旧ソ連の作家ショーロホフ(1905年生まれ~84年没)は65年、長編小説『静かなドン』などが高く評価され、ノーベル文学賞を受けた。旧ソ連では58年のパステルナーク(作品は『ドクトル・ジバゴ』)に次ぎ、70年のソルジェニ
本文を読む文学の執筆一覧
二十世紀文学の名作に触れる(2) 『ペスト』の著者カミユとは――正義と自由を守るヒューマニスト
著者: 横田 喬フランスの作家カミユはこの作品を始め小説『異邦人』やエッセー『シーシュポスの神話』などの著作が高く評価され、1957年に43歳の若さでノーベル文学賞を受けている。日本人で同文学賞を受賞した川端康成は69歳、大江健三郎は
本文を読む二十世紀文学の名作に触れる(1) カミユの『ペスト』――不条理なものとの闘い
著者: 横田 喬新型コロナ禍の時節柄か、フランスのノーベル賞作家アルベール・カミユの小説『ペスト』が日本でも最近よく読まれている、と聞く。アルジェリアのオランという地方都市で二十世紀半ば、稀代の悪疫ペストが突如蔓延する仮想の筋立てだ。
本文を読むフォーラム「引揚げとは何か? 主として文学にとって」
著者:主催は植民地文化学会(代表・西田勝。電話047-381-4595) ですが、同会は「近代日本がかつて植民地とした国や地域に生じた文化現象及びそれらと日本国内の文化現象との交渉について調査と研究を行うこと」を目的として2
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