差別の執筆一覧

「コロナ失業」の被害に、同じ労働者でもこんな「身分差」。

著者: 澤藤統一郎

(2020年7月15日) 下記は、昨日(7月14日)の朝日の記事(抜粋)。普段はよく見えない、私たちの社会の差別や不合理の構造が、コロナ禍の中で突きつけられた典型例といえるだろう。朝日も、ときによい記事を書く。 それにし

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お辞め下さい、表現の自由を損なう愛知県知事リコール運動。

著者: 澤藤統一郎

(2020年6月20日) 6月17日(水)、「お辞め下さい大村秀章愛知県知事 愛知100万人リコールの会(代表 高須克弥)」なる団体が、《大村秀章愛知県知事不信任議決の請願書》を愛知県議会に提出した。もっとも、団体名は単

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あの自民党席からの野次の正体は、天皇制を支えた家父長制の亡霊なのであろう。

著者: 澤藤統一郎

杉田水脈という話題の自民党女性議員。安倍政権にとっても自民党にとっても、たいへん重要な人物で大きな役割を果たしている。いや、議員として何かをなし遂げたというわけでも、優れた政策や見識を示したというわけでもない。単に、安倍

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ご存知ですか。フジ住宅というヘイト企業があることを。

著者: 澤藤統一郎

上には上があるというベきか。あるいは、下にはさらに下があると驚くべきか。オーナーの身勝手なヘイト志向の信念を従業員に押し付けるブラック企業としてはDHCが極め付けと思っていた。が、世の中は広い。DHCに勝るとも劣らぬ企業

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「差別を差別と非難し、デマをデマと断じることはメディアの役目。」

著者: 澤藤統一郎

またまたの典型的なスラップ訴訟のご紹介。ヘイトスピーチへの批判の新聞記事が名誉毀損とされ、地方紙の記者が訴えられた事例。いま、ヘイトとヘイト規制が熱くせめぎ合っている川崎での事件である。 まずは、神奈川新聞社会面の今日(

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一日も早い、「表現の不自由展」展示再開の仮処分命令を

著者: 澤藤統一郎

どうして、もっと大きなニュースにならないのだろうか。昨日、中止になっていた「表現の不自由展・その後」の展示再開を求める仮処分命令が名古屋地裁に申立てられた。中止になったのは、愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナー

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1923年住民による国恥と、2019年都知事による国恥と。

著者: 澤藤統一郎

本日(9月1日)、は「防災の日」であるとともに、私が名付けた「国恥の日」。 東京都墨田区・横網町公園において、しめやかに「関東大震災96周年 朝鮮人犠牲者追悼式典」が挙行された。同公園内の「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」

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憲法と落語(その6) ― 「一眼国」が問いかける人権と差別

著者: 澤藤統一郎

久しぶりに落語の話題、「一眼国」を取りあげたい。8代目正蔵(彦六)の持ちネタで、その語り口によく似合った噺。お白州物の範疇に入るのだろうが、考え方の虚を衝いて人権と差別を考えさせられる。  昔は両国広小路が随一の賑わいで

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この悲劇 繰り返しはせぬ ― 朝鮮人犠牲者追悼式典にご参加を

著者: 澤藤統一郎

関東大震災96年 朝鮮人犠牲者追悼式典 日時 2019年9月1日(日) 午前11時~ 都立横網町公園(東京都墨田区横網2丁目3番25号)  交通 JR総武線「両国駅」西口 徒歩7分      都営地下鉄・大江戸線「両国駅

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川崎市『ヘイトスピーチ規制条例』パプコメに賛成の立場からの応募を

著者: 澤藤統一郎

8月に入った。暦(大暑)のとおりの猛暑である。本日も早朝6時に家を出ての散歩だったが、汗が吹き出る。世の中も暑苦しい。安倍晋三が政権に居座る日本だけではない。世界中が、である。暑苦しさの根源に差別がある。ヘイトスピーチを

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首相の、ハンセン病患者家族への面会謝罪を評価する

著者: 澤藤統一郎

首相・安倍晋三は、昨日(7月24日)官邸でハンセン病家族訴訟原告団と面会し謝罪した。この謝罪は、所詮は参院選対策、政治的打算のパフォーマンスとの醒めた批判もあるが、積極的に評価して良いと思う。  被害者に対する加害者の謝

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「ウリハッキョ - 私たちの学校、私たちのふるさと」(CD)のお薦め。

著者: 澤藤統一郎

5月3日、有明での憲法集会の中央ステージで、東京朝鮮中高級学校合唱部の皆さんが、胸に響く訴えをされ、美しい歌声を聞かせてくれた。 集会後、その生徒たちがコーラスのCDを販売していた。そのうちのお一人にサインをしてもらって

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徴用工も技能実習生も、人権保障を欠いた国外労働力の導入である。

著者: 澤藤統一郎

今大きな話題となっている二つの問題。入管法改正の前提にある技能実習生制度と、韓国徴用工判決。両事案の本質が酷似していることに驚かざるをえない。両者とも、企業が要求する劣悪な条件での「外国人」労働者雇用の問題。資本の利潤追

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DHCテレビ番組のYouTube配信一部停止 ― 「差別的動画」通報運動の盛り上がり

著者: 澤藤統一郎

インターネット動画配信事業者である「DHCテレビ」、フルネームは「株式会社DHCテレビジョン」。あの吉田嘉明が代表取締役会長の任にあり、株主は株式会社ディーエイチシーだけという一人会社。この業者が配信する番組「ニュース女

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