遠い神代の昔のことだ。高天原という神々の世界があった。その高天原には八百万の神々がおったが、ここも階級社会じゃった。エライ神もあり、えらくないも神もあって、いろいろでな。その神々のトップが、アマテラスという太陽の神で、こ
本文を読む弁護士の執筆一覧
今国会を締めくくる言葉 ― 「憲政史上最悪の国会」「国民を愚弄するにも程がある」
著者: 澤藤統一郎第196通常国会が、昨日(7月20日(金))事実上閉会した。思い起こせば、アベ政治の醜態極まれりという、「憲政史上最悪の国会」。これでいよいよアベ政権も終わりかと思わせる事態は何度もあった。が、膿にまみれ満身創痍となりな
本文を読む最高裁は、憲法を正しく理解していない。
著者: 澤藤統一郎昨日(7月19日)、「日の丸・君が代強制」問題での新たな最高裁判決があった。後世に、最高裁の汚点として記憶されるべき判決。 運動体が「再雇用拒否撤回第二次訴訟」と名付けている元都立校教員(当初原告数24人)が、都教委を被
本文を読む《健全なカジノ事業》とはいったい何のことだ?
著者: 澤藤統一郎自民党としてお願いしたい。名は体を表すと思われているではないか。「カジノ実施法案」とか「カジノ推進法案」では人聞きが悪い。聞こえのよいように「IR法案」と言ってもらいたい。あるいは「統合型リゾート整備法案」とね。 えっ?
本文を読むいかなる団体も、そのメンバーの思想・信条・良心を蹂躙することは許されない。
著者: 澤藤統一郎本日(7月18日)の毎日新聞夕刊社会面に、「『政治連盟自動加入は違憲』栃木の税理士会員 宇都宮地裁」の記事。 「税理士会に入っているだけで政治団体「栃木県税理士政治連盟(栃税政)」に加入させられ、憲法で保障された思想・信
本文を読む野村修也懲戒。橋下徹の責任をこそ思い起こそう
著者: 澤藤統一郎野村修也という弁護士がいる。もともと商法の研究者で中央大学法科大学院教授とのこと。特例弁護士(「司法試験に合格し司法修習を終えた者」以外の弁護士)として、2004年に第二東京弁護士会に登録されている。その野村弁護士が、本
本文を読む最低賃金のアップは、韓国社会を揺るがす大事件なのだ
著者: 澤藤統一郎昨日(7月15日)から今日の各紙が、韓国の最低賃金アップを報道している。来年(2019年)度の最低賃金額が、時給8350ウオン(約835円)になる模様とのこと。19年1月から全国一律に施行される。その引き上げ率は10.9
本文を読む沖縄に突きつけられている理不尽と「オール沖縄」
著者: 澤藤統一郎沖縄県が防衛局申請のサンゴ移植を許可したことが、私の参加する複数のメーリングリストに紹介され、賛否の意見が飛び交っている。 昨日(7月14日)の琉球新報記事は以下のとおり。 「県、サンゴ採捕許可 防衛局申請 食害対策条件
本文を読むいよいよ沖縄県が辺野古の埋立承認撤回へ
著者: 澤藤統一郎昨日(7月13日)の沖縄タイムスが次のとおり報道している。 辺野古の承認撤回は土砂投入前に 沖縄県、8月初旬を軸に調整 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/282950 沖
本文を読む「私は捏造記者ではありません」 ー 植村(札幌)訴訟結審
著者: 澤藤統一郎植村隆元朝日新聞記者が、櫻井よしこらを訴えた名誉毀損損害賠償請求訴訟(札幌地裁)が先週の金曜日(7月6日)に結審した。判決言渡は11月9日の予定。原告・弁護団そして支援者は意気軒昂である。 櫻井よしこや西岡力らは、産経や
本文を読む亡き歌丸が語る ― 「こんなとき政治家に酒なんぞ飲んでいられたんじゃ困るんだよ」
著者: 澤藤統一郎7月5日夜、大雨予報が出ているさなかの「赤坂自民亭」宴会。記録的豪雨の被害確認が進むに連れて、批判の声が高まってきた。東京新聞「こちら特報部」の影響力でもある。 矢面に立たされているのが、西村康稔官房副長官。なにせ、政権
本文を読む人としての資質と、政治家としての能力に欠けた我が国のリーダー
著者: 澤藤統一郎政治家とは因果な商売だ。商品は自分自身。これを高く売り付けたいから、セールストークが過剰となる。悪徳商法まがいの自己宣伝が横行する。「粉骨砕身、国民のために働かせていただきます」なんて。所詮はセールストークなのだから馬脚
本文を読む再び、近隣諸国に対する敵意の煽りに乗せられてはならない。
著者: 澤藤統一郎ご近所の皆さま、三丁目交差点をご通行中の皆さま。お暑うございます。 こちらは地元「本郷・湯島」の「九条の会」です。憲法を守ろう、憲法の眼目である9条を守ろう。平和を守りぬき、絶対に戦争を繰り返してはいけない。アベ自民党政
本文を読む「自分益」「国内益」だけのアベ外交
著者: 澤藤統一郎南北と米朝の首脳会談で朝鮮半島情勢が大きく転換し、この地域に緊張緩和の萌し濃厚となって以来、田中均(元・外務審議官)発言に注目が集まっている。いま、誰しも、2002年「小泉訪朝」を実現させた立役者としての経験や教訓を聞き
本文を読む改憲阻止の半鐘を鳴らせ! 鐘の音を響き合わせよう。
著者: 澤藤統一郎「戦争屋にだまされない厭戦庶民の会」から、ミニコミ誌・「厭戦庶民」第31号が届いた。B6よりやや小さな版だが54頁の堂々たるパンフレット。盛り沢山のイラストも楽しい。 このパンフの全編が、「特集:改憲阻止の半鐘を鳴らせ!
本文を読むオウム信者の権威主義と、臣民の精神構造
著者: 澤藤統一郎人の生命はこの上なく重い。犯罪者の生命も例外ではありえない。 だから、死刑の判決には気が滅入る。被害者や肉親の被害感情を考慮しても、国家による殺人を正当化することは文明の許すところではない。死刑執行の報道にはさらに辛い思
本文を読むトランプと「カジノ王」肝いりの弁護士
著者: 澤藤統一郎「盗人にも三分の理」という。この「盗人」の読みは、貧者から盗む奴には怒りと侮蔑の念を込めて「盗人(ぬすっと)」と読まねばならず、金持ちからの窃盗犯には穏やかに「盗人(ぬすびと)」と読むべきだろう。「盗人(ぬすっと)」と「
本文を読む速報が出る度もしや「アベ逮捕」
著者: 澤藤統一郎昨日(7月4日)の毎日新聞仲畑万能川柳欄に、刺激的な一句。 速報が出る度もしや「安倍辞任」 (秦野・たっちゃん) 明けての今日(7月5日)なら、こうでなくてはならない。 速報が出るたびもしや「アベ逮捕」 (よみびと知らず
本文を読む教委の政権への忖度が、前川喜平人気をますます後押し
著者: 澤藤統一郎独断的な思い入れではあろうが、今、好感度の高い国内の人気者を3人挙げろと言われたら、まずはシャンシャン、次が藤井聡太。そしてもうひとりが前川喜平ではなかろうか。「人寄せパンダ」という言葉があるが、前川喜平講演会もパンダに
本文を読む「サッカー日本代表の皆さん。つかの間の安らぎに心からの感謝」 ― アベシンゾー
著者: 澤藤統一郎トランプもすなるツィッターといふものを、アベもしてみむとてするなり。 アベは、1918年7月3日早暁サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会でベルギーに敗れた日本代表チームへの「感謝の言葉」をツイッターに投稿した。 「
本文を読む日の丸・君が代強制を合理化する最高裁「間接制約」論の構造
著者: 澤藤統一郎東京「君が代」裁判・4次訴訟の上告理由書提出の締め切りが間近である。 多様な上告理由を述べてはいるが、最も中心的なテーマは、最高裁が発明した奇妙な判断枠組み「間接制約論」をどう批判するかという課題。憲法上の基本的人権は最
本文を読むこれが自衛隊の実態 ― 防衛大学校の暴行・イジメ・いやがらせ
著者: 澤藤統一郎都立高の教員と話し合う機会が多い。ときに、進路指導としての自衛隊への就職が話題となる。幹部教育機関としての防衛大学校への『進学』と、一般自衛官としての隊員募集にどう対応すべきか。 現場では、「自衛隊違憲論」や「軍への就職
本文を読むおしつけないで!6.30 リバティ・デモ 報告
著者: 澤藤統一郎東京「君が代」裁判・4次訴訟原告の先生方を励ますために、ご参集いただいた皆様に感謝申しあげます。限られた時間ですので、お話しできることも限られたものになることをご容赦ください。 私たちの裁判での主張は、日の丸の否定でも、
本文を読む財界の意を受けた、企業のための「働かせ方改革法」が今後のルールだ。
著者: 澤藤統一郎うふふ。アベだよ。えへへ。シンゾーさ。今国会の最重要法案が通ったよ。 ほら、「働かせ方改革法案」、いや間違えた「働き方改革法案」だったっけ。今日成立した。いや、むりやり通したよ。公明党も義理がたい。こんな不人気な法案に付
本文を読む国政私物化の張本人、公正であるべき行政をねじ曲げた当の人物が、エラそうに「ルール守んなきゃ」とはチャンチャラおかしい。
著者: 澤藤統一郎国会での「ルール守んなきゃ」って発言が話題になってるね。 「ルール」は大切だよね。たしかに「ルールは守んなきゃ」。アベかアソウが、また何かしでかしたんだろう。 そうじゃない。「ルール守んなきゃ」って言ったのが、アベ晋三。
本文を読む昔アヘンで、いまバクチ。さすが血筋は争えない。
著者: 澤藤統一郎良く知られているとおり、戦前の日本は戦費調達のために、植民地や占領地で大規模な「アヘン政策」を実行した。「大東亜共栄圏を通ずる大アヘン政策」は、国家機関である興亜院が推進した。麻薬を禁止する国際条約を締結しながら、「漸禁
本文を読む「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」にご参加ください。
著者: 澤藤統一郎「日の丸・君が代をおしつけないで」という集会とデモを行います。名付けて「リバティ・デモ」。ぜひご参加ください。 私たちの主張は、「日の丸・君が代に反対」ではなく、「日の丸・君が代をおしつけないで」ということです。「日の丸
本文を読む絵本『花ばぁば』の作者が語る日本軍従軍慰安婦問題のとらえ方
著者: 澤藤統一郎足を踏んだ程度のことでも、踏まれた側と踏んだ側とのとらえ方は大きく異なる。往々にして、踏まれた側の痛みは大きく、当然に大きな事件、大きな責任問題と考える。しかし、なかなか踏んだ側には痛みが伝わらない。往々にして、たいした
本文を読む絵本『花ばぁば』が語る「戦争のおぞましさ」と「出版の不自由」
著者: 澤藤統一郎私の手許に、「花ばぁば」という絵本がある。やさしい筆使いのやわらかい絵。たくさんの花が描かれている。子どもたちに読んでもらおうという、紛れもない上質の絵本。しかし、内容はこの上なく重い。日本軍慰安婦だった一人の女性の人生
本文を読むこの上なく感動的な「平和の詩」と、この上なく凡庸なアベ来賓挨拶と。
著者: 澤藤統一郎以下は、沖縄県の広報である。 平成30年沖縄全戦没者追悼式の開催について 毎年、6月23日は「慰霊の日」です。県では、糸満市摩文仁の平和祈念公園にて「平成30年沖縄全戦没者追悼式」を開催します。 多くの県民及び関係者の皆
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