<談合>大きなものから、小さなものまで、どこまで続く ゼネコン4社によるJR東海のリニア新幹線工事をめぐる談合のニュースが連日続いている。総工費9兆円にも及ぶというから、そこに群がるゼネコンは、醜悪な談合の歴史にまた大き
本文を読む内野光子の執筆一覧
何年ぶりだろう、日本近代文学館
著者: 内野 光子国立国会図書館では所蔵していない雑誌を調べに、駒場の近代文学館に出かけた。久しぶりの渋谷であるし、井の頭線である。 文学館の隣は、旧前田家本邸 二つ目の駒場東大前駅から線路沿いの通りを右に折れて、立派な家が並ぶ住宅街を4
本文を読む「赤い羽根」への善意のゆくえ
著者: 内野 光子「赤い羽根」への善意のゆくえ 赤い羽根 胸にともせる人に会う 小さな愛のあふれる季節 ことしも、わが町の自治会でも、赤い羽根募金袋が回ってきたと思ったら、今月は、歳末助け合い募金も回ってきた。もうだいぶ古い話になるのだ
本文を読む12月2日の新聞は、天皇の生前退位をどう報じたか
著者: 内野 光子一つ前の記事では、退位の日、2019年4月30日をどう表現したかについて触れた。ネット上での検索も含めてまとめると、読売、朝日、毎日、東京は、「2019年」であり、NHKは「再来年(2019年)」であったが、産経が「平成
本文を読む生前退位とオリンピックと~2019年、2020年はどうなる
著者: 内野 光子きょう、12月1日のNHKは、テレビの「ニュース7」を一時間に延長して、その大半を、天皇の退位関連情報に費やしていた。安倍首相が議長の皇室会議で、採決を経ずに「2019年4月30日退位に決まった」と、各紙の夕刊も伝えた。
本文を読む森友問題、二つの動き~会計検査院報告と近畿財務局長の告発
著者: 内野 光子森友学園、値引き問題の会計検査院報告が出たが?! 11月22日に、会計検査院から、森友学園への国有財産売却8千億円余の値引き問題に関する報告書が、国会に提出された。先の私のブログ記事にもあるように、すでになされたNHKの
本文を読む11月9日NHK「ニュース7」、会計検査院院長インタビュー放映の意味(2)~NHK「ふれあいセンター」の対応~
著者: 内野 光子きのうの続きだが、NHKふれあいセンターとのやり取りでは、おかしなことがいっぱいあって、また怒りがこみあげてくる。録音をとっているはずなのに、オペレーターたちは、記録に余念がなく?こちらの話に全くの無言、無反応で、電話が
本文を読む1月9日NHK「ニュース7」、会計検査院院長インタビュー放映の意味~NHKの政府追従報道はどこまで続く~
著者: 内野 光子10月22日、総選挙前夜の党首追跡報道が、議会の議席数に比例する時間をもって編集するという悪弊とともに、その与党分が「よいしょ」一辺倒であったと複数の方からメールをいただいた。私は見ていなかった。 トランプ来日報道も日米
本文を読む歴博の企画展「1968」に出かけました
著者: 内野 光子写真撮影はここまで 見てきたその日の夕刊で 夫の仕事の合間ながら、お天気もいいことなので、急きょ、国立歴史民俗博物館に出かけた。目当ては、10月10日から始まっている「<1968> 無数
本文を読む「忖度」が「まんじゅう」になって~正岡子規の「忖度」ふたたび
著者: 内野 光子出先の夫から、大阪の知り合いから「忖度まんじゅう」をいただいたとのメールが入っていた。帰宅後、さっそく、熱いお茶を入れていただいたが、石川県の会社が製造した、大阪土産という、かわいらしいお饅頭であった。「商標登録申請中」
本文を読む「報道リスク」って?「黙れ」ということ?~佐川国税庁長官の罷免要求署名、刑事告発人に名前を連ねて
著者: 内野 光子署名を受理する財務省も、告発状を受領する検察庁も、ともかく「10月22日の選挙後」にこだわっていたそうだ。結局、告発状の方は、選挙前の10月16日に提出し、署名の方は、10月24日に提出することが出来た。 「森友・加計問
本文を読む私には選ぶ政党がない、人がいない!
著者: 内野 光子今回は、どういうわけか、選挙に関する世論調査と称する電話が3回もかかってきた。こんなことは珍しい。最初の二つは、「???選挙情報センター」のようなところからで、よく聞き取れなかったので、答えずに切った。3回目は、はっき
本文を読む雨の駅頭で、「9条をまもりたい」のニュースを配る
著者: 内野 光子きのうも冷たい雨の土曜日でしたが、地元の九条の会「さくら・志津憲法9条をまもりたい会」は、最寄りの駅頭の通路で、会のニュース35号を配りました。今月の世話人会で、衆議院選挙を前に、何かしなくてはと、最新号のニュースを増刷
本文を読むこれ以上<希望>をばらまかないで~「赤い羽根」募金を通して考える
著者: 内野 光子10月2日に東京へ出た。最寄りの駅の構内では赤い羽根の募金が始まっていた。国立国会図書館に調べ物があってで出かけたのだが、議事堂近辺は、集会の声もなく、人通りも少なく、いたって静かなものだった。等間隔に立つ警官の姿、なぜ
本文を読む「ある少国民の告発~文化人と戦争」(1994年放送)を見て
著者: 内野光子大先輩の知人、櫻本富雄さんから、ご自身が出演の、24年前に関西で放映された番組が、突然you tube に出現したので、とのお知らせをいただいた。早速拝見、やはり映像で、櫻本さんのインタビューに答える、横山隆一、山本和
本文を読むわたしの八月十五日~薄れゆく記憶をとどめたくて(3)兵隊さんの解散式?
著者: 内野 光子前後の記憶がなくて、断片的に思い出す一シーンがある。これは八月一五日の数日後のことだと思うのだが、母親から「今晩は、ゼッタイ、家の外に出てはいけない」と。兵隊さんたちが、(この馬市場の)草っぱらに集まるから」と言われたこ
本文を読む佐川国税庁長官の罷免要請署名、1万余名分を麻生大臣に提出!
著者: 内野光子「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」による署名活動では、自分もネット署名をし、知人にもお願いしていたので、どれほど集まるのか、気がかりでした。21日の締め切りには、1万0706筆に達したとの報告がありました。8月
本文を読むわたしの八月十五日~薄れゆく記憶をとどめたくて(2)変電所への機銃掃射を見た
著者: 内野 光子疎開先の佐原での落ち着き先が、仁井宿の馬市場跡の管理さんの家だった。前回は、8月15日の薄れた思い出をたどった。 そして、それよりどのくらい前だったのか。「変電所」への「キジュウソウシャ(機銃掃射)」の様子を、この目で
本文を読むわたしの八月十五日~薄れゆく記憶をとどめたくて(1)
著者: 内野光子地元の9条の会でも、高齢化は免れないが、戦前生まれは、どうやら私一人になったようなのだ。「語り継ぐ」というのは、難しい。なにせ、私の「戦争体験」は、小学校に上がる前のことなので、記録はないし、断片的なカスレカスレの記憶
本文を読む佐川国税庁長官、この声届けます~怒りを署名に!
著者: 内野 光子トカゲでいうとどの辺りになるのだろうか。森友問題で、籠池夫妻は、いま勾留中で取り調べを受けています。まさに、トカゲのしっぽ切りです。籠池夫妻周辺の国有財産値引きや補助金取得には相当強引な手法が展開されていたことは、彼ら自
本文を読む『「利己」と他者のはざまで』に触れて
著者: 内野 光子長兄の命日でもあったので、実家に出かけた。店を休みにしていた義姉を囲み姪たち家族も集まっていて、久しぶりの思い出話や親戚の消息などにもおよぶ。やがては自分たちの健康や体調の話にもなってしまう。実家を出ると、小雨が降り出し
本文を読むアンジェイ・ワイダの遺作『残像』を見て~ワイダと画家からのメッセージ
著者: 内野 光子友人の映画評論家の菅沼正子さんから、早くよりお勧めのあった映画『残像』を見に、岩波ホールまで出かけた。昨年、90歳で亡くなったワイダ(1926~2016)の遺作である。ワイダの作品『カティンの森』と『大理石の男』を見たの
本文を読む自治会の法人化って、そのメリットは、デメリットは~自治の力を弱めないか
著者: 内野光子7月の初旬に、当自治会の臨時総会が開かれた。議題というのは、自治会の法人化であった。今年の4月の定例総会で、出ていた話であったが、「法人化」についての資料が届いたのは6月中旬で、説明会もないままの臨時総会での議決だった。
本文を読む自治会等からの消防団への寄付は、違法性が問われ、廃止の方向へ~迷走する佐倉市の対応に驚く~
著者: 内野光子九州、福岡での水害では、懸命の救出作業が進む中、多くの犠牲者が出ている。災害時における自衛隊や消防団員の活動には感謝したい。今回は、消防団員の犠牲者も伝えられている。 その一方で、地域の自治会や町内会からの消防団への寄
本文を読む71年前のきょう、1946年6月29日、何があったのだろう
著者: 内野光子きのうの朝日新聞の夕刊「あのとき・それから」の記事で、6月29日は、GHQの意向を受けた文部省が全国の国公私立学校に対して、「奉安殿」撤去の通牒を出した日と知った。 梅雨のさなかのことだったのだなァと、「奉安殿」について
本文を読むなぜ、いま、「斎藤史」なのか~6月12日の「大波小波」に寄せて
著者: 内野光子「大波小波」では もう、十日以上も過ぎてしまったので、旧聞に属するが、6月12日『東京新聞(夕刊)』の匿名のコラム「大波小波(魚)」は「<濁流>に立つ言葉」と題して、斎藤史の『魚歌』(1940年)と『朱天』(1943年)
本文を読む国会が終わり、世論調査も出そろった、忘れてはいけない!
著者: 内野光子政治への不信、安倍政権への憤りから、ともかく二つの一覧を作成してみた。政権は、国会が終わりさえすれば、共謀罪も、森友・加計問題も、国民は忘れてしまうだろうと、タカをくくっている。本当にそれでいいのか。 メデイア各社の6月
本文を読む加計問題の行方、これでいいのかはぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(5)
著者: 内野光子6月13日、シンポ「森友問題の幕引きは許さない!」終了、これからは 話はやや前後したが、このブログ記事(6月5日)でも案内した13日のシンポは、国会内外騒然とした中の第一衆議院議員会館で開催された。あいにくの雨模様であっ
本文を読む加計問題の行方、これでいいのか~はぐらかしの安倍首相答弁、文科省に責任を振る、二転三転の菅官房長官答弁(4)
著者: 内野光子「ワーキンググループのヒアリング」「分科会」っていうけれど 安倍首相は、加計問題に一切関与してないとの説明の中で、参院のどの委員会であったか、「分科会、分科会では、議員はご存じないかも知れないが、ご存じないでしょ」と得意
本文を読む戦時下の女性雑誌における「短歌欄」と歌人たち―『新女苑』を中心に
著者: 内野光子加計問題について調べていくと、いろいろ出て来て、書きとどめておきたいことがある。諮問会議のもとでは、ワーキンググループ、区域会議などの組織が設けられている。さらに、安倍首相が、「<分科会>で専門の先生方にも議論いただいて
本文を読む