スパイの執筆一覧

漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂 (5)

著者: 中田 協

“反イスラム国”で辛うじて一致 両者を恐怖させる黙示録の暗雲 アメリカとドイツの間の、「情報監視」という変則的な事態(米国によるメルケル首相の携帯盗聴など)は、論争に決着を見ないまま、新しい段階を迎えた。同盟国をスパイし

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漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂 (4)

著者: 中田 協

▼ “劇薬”におののくドイツ議会 全米安全保障局(NSA)による情報監視の実態調査で今年3月、設置されたドイツの議会調査委員会で、焦点の人、エドガー・スノーデンの証言が、いまだ実現していない。2013年6月、NSAの極秘

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漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂 (3)

著者: 中田 協

米国離れ顕著に 国際枠組みの変化も ▼ 欧州の分裂でロシアが漁夫の利 ロシアによるクリミア併合とウクライナ侵略への「対応」でEU(欧州連合)内部がバラバになったことが、プーチンのロシアに幸いした。アメリカの諜報機関、全米

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漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂(2)

著者: 中田 協

ドイツの米国離れ顕著に 国際枠組みの変化も ▼『ドイツ国民と社会は知る権利を持つ』  アメリカ人は、盗聴事件で自分に形勢不利とみると、「ドイツ人はナイーヴで世間知らずだ」と反論したがる。冷めた眼のグーグル会長にもそれがあ

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漂流する米独の『同盟関係』-スパイ事件で深い亀裂(1) 

著者: 中田 協

ドイツの米国離れ顕著に 国際枠組みの変化も  昨年(2013年)10月の米国の諜報機関、NSAによるメルケル独首相の携帯電話に対する盗聴発覚以来、くすぶり続けてきた米独両国の確執は今年7月2日、明るみに出たNSAのひも付

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