植民地であった韓国や中国等から慰安
本文を読む国連が原発推進で可笑しいですか?
著者: 熊王信之太田光征氏に依る 「【署名運動】重要・原発推進が国連総会で国際公約に? 福島事故など完全無視して議論が進行中(伊藤 和子)」と云う御投稿が 2014年 9月 15日に掲載されました。 反原発派にとっては、一大事と云う訳で
本文を読む「サロン談義のなかでそれぞれ理想の憲法像を出し合う」のは止揚しませんか
著者: 熊王信之前世紀の何時頃かは、もう記憶に無い程の昔のことのようになってしまいましたが、今は亡き「社会主義政党」が、「日本における社会主義の道」とか言う文書を巡って左右に揺れた出来事がありました。 また、「民主連合政府」の樹立を本当
本文を読む挙国一致して内憂外患に対する絆の完成か
著者: 熊王信之嘗ては、マルクス主義を批判・否定するにも、原典を読み込み、更には、その理想を政治的理念とした政党・政派を見極めるに当っても、その綱領なり政治理念を著した文書を読み判断するのは当然と思って今日まで来たものです。 でも、今日
本文を読む憲法論議の補遺(訂正)
著者: 熊王信之長谷川政安著「社会科学としての憲法学」と書きましたが、「政」の字は間違っておりました。 正しくは、「正」ですので御詫びして訂正致します。 また、引用しました論考を収めた著書は絶版になっているようですが、著書名は「憲法学の
本文を読む憲法論議の補遺
著者: 熊王信之岡本磐男氏には、「武田明・熊王信之両氏の憲法問題の論争について考える」の御投稿により、御議論を頂いたところです。 ただ、私の言葉足らずが原因でしょうか、少し誤解があるように思われましたので、補論と致しまして投稿した次第で
本文を読む陰謀論の盛行する時代
著者: 熊王信之ブルマン!だよね氏は、9.11事件の陰謀論に基本的な疑問を呈されておられるところで、私も同感です。 陰謀論は、この事件に止まらず際限なく産出されるようで、昔からナチス、ユダヤ人、それから米帝、等々と続いています。 それに
本文を読むドイツの国防力保持と対外派兵、そして武器輸出を可能にしたものは?
著者: 熊王信之安倍政権の15年戦争の認識と比較されることがあるドイツですが、負の側面として武器輸出を観れば、実は、世界で五本の指に入る武器輸 出大国なので驚きます。 その品目は、まず007が一時はPPKから乗り換えたワルサーP99と言
本文を読む泥まみれの死(アラブもやるな:続)
著者: 熊王信之ピューリッツァー賞受賞の報道写真家沢田教一の報道写真中で、ベトナム戦争での米軍兵士が如何に残虐な仕打ちを解放戦線兵士に行ったかを物語るものがこれです。 戦争の場が欧州であったならば、このような非人間的行為をしたのでしょう
本文を読むアラブもやるな
著者: 熊王信之「9.11、それはアルカイーダにとってはジハードである。」(ブルマン!だよね氏) この御指摘に、全面同意いたします。 正しくジハードであったと思います。 氏に依る御投稿を拝見しながら、数十年前のベトナム戦争
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