仕事でも個人生活でも出会える機会も人たちも限られている。量的に限られているだけではなく種類(人を種類で呼ぶ、失礼)も限られている。出自も違えば立場も違う。志向も嗜好も目的も十人十色。それでもふつう何かしらの共通点がある。
本文を読む藤澤豊の執筆一覧
韓国の海難事故に思う―社会的にもっと自主性を涵養しよう!
著者: 藤澤豊韓国の大型客船の海難事故のニュースを聞いていて、気にしてきたことが決しておかしなことでもなかったのだと納得できた。穿った見方が癖になって社会からズレているのではないかと気にしてきたが、それは視点のズレより社会の“偏り”が
本文を読む痩せ細ったキャッシュカウ
著者: 藤澤豊米国系コングロマリットのある事業体に雇われた。巨大な組織の一事業体が二十年ほど前に製品補完関係にある日本のメーカと合弁会社になった。強力な二社の合弁が発表されたとき、一競合として化け物のような合弁会社とどう戦えばいいのか
本文を読むソフトウェアのサポート終了
著者: 藤澤豊一時は国内PC市場を制覇した感のあったメーカの一部門としてスタートしたインターネットサービスプロバイダのメルマガを受信して驚いた。4月9日発行のメルマガのSubject が「XPを使い続けると危険!4月9日でサポート終了
本文を読む原発に代えて水素発電(燃料電池発電)ではどうだろうか?
著者: 藤澤豊東日本大震災に続く放射能汚染で騒然としていたのが落ち着いてきた頃、八重洲の茶店で知合いとコーヒーをすすりながら銅鉄合金をなんとかできないかと話をしていた。話も一段落ついて世間話になった。話はあちこち飛んだがやはりときの話
本文を読む第三者の評価に基づいて―評価の「真」を問う
著者: 藤澤豊人はどれほど自らの評価で物事を判断しているのか。たとえ自らの評価と思っているものにしても、生まれ育った社会とその歴史、言語や教育から完全に切り離されたものではありようがない。そこから全ての人は所属する社会で生まれ育ってき
本文を読む「文系なので」を自己の怠慢の言い訳にするな!
著者: 藤澤豊下記は、人文科学に畏敬の念をもってそこそこ幅広く知識を求めてきた技術屋の端くれの言い分として頂けばと思う。 仕事の場で(よく)知らないことが話になったときによく耳にした二つの言い訳の始まりがある。言い方は多
本文を読む人それぞれの事実-多様な現象と本質
著者: 藤澤豊公開講座のようなかたちで自由について考えるという講義があるのを見つけた。巷のバタバタの中で生きてきただけで哲学のように高尚な話はお伺いする機会もなかった。文系の素養もないし基礎教育すら怪しい、講義をお聞きしても何も分から
本文を読む教えない人へ―知識の「盗用」を心配するより、もっと重要なことがあるだろう
著者: 藤澤豊仕事を通して、あるいは個人的な努力で得た知識を周囲の人に教えない人をよく見る。偉そうな顔をしてか、涼しい顔をしてか、教えているように見えるときでも、よく見ると知識を整合立てて、相手が理解し易い、吸収し易いようには言わない
本文を読む管理職とは違う、マネージャの責務について考える
著者: 藤澤豊マネージャと管理職が同じ意味と勘違いされていることが多い。まず管理職について考えてみる。管理職の“管理”が何を意味しているか?管理の対象をリストアップしてみれば見当がつく。思いつくままに、いくつかをリストアップしてみる。
本文を読むグローバリズム化の時代に、あえて「ナショナリティ」を問う
著者: 藤澤豊日本でフツーの生活をしていればナショナリティという言葉を耳にすることはまずない。六本木や新宿あたりで夜明かしでもするような生活をしなければ、ナショナリティなど言うこともないし、聞くこともない。日本人が日本で日本人社会のな
本文を読む「金融資本主義に奇形化した資本主義」をどのようにしたら、いい人たちがいい人たちとして暮らしてゆける社会にできるのか?
著者: 藤澤豊戦後の復興から七十年代中頃までは、多少の解釈の変遷があったにしても“企業は社会の公器である”という当時の常識というのか社会的な合意があった。そこにはまず共同体としての社会があって、その社会にそって企業や組合、皆の生活があ
本文を読む引用はいい、お前の考えは―自分の言葉で語れ!
著者: 藤澤豊以前から気にはなっていたが、そこまで気にしなくてもという気持ちがあった。それが、最近読んだ本が寝ていた気になっていたことをたたき起こした。なにかのときにちょっと時間があって入った本屋で見つけた新書なのだが、買ってまでして
本文を読む民主主義のためには、「専門家の話は聞くが、必ずしも専門家には任せられない」のでは?
著者: 藤澤豊科学技術の進歩が地球規模で社会のありようを変え、距離を超えて人と人とのつながりを緊密にした。地球が小さくなっただけでなく、あらゆる点で便利になった。科学技術の進歩とそれを基にした産業発展の賜物だとつくづく思う。その進歩も
本文を読むリーダシップ
著者: 藤澤豊何時頃からかしらないが、妙にリーダシップという言葉を耳にするようになった。リーダシップがなんたるや、それを手っ取り早く身につけることをうたい文句にしたセミナーもあるし、ノウハウ本の類まである。ビジネス系というのも変なカテ
本文を読む歴史に学ぶ
著者: 藤澤豊何かしようとするとき過去の事実をベースとして考えるのが当たり前のこととされてきた。前例のないことをしようとするとき、するために必要な能力があるかどうかを判断するにも、人や組織が今まで何をしてきたかという経歴(過去)を見て
本文を読む脱原発を思うなら
著者: 藤澤豊もう10年以上も前なるが、かつて日本を代表するブランドだった(と信じこまされてきた?)乳業メーカ-が、経営の怠慢から不祥事が続き、偽装ブランドのようなかたちででしか存続しえなくなった。消費者の不買行動がなければ、ほとぼり
本文を読む離島領土
著者: 藤澤豊突然、隣国から離島の領有権を主張され、この数十年、特別、何も考えてこなかった離島の領有権を市井の人までが話題にしだし、なかには立派な歴史観?に基づいた政治主張をされる方々まで現れた。昼食時に報道番組と呼ぶには軽すぎるテレ
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