20年後の金融ツィンタワー 今から20年ほど前の「西暦2000年」に「マネーの逆襲」という著書を上梓し、その中で、「2001年の血を見るような事件の発生」を予告した。そして、結果としては、「9・11事件の発生」が想定内だ
本文を読む本間裕の執筆一覧
本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(326)
著者: 本間宗究(本間裕)インフレのダブルショック 8月19日付けのブルムバーグに「インフレのダブルショック」のコラムが掲載されたが、内容的には、「ベテラン投資運用者の経験的な勘は尊重できるものの、理論的には、いろいろな過ちが存在する可能性」が指
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(325)
著者: 本間宗究(本間裕)インフレ大津波の現状 現在は、「インフレ大津波の第二波」が始まった段階とも考えているが、この点に関して、「歴史の証言者の一人」として痛感することは、「現時点でも、世界中の人々の最大関心事が、自分自身のマネー(お金)に集中
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(324)
著者: 本間宗究(本間裕)5年間に及ぶ日銀の長短金利操作 8月9日付けの日経新聞に「日銀、長短金利操作5年の功罪」という記事が掲載され、「長短金利操作は、できるかできないかのフィージビリティの議論と、すべきかすべきではないかという規範的な議論を分
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(323)
著者: 本間宗究(本間裕)日銀離れを始めた日本の金融市場 8月3日付けの日経新聞によると、「日本株の日銀離れ」が始まったとのことだが、具体的には、「日銀による日本株の購入」に関して「買い付け金額」が激減している状況のことである。そして、このことは
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(322)
著者: 本間宗究(本間裕)量的緩和の正当性 最近、海外では、「テーパリングの議論」が盛んに行われるとともに、より根本的な問題である「量的緩和(QE)」とは、いったい、何だったのか?」という疑問が噴出し始めている。つまり、「量的緩和の持続」が難しく
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(321)
著者: 本間宗究(本間裕)ウェルズ・ファーゴの異変 7月9日付けの「ブルムバーグ」では、驚いたことに、「米銀のウェルズ・ファーゴが、既存の個人向け与信枠をすべて閉鎖し、同サービスの新規提供も取りやめる」との報道があった。つまり、「個人向けの貸し出
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(320)
著者: 本間宗究(本間裕)無用の用 老子に「無用の用」という言葉があるが、具体的には、「コップ」や「茶碗」などの容器、あるいは、「家」や「部屋」などの建物に関して、「本当に役立っているのは、中に存在する空間である」という理解のことである。つまり、
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(319)
著者: 本間宗究(本間裕)世界の構造と仕組み 数学者の「岡潔博士(1901年-1978年)」は、「世界は法界(ほっかい)、自然界、そして、社会から成り立っている」と理解していたようだ。つまり、「神の意志も包摂した大宇宙」が「法界」を表し、また、そ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(318)
著者: 本間宗究(本間裕)統計学の盲点 「目に見える事実しか信用しない」というように、「自然科学の信奉者となった現代人」にとって「統計上の数字」は、「科学の正当性を証明する手段の一つ」となっているようである。つまり、「統計に表れた数字を過信する状
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(317)
著者: 本間宗究(本間裕)世界的なインフレ税 6月12日付の日経新聞に掲載された「米国におけるインフレ税の衝撃」に関する記事は、全く納得がいかない内容だった。つまり、「税金の種類」としては、以前から申し上げているように、「見える税金」と「見えない
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(316)
著者: 本間宗究(本間裕)最弱通貨に転換し始めた日本円 現在、「日本の円が、先進国で最弱の通貨に転換を始めている」という報道が出始めているが、このことも、「デリバティブの時限爆弾が連鎖破裂を始めた証拠の一つ」だと考えている。つまり、「為替の理論」
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(315)
著者: 本間宗究(本間裕)1970年代と2020年代との違い 現在、海外で議論されていることは、「1970年代と現在との類似点」であり、実際には、「スタグフレーションの再来懸念」や「貴金属価格の急騰予想」などである。しかし、私自身は、この点につい
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(314)
著者: 本間宗究(本間裕)失われた30年の真相 「日本のバブル崩壊」から30年以上たった現在では、「この間に、どのような変化が発生したのか?」を具体的な数字で把握できるとともに、「なぜ、日本の経済が成長しなかったのか?」も理解できる段階に入ったも
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(313)
著者: 本間宗究(本間裕)民主主義の未来 現在、「民主主義の未来」が危惧されている状況でもあるが、この点については、歴史をさかのぼりながら、「神と人との関係性」を考える必要性があるものと感じている。つまり、「神の見えざる手」を説いた「アダム・スミ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(312)
著者: 本間宗究(本間裕)商品の取引と決済 いまだに、「デフレとインフレの議論」が世界的に活発な状況でもあるが、この点に関して、最も重要なポイントは、「どのような商品が、どのように取引され、そして、どのように決済されているのか?」を具体的に考える
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(311)
著者: 本間宗究(本間裕)金利と金価格 現在、海外においても、「金利の上昇期には、金(ゴールド)の価格が下落する」というような「的外れの意見」が聞かれる状況となっているが、この理由としては、「インフレを認識させたくない人々が、一種のマスコミ操作を
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(310)
著者: 本間宗究(本間裕)金融戦争下の価格統制 1990年代の半ば、「国家の財政危機」と「メガバンク倒産の危機」に瀕した「米国」は、「デリバティブの大膨張により、問題の先送りを図る」という、歴史に残る「重大な決断」をしたものと考えている。つまり、
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(309)
著者: 本間宗究(本間裕)中央銀行のテーパリング 現在、世界各国における「中央銀行のテーパリング」が話題になっているが、この点については、全くの「的外れの議論」のようにも感じている。つまり、「中央銀行のテーパリング」というのは、最初に、「中央銀行
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(308)
著者: 本間宗究(本間裕)日本のバブルと中国のバブル 現在の「経済」や「金融」に関する報道を見ると、「デフレなのか、それとも、インフレなのか?」、あるいは、「日米欧の国々は、資本主義から社会主義の方向に変化しているのではないか?」というように、「
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(307)
著者: 本間宗究(本間裕)戦艦大和の沈没 最近、頻繁に聞かれる意見として、「現在の世界情勢」と「1945年の終戦時」との類似性が存在するが、確かに、「武力による戦争」と「金融面での戦争」との違いを考慮すると、いろいろな面での共通点が指摘できるもの
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(306)
著者: 本間宗究(本間裕)中国共産党の内憂外患 「米中の対立」は、他の国々を巻き込んで、さらに激化している状況とも思われるが、この点に関して、現時点で必要なことは、「中国共産党の内憂外患」を理解することとも考えている。つまり、「香港」と「ミャンマ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(305)
著者: 本間宗究(本間裕)認識のメカニズム 「哲学」や「心理学」などの勉強を始めると、「自分の無知さ」を認識し、基本に立ち返らざるを得なくなるが、具体的には、改めて、「認識とは何か?」などを問い始めている状況のことである。そして、この時には、「仏
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(304)
著者: 本間宗究(本間裕)ヨハネの黙示録 20世紀最大の歴史学者と言われる「トインビー」は、「近代西洋文明の父的な文化はギリシャ文明であり、また、母的な文明はユダヤ文化である」と述べている。そのために、われわれ日本人が西洋人を理解するためには、「
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(303)
著者: 本間宗究(本間裕)肉体と精神 西洋の「聖書」や「ギリシャ哲学」、そして、東洋の「仏教」などを研究すると、人類史上、最も古く、かつ、最大の問題は、「人間とは、いったい、何ものなのか?」ということとも言えるようである。そして、その問題を解決す
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(302)
著者: 本間宗究(本間裕)人生の意味 ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」という著書では「人生の意味のコペルニクス転換が説明されている」と述べられており、具体的には、「人生から何をわれわれはまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(301)
著者: 本間宗究(本間裕)プラトンと聖アウグスティヌス 今から1600年前に「西ローマ帝国の崩壊」という歴史的な大事件が発生したが、この時に著わされた「聖アウグスティヌス(西暦354年-430年)」の「神の国」を読むと、「西洋の物質文明が、どのよ
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(300)
著者: 本間宗究(本間裕)パトスとロゴス 「神の国」という著書では、「神と人間との関係性」などが説かれているが、この時に重要な役割を持つのが、「パトス」と「ロゴス」であり、実際には、「精神の直視」や「神の理性」と言われる「ロゴス(ロジック)」と「
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(299)
著者: 本間宗究(本間裕)金利と株価 現在、世界的な金利上昇が始まっているが、この点に関して興味深い現象は、「長期間にわたる超低金利状態により、ほとんどの人が、正常な思考状態から逸脱している可能性」とも言えるようである。つまり、日本においては、「
本文を読む本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(298)
著者: 本間宗究(本間裕)権力の暴走からマネーの暴走へ カール・ポランニーの「大転換」という著書では、「労働、土地、そして、貨幣の市場経済化、あるいは、商品化」が説明されているが、実際には、「多様な社会の結合や画一化」によって引き起こされる「マネ
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