安倍政権の執筆一覧

憲法と落語(その9) ― 安倍晋三は「らくだ」である。死後にその生前の行状があげつらわれている。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月26日)  しばらく、途絶えていた「憲法と落語」。大ネタの「らくだ」を取りあげるなら、安倍国葬を明日に控えた今日をおいてない。  この噺、元はと言えば上方ネタの「駱駝の葬礼」。これを、3代目柳家小さんが東

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朝日デジタル記事《あの日の「国葬事件」と僕ら~北野高生の回想~》紹介

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月25日)  安倍国葬が明後日に迫っている。国家とは何か、政治とは何か、政治家とはいかにあるべきか、そして日本の保守政治の実態とはいかなるものであるのか。多くのものを見せつけ、多くのことを考えさせる、醜悪な

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《安倍国葬強行》と《統一教会対応の不徹底》ゆえの《国民の政権不信》

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月19日)  大型台風が九州を襲って天候は不穏だが、毎日新聞朝刊の一面トップからは爽やかな風。同紙世論調査結果報道の見出しの付け方がよい。  「内閣支持続落29%」「旧統一教会対応『評価せず』72%」「国葬

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安倍晋三と統一教会、その関係を総理に語らせるわけにはいかんだろう。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月9日)  私が山口俊一。昨日(9月8日)の衆院閉会中審査、あの質疑を取り仕切ったのが議運委員長の不肖私。徳島を地盤に現在11期目。麻生派ですよ。これまで、パッとした業績はありませんが、突然に有名になっちゃ

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安倍国葬、もともと無理なことだった。すみやかに国葬実施撤回の閣議決定を。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月5日)  安倍国葬反対の声は澎湃として全国を席巻しつつある。そもそも国葬とは、国民の圧倒的多数が死者に対する敬意と弔意を有して始めて成立するものだろう。あらゆる世論調査の結果がその真逆の民意を示している。

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死もまた社会奉仕、あるいはまた政界浄化の政治貢献である。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月3日)  毎日新聞に毎月一回の大型コラム「時の在りか」。ベテラン政治記者伊藤智永の健筆で、知らないことを教えてくれる。本日は、「石橋湛山は国葬に反対した」。石橋湛山の山県有朋国葬反対を評価する立場からの、

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「国恥の日」に、「統一教会ベッタリ晋三」の国葬を思う

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月1日)  9月1日、私が名付けた「国恥の日」である。1923年9月1日発生の大震災にともなう混乱の中で、軍と警察に煽動された関東一円の民衆が朝鮮人と中国人を集団虐殺した。侵略戦争と並ぶ日本近代史の汚点であ

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安倍国葬に反対します。ぜひあなたも、それぞれの立場から、声を上げてください。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月26日) 安倍晋三氏の国葬に反対します。ぜひ、あなたも反対の声を。  私たちは、1969年に最高裁の司法修習生となった同期の仲間です。1971年に弁護士や裁判官となって以来今日までの50年余、一貫して日本

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「思想新聞」主張に見る、勝共連合と安倍晋三との親密さ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月23日)  これまで、統一教会や勝共連合のホームページに何の関心ももたなかった。が、今は若干の関心がある。生前の安倍晋三や自民党とのつながりがどうだったのか、安倍国葬にどんな見解をもっているのか、そして、

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統一教会の「三位一体」と、反共・改憲・家庭の政治理念。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月21日)  統一教会とは、宗教団体でもあり、政治団体でもあり、反社会的な財産収奪組織でもある。この各側面が三位一体化した存在なのだが、その中心は飽くまで宗教団体性にあろう。  この宗教団体が宗教法人として

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オーイ、御用学者諸君。御用言論人諸兄姉よ。何とかしておくれ。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月20日)  キシダだよ。「聞くだけ」が得意技の日本国首相さ。私の耳は、生まれつき指向性が強いんだ。党内派閥から漏れ来るささやき声はよく聞こえるが、庶民の叫びは聞くフリしてるだけ。聞こえてはいるんだが、得意

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統一教会と安倍晋三との癒着の実態解明こそが切り込むべき本丸である。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月17日)  風の動きが目まぐるしく変わる。あのとき、今日の風は読めなかった。明日の風はどうなることやら。  7月8日、安倍晋三が銃撃を受けたとの報は衝撃だった。一瞬のことではあったが、政治的テロの時代到来

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宗教的な熱狂の政治との結びつきは危険である。天皇教もオウムも、そして統一教会においても。

著者: 澤藤統一郎  

(2022年8月14日)  統一教会をめぐる一連の議論の中で、「この団体は本当に宗教団体なのか、実は反共を掲げる政治団体に過ぎないのではないか」という疑問が散見される。もちろん、このような団体に「信教の自由」を口にする資

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安倍晋三とは、醜悪な統一教会との癒着政治家の筆頭である。その国葬はあり得ない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月13日)  産経新聞の「主張」(社説)には、その芬々たる産経らしさが鼻について違和感を覚えることが常である。が、昨日(12日)の「主張」(以下に抜粋)には、産経色が希薄で何とも常識的な内容。読むのに違和感

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おかしくないか。「統一教会との関係は見直すが、国葬の方針は見直さない」

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月12日)  以下は官邸ホームページからの抜粋。組閣を終えての首相記者会見の一部。岸田はこう述べている。あるいは、こうとしか述べていない。このことを記憶しておかねばならない。 令和4年8月10日 岸田内閣総

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山際大志郎こそ、岸田内閣を代表するにふさわしい政治家である。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月11日)  昨日、岸田改造内閣発足。「逆風下の組閣」「ぱっとしない顔ぶれ」「統一教会癒着隠し失敗」「派閥均衡優先人事」…等々、評判は芳しくない。内閣支持率はさらに低迷することになろう。  この新内閣を象徴

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統一教会はなぜ名称を変更したのか。安倍政権下、下村博文はなにゆえ申請を受理し名称変更を認証したのか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月10日)  同期の弁護士から興味深い書類(PDF)を送信してもらった。メールは便利だ。そして役に立つ。  文科大臣下村博文(当時)による2015年8月26日付「宗教法人世界基督教統一神霊協会」の規則変更認

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批判に臆してはならない。安倍晋三が遺した巨大な負のレガシーを清算しよう。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月8日)  安倍晋三銃撃という衝撃から1か月である。この事件、当初は政権政党に有利な風を起こすかに見えた。安倍晋三に「テロの犠牲者となった悲劇の政治家」「遊説中に凶弾に倒れた民主主義の犠牲者」などの虚像・虚

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都教委は、学校への「半旗掲揚依頼」を拒絶する防波堤でなければならない。

著者: 澤藤統一郎

(2022年8月7日)  昨日(8月6日)の東京新聞朝刊トップ記事が、「都教委も半旗掲揚依頼 安倍元首相葬儀 都立255校に文書送信」の大見出し。のみならず、22面と23面の「こちら特報部」に詳細な関連記事。その見出しを

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