「我が国を巡る安全保障環境が大きく変化している」「時代状況に適合した安全保障政策への見直しが必要」「新たな時代状況に適合した実効性のある安全保障の法的基盤を再構築する必要がある」と、アベ内閣が一犬として虚を吠え、右翼の万
本文を読む弁護士の執筆一覧
私が出会った弁護士(その1) ― 津田騰三
著者: 澤藤統一郎私が弁護士という職業人を初めて目にしたのは18歳の春のこと、その弁護士は津田騰三と言った。戦前「ひとのみち教団」に対する弾圧事件を担当した弁護士。戦後は、免田事件や徳島ラジオ商事件の再審を手がけ、日弁連人権委員長としても
本文を読む嘘にまみれたアベとカケに、国政私物化の成功体験を許してはならない
著者: 澤藤統一郎昨日(6月19日)朝の初めての記者会見以来、嵐のごとく吹き荒れている加計孝太郎バッシング。「姑息という言葉では足りません。もはや卑劣というべきです。」という野党議員の言葉が、多くの人の気持ちを代弁している。 震度6弱の大
本文を読む戦前の神社参拝強制と、いまここにある「日の丸・君が代」強制と
著者: 澤藤統一郎みなさま、「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」にご参加ください。 私たちの主張は、「日の丸・君が代」反対ではなく、「日の丸・君が代強制」に反対なのです。「日の丸・君が代」が大切で大好きだという方のなかにも、「強制は
本文を読む戦争は見る人の位置によって立場によってまったくの別物なのだ。
著者: 澤藤統一郎毎日新聞夕刊の連載小説が、石田衣良「炎のなかへ~アンディ・タケシの東京大空襲」。1945年3月10日未明の東京大空襲が描かれている。 「3月9日」が長く続いて、腹を空かせながらも健気に生活する子供たちの描写のあとに、とう
本文を読む小池百合子『虚飾の履歴書』 ― 学歴詐称疑惑
著者: 澤藤統一郎小池百合子。この人、一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった。都知事になって、築地市場の豊洲への移転を見直すのかと思ったが、見直しをやめた。オリンピック関連についても、見直すようで見直さない。断固貫いたのは、9月1日の関東大震災朝
本文を読む通常国会最終盤。これからは、数の力でゴリ押しすだ。
著者: 澤藤統一郎さあ、これからだ。第196通常国会は最終盤。これからが、アベ内閣と自民党の本領発揮の時期なのだ。これからが、数の力の見せ所だ。アベ一強はダテではないことを実証しなければ、アベ三選もおぼつかない。6月20日に会期終了の予定
本文を読む「保守速報」サイトからすべてのバナー広告が消えた。 ― これが企業の合理的判断なのだ。
著者: 澤藤統一郎私には、ネット世界の見通しが利かない。どちらを見回しても、あふれかえるデマとヘイトに辟易せざるを得ない。ネトウヨ諸君は、権力者や富のあるものにはへつらって、弱い立場にあるものへの誹謗中傷に余念がない。実は、ヘイトのサイト
本文を読むあの「獣医学部新入生」は、今。
著者: 澤藤統一郎私は、「瑞穂の國記念小學院」なるもの開校が頓挫してほんとうによかったと思っている。その理由の一つは、この学校の教育理念の反〈日本国憲法〉性である。親〈大日本帝国憲法〉性と言っても同じこと。国家主義であり、天皇中心主義であ
本文を読む米朝首脳会談の成果を大いに評価する。
著者: 澤藤統一郎6月12日米朝首脳会談は、大仰な「史上初」の「歴史的」セレモニーだった。私は、トランプや金正恩の個人的資質に関する否定的見解を変えるつもりはまったくないが、この会談の成果には評価を惜しまない。そして、この成果を第一歩とし
本文を読む野党共闘候補の健闘がアベ改憲阻止のちからとなる。
著者: 澤藤統一郎本日の朝日時事川柳に、 勝因は原発隠し安倍隠し(神奈川県 朝広三猫子) 言わずと知れた注目の新潟知事選。5野党1会派(立憲民主党、日本共産党、国民民主党、自由党、社民党、無所属の会)の共闘候補が敗れ、自・公推薦候補が当
本文を読む「俺はもう、そんな日本人にはなりたくねえんだ。」
著者: 澤藤統一郎中村敦夫が一人芝居として演じる朗読劇「線量計が鳴る~元原発技師のモノローグ」が話題となっている。 「原発の町で生まれ育ち、原発で働き、そして事故で全てを失った主人公のパーソナル・ヒストリー」だそうだ。中村が演じる老いた元
本文を読む「特捜のほんとうの顔」は、「忖度捜査」の顔なのか。
著者: 澤藤統一郎1997年刊の岩波新書の一冊に「特捜検察」がある。著者魚住昭の思い入れたっぷりの内容で、特捜部への評価が過ぎるのではないかとの危うささえ感じさせる。 その魚住も書中に、「その一方で、彼らは突然、別の顔を見せることもあった
本文を読む「大きな物語り」に回収されない、「小さな物語」をこそ。
著者: 澤藤統一郎本日(6月9日)の毎日新聞朝刊25面に、「是枝監督 文科相のお祝い辞退」の記事。「公権力と距離保つ」と横見出しがついている。私には、カンヌの「パルムドール」がナンボのものかはよく分からない。しかし、「文化は公権力と距離を
本文を読む次回法廷は、2018年8月31日(金)午後1時30分~415号法廷 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第134弾
著者: 澤藤統一郎DHCと吉田嘉明が、私(澤藤)に6000万円を請求したスラップ訴訟。私がブログで吉田嘉明を痛烈に批判したことがよほど応えたようだ。人を見くびって、高額請求の訴訟提起で脅かせば、へなへなと萎縮して批判を差し控えるだろうと思
本文を読む6月8日(金)午前10時15分415号法廷に。 ー DHC・吉田嘉明スラップ訴訟10件の顛末 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第133弾
著者: 澤藤統一郎DHCスラップ訴訟。DHC・吉田嘉明が、吉田批判言論の萎縮を意図して提起した不当極まる典型的スラップ。DHC・吉田嘉明はスラップの常連だが、2014年3月に明らかになった「対渡辺喜美8億円事件」の批判言論封じ目的のスラッ
本文を読む幻の原稿 ― 「西暦使用の勧め」
著者: 澤藤統一郎親しいYM弁護士は、飄々、悠々という言葉の似合う人。口角に泡というタイプとはおよそ正反対。ところが、嫌煙権と元号反対では決して譲らない。もっとも、その主張は常にマイルドである。 私は「天皇制を国民意識に刷り込む元号に反対
本文を読むDHC・吉田嘉明のスラップ訴訟 次回は6月8日(金)午前10時15分から415号法廷で ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第132弾
著者: 澤藤統一郎DHCスラップ訴訟。DHC・吉田嘉明が、吉田批判言論の萎縮を意図して提起した不当極まる典型的スラップ。DHC・吉田嘉明はスラップの常連だが、2014年3月に明らかになった「対渡辺喜美8億円事件」の批判言論封じ目的のスラッ
本文を読む森友事件告発・大阪検察審査会に審査申立
著者: 澤藤統一郎本日(6月4日)早朝、大阪検察審査会に審査申立書を書留便で郵送。10時半から、東京地裁の司法記者クラブでの記者会見で報告。 私は、「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」からの依頼を受けて、下記2件の告発代理人となっ
本文を読む大阪検察審査員の皆様に訴えます
著者: 澤藤統一郎1 以下は、不起訴処分となった本件告発(2017年10月16日付)の末尾の文章です。 「以上の被告発人両名に対する本件告発は、森友学園事件疑惑の全容解明を期待する国民世論を代表しておこなうものである。御庁検察官は、権力に
本文を読む正規労働者と非正規労働者、労働条件格差は許容しがたい。
著者: 澤藤統一郎正規労働者と非正規労働者との労働条件格差は大きい。この格差の是正は、ますます大きな今日的課題ととなっており、それゆえに労働法実務の問題ともなっている。昨日(6月1日)、この問題に初めての最高裁判断が示されて話題を呼んでい
本文を読むNHKは官邸におもねることなく、ジャーナリズムの本道に徹せよ
著者: 澤藤統一郎NHK会長 上田良一様 権力監視報道に立ち戻り、報道現場の萎縮克服を求めます 研究者・弁護士有志(名簿略) 目下、わが国では、森友・加計問題、防衛省の
本文を読む「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」 ― 「日の丸・君が代」反対ではなく、強制はおかしいというデモをします。
著者: 澤藤統一郎本日(5月31日)の朝刊各紙に、栃の心剛史(本名レヴァニ・ゴルガゼ)大関昇進の晴れがましい写真が掲載されている。実ににこやかで嬉しそうな表情。そして、彼が大きなジョージアの国旗を掲げているのが目を惹く。 「国旗を手に笑顔
本文を読む「嘘つき」で、しかも「卑怯」 ー アベやめたまえ。
著者: 澤藤統一郎本日(5月30日)の党首討論。野党第一党である立憲民主党代表の枝野幸男は、持ち時間の19分を森友・加計の問題に絞って追及した。力をいれたのは、森友問題に関する首相の責任のとりかたについての食言である。これを「卑怯な行為」
本文を読む加計孝太郎よ真実を語れ。今のままでは嘘つき学園となってしまうではないか。
著者: 澤藤統一郎加計問題も森友問題も終わらない。政治的にはとっくに詰みのはずなのだが、アベはどうしても負けを認めない。勝負が長引くうちに、次から次へと新たな真相が暴かれていく。トップのウソを隠そうとして、官僚諸君が苦労して嘘に嘘を重ねて
本文を読む「沖縄ヘイト」には、メディアの言論力とDHC不買運動での対抗を
著者: 澤藤統一郎昨日(5月27日)の琉球新報3面に、「特別評論・復帰46年の沖縄」として、「ヘイトにあらがう言論力」と標題する論説が掲載されている。小那覇安剛琉球新報社会部長の署名記事だが、事実上の社説である。これは見逃せない。見逃して
本文を読む「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」へのお誘い ― 「君が代」強制と処分をはねかえすために
著者: 澤藤統一郎みなさま 「君が代」裁判4次訴訟原告は、「日の丸・君が代」の強制に反対して処分を受け、その取り消しを求めて裁判を闘っています。 学校現場では教員だけでなく生徒への締め付けも強まり、教育の自由が失われています。2020
本文を読む「相手選手を潰してこい」は皇軍における上官の命令だ
著者: 澤藤統一郎日大アメフト部の選手が、関学との定期試合において、相手チームの中心選手に傷害行為に及んだ。これは、「不祥事」ではない。「体質露呈事件」と言うべきだろう。日大アメフト部の体質の問題にとどまらない。学生スポーツとは何なのだ。
本文を読むあゝ籠池泰典よ 君の無念を噛みしめる(改版)
著者: 澤藤統一郎君の思想は妖しきも 人柄憎めぬ君なれば 君に一声かけまほし 君 気骨を失うことなかれ 語るに怯むことなかれ アベに忖度あるなかれ アベ夫妻との蜜月が いつの間にやら暗転し 君は目障り 君は邪魔 うるさい口を塞ぐため 昨夏
本文を読むなぜ、「浜の一揆」なのか
著者: 澤藤統一郎控訴理由書の冒頭に、原審での結審期日に、原審原告ら訴訟代理人(弁護士 澤藤大河)が口頭で述べた最終意見陳述を掲記しておきたい。事案の概要と、控訴人(原告)らの考え方が、よくまとめられているからである。 「原告ら訴訟復代理
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