皆さま いつもお世話になっております、平和創造研究会の宇井です。 当研究会会員、花岡蔚(しげる)さんのご著書『自衛隊も米軍も、日本にはいらない!』が本年1月、花伝社より出版されましたのを記念しまして、下記の要領で出版記念
本文を読む宇井 宙の執筆一覧
植村隆氏講演会「植村バッシングとは何だったのか」(7月7日)
著者: 宇井 宙植村隆氏の講演会を下記の要領にて開催いたします。皆様、お忙しいとは存じますが、万障お繰り合わせのうえ、奮ってご参加下さいますよう、お願い申しあげます。 なお、この講演会は『週刊金曜日』が協賛して下さる関係で、定員を超
本文を読む6・2学習会「現場で感じた県立高校の35年」
著者: 宇井 宙第20回平和学習会を下記の要領で開催します。多くの方のご参加をお待ちしています。予約は必要ありませんので、直接会場にお越しください。 【テーマ】:現場で感じた県立高校の35年 【報告者】:高橋俊夫氏 【日
本文を読む「ちょっと良い話」に感動
著者: 宇井 宙澤藤統一郎氏の「ちょっと良い話」には感動しました。と言っても、感動したのはビッグイシューの販売員の方の話でなくて、石井彰氏の論稿の方です。石井彰氏のお名前は初めて知ったのですが、石井氏が社長を務める国際書院という出版社は
本文を読む3・30学習会「経済格差拡大の原因とその対策――「生産性」と「自己定義」の視点から」
著者: 宇井 宙第18回平和学習会のご案内(3月30日) 第18回平和学習会を下記の要領で開催致しますので、ご案内申し上げます。ご都合のつく方は奮ってご参加下さい。 【テーマ】:経済格差拡大の原因とその対策――「生産性」と「自己定義」の
本文を読む『9条の挑戦』読書会(12・26)のお知らせ
著者: 宇井 宙最近出版されました『9条の挑戦――非軍事中立戦略のリアリズム』(伊藤真・神原元・布施祐仁著、大月書店)の読書会を下記の要領にて開催します。 最近では護憲派の中でも「専守防衛」や個別的自衛権の範囲内で自衛隊や
本文を読む9・15学習会「水俣病――石牟礼道子さん亡きあと、もう一人の天草出身者が見た「帝国」」
著者: 宇井 宙第15回平和学習会のお知らせ(9月15日) 第15回平和学習会を下記の要領にて開催します。 ご都合のつく方は奮ってご参加下さい。 【テーマ】:水俣病――石牟礼道子さん亡きあと、もう一人の天草出
本文を読む「改憲的護憲論」とは何か
著者: 宇井 宙(1)国民世論主義 松竹伸幸氏の『改憲的護憲論』(集英社新書)を読んだ。 松竹氏の提唱する「改憲的護憲論」とは一体何か。一言で定義するのは非常に難しい。そこで、松竹氏自身の言葉を引くと、「改憲論に共感することも多々あるし
本文を読む11/4学習会「今、日清・日露戦争を考える意味」
著者: 宇井 宙第9回平和学習会 【テーマ】:「今、日清・日露戦争を考える意味」 【報告者】:王道貫 【報告主旨】:来る2018年は「明治150年」だと言う。この150年を、どう評価するか? 日本人の多くは「日本は日露戦争までは良かった
本文を読む第7回平和学習会「9条加憲論を考える」(8月12日)
著者: 宇井 宙プロセスや議論の重要性を全く理解できない安倍首相は、憲法記念日の5月3日、突然、自民党内の議論もないまま、9条に自衛隊を明記する加憲論を打ち出しました。その後、安倍政権の支持率は急落し、安倍政権の先行きは不透明になりま
本文を読む米国歴史協会が安倍政権の歴史歪曲を批判
著者: 宇井 宙米国歴史学会の月報『パースペクティブ・オン・ヒストリー(歴史展望)』の2015年3月号に「日本の歴史家たちを支持する」と題したアレクシス・ダディン署名の「編集者への書簡」が公表された。同書簡には20名の歴史学者が名を連ね
本文を読む11・21「日本の「近代化」と天皇制」講座のご案内
著者: 宇井 宙変革のアソシエ講座「日本の「近代化」と天皇制」の第6回講座が、11月21日、下記の通り、開催されますので、ご案内します。(なお、この「ご案内」は、変革のアソシエ講座委員会運営実務担当の了承を得て、同講座の宣伝広報のために
本文を読む法科大学院は廃止するしかない
著者: 宇井 宙1年ほど前(2011年9月30日)、「問題だらけの法科大学院は速やかに廃止せよ」(https://chikyuza.net/archives/14653)という文章を投稿した。 あれから1年ほどたった今月24日、東京新聞
本文を読む「慰安婦」問題の最終的解決は日本政府の国際的責務
著者: 宇井 宙増田都子さんが、「韓国紙:河野洋平氏「立場に変わりはない」VS産経紙」(9月6日「交流の広場」)の中で、朝鮮日報の2つの記事、すなわち「歴史問題、日本で「談話」修正論が浮上する背景」と「慰安婦:河野洋平氏「私の立場に変
本文を読む客観報道幻想への決別を
著者: 宇井 宙藤田博司氏の「記者の「思い」を感じたい」を拝読し、共感すると同時に、物足りなさも覚えた。 最近(に限らず昔からだと思うが)の新聞記事には、一体何を伝えたいのかはっきりせず、報道に携わる記者の気概や「思い」が感じられず
本文を読むハシゲ現象という徒花
著者: 宇井 宙橋下徹とかいう大阪の市長が人気らしい。 『現代思想』5月号は「大阪」という特集を組み、昨日(6月19日)の東京新聞は「「橋下流」政治(「ハシズム」)なぜ人気?」という記事を掲載している。 ・公務員や教師や「学者」などを
本文を読む大飯原発再稼働反対緊急ネット署名
著者: 宇井 宙グリーン・アクション、美浜の会、FoE Japan、フクロウの会、グリーンピースの5団体が、大飯原発の再稼働に反対する緊急ネット署名を呼び掛けています。7日(木)正午が締切となっています。 「声明文と署名のサイト」(↓)
本文を読む尊厳死の法制化に反対する
著者: 宇井 宙超党派の「尊厳死の法制化を進める議員連盟」(会長・増子輝彦民主党参院議員)がいわゆる尊厳死法案(「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」)の今国会か次期臨時国会への提出を目指している。今年の3月2
本文を読む東栄蔵著『信州の教育・文化を問う』を読む
著者: 宇井 宙本書は、教育者で文学研究者である東栄蔵(ひがし えいぞう)の最新著(2012年5月発行)であり、信州の教育や文化・文学に関わる30編の評論・随筆・講演録などが収録されている。全体は3部構成となっており、第1部は高校生へ
本文を読む司法制度改革の大破綻
著者: 宇井 宙総務省は昨日(4月20日)、司法試験合格者数を年3000人程度としている政府の目標が多すぎるとして、法科大学院の定数削減や統廃合の検討を含めた見直しを、法務、文部科学両省に勧告した。 政府は2002年の閣議決定で司法
本文を読む発達障害と裁判員制度
著者: 宇井 宙(数年前に書いた文章ですが、現在でも問題は全く変わっていないので、投稿させて頂きます。) 佐藤幹夫氏が『現代思想』の2008年10月号(裁判員制度特集号)の中で「発達障害と裁判員制度」という論文を書いている。佐藤氏は
本文を読む日本の教育の根本的問題点
著者: 宇井 宙戦後日本の教育制度には、それぞれの時代ごとに特有な問題や課題があった。1950年代末から70年代までは、「過度の受験競争=受験戦争」と学歴社会が大きな問題であった。そのため、1980年に改訂された学習指導要領は「ゆとり
本文を読む単元単位制への疑問(その3)
著者: 宇井 宙やすい・ゆたかさんの単元単位制導入論(4月7日「学年制を廃止し単位制にせよ―大学講義のあいまに(6)」)に対してこれまで2度にわたり疑問を提起した(4月8日「小中学校への単位制導入論への疑問」、4月9日「「教育の危機」
本文を読む「教育の危機」とは何か
著者: 宇井 宙やすい・ゆたか氏の単位制導入論に対して疑問を呈したところ、やすい氏から反論を頂戴しました。まずはそのことに御礼申し上げます。 やすい氏はまず、氏の単位制導入論が「既存の学校制度を前提に」しているという私の勘違いを指摘して
本文を読む小中学校への単位制導入論への疑問
著者: 宇井 宙橋下徹大阪市長が小中学校にも留年制を導入すべきと発言したことに関連して、やすい・ゆたか氏は「留年可哀想論で抵抗するのでは本末転倒」であるが、留年制の導入論も「頭が古すぎる」のであり、むしろ学年制そのものを廃止し、「各科
本文を読む君が代訴訟の問いかけるもの(2)
著者: 宇井 宙2.最高裁合憲判決の論理 2月17日に「君が代訴訟の問いかけるもの(1)」を書いてからすでに3週間近くも間があいてしまった。今後も諸般の事情で断続的な連載となることは避けられそうにないが、ともかくもこのシリーズを続けた
本文を読む歴史偽造の社会的認知?ー「南京事件はなかった」発言とマスコミの反応
著者: 宇井 宙先日(2月20日)、河村たかし名古屋市長が、表敬訪問を受けた南京市共産党委員会一行に対し、「南京事件はなかった」という歴史を歪曲する妄言を吐いたというニュースは、その後しばらくは中国側の反応を中心とする続報が流れたもの
本文を読む君が代訴訟の問いかけるもの(1)
著者: 宇井 宙1.はじめに 昨年から今年にかけて、憲法19条の「思想・良心の自由」違反が問われた「君が代訴訟」で合憲判決が相次いだ。ここで「君が代訴訟」と呼ぶのは、公立学校の教職員が、入学式や卒業式などの式典において、君が代を斉唱せ
本文を読む書評:中澤英雄『カフカとキルケゴール』(オンブック、2006)――驚異のカフカ解読
著者: 宇井 宙つい1カ月余り前にミラン・クンデラの『裏切られた遺言』を読み、内心これは画期的なカフカ論ではないかと感銘を受け、それに触発されて2つの雑文を書いた(「カフカの「遺言」について」2012年1月7日、「カフカの読まれ方」2
本文を読むハシズムはファシズムだ
著者: 宇井 宙1999年がファシズム元年だったとすると、ファシズム暦14年の今年は、本格的なファシズム台頭の年となりそうな情勢である。 1999年は第145国会で周辺事態法などガイドライン関連3法が成立したほか、国旗国歌法、通信傍
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