本間裕の執筆一覧

本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(357)

著者: 本間宗究(本間裕)

人間社会で最も大切なもの 今回の「ロシアによるウクライナへの軍事侵攻」は、「人間社会で、最も大切なものは何か?」を考えるための、キッカケとなる事件の一つだったものと思われるが、実際には、「孔子」が教える「軍事力よりも大切

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(356)

著者: 本間宗究(本間裕)

2022年のロシア崩壊 「1991年のソ連崩壊」に続いて、「2022年のロシア崩壊」いう可能性が高まってきたものと感じているが、この間の「約30年」を振り返ると、やはり、「世界的な金融経済化」が指摘できるようである。つま

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(355)

著者: 本間宗究(本間裕)

デジタル通貨の二面性 「言語学」と同様に、「デジタル通貨」においても「二面性」が存在するものと考えているが、具体的には、「言語が、表面上の文字や音を通じて、内面的な人や動物の思いを伝えている状況」と同様に、「デジタル通貨

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(354)

著者: 本間宗究(本間裕)

平気で嘘を付く人々 最近、気にかかる点は、今回の「プーチン大統領」を筆頭にして、「世界各国で、政治家や官僚などが、平気で嘘を付き続けている事実」であり、また、「嘘の隠ぺいのために、権力を行使する状況」である。そして、この

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(353)

著者: 本間宗究(本間裕)

プーチンの思惑 最近、海外で言われ始めたことは、「プーチンの思惑」が、「核戦争をちらつかせながら、西側諸国の金融システムを崩壊させることにある」というものであり、実際には、「ロシアへの経済制裁」を実施させることにより、「

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(352)

著者: 本間宗究(本間裕)

ウクライナ問題が示唆するもの 「2月の相場」に関しては、「暦のフラクタル(相似形)」の応用による「未来予測の可能性」の観点から、大きな注目をしていたが、結果としては、予想以上の成果が得られたものと感じている。具体的には、

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(351)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融界のブラックホール 金融業に携わって、今年で46年目を迎えるが、この期間を振り返りながら、現在の「金利上昇」を考えた時、痛切に感じることは、「金融界のブラックホールが形成され、そして、蒸発している展開」のことである。

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(350)

著者: 本間宗究(本間裕)

金利とインフレ率とのタイムラグ 世界の金融市場は、現在、大混乱の状態となっているが、この理由としては、「今までの無理に無理を重ねた金融政策に関する歪みが、金利の上昇とともに露見し始めた状況」が指摘できるようである。別の言

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(349)

著者: 本間宗究(本間裕)

金融抑圧政策の反動 過去20年あまりの「世界的な超低金利状態」については、人類史上、初めての出来事であり、また、未来永劫に語り継がれる異常事態だったものと思われるが、この理由としては、やはり、「1980年代初頭に誕生し、

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(348)

著者: 本間宗究(本間裕)

秩序の形成と崩壊 新たな関心を持った「量子力学」や「分子遺物学」などを勉強し始めたものの、今までは、全く歯に立たない状況だったが、現在では、わずかながらも光明が見え始めてきた段階のようにも感じている。つまり、「秩序の形成

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(347)

著者: 本間宗究(本間裕)

量的引き締め(QT)の実現可能性 1月26日に実施された「米国のFOMC (連邦公開市場委員会)」では、「利上げの後に、量的引き締め(QT)の実施」が述べられていたが、この点には、大きな注意が必要だと感じている。つまり、

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(346)

著者: 本間宗究(本間裕)

蝉を狙うカマキリ 2022年に入り、再び、「北朝鮮のミサイル発射」が注目を浴びているが、この時に思い出されるのが、「荘子の蟷螂窺蝉(とうろうきせん)」であり、このことは、「蝉を狙うカマキリ」と「カマキリを狙うカササギ」の

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(345)

著者: 本間宗究(本間裕)

バブルとインフレとの関係性 過去800年間の「西洋文明」、すなわち、「唯物論が主要な価値観へと移行した時代」を振り返ると、当初の400年間は、「古代物質文明への回帰」という状況だったものの、その後の400年間は、「バブル

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(344)

著者: 本間宗究(本間裕)

失われた30年の功罪 日本の「失われた30年」も、間もなく、大きな転換期を迎えるものと考えているが、この理由としては、今までのような「金融抑圧政策」が実施不能となる可能性が指摘できるものと考えている。つまり、1999年か

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(343)

著者: 本間宗究(本間裕)

FRBの闇 昨年末、米国のFRB は、突如として、重要な情報開示を行った。具体的には、「2019年9月17日以降に、FRBが緊急融資を行っていた銀行名」であり、このことは、「2年以上も実名が明らかにされず、ドっド・フラン

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(342)

著者: 本間宗究(本間裕)

マネーの残高と流通速度 12月15日に開催された「米国のFOMC」では、「テーパリングの加速」や「2022年に3回の利上げ可能性」などが顕著になったが、今後の展開を判断する時には、「1923年に発生したドイツのハイパーイ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(341)

著者: 本間宗究(本間裕)

ビットコインの投資指標 12月8日付の日経新聞では、「ビットコインの投資指標や適正価値を探る動き」が紹介されていたが、今後は、この流れが加速し、実際には、「デジタル通貨や預金などの適正価値を、歴史を遡りながら理解しようと

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(340)

著者: 本間宗究(本間裕)

マネー経済に移行する米中の覇権争い 米国と中国の覇権争いは、現在、「実体経済」から「マネー経済」へと移行し始めたものと思われるが、実際のところ、米国においては、「超党派のUSCC(米中経済安全保障再考委員会)が、金融分野

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(339)

著者: 本間宗究(本間裕)

50年ぶりの水準に低下した円の実質実効為替レート 11月17日に「BIS(国際決済銀行)」が発表した「円の実質実効レート」によると、「日本の円安は、50年ぶりの水準にまで低下している状況」とのことである。つまり、通貨の総

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(338)

著者: 本間宗究(本間裕)

奪い合いから分かち合いへの大転換 西暦1200年から2000年までの「西洋の時代」においては、最初に、「資源や領土」などの「目に見える物質」に始まり、最終局面では「究極の物質」とも言える「お金(マネー)」の奪い合いが行わ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(337)

著者: 本間宗究(本間裕)

現代のミダス・タッチ ギリシャ神話に登場する「ミダス王」は、「ワインの神のバッカスを助けたことにより、触れるものが全て黄金に変わる能力を授けられた」と伝えられているが、ご存じのとおりに、この神話には悲しい結果が待っており

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(336)

著者: 本間宗究(本間裕)

世界的な利上げの始まり 現在は、「世界的な利上げ」が始まった段階とも思われるが、この点に関して最も注目すべきポイントは、「過去20年あまりの超低金利状態」だと考えている。つまり、「金利」というのは「お金の値段」であり、今

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(335)

著者: 本間宗究(本間裕)

コロナショックとハイパーインフレ 歴史を研究すると、人知では全く理解できない現象に数多く遭遇するが、昔の人々は、このことを「神の計らい」と呼んだのではないかと感じている。そして、この点に関して、現在、私自身が感じているこ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(334)

著者: 本間宗究(本間裕)

フラクタルから考える米国債バブルの崩壊時期 世界的な金融大混乱は、紆余曲折を経ながらも、いよいよ、最終段階に入ったものと考えている。つまり、「1991年のソ連」と同様に、「国債の買い手」が消滅した時に、「金利の急騰」が発

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(333)

著者: 本間宗究(本間裕)

政治家の役割 日本の「家計の現預金」は、「2021年6月末」で「約1072兆円」も存在すると言われているが、この事実を、「金融システムの観点」から考察すると、全く別の姿が見えてくるものと感じている。つまり、「日本の個人は

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(332)

著者: 本間宗究(本間裕)

崩壊を始めた金融のツインタワー 現在は、「金融面の9・11事件」が発生しているものと感じているが、具体的には、「デリバティブ」と「債券や不動産担保証券など」の「目に見えない金融ツィンタワー」が崩壊する可能性である。つまり

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(331)

著者: 本間宗究(本間裕)

中国の恒大集団は第二のリーマンとなるのか? 現在、「中国の恒大集団が、第二のリーマンとなるのか?」という疑問が高まっているが、この点については、「金融システムの正確な分析で、理解や予測が可能ではないか?」と考えている。つ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(330)

著者: 本間宗究(本間裕)

一寸の虫にも五分の魂 「西洋の思想」では、「魂を持っているのは人間だけである」ということが一般的な理解となっているようだが、「東洋の思想」では、反対に、「一寸の虫にも五分の魂」の諺のとおりに、「すべての動物に魂が存在する

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(329)

著者: 本間宗究(本間裕)

一帯一路と文化大革命 過去数年間の「中国の劇的な変化」には驚かざるを得ないが、実際のところ、1980年代初頭から始まった「改革開放路線」、そして、最近の「一帯一路」については、完全に、「第二の文化大革命」に取って代わられ

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(328)

著者: 本間宗究(本間裕)

菅首相辞任の歴史的な意味 「日の下に新しきものはなし」という言葉のとおりに、「どのような出来事も、本質的には、過去の歴史の繰り返しではないか?」と思われるが、一方で、「人間社会の歴史的な発展」を考えると、「どのような出来

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