昨日(3月19日)の毎日新聞。一面左肩に「象徴天皇としての役割『果たされている』87%」という世論調査記事。二面にも関連の解説記事。いったいなんだ、これは。 この世論調査、質問事項はわずか2項目のシンプルなもの。シンプル
本文を読む弁護士の執筆一覧
「ホロコーストはなかった」 ― トンデモ医師のトンデモ発言の真意
著者: 澤藤統一郎本日(3月19日)の赤旗社会面に、「ユダヤ人大虐殺は史実」「現地博物館が高須氏に反論」という記事。さして長いものではないので、全文を引用する。 「第2次大戦下でのナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)について
本文を読む自民党「改憲案(4項目)『Q&A』」徹底批判 ― 法律家6団体連絡会
著者: 澤藤統一郎2017年5月3日に始まる、「アベ9条改憲」提案。これが、今は4項目の『条文イメージ(たたき台素案)』となっている。『条文イメージ(たたき台素案)』とは、なんとも締まりのないグズグズの体。今の時点で、こんなものしか示せな
本文を読む辺野古新基地工期 「最短で13年」ー その間普天間は温存という不条理
著者: 澤藤統一郎「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」が主催した昨日(3月16日)の沖縄県民集会。集会名称は、「土砂投入を許さない! ジュゴン・サンゴを守り、辺野古新基地断念を求める3・16県民大会」と長い。長いだけに、趣旨明瞭であ
本文を読む「王侯将相いずくんぞ種あらんや」「生きとし生けるもの、万世一系にあらざるはなし」
著者: 澤藤統一郎いつの時代の、どこでのことかは定かでない。こんな会話が聞こえてきた…ような気がする。 ボクの主人は人でなしさ。朝から晩まで人をこき使ってさ。人の汗で、肥え太って、いばりくさっている。 私のご主人様は、ちょっと格が違う
本文を読む森友文書 虚偽の情報不開示に慰謝料認容判決
著者: 澤藤統一郎大阪地裁が、昨日(3月14日)「森友文書 国の不開示違法の判決」を言い渡したと、話題になっている。森友事件はまだ終わっていないのだ。 この訴訟は、「国有地低額譲渡の真相解明を求める弁護士・研究者の会」(略称「真相解明の会
本文を読む裁判官にも、私生活の場では表現の自由がある。
著者: 澤藤統一郎産経の記事を引用しなければならない。昨日(3月13日)の、「判事が『反天皇制』活動 集会参加、裁判所法抵触も」との見出しの報道。ある裁判官の行為が「積極的政治活動に当たる可能性がある」とする内容である。 名古屋家裁の男
本文を読むDHCとは、デマとヘイトとスラップの三位一体企業。法廷と市場での懲罰が必要だ。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第150弾
著者: 澤藤統一郎ほう、DHC・吉田嘉明に関する取材。ご苦労様。私は、産経・読売は大嫌いだが、お宅の紙面には親近感を持っている。報道も社説の姿勢もまことに真っ当。もちろん、取材大歓迎。協力いたしますよ。どこからお話ししましょうか。まずは、
本文を読む国旗・国歌(日の丸・君が代)強制の撤回に関する都教委への申し入れ
著者: 澤藤統一郎われわれは、教育長を筆頭とする都の教育委員に面会を申し入れているが実現しない。テーマによっては、教育庁の人事部長や指導部長との直接交渉もしたいのだが、教育情報課長段階でブロックされる。やむなく、情報課長の背後にある、教育
本文を読む嗚呼! 3・11。天譴論と原発事故処理費偽装と。
著者: 澤藤統一郎「2011年3月11日」から本日で8年になる。岩手を故郷とする私にとって、あのときの衝撃は生涯忘れることができない。例年、「3・1・1」という数字の連なりに特別の感傷が湧いて、 胸が痛む。例年、震災・津波・原発に関して何
本文を読む本日、東京大空襲の日。10万の犠牲者の無念に合掌。
著者: 澤藤統一郎3月10日。胸が痛む日。74年前の今日、東京大空襲で一夜のうちに10万人の命が失われた。その一人ひとりに、個人史があり、思い出があり、夢があり、親しい人愛する人がいた。自然災害による被災ではない。B-29の大編隊が、東京
本文を読む改憲と天皇代替わりー「(明文)改憲」も「(解釈)壊憲」も許さない
著者: 澤藤統一郎天皇代替わりの直前の時期に、改憲問題との関わりでお話しをさせていただきます。 憲法上、天皇は何の権限も権能も持ってはいません。内閣の助言と承認のもと、言われたとおりの国事行為をすることだけが職務。けっしてひとり歩きを
本文を読む益子・「朝露館」(関谷興仁陶板彫刻美術館)ご案内
著者: 澤藤統一郎石川逸子さんのお宅を訪問したのが、朝鮮の「独立運動」記念日に当たる3月1日。先週の金曜日のことだった。そのとき、石川さんの夫君(パートナーというべきか)関谷興仁さんともお目にかかった。石川さんへのインタビューの後、関谷さ
本文を読む「りんと咲く 日の本一の 夫婦花」 - 泰典
著者: 澤藤統一郎「変装」とは、「変な装い」という意味ではない。他人の目から自分だと覚られぬように、別人を装うことである。昨日(3月6日)保釈されたゴーンが、マスクと作業服姿に身をやつした変装の意味が分からない。この奇妙な変装がもたらした
本文を読むソウル特別市、熱い市政報告に驚いた。
著者: 澤藤統一郎韓国の旅の報告をしなければならない。もちろん、わずか5日間の旅では群盲象を撫でたに過ぎない。それでも、私が撫でた部分では、韓国の市民運動の強さ、民主主義の根深さに手応えがあった。学ぶべきところ多大との印象だった。中でも、
本文を読む靖国150年に再論 ― 「天皇と国家に子の命を奪われ、靖国に死後の子の魂まで奪われた『九段の母』の二重の悲劇」。
著者: 澤藤統一郎私は、産経は読まない。が、産経人士が何を言っているかには関心がある。もちろん、批判の対象としてのことである。都合の良いことに、右翼言論を丹念に拾って配信してださる奇特な方が、何人かいらっしゃる。まことにありがたい。そのル
本文を読む吉田嘉明よ、何ゆえにかくも頑なに出廷を拒否するのか ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第149弾
著者: 澤藤統一郎私(澤藤)が、当事者になっているDHCスラップ訴訟。第1ラウンドは、DHC・吉田嘉明が私を被告として、6000万円の損害賠償請求訴訟を提起した。私の言論がDHC・吉田嘉明の名誉を傷つけたというのだ。言論の自由を弁えぬ輩に
本文を読む第五福竜丸の受難を描いた新ドキュメンタリー映画 ― 「西から昇った太陽」
著者: 澤藤統一郎1954年3月1日、アメリカは太平洋ビキニ環礁で史上最大規模の水爆実験を行った。「ブラボー」と名付けられた広島型原爆の1000倍の破壊力を持つ水爆は、爆心から160キロ離れたマグロ漁船「第五福竜丸」(静岡県焼津市)に死の
本文を読む朝鮮人を殺そうとした日本人と、身を呈して救った日本人と
著者: 澤藤統一郎昨日(3月1日)、石川逸子さんをご自宅に訪ねた。石川さんは知られた詩人であるが、花鳥風月や雪月花を詠む人ではない。被爆者・戦争犠牲者・日本軍「慰安婦」・徴用工など、常に虐げられた人・苦しい境遇の人、そしてひっそりと忘れら
本文を読む「3・1独立運動」 100周年記念式典の文在寅演説紹介
著者: 澤藤統一郎本日、韓国は「三一節」。「3・1独立運動」を記念する日として祝日になっている。100年前の今日、ソウルのパゴダ公園(現タプコル公園)で、独立宣言文が読み上げられ、「独立万歳」を叫ぶ大きなデモ隊がここから出発した。これを端
本文を読むバーネット判決から75年。それでも、フロリダではいまだに「忠誠の誓い」の強制。
著者: 澤藤統一郎友人から、下記の記事を教えられた。CNNの日本語版サイトに注目すべき記事。 CNN.co.jpメルマガ 2019.02.19 Tue posted at 12:27 JST https://www.cnn.co.jp/
本文を読む菅官房長官発言「あなたに答える必要はありません」の「あなた」とは、主権者国民のことだ。
著者: 澤藤統一郎昨日(2月26日)午後の記者会見で、菅官房長官は東京新聞望月衣塑子記者に対して、「あなたに答える必要はない。」と言い放った。何という傲慢な態度。「あなた」とは、耳に痛い質問をする国民すべてのことだ。望月記者は多くの国民を
本文を読む皆様、けっしてDHCの製品を購入することのないよう、お気をつけください。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第148弾
著者: 澤藤統一郎韓国ピースツアーにご参加の35名の皆様に、この場をお借りして三つのお願いを申しあげます。 一つ目が、DHCという会社の商品をけっして買わないこと。 二つ目が、DHCという会社の商品をけっして買うことのないよう、お知り
本文を読む日本は果たして民主主義国家か。 ― 「辺野古新基地建設NO!」の沖縄県民投票結果が問うもの。
著者: 澤藤統一郎日本は民主主義政体の国家である(はずである)。民主主義とは、民意に基づいて国家を運営することである(はずである)。特定のテーマで、圧倒的な民意が明確に示された場合には、政策の選択においてこれに従うべきが民主主義の常道でな
本文を読む「天皇在位30年」 祝意の押し付けは、まっぴらご免だ。
著者: 澤藤統一郎久しぶりに小石川植物園を散策した。梅の盛りである。紅梅・白梅みごとなものだ。ヒガンザクラも椿も彩りを添えている。吹く風もほの暖かく、沈丁花の香りを運んでくる。天気は晴朗、いつもはうるさいヒヨドリの鳴き声も今日はさわやかに
本文を読む「3・1独立運動」は、現代の韓国民主化にどうつながっているだろうか。
著者: 澤藤統一郎昨日(2月22日)の夜、韓国から帰国。日本平和委員会が企画した「韓国ピースツアー・2019」に参加して、4泊5日の旅程が有意義に終了した。 この企画に初参加した昨年は、大きなカルチャーショックを禁じえなかった。韓国はすご
本文を読む韓国ピースツアー 最終日 ー テーマは「独立運動の歴史」
著者: 澤藤統一郎午前:*3.1独立運動ゆかりの地を見学 *植民地歴史博物館の見学 植民地歴史博物館は、「植民地主義の清算と東アジアの平和をめざす」として昨年8月に開館したばかり。3階に入居しているNGOの民族問題研究所が事業主体と
本文を読む韓国ピースツアー4日目 ― テーマは「現地で見る軍事境界線」
著者: 澤藤統一郎終日:南北朝鮮の軍事境界線「板門店」の見学予定である。 ※しかし、南北会談以降、「板門店」への訪問規制があるため、出発の時点まで「板門店」へ行けるかは未定。行けない場合は、北朝鮮を展望できる「統一展望台」に行くことになる
本文を読む韓国ピースツアー3日目 ― テーマは「日本軍『慰安婦』問題」と「在韓米軍」
著者: 澤藤統一郎午前:日本軍「慰安婦問題」の解決に向けての交流 *歴史認識と慰安婦の問題について 韓国挺身隊問題対策協議会を訪問 昼頃:日本領事館前での「水曜集会」に参加 午後:平沢米軍基地近辺で、平沢米軍基地反対行動の市民
本文を読む韓国ピースツアー2日目 ― テーマは「南北分断の克服」と「キャンドル革命」
著者: 澤藤統一郎午前:南北分断の克服と平和・繁栄の新しい動きに関する交流 ・キョレハナ平和研究センター(イ・ジュンキュ氏)訪問 ・史上初となる「南北共同連絡事務所」訪問 ・「板門店宣言」の履行について関係各所を訪問・交流 午後:ソウル市
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