勲章の執筆一覧

紫綬褒章の受章者はどのようにして決まるのか

著者: 内野光子

「またまた、もういい加減にして」の声も聞こえるが、やはり、書きとどめておきたい。  俵万智(六〇)が二〇二三年秋の紫綬褒章を受章した。多くのマス・メディアには、彼女のよろこびの言葉が報じられていた。短歌関係の雑誌は、どう

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「桜を見る会」と「勲章」も同じ構図では

著者: 内野光子

今年の文化功労者の中に、歌人の馬場あき子の名があったし、秋の叙勲では永田和宏が歌人として瑞宝中綬章を受章していた。<注1>上に「文化」が付こうと「芸術」が付こうが国が取り仕切る栄典制度の一環である。拙著でも何度か触れてい

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