内野光子の執筆一覧

「桜を見る会」・「春の園遊会」と「歌会始」~そこに共通するのは

著者: 内野 光子

4月21日の安倍首相主催の「桜を見る会」、4月25日天皇・皇后が主催する「春の園遊会」の報道を目にして、また「歌会始」についてのあれこれを思い起こすことになる。 「桜を見る会」ながら、今年の新宿御苑の桜は散ってしまってい

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<金井美恵子の短歌批判をめぐる歌壇の反応>関係書誌を作成してみました

著者: 内野光子

 3月9日の下記の当ブログ記事でも予告させてもらったのだが、「自浄作用が働かない歌壇―金井美枝子の短歌批判に歌人はどう応えたか」を寄稿している『早稲田文学』春号<金井美恵子特集>が、3月下旬に発売となった。機会があればぜ

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4月 1日 自治会総会に出席、ふたたび自治会の法人化について

著者: 内野 光子

4月1日は、自治会の総会があり、役員・班長さんが交代した。昨年度と言えば、私たちの自治会で、問題になったのは、このブログでも記事にしてきたが、自治会の法人化であった。 広報が行き届かないまま、役員会主導で進めてきたことが

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森友決裁文書の改ざん事件の徹底追及!院内集会・財務省前アピール行動に参加

著者: 内野 光子

緊急院内集会  先の記事でもお知らせした3月20日、表題の緊急院内集会(衆議院第一議員会館B1F大会議室、11:00~13:15、森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会主催)に参加した。 メトロの国会議事堂前1番出口、

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近頃の短歌メディア~どこへ行く?変わるのか、変わらないのか

著者: 内野 光子

いわゆる短歌総合雑誌や新聞はいくつあるのだろうか。私は、歌壇との縁も薄いし、寄稿などで登場することもめったにない。全部を購読する金銭的な負担や保存・整理する物理的な負担、何よりも全部を読み切れるかという不安もあって、恣意

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自浄能力を失った歌壇か~「腰が引ける」とは

著者: 内野 光子

最近の歌壇の事情には疎いが、歌人たちの書く文章を読んでいて、なんとも言い難い焦燥感に駆られてしまうことが多い。あまりにも周囲をおもんぱかった、近頃の言葉でいえば「忖度」に充ち溢れた言葉の応酬を目の当たりするからかもしれな

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3月8日、参議院予算委員会は、遅く始まり、中断し、自公だけの質疑に終わった

著者: 内野 光子

現在の政局を見ても、自浄能力を失ってしまった、政府・官僚たち、そして議会・政党・議員たち、メディア・・・、例を挙げればきりがない。一体何を信じていいのかわからず、内部からの抵抗の形が見えてこない。 そんな中で、財務省によ

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「普通じゃない」って誰のこと?もの言う市民を、バカにすると!

著者: 内野光子

この2月、麻生財務大臣の在任期間は、戦後最長となったそうだが、2月19日の衆院予算委員会で、また、妙な答弁をやらかし、訂正するという一幕があった。委員会の閣僚席の安倍首相は、野党の質問が続いている間、いつも落ち着かない、

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2・16、納税者の怒り爆発!逃げるな!佐川、昭恵出て来い、麻生・安倍ヤメロ!

著者: 内野光子

             プラスター満開、レイバーネットから              日比谷西幸門、出発午後2時30分、鍛冶橋へ 2月26日、午後1時30分、財務省を囲む人々の声が霞が関の官庁街に響いた。国税庁の通用門

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『九州大学生体解剖事件』を読む~スガモ・プリズンの歌会にも触れて

著者: 内野光子

1月26日の森友学園問題を考える会主催の「院内集会」の折、出会った森友学園の地元豊中市市議の熊野さんから著書『九州大学生体解剖事件 七〇年目の真実』(熊野以素著 岩波書店 2015年4月)をいただいた。 そこで展開される

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最高裁は「受信料が義務」とは言ってはいない~あやまった広報とNHKニュースの偏向ぶりが見ていられない

著者: 内野光子

昨年の12月6日、最高裁は、テレビを持った時点でNHKとの受信契約を義務付けている放送法が合憲との判決を出した。しかし、それが即、受信料の支払い義務を生じる、ということにはならない点に、注意しなければならない。判決は、N

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納税者は、怒っている! 2・16国税庁デモがあるという

著者: 内野光子

国有財産が、異例づくめで、森友学園に払い下げられた問題で、安倍首相・昭恵夫人が関与したのではないかとの国会質疑もだいぶ遠のいた感じであった。しかし、通常国会が始まると、いま再び、報道でも熱を帯びてきた。というのは、昨年来

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ピアノコンサートのプログラムから「平和憲法」の文言が削除 あってはならない、杉並区の男女共同参画事業でのこと

著者: 内野光子

1月26日の院内集会でお会いした小林緑さんから信じがたい「事件」を知らされた。小林さんは国立音大名誉教授で「小林緑&知られざる女性作曲家カンパニー」を中心に、クラシック音楽史上、埋もれた女性作曲家たちの作品を発掘、聴いて

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「女流」は、いつから「女性」になったのか―短歌メディアにおける女性歌人

著者: 内野 光子

『ポトナム』の「歌壇時評」に書きました。 歌壇における女性の活躍はたしかに目覚ましいものがある。だから、いまさら男だ女だとか目くじらを立てて、云々するのは野暮なことのように言う人もいる。しかし家庭や職場、地域で、あるいは

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