税金を生活の糧としている人たちがいる。市の職員をはじめ公務員はみんなそうだし、議員も市長も俸給は税金で賄われている。その人たち以外にも、行政の外郭団体や委託先で働いている人たちもいれば、第三セクターという官民一体事業の役
本文を読む藤澤豊の執筆一覧
ショウペンハウエルの『読書について』を読んで
著者: 藤澤豊『読書について』を三年前に読み直した。二十代後半で読んだときは、そりゃないだろうと放りだした。七十を前にして、もしかしたらという気持ちから別訳を探した。最初の一冊は岩波の文庫本だったと思う。二度目は渡部昇一訳だった。 人
本文を読む遺伝子と遺伝子の取っ組み合い
著者: 藤澤豊仕事で追いまくられることもなくなったし、追い回すこともない生活になったからなのか、あれこれ調べては、ああでもないこうでもないと考えることが多くなった。一つは遺伝と能力に関することで、自分の能力がどれほど遺伝に左右されたも
本文を読むデマ:ゼレンスキーが義母にエジプトの豪邸を買った
著者: 藤澤豊九月二十四日(日)、いつものように昼前に起きて、海外から入ってきたニュースレターの処理をしていった。週末ということもあって大した量じゃない。あちこち飛んでいっても一時間ほどで片付いてしまった。YahooメールからYaho
本文を読む李朝朝鮮をあえて翻訳本で
著者: 藤澤豊いくら公平無私にと思っても、書いた動機や目的からは自由になれない。政治的や個人的にどこにも肩入れしないように細心の注意をはらっても、書いた当時の社会の風潮や、政治的、個人的な都合や思惑に引きずられる。 たとえバイアスのな
本文を読むガスコンロの炎からベンゼン発生?
著者: 藤澤豊暇に任せてあれこれ漁っていたら、なんのことやらという記事がでてきた。 「ガスコンロの炎から発がん性物質『ベンゼン』発生、換気扇で除去不可」 https://forbesjapan.com/articles/detail/
本文を読む報道機関がChatGPTをシャットアウト
著者: 藤澤豊Yahooニュースが八月二十九日付けでCNN Reliable Sourcesの記事「Closed to OpenAI」を配信してきた。 https://mail.yahoo.co.jp/u/pc/f/message/A
本文を読むアイスマンとエスノセントリズム
著者: 藤澤豊Spiegel Internationalがするっと読んで終わりにしてはもったいない記事を送ってきた。 「New Analysis Indicates that Austrian Iceman Was Anatolian
本文を読む幼虫からサナギへ、そして成虫に
著者: 藤澤豊子供のころから散々見てきた変態なのに、サナギのなかで何が起きているのかなんて考えたこともなかった。ましてや脳や神経細胞の再構築など思いもしなかった。遺伝子なんて聞いたこともなかったから、成虫から卵へそして幼虫へと引き継が
本文を読む作品?いえ、ただの備忘録で
著者: 藤澤豊還暦もすぎたころ、今までいったい何をしてきたのか、とふと思い出した。日本でいう一般的な社会からとはずいぶん違った世界を渡り歩いてきたような気がする。どこにいっても、そのときそのときの必要に迫られて走り続けてきただけで、な
本文を読む英語は理解しただけじゃ使えない
著者: 藤澤豊Yahooメールを長年使っていることもあって、Yahoo!Japanをポータルサイトにしている。日本語のニュースはYahooニュースとその延長線をさっと流し読みで終わりにしている。いつのまにかそうなってしまっただけで、意
本文を読むシリア、どうできるんだろう
著者: 藤澤豊Die Weltが七月二八日付けで驚く記事を配信してきた。表題は「Disabilities in Syria: A ‘hidden’ crisis」で機械翻訳すると、「シリアの障害 隠された危機」
本文を読むジャーナリストvs外交官
著者: 藤澤豊あれこれ漁っていたら、興味深いものがでてきた。もう三年も前のものだから、ご存知の方もいらっしゃるだろうが、愚生のようにはじめてというという人もいるかもしれない。 「駐英中国大使、BBC番組でウイグル人の強制収容否定 ビデ
本文を読むシュタージ 東独の秘密警察
著者: 藤澤豊どうしたものかと落ち込んでいたとき偶然みつけた『芙蓉千里』全四巻を一気に読んで、勇気をもらった。著者須賀しのぶはラノベ出身らしく、文章は軽く躍動している。面倒なものばかり読んでいると、ついラノベが恋しくなる。無教養を棚に
本文を読むダイエットシュガーは健康によくない?
著者: 藤澤豊一時は七十三キロを超えていた。ちょっと食べ過ぎたかなと思ったときは七十五キロ近くもあった。適正BMI22からすれば、身長一七〇センチだから適正体重は六十四キロ。お腹が重いメタボだった。それでも十年ちょっと前までは、健康診
本文を読む「民主主義」あっての社会主義や共産主義
著者: 藤澤豊学生運動から文化的、物理的に離れたところにいただけで、ノンポリってわけじゃなかった。職業訓練校の詰め込み教育に疲れて、参加する機会もないまま社会に出てしまった。何を知っているわけでもなかったが、卒業したときには、世間一般
本文を読むまさか弛緩剤とは思わなかった
著者: 藤澤豊まず下記YouTubeをご覧ください。 「Streets of Philadelphia, Kensington Avenue, What’s going on Monday, July 26 2021」 https:/
本文を読む英語だからって変わるわけじゃない
著者: 藤澤豊いつものようにいつもがあれば、何もかもが当たり前の風景のようになって、何かに気がつくこともない。いつもでないことに出会って、はじめていつもではないこともあるということに気づく。 随分年もいってからそういうことだったかと気
本文を読むChatGPTに騙された弁護士
著者: 藤澤豊ChatGPTが発表されたとき、かなりの数の人たちが危惧していたことがおきた。ChatGPTのそら話に、こともあろうに弁護士が騙された。 六月九日つけのAP電が伝えている。 「Lawyers blame ChatGPT
本文を読むNHK子ども科学電話相談に時代をみる
著者: 藤澤豊まず、YouTubeで下記をご覧ください。 NHK子ども科学電話相談で専門家をざわつかせた質問【岡田斗司夫 切り抜き】 https://www.youtube.com/watch?v=1EWux3fKRGI&t=
本文を読む雑踏のなかの見えない顔
著者: 藤澤豊同僚にブラジルからきた日系二世がいた。いつもラフな服装で外見からではどんな仕事をしているのか分からない。朴訥とした、ある意味典型的なソフトウェアエンジニアだった。十歳以上年下だが入社は先で、サポート部隊の切り札的存在だっ
本文を読む差別された人が差別する
著者: 藤澤豊二〇〇二年のクリスマスにボストンにある子会社に赴任した。七十年代後半だから随分前になるが、ニューヨーク支社に駐在していたときに何度か行っていて、知らない街じゃない。毎週のように中西部まで飛び回っていたが、ボストンほどイヤ
本文を読む報道写真をみるたびに
著者: 藤澤豊Associated Press(AP)が五月九日付けで、「AP photos from Sri Lanka, Ukraine were Pulitzer finalists」と題したニュースを伝えてきた。 「AP ph
本文を読む実年齢と精神年齢―社会は?
著者: 藤澤豊一月六日、小学校の先生が学校で六歳の一年生に銃で撃たれた。銃が氾濫して毎日のように銃撃事件がおきているアメリカでも、まさか小学一年生がということなのだろう、かなりの数の新聞やニュースサイトがとりあげていた。目にしたかぎり
本文を読むFOXもトランプも目的は金儲け
著者: 藤澤豊騙されていると知らずに他人をだましてしまうのと、騙そうとして騙しているのは違う。訴訟にともなう捜査でFOX Newsがしてきたことは後者であることが明らかになった。FOX Newsは視聴者が望むものをというだろうけど、慈
本文を読む黄色いアヒルは不敬罪
著者: 藤澤豊CNNが三月八日に伝えてきたニュースに呆れた。 「Yellow duck calendars land Thai man jail term for insulting monarchy」 表題を機械翻訳すると、「イエロ
本文を読むまさかVogueが出てくるとは
著者: 藤澤豊女子教育に対するタリバン政権の迷走が気になって、本音はどこにあるのかとWebで漁ったら、驚くことにVogueの記事がでてきた。Vogue、知らない雑誌じゃない。ニューヨークに駐在していたとき本屋でVogueとアンアンを立
本文を読む写真はつくる時代に
著者: 藤澤豊選挙ポスターを見るたびに、誠実そうなお顔は随分盛ったもんなんだろうなと思っている。ポスターの写真と同じような大きさでみえる距離で拝顔したら、ポスターとのギャップにここまでかと驚くんじゃないかとも想像している。写真が文字通
本文を読むスカーフに揺れるイラン
著者: 藤澤豊イランは地理的にも文化的にも遠い。本やニュースで聞きかじっただけで、世界有数の石油産出国でイスラム原理主義の国ということぐらいしかない。数千年におよぶ歴史と文化を誇る大国なのに、スカーフ不着用で人を殺す国になりさがったよ
本文を読むFox Newsが露わにしたマスコミのありよう
著者: 藤澤豊Foxの創業者ルパート・マードックやあとを継いだラクラン・マードックもタッカー・カールソンやローラ・イングラハム、ショーン・ハニティーをはじめとするスターニュースキャスターもトランプの主張が根拠のないウソだということを知
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