昨日紹介した東京弁護士会の懲戒事例。昨日の記事は、この懲戒事案との対比で、スラップ受任弁護士に懲戒あってしかるべしとの内容。 スラップ受任弁護士には遠慮なく懲戒請求を ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第146
本文を読む弁護士の執筆一覧
スラップ受任弁護士には遠慮なく懲戒請求を ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第146弾
著者: 澤藤統一郎日弁連機関誌「自由と正義」(月刊)には、巻末に全国52単位会の弁護士懲戒全例が掲載される。弁護士会の会員に対する懲戒権は弁護士自治の根幹を支えているものだから、その行使の適切に関心をもたねばならない。もちろん、我が身にま
本文を読む「沖縄県民投票」妨害の議決をした5市の議員も法的責任を免れない
著者: 澤藤統一郎2月24日投開票が予定されている「辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票」。住民の直接請求を受けて、沖縄県議会が可決した住民投票条例によるもの。その事務手続は、各市町村が代行することになっており、その費用は
本文を読む教員が生徒の前で堂々と自己の信念を貫くことこそが教育ではないか。
著者: 澤藤統一郎千代田区の私立正則学園高校の教員約20人が1月8日朝ストライキを実施したことが大きな話題となっている。今の時代、ストライキが珍しい。教員のストライキは、なおさら珍しい。報道が大きい。インパクトが大きいのだ。 本来、ストラ
本文を読む櫻井よしこの護憲派へのエールに応えよう。
著者: 澤藤統一郎首相でありながら改憲の旗を振る安倍晋三。その取り巻きの一人に、櫻井よしこという右翼活動家がいる。この人が、「NEWS ポストセブン」という小学館運営のホームページに寄稿している。一昨日(1月13日)のことだ。表題が興味深
本文を読む徴兵検査のない成人を迎えた若者に訴える。ぜひ主権者として、平和憲法擁護の自覚を。
著者: 澤藤統一郎本日(1月14日)は「成人の日」。数少ない、天皇制とは無縁の、戦後に生まれた祝日。「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日(祝日法)とされている。関東は天気も晴朗。「みずから生き抜こう
本文を読む元徴用工の新日鉄住金に対する請求権は、「消滅していないが、法的に救済されない」
著者: 澤藤統一郎河野タロウでございます。 日韓請求権・経済協力協定の理解に関して、ミスリーディングなニュースや解説が流されています。まことに遺憾なことで、この機会に丁寧な説明をしておきたいと思います。 しんぶん赤旗電子版は、2018年1
本文を読む「デマとヘイト、そしてスラップのDHC」― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第145弾
著者: 澤藤統一郎本日(1月12日)夕刻に、「終わっていないぞ! DHC『ニュース女子』問題2周年!」「沖縄ヘイトを許さない集い」に参加した。 DHC「ニュース女子」放送事件をきっかけに立ち上がった「沖縄への偏見をあおる放送を許さない市民
本文を読む吉田嘉明氏尋問決定! 4月19日(金)午後 東京地裁415号法廷 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第144弾
著者: 澤藤統一郎DHCと吉田嘉明氏を反訴被告とするDHCスラップ反撃訴訟 反訴被告本人・吉田嘉明氏の尋問が決定しました。 次回法廷は4月19日(金)午後1時30分~ 東京地裁415号法廷(東京地裁・4階) 本件の主役・吉田嘉明氏の本人尋
本文を読む自分の思想・良心は、連続した1個のものだ。処分の累積加重は、悪質な思想転向の強要そのものである。
著者: 澤藤統一郎東京都教育委員会は、自由も人権も憲法も民主義も知らない。もちろん、思想・良心・信仰の自由のなんたるかも知らない。その侵害を受けている人の苦悩を知ろうともしない。都教委が心得ているのは、国家至上主義強制の技術だけ。200年
本文を読むDHC「ニュース女子」問題 抗議2周年 沖縄ヘイトを許さない集い ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第143弾
著者: 澤藤統一郎DHCとは、今の世に珍にして奇なる存在。 デマとヘイトとスラップの三拍子を兼ね備えた、三冠王企業。 そのデマとヘイトを象徴するのが、「ニュース女子」放送事件 頃もよし、辺野古大浦湾埋立問題が天下の関心を集めるさな
本文を読む1月11日(金)の法廷で吉田嘉明尋問採否の決定 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第142弾
著者: 澤藤統一郎DHCと吉田嘉明を反訴被告とするDHCスラップ反撃訴訟 次回法廷は1月11日(金)午前11時00分 東京地裁415号法廷(東京地裁・4階) 吉田嘉明本人尋問採否決定の法廷です。ぜひ傍聴にお越しください。 どなたでもなんの
本文を読む市民社会の道徳教育概論試案
著者: 澤藤統一郎文科省のすなる道徳教育。不要だとは思うが、やるならこんなものであるべきではないか。その骨格の素案をものしてみた。志のある方に、書き足し書き改めて、立派な完成版を作っていただきたい。 1 一番大切なのは自分自身であることを
本文を読むりそな・イイね、DHC・ダメだね。
著者: 澤藤統一郎今朝(1月6日)の毎日新聞1面に、「りそな『核製造企業への融資禁止』 国内大手銀初の宣言」という記事。おや、「りそな」が、そんなに立派な金融機関だとは知らなかった。以前、DHCと比較してワコールを賞讃したことがあった。本
本文を読む総理大臣・安倍晋三の仕事始めは伊勢神宮参拝から
著者: 澤藤統一郎皆様、安倍晋三でございます。明けましておめでとうございます。 内閣総理大臣としての年頭記者会見に当たり、天皇陛下と皇族の方々、そして国民の皆様にも謹んで新年のご挨拶を申しあげます。 平成31年、平成最後となる新年の仕事始
本文を読む「困難なときに、沈黙しなかったこと。それが闘ったことの意義」
著者: 澤藤統一郎話題の韓国映画「共犯者たち」。今日(1月4日)ようやく観る機会を得た。 ドキュメンタリーの迫力に圧倒された。隣国でのこの大きな出来事について、あまりに無知だったことを悔いている。韓国の社会に対する親近感を新たにするととも
本文を読む「天皇制と調和する民主主義」とは、まがい物の民主主義でしかない。
著者: 澤藤統一郎本日(1月3日)の各紙社説のうち、産経と毎日が天皇代替わりのテーマを取りあげている。極右路線で経営危機を乗り切ろうという産経の相変わらずの復古主義の論調には、今さら驚くこともない。言わば、「犬が人に噛みついた」程度のこと
本文を読む労働運動よ、興れ、輝け、もっともっと強くなれ。
著者: 澤藤統一郎未来を口にすることなく過去をのみ語るのは、まぎれもなく老いの徴候である。しかし、何かしら昔の記憶を書き残しておくことも、無駄ではなかろうと思う。正月くらい、昔話もゆるされよう。 もう死語になったのかも知れないが、「労働弁
本文を読む2019年を「アベ改憲阻止の年」に
著者: 澤藤統一郎あらたまの年のはじめ。2019年の元日に、それらしいことを書き留めておきたい。 まずは、今年の願い。何よりも、今年を「アベ改憲阻止の年」としたい。改憲勢力の側からすれば、「改憲断念を余儀なくされる年」。改憲派にとっては、
本文を読むアベ政治を終わらせて、「災」転じて「福」とせよ。
著者: 澤藤統一郎大晦日。2018年最後の日である。世のならいでは、この日に旧年を振り返る。 財団法人日本漢字能力検定協会が発表する恒例の「今年の漢字」は、「災」であった。災難・災厄・災害の「災」である。その選定は、公募によるもの。この年
本文を読むパロディ版 「童謡・アベ政治を許さない」
著者: 澤藤統一郎当ブロクは、アベ2次内閣発足直後から書き始めたもの。改憲の現実的危機感を感じてのこと。何と本日で、2100回の毎日更新となった。まだ、こんな憲法の理念とはほど遠い人物が行政のトップに居座り続けている。いまだに改憲の危機は
本文を読むアベ内閣は、「あたらしい憲法のはなし『地方自治』」をよくお読みなさい
著者: 澤藤統一郎私は、文部省発行の中学生教科書「あたらしい憲法のはなし」(1947年発行)を批判的に紹介してきた。しかし、この教科書は、発刊間もなく保守政治から嫌われ、逆コースのなかで姿を消したものである。表面にこそ出てこないが、「平和
本文を読む原敬とアベ晋三、100年間の進歩はあったか。
著者: 澤藤統一郎昨日(12月27日)は盛岡だった。少し時間に余裕があったので、原敬記念館に足を運んでみた。初めての見学。年末だからであろうか、閑散として見学者は他になかった。 館自身の案内はこうなっている。 「大正時代に平民宰相として
本文を読む金子みすゞは獲られた鯨の子を想い、アベ晋三は鯨をエサに票を獲る。
著者: 澤藤統一郎「金子みすゞ」。何という清澄な響き。その名を耳にすれば、心が洗われる。 「安倍晋三」。何という汚濁にまみれた響き。その名を聞くだに心がきしむ。 みすゞと晋三。およそかけ離れた、対照的な存在。住む世界が根本的に異なるのだ。
本文を読むダウと日経平均に大型のクリスマスプレゼント
著者: 澤藤統一郎クリスマスである。私自身はキリストに対する信仰とは縁もゆかりもなく、キリストの誕生を祝う気持は皆無である。釈迦やマホメットや天皇の誕生を祝う気持がないのと変わらない。 ところがこの社会には、クリスマス文化が定着している。
本文を読むプーチンが 安倍に諭した 民主主義
著者: 澤藤統一郎表面上は至極真っ当な発言も、発言者が誰であるかでニュアンスは大きく変わってくる。「あれが真意であるわけはない」「裏があるに違いない」と勘繰りが先に立つのだ。場合によっては、字面とは真逆の真意が忖度されることにもなる。アベ
本文を読む天皇誕生日に昭和天皇の戦争責任を思う
著者: 澤藤統一郎本日は、天皇誕生日。読売の社説が、「天皇陛下85歳 平成最後の誕生日を祝いたい」とある。さて、何ゆえに「祝いたい」のだろうか。本当に目出度いのだろうか。 佛教では、人の逃れ得ぬ不幸を、生・老・病・死の「四苦」と教える。そ
本文を読むこちら特報部に、澤藤大河「『自衛隊マンガ』から見えるもの」
著者: 澤藤統一郎本日(12月22日)の「東京新聞・こちら特報部」。タテの見出しに、「沢藤弁護士に聞く」とある。「沢藤弁護士」とは、私のことではない。澤藤大河のインタビュー記事。ヨコ見出しは、「『自衛隊マンガ』から見えるもの」。そして、「
本文を読む「防衛費の異常な増加に抗議し、教育と社会保障の充実を求める声明」
著者: 澤藤統一郎本日(12月21日)、幾つかの紙面朝刊に、「おや、お久しぶり」。徳岡宏一朗さんのお顔が。日本外国特派員協会での申ヘボン(しん・へぼん)青山学院大教授と並んでの記者会見の写真。 この会見は、 「防衛費の異常な増加に抗議し、
本文を読む「有権者の皆さん目覚めてください。立ち上がってください」
著者: 澤藤統一郎本日の毎日新聞第12面「オピニオン」の頁。「みんなの広場欄」の投書が目にとまった。「有権者の皆さん立ち上がろう」という、まことにストレートで、けれんみのないタイトル。投稿者は、滋賀県東近江市にお住まいの(無職・小西恵美子
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