長島美術館~「ぞ展」ってなに? 鹿児島に来てから、リーフレットを見て、初めて知った美術館である。鹿児島にゆかりのある黒田清輝、藤島武二、和田英作、有島生馬、東郷青児、海老原喜之助らの作品と海外のルノアール、ルオー、ユト
本文を読む内野光子の執筆一覧
鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(2)
著者: 内野光子かごしま近代文学館 11月2日、昼食後向かったのは、かごしま近代文学館だった。ここでは「没後100年 さまよえる有島武郎展」と「向田邦子のはじまり」という企画展が開催されている。有島武郎と鹿児島?向田邦子と鹿児島?ど
本文を読む鹿児島の五日間~西郷隆盛ばかりではない、近代絵画の名作を訪ねて(1)
著者: 内野光子ここもデジタル 先の知覧行きの記事は、今回の鹿児島旅行の四日目、11月4日のことだった。11月2日、夫が学習会の講師として仕事があるというので、この機会に、私も同行、少しゆっくりしようかと鹿児島市内のホテルに4泊するこ
本文を読む続々届いています「今も輝くスター55」
著者: 内野光子今回は、ジョン・ウェインとジェームス・ディーンです。私の映画メモによれば、1955年には「エデンの東」を、1957年には「理由なき反抗」も「ジャイアンツ」も見ている。「エデンの東」は高校の映画教室で池袋の映画館に早朝出か
本文を読む横浜へ~三渓園、日本大通りの銀杏、どこの黄葉も見事でした(2) 日本大通りのニュースパーク(新聞博物館、情報文化センター内)へ
著者: 内野光子日本大通りのニュースパーク(新聞博物館、情報文化センター内)へ KKRポートヒルに一泊した翌朝は、きのうの風もおさまり、快晴であった。窓からは眼下に港の見える丘公園、ベイブリッジ、キリンのように並んでいた荷揚げの重機な
本文を読む横浜へ~三渓園、日本大通りの銀杏、どこの黄葉も見事でした(1)
著者: 内野光子三渓園~みごとな大イチョウ 11月28日、KKRポートヒル企画の三渓園散策に参加した。KKRの企画のいいところは、目的地への往復は、公共交通で行くことになっているので、バス停まで歩いたり、路線バスの乗客乗り降りやバス停
本文を読む知覧、唐突ながら、知覧へ行ってきました
著者: 内野光子鹿児島中央駅東口からの東16番の路線バスで、終点特攻観音入口まで、1時間30分ほどかかった。市街地を抜けると、南九州市、知覧へは上り坂が続く。この小旅行で、いちばんつらかったといえば、特攻隊員が出撃の前の数日間を過ごす
本文を読む紫綬褒章の受章者はどのようにして決まるのか
著者: 内野光子「またまた、もういい加減にして」の声も聞こえるが、やはり、書きとどめておきたい。 俵万智(六〇)が二〇二三年秋の紫綬褒章を受章した。多くのマス・メディアには、彼女のよろこびの言葉が報じられていた。短歌関係の雑誌は、どう
本文を読む「官報に載せるのを忘れてた」って! 文化功労者選考分科会委員
著者: 内野光子「官報」に載せるのを忘れてた?って、そんなことがあるのだろうか。 10月22日、「文化勲章は誰が決めるのか」を書いたあと、やはり気になって、今年の委員は誰だったのだろうと、毎年発表のある9月1日前後の「官報」をもう一度
本文を読む「今も輝くスター55」一挙、2本公開です。
著者: 内野光子菅沼正子さんの「今も輝くスター55」のクラーク・ゲーブルとヴィヴィアン・リーが届きました。 今回は、「風と共に去りぬ」つながりの二人です。私にとってのヴィヴィアン・リーはなんといっても「哀愁」でした。もちろん2本とも名画
本文を読む文化勲章受章者、文化功労者は、いったい誰が決めるのか。
著者: 内野光子10月20日、政府は、7人の文化勲章受章者と文化功労者を発表した。21日の新聞は、話題性のある受章者のよろこびの声や文化勲章の川淵三郎、文化功労者の北大路欣也らは、写真入りのインタビュー記事が掲載されていた。学術・文化・
本文を読む「雨の神宮外苑」(NHKTV2000年制作)について書いた後、知って驚くことばかり(2)~「内閣調査室」のこと
著者: 内野光子1952年、内閣官房に「内閣調査室」を立ち上げた時からのメンバー、志垣民郎については、以下の当ブログ過去記事でも紹介した。志垣が、最晩年に出版した『内閣調査室秘録―戦後思想を動かした男』(志垣民郎著 岸俊光編 文春新書
本文を読む<関東大震災100年>特集に思う~5首を発表しました。
著者: 内野光子関東大震災100年ということで、多くのメディアが特集やシリーズものを組んでいた。短歌雑誌の『歌壇』9月号では、≪その時歌人たちはどう詠んだか―関東大震災から百年≫が組まれ、私も「『ポトナム』揺籃期の震災詠」を寄稿した。9
本文を読む「雨の神宮外苑」(NHKTV2000年制作)について書いた後、知って驚くことばかり~「わだつみ会」のこと
著者: 内野光子戦没学生の遺稿集「きけわだつみのこえ」という書名の由来は、みずからも学徒出陣した、京都の歌人藤谷多喜男の次の一首であったという。 ・なげけるか いかれるか はたもだせるか きけはてしなきわだつみのこえ 「学徒出陣」で戦没
本文を読む今も輝くスター55(3)「オーソン・ウェールズ」を公開します。
著者: 内野光子菅沼正子さんから届きました「オーソン・ウェールズ」、以下をご覧ください。 なお、左欄の「すてきなあなたへ」では、シリーズをまとめて読むことができます。 「オーソン・ウェールズ~映画史を語るにもう一人、このスターを忘れては
本文を読む歌壇におけるパワハラ、セクハラ問題について、いま一度
著者: 内野光子2019年末から翌年に下記の当ブログ記事において、短歌結社雑誌『未来』の選者の一人のパワハラ、セクハラ問題について触れていた。そんなこともあって、短歌史や資料の件で何かとご教示いただいている中西亮太さんとのご縁で、上記
本文を読む「マイナンバーカード」のついてミニコミ誌に書きました
著者: 内野光子地域のミニコミ誌「さくら・志津憲法9条をまもりたい会」ニュース47号にマイナンバーカードについて書きました。マイナンバー制度については導入当初から、当ブログにも反対の記事を幾度も書いていますので、重なる部分もあるかもし
本文を読む図書館を支える人々~非正規と障がい害者の方々の待遇の実態(2)
著者: 内野光子2)障がい者の報酬はこんなことでよいのか 国立国会図書館の資料のデジタル化は急速に進み、「図書館送信」と「個人送信」の範囲も拡大され、「個人送信」の場合は、自宅で、閲覧できるし、必要個所を印刷もできるようになった。その
本文を読む図書館を支える人々~非正規と障がい者の方々の待遇の実態(1)
著者: 内野光子図書館を支える人々~非正規と障がい者の方々の待遇の実態(1) 図書館勤めが長かったため、さらに、いま、日常的に図書館を利用していることから、図書館関連のニュースが目に留まる。昨年8月、今年の3月に、末尾にあるような記事
本文を読むジャニーズ事務所の記者会見を見て~何が出直しなのか
著者: 内野光子最初の一時間は、NHKの中継で見て、あとは民放のワイド番組をハシゴしながら続きを見ていたが、質疑応答も繰り返しのような気がして、夕飯の支度に入ったので、4時間を超えたという最後までは見ていなかった。 見た限りの印象な
本文を読むジャニーズ、ジャニーズと、手さぐりで奮闘してみると~なぜ、メデイアは沈黙していたのか、がわかった(2)
著者: 内野光子先の記事で、テレビ各局のコメントは「開き直り」の感が免れなかったが、それを裏付けるように、TBSは、はやばやと8月31日に、続いてフジテレビは9月4日に、ジャニーズ事務所のタレントをこれまで通り起用していくとの意向が示
本文を読むジャニーズ、ジャニーズと、手さぐりで奮闘してみると~なぜ、メディアは沈黙していたのか
著者: 内野光子8月29日、ジャニーズ問題で、ジャニーズ事務所が依頼した「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査報告書が公表され、記者会見が開かれた。当日のニュースや翌日の新聞報道に接して、ジャニー喜多川の<性加害>の実態とメディ
本文を読む関東大震災100年、日付が変わってしまいましたが。
著者: 内野光子雑誌『歌壇』9月号の特集「その時歌人たちはどう詠んだかー関東大震災から百年」に寄稿しました。一頁の短文ですが、ご覧ください。私が会員の『ポトナム』は、1922年創刊ですから101年目、私の入会が1960年、会員歴だけは
本文を読む「オードリー・ヘップバーン」をアップしました。
著者: 内野光子菅沼正子さんのシリーズ<今も輝くスター55>が届きました。執筆も加速しそうです。第2回はオードリー・ヘップバーンです。「ローマの休日」(1951年)、「ティファニーで朝食を」(1961年)を観ては、いつかはイタリアやア
本文を読む雨の神宮外苑~学徒出陣56年目の証言(2000年)における「加害」の行方
著者: 内野光子江橋慎四郎 前の記事をアップしたあと、どうしても気になっていたのが、神宮外苑の学徒出陣壮行会で、学徒を代表して答辞を読んだ江橋慎四郎(1920~2018)であった。その答辞は漢文調で、番組で聞いただけではすぐには理解で
本文を読む「チャールズ・チャプリン」が届きました。
著者: 内野光子菅沼正子さんから、「チャールズ・チャプリン~映画を語るには真っ先に名が出る偉大なる映画人」が届きました。シリーズのタイトルが「菅沼正子の映画招待席」から「今も輝くスター55」に変わりました。あなたにとってのスターはだれ
本文を読むNHKの8月<終戦特集>散見(2)「アナウンサーたちの戦争」と「雨の神宮外苑―学徒出陣6年目の証言」
著者: 内野光子「雨の神宮外苑~学徒出陣56年目の証言」(2000年) サブタイトルに「56年目の証言」とあるように、2000年8月の放映であった。雨の神宮外苑の学徒出陣のシーンは断片的には見ていたが、番組は、今回初めてである。新しく
本文を読むNHK8月の<終戦特集>散見(1)「アナウンサーたちの戦争」と「雨の神宮外苑 学徒出陣56年目の証言」
著者: 内野光子「アナウンサーたちの戦争」(2023年) 「アナウンサーたちの戦争」は、前評判の高いドラマであった。アジア太平洋戦争下のNHKアナウンサーたちの「葛藤と苦悩」を描くというもので、実在のアナウンサーが実名で登場する。 私
本文を読む香川京子と吉永小百合
著者: 内野光子きょう7月29日の『東京新聞』に香川京子(91)と吉永小百合(78)の対談が載っていた。その年齢をみて、ああ、そうだった、私もその間の年齢になっていたのである。二人がそれぞれ主演を務めた、新旧の映画「ひめゆりの塔」から
本文を読む天皇はどこへ行く、なぜインドネシアだったのか
著者: 内野光子4月以降、メディアにおける皇室情報氾濫の予兆を、以下の当ブログ記事はつぎのような書き出しで指摘していた。その皇室情報の実例を一覧にしていたが、6月中旬の天皇夫妻のインドネシア訪問を経て、さらに拍車をかけたようである。
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