ことごとしく言うほどのことではないが、教育と教育行政とはまったく異質のものである。両者は異質のものとして厳格な区分が必要で、教育行政による教育への支配や介入は厳に慎まなければならない。 教育とは真理あるいは真実と確認され
本文を読む弁護士の執筆一覧
前川さん 負けるな 民意はここにあり
著者: 澤藤統一郎昨日(3月20日)の毎日朝刊トップ記事は衝撃だった。 「文部科学省が前川喜平・前事務次官の授業内容を報告するよう名古屋市教育委員会に求める前、文科省に照会したのは自民党文科部会長代理の池田佳隆衆院議員(比例東海)で、市教
本文を読む財務官僚は、刑事訴追のリスクを冒しても「総理夫人の関与あった」ことを削除せざるを得なかった。
著者: 澤藤統一郎本日(3月20日)、議員会館において「森友文書改ざん疑惑を徹底追及する! 緊急院院内集会」。各議員でこの問題を追及中の野党各党議員が発言。各議員から、「6野党の共闘」が力説され、各議員の怒りのほとばしりが伝わってきた。そ
本文を読む私、世論です。今、相当に怒っています。
著者: 澤藤統一郎私が世論です。老若を包摂し両性を具有。日本国民だけでなく在日外国人も含む、この国土に暮らす人びとの意見の総和。それが私なのです。 いつも憲法君を仰ぎ見ていますが、あれは堅物に過ぎてあんまり付き合い易い相手ではありません。
本文を読む「辛淑玉氏からの提訴はスラップ訴訟」という石井孝明の認識を嗤う
著者: 澤藤統一郎辛淑玉さんが、ジャーナリスト石井孝明を被告として、名誉毀損損害賠償請求訴訟を提起した。一昨日(3月16日)のこと。名誉毀損言論の媒体はツイッター、請求金額は550万円。 BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会が
本文を読む花さそふ 嵐の庭の 雪ならで 散りゆくものは アベが身なりけり
著者: 澤藤統一郎おや、お久しぶり。珍しくお散歩ですか。 上野の大寒桜は満開と聞きましてね。 大寒桜と陽光はもう見頃ですね。濃い紅色がみごとですよ。待ちかねた春が来たという喜びの色。 昨日の雨で洗われて空がきれいですから、花も柳も、よく映
本文を読む『津島原発訴訟』法廷での澤藤大河要旨陳述
著者: 澤藤統一郎志ある若手弁護士は、その時代にふさわしい「時代を映す事件」に取り組む。そのような事件の弁護団に飛び込む。かつては、公害事件であったり、薬害救済であったり、大規模消費者被害であったり、情報公開請求訴訟であったり。あるいは、
本文を読むWelcome Back アキエさん
著者: 澤藤統一郎アキエさん。お久しぶり。 しばらくお顔を見なかった。 去年の選挙で自民党が勝ったときなんぞには、 とうとうあなたのお顔も見納めかと、 とてもさびしい思いだった。 しかし、ようやく主役が戻ってきた。 先日来の紙面には、あな
本文を読む沖縄「未完の復帰闘争史」(小村滋)の紹介
著者: 澤藤統一郎全国の そして全世界の友人へ贈る 吹き渡る風の音に 耳を傾けよ 権力に抗し 復帰をなし遂げた 大衆の乾杯の声だ 打ち寄せる 波濤の響きを聞け 戦争を拒み平和と人間解放を闘う大衆の雄叫びだ 〝鉄の暴風〟やみ平和の訪れを信
本文を読むアベ退陣を要求する。アベを退治して、憲法を救え。
著者: 澤藤統一郎本郷三丁目交差点をご通行中の皆さま、こちらは「本郷・湯島9条の会」です。昼休みのこの時間に平和を守るための訴えをさせていただいています。少しの時間、耳をお貸しください。 「森友学園」への国有地売却をめぐる「決裁文書」の改
本文を読むサガワよ、サガラになるなかれ。
著者: 澤藤統一郎「責任」とは重いものだ。行政府の長の責任ともなればとてつもなく重い。重いものは重力の作用で、下へ下へと落ちていく。これを、霞ヶ関名物「責任沈下の法則」という。福島第1原発原子炉格納容器のデブリを思い起こせば良い。 森友問
本文を読む3月11日に読む「ドイツ人が見たフクシマ:脱原発を決めたドイツと原発を捨てられなかった日本」
著者: 澤藤統一郎3月10日と、3月11日。偶然並んだこの両日は、いずれも忘れられない日であるが、同時に忘れてはならない日でもある。この両日に起こったそれぞれの出来事は、さまざまに関連して、今の私たちの生き方や社会のありかたを問い続けてい
本文を読むみんなどうして、ボクに忖度してくれなくなったの?
著者: 澤藤統一郎あ~あ、憂うつだ。最近、やることなすこと、すべてがうまく行かない。 どこかで、ツキが変わっちゃった。政治家人生の歯車が軋み出した。いや「空回し」状態になってしまっている。ちょうど、2007年第1期政権断末魔のときのことを
本文を読むDHC製品を買ってはいけない「健康食品で被害にあわないために」 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第127弾
著者: 澤藤統一郎食の安全・監視市民委員会(FSCW)が、新刊のブックレット「健康食品で被害にあわないために-あなたの肝臓は大丈夫?-」を発行した。同委員会の健康食品調査プロジェクト(植田武智)が編集したもの。 肝障害に焦点を合わせて、健
本文を読むDHC制作番組『ニュース女子』の人権侵害が明確に ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第126弾
著者: 澤藤統一郎本日(3月8日)、BPO(放送倫理・番組向上機構)の放送人権委員会は、TOKYO MXの番組『ニュース女子』の放送が、辛淑玉さんの名誉を毀損したと判断し、放送倫理上の問題があるとして、同放送局に再発防止に取り組むよう勧告
本文を読む自公も豹変 アベ政権を取り巻く空気が変わってきた
著者: 澤藤統一郎世の中は何か常なる 飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる 世の中は何か常なる 南北の昨日の敵対今日の蜜月 世の中は何か常なる アベ政治昨日の権勢今日の消沈 北朝鮮の豹変ぶりにも驚ろかされたが、本日の毎日夕刊のトップ記事に
本文を読む「森友・決裁文書」の改竄は犯罪である。
著者: 澤藤統一郎本日(3月6日)、財務省は参院予算委員会理事会で、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る決裁文書改竄疑惑についての『調査状況の報告』を行った。その内容は以下のとおりである。 「現在、大阪地検において、背任のほか、証拠隠
本文を読む秘密政治結社「アベノセイダーズ」結成宣言 ― 当「憲法日記」毎日連続更新1800回記念号
著者: 澤藤統一郎宣 言 1 われらはみな日本国憲法とともに生きる主権者国民である。暮らしの中にこの憲法の理念を活かして、もっと明るく生き生きと豊かな生活をする道を見付けたい。 そのためには、平和への道、自由への道、平等への道、福祉国家
本文を読むDHC・吉田嘉明との対峙はようやく効果を生みつつある ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第125弾
著者: 澤藤統一郎何人かの友人からご連絡をいただいた。「保守速報」というまとめサイトに、吉田嘉明の顔写真として、こともあろうに私(澤藤)の写真が掲載されているのだという。よりにもよって「保守速報」であり、よりにもよって吉田嘉明である。 記
本文を読む捜査に影響という口実の政府答弁拒否を許してはならない
著者: 澤藤統一郎国会は、森友関連の文書改竄問題で揺れている。 朝日の報道によれば、「学園との土地取引の際に財務省近畿財務局が作成したものとして国会議員に開示された決裁文書は、実は問題発覚後に新たに作成された文書で、原文書は別にある。しか
本文を読むDHC・吉田嘉明はデマとヘイトの放送を止めよ ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第123弾
著者: 澤藤統一郎ヘイトは憎むべき醜行だ。ヘイトする者よ、恥を知れ。 デマは卑劣漢のやることだ。デマを撒き散らす者よ、恥を知れ。 ヘイトとデマを重ねたら…。これこそ悪辣きわまる。深く恥を知れ。 さらに、この卑劣な醜行を指摘をされてなお反省
本文を読む3月1日 今日はビキニデー
著者: 澤藤統一郎今日、3月1日はビキニデーです。 1954年の今日、アメリカは太平洋のビキニ環礁で水爆実験を行いました。広島に落とされた原爆の1000倍もの威力のあるものでした。この核実験で、多くの日本人が被爆しました。その最前線にいた
本文を読む籠池泰典よ 君を泣く
著者: 澤藤統一郎あゝ籠池泰典よ 君を泣く 君と思想は異なれど 人柄憎めぬ君なれば 君に一声かけまほし 君 力を落とすことなかれ 気骨を失うことなかれ 夏の盛りに囚われて 羽をもがれて塀の中 外の世界と隔てられ 秋冬過ぎて春近く 花咲く季
本文を読む中学生・高校生に「働くルール」の授業を
著者: 澤藤統一郎本日(2月27日)の赤旗11面に掲載されたあるコラム。筆者は、大阪の元教員。「中学生が学ぶ働くルール」連載第4回の最終回。拡散のつもりで、全文をご紹介したい。 「最終回は、解雇と退職勧奨の違い、整理解雇の4要件がテーマで
本文を読むここにもアベのギワク。「下町ボブスレー」の闇と埃。
著者: 澤藤統一郎ピョンチャンの喧噪が終わった。 隣国のイベントでこの騒ぎ。この間の国会論戦からの目眩まし効果には顕著なものがあった。東京五輪ともなれば、さらに「政権の政権による政権のための五輪」になるだろう。あるいは、「ナショナルのナシ
本文を読む「メンバー・オブ・アベノセイダーズ」宣言
著者: 澤藤統一郎「アベノセイダーズ」という言葉を流行らせようという陰謀がある。あるいは、「アベのせいだ症候群」。ともかくよくないことは、なんでも短絡的に安倍晋三のせいに違いないと主張する人々や、その傾向を揶揄しようというもの。もちろん、
本文を読む高校生が書いた「私たちの憲法前文」
著者: 澤藤統一郎まいにち笑っていられる幸せ。 まいにちごはんが食べられる幸せ。 まいにち学べる幸せ。 まいにち安心して眠れる幸せ。 まいにち会いたい人に会える幸せ。 あたり前のまいにちは特別なまいにち。 もしまだ戦争が日本で続いていたら
本文を読むこれが、教育行政のやることか。都教委の再処分に抗議する。
著者: 澤藤統一郎一昨日(2月21日)のこと、悪名高い都教委は「国旗・国歌(日の丸・君が代)」への敬意表明の強制に服しがたいとした教員2名に、またまたの懲戒処分(戒告)を発令した。これで、「10・23通達」に基づく「不起立懲戒処分」は、延
本文を読む「アベ政治を許さない」言い遺して兜太逝く
著者: 澤藤統一郎俳人金子兜太が亡くなった。最前線で戦争を体験し、それゆえに反戦・平和を訴え続けたかけがえのない人がまた一人この世を去った。 俳人としての兜太について述べる能力も資格も私にはない。正直なところ、前衛と言われる彼の句のリズム
本文を読む3月3日は納税者一揆第2弾だ。「少々普通じゃない者」も「こんな人たち」もみんな集まれ。
著者: 澤藤統一郎佐川長官 御用だ! 従業員用エレベーターで逃げるな! 国会へ出てこい! 佐川長官を任命したのは麻生大臣だ! 麻生も責任を取れ! 麻生はニヤけた答弁やめろ! 国民をなめるな! 安倍首相、佐川長官を「適材
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