山川哲の執筆一覧

問題の本質(所在)はどこにあるのか―真に居住者のためになることとは?

著者: 山川 哲

友人が住んでいるあるマンションで、次のような「耐震工事にかかわる問題」が持ち上がっています。 そもそも問題の発端は、7年ぐらい前に、東京都とK市からの耐震工事要請から生じました。このマンションの東側が(マンション全体は長

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≪「中村哲・伊藤淳(伊藤律の次男)さんの偲ぶ会」の記事について≫の佐藤さんへのご返事

著者: 山川哲

渡部富哉さんから以下の様な個人メールがきましたので、一部ご紹介します。 「面白い意見がきましたね。将にそのことを私は報告しておきたかったんです。多分、あの世とかで椎野さんも渡部がんばってくれと言っているでしょう。」 つま

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貧困な日本―「無責任の体系」とは、政権と社会の「脆弱さ」を意味する

著者: 山川哲

先日、ちきゅう座の仲間のNさんに加藤周一が「日本人の世界観は、今とここの刹那的なものでしかない」と述べていたということを教えられた。その時私の頭に浮かんだのは、かつて丸山真男が指摘した、日本社会の「無責任の体系」というこ

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日本のメディア報道の在り方について考える-アメリカの大統領選挙報道を参考にして

著者: 山川哲

メディアの報道姿勢の根幹は、どちらか一方への偏りを持たず、中立な姿勢での報道を心掛けることにあるといわれる。もちろん、この事は傍で考えている以上に難しいことであろう。というのは、いずれにせよ必ず報道者の意識がそこに入らざ

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1月25日「辺野古に基地はつくらせない!」国会包囲ヒューマンチェーン/参加記

著者: 山川哲

前回の「女の平和」(1月17日)の時と違って、この日は晴天で風もない穏やかな日和だった(もっとも、集会が終わる頃には曇ってきていたが)。 相変わらず大手メディアは無視(例外は「東京新聞」だけ)し続ける。テレビは「イスラム

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記事紹介:田中宇「ウクライナの対露作戦としてのマレー機撃墜」を読んで

著者: 山川 哲

今日(28日)、著名なジャーナリストの田中宇氏から衝撃的な記事([ 田中宇:ウクライナの対露作戦としてのマレー機撃墜 ])が送られてきた。その内容はおよそ日本の大手メディアや政府が発表していることとは大違いである。以下、

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1月30日放送NHKTV.<クローズアップ現代「東大紛争秘録~45年目の真実~」>によせて

著者: 山川 哲

この番組(「クローズアップ現代」)は、本当に時々「良心的なもの」を放送することがある。今回の放映がその一例だった。おそらくそういうときには番組の制作者も腰を据えてやっていると思える。 45年前、1969年1月18,19日

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三輪祐児さんの動画で見る「特定秘密保護法」反対運動の高まり

著者: 山川 哲

「みんなの党」は一応、表面上ゴネてみせて、見せかけを作った(はたしてそんな見え見えの田舎芝居を誰が信用しただろうか)だけで、既定の路線(自民案賛成)になだれ込んだ。 しかし、われわれ市民の不安と怒りはそんな「テアトル国会

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2013.10.13日比谷公会堂集会とデモに参加しての記(三輪祐児さんの動画つき)

著者: 山川 哲

連日の真夏を思わせるような猛暑にもかかわらず、この日の集会、デモには大勢の人々が参加されていました。会場の日比谷公会堂に入りきれない人たちが大勢、公園内のあちらこちらで集会をやり、楽器演奏などで気勢を上げていました。 こ

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書評:「猥雑な」イエス伝―小嵐九八郎著『天のお父っと、なぜに見捨てる』

著者: 山川哲

「猥雑」という言葉の本来の意味は「入り混じる」ということだが、この本はあえてそのような視座をとりこんでいるようだ。そして、世間一般に流布している「イエス伝」(新約聖書の世界)を大胆に書き換えて独自に物語化している。もっと

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