公子の執筆一覧

ささや句会 第77回 2022年 2月20日日曜日                     

著者: 公子

春寒やキエフの広場の花時計                  新海泰子 疾く生きて春塵となる命かな                  小宮桃林 春の闇薄目の猫をそっと撫で                  中代曜子 春耕

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ささやく会  第76回 2022年 1月20日木曜日                     

著者: 公子

一年は二百グラムか初暦                    合沢舞祥 歌留多取り煮え切らぬ恋はね飛ばす               奥野 皐 長編を読み終えし夜の雪あかり                 小宮桃林 一万

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ささやく会 第75回  2021年12月20日月曜日                     

著者: 公子

懐かしきモノ皆かなた寒満月               新海泰子 地下道に響く足音開戦日                 新海あぐり 先の見えない道の片隅帰り花               新海あすか 明日は空つ風アナウ

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ささや句会  第70回  2021年 8月20日 金曜日                     

著者: 公子

  出来損なひの一日を流す新走               新海あぐり 老夫婦破顔一笑葛饅頭                  奥野 皐 生姜摺る命が数字となりし日々              新海あぐり はぐ

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ささや句会 第67回   2021年 4月20日 火曜日                   

著者: 公子

暴徒にもなれず巣籠もる五月かな             新海泰子 行く春や孤心鍛ふる日々となる              小宮桃林 ランドセル手足の見えて新入生              合沢舞祥 燕きて急須のお茶を溢れ

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ささや句会    第64回   2021年 1月20日 水曜日 

著者: 公子

切絵めく屋根の連なり寒夕焼                   奥野 皐   初晴や岸辺の花芽は紅を帯び                   合沢舞祥 ほめられし自作の凧と駆けだしぬ              

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ささや句会  第44回  2018年4月25日水曜日

著者: 公子

結う食処 楽屋 にて 評者 新海あぐり 遠足やジュラ紀の小石につまづいて                  新海あぐり ・少し大袈裟な感じもしますが…… 生え変はる子の歯抜け顔さくら餅                  

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ささや句会   第43回   2018年3月15日木曜日

著者: 公子

結う食処 楽屋 にて 評者 新海あぐり 捨てられし山の怒りや花粉症                     新海あぐり ・「山」は、本当は「我」だったりして(笑)。高得点必ずしも名句ならず。 空き缶が踊る夜更けの春嵐  

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