1950年にノーベル文学賞を受けた英国の哲学者バートランド・ラッセル(1872~1970)は一風変わった慧眼の持主だった。革命が成就した直後のソ連を英国の左翼運動の仲間たちと訪問。レーニンと会見し、その危険な体質を見破
本文を読むバートランド・ラッセルの執筆一覧
二十世紀文学の名作に触れる(25) ラッセルの『幸福論』――平和運動に体を張った哲学者の「幸福とは」の問いかけ
著者: 横田 喬英国の哲学者バートランド・ラッセル(1872~1970)は平和運動と関わった人間には馴染み深い。核兵器廃絶や米国のベトナム戦争反対などの活動を果敢に展開。89歳の身で核兵器反対の座り込みを指揮し、警察に七日間拘留された
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