澤藤統一郎の執筆一覧

自民党の選挙公約は、安倍菅政権への反省にもとづくものになっていない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月29日)  第49回総選挙の投票日が明後日に迫っている。今回の選挙は、何よりも7年8か月に及んだ安倍・菅政権への審判である。これからも漫然とその腐敗と失政の継続を容認するのか、それとも転換するのか。その

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最高裁裁判官の国民審査、投票棄権の権利について。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月28日) 本日、総選挙の期日前投票を済ませた。小選挙区選挙では普段は支持しない政党の候補者に投票し、比例代表選挙では支持する政党の名を明記して投票した。 さて、最高裁裁判官の国民審査をどうするか。審査対

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「法と民主主義」10月号 ー 「アジアの各地で闘う民衆」

著者: 澤藤統一郎 中国, 日民協.

(2021年10月27日) 「法と民主主義」の今月号(21年10月号【通算562号】)が、本日発行となった。 特集の表題は、「アジアの各地で闘う民衆ーそれぞれの課題と法律家の役割」というもの。本号の編集専任者は私である。

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象徴天皇制とは、誰をも幸福にしない制度である。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月26日)  秋篠宮の長女が本日婚姻届を提出した。本来結婚は私事でしかない。当事者の周囲だけが祝意を表すれば良いだけのこと。にもかかわらずの、なんという大騒ぎ。そして、目出度い様子はない。  婚姻当日の新

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「弾圧を受けた弁護士の弁護士が有罪とされ、そのまた弁護士までが資格剥奪の通告を受けた」

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月25日)  今は昔のこと。中国司法制度調査団などというツァーに参加して、何度か彼の地の法律家と交流したことがある。  そのとき、裁判官の独立も、弁護士の在野性も、検察官の罪刑法定主義もほとんど感じること

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総選挙と国民審査を間近にして、本日は悪名高き「10・23通達」発出の日

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月23日)  「3・11」「1・17」「3・10」「6・23」「8・6」「9・1」…。人は、それぞれに、月と日を記憶する。私にとっては「10・23」が忘れてはならぬ日となっている。2003年以来、今日まで

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今こそ、国民すべてが主権者としての自覚に目覚めるべきとき。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月19日)  さあ、いよいよ総選挙だ。  本日、第49回衆議院選挙の公示。選挙区に852人、比例代表に176人(重複立候補者を除く)の計1028人が立候補を届け出、各党の党首がそれぞれの第一声を上げた。こ

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スラップ訴訟の今昔 ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第196弾

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月17日)  かつて、武富士こそがスラップ常習企業の雄として君臨していた。知られたくないその業務の実態を報道したメディアやジャーナリストを被告として、名誉毀損訴訟を濫発したのだ。2002年から03年にかけ

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「岸田総理大臣、第三者による再調査で森友事件の真相を明らかにしてください」

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月13日)  一昨日(10月11日)の立憲民主党・枝野幸男、辻元清美両議院の衆議院本会議における代表質問は、いずれも立派な聞かせる内容であった。論点を明確にし、よく練られた質問は、心ある国民の胸に響く内容

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亡き弟からの、DHCスラップ訴訟勝訴確定の祝辞

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月12日)  私は4人兄弟の長男で、下に妹・弟・弟と続いている。その次弟が、この夏突然に亡くなった。本日が2回目の月命日となる。肺がんを患い、小康を得たとの連絡だったが間質性肺炎が進行して死因となった。今

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岸田文雄商法に騙されるな ー 口先ばっかり、総論ばっかり、看板ばっかり、包装ばっかり。羊頭狗肉ではないか。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月10日) 私は弁護士として消費者問題に取り組み、悪徳商法と闘ってきた。そして、長年思い続けてきた。どうして人は、こんなにも簡単に、悪徳商法に騙されて甚大な被害を受けるのだろう。その思いは、どうして人は、

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森友事件について、利害関係のない第三者による徹底した再調査を。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月8日)  確かに言いましたよ。「私・岸田文雄の特技は、人の話をしっかり聞くこと」とね。だってね。これまでの総理が、ひどかったものね。ほとんど人の言うことに聞く耳もたない総理が続いた9年間。その結果、国民

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真実性を欠いた右翼ジャーナリズムによる名誉毀損判決

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月6日) 「WiLL」という月刊誌がある。常連の執筆陣は、櫻井よしこ・阿比留瑠比・藤井厳喜・石原慎太郎・上念司・石平・ケントギルバード・高橋洋一・山口敬之など。かつては、小川栄太郎も。この執筆陣を見れば、

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グリーンな菅政権時代の方がまだマシだったということなのでしょうか。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月4日)  新政権が発足しましたね。甘利明新内閣。先ほど総理代行の岸田文雄が、記者会見をやっていましたよ。けどね、代行が主役を気取ってはいけない。やはり、代行は代行でしかないね。アマリに格が違う。アキラか

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最高裁裁判官国民審査にご注目を。広報見ても真実は分からない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月2日)  総選挙が間近である。10月26日公示・11月7日投開票の日程が最有力視されている。その総選挙に併せて、最高裁判所裁判官国民審査が行われる。総選挙の投票所では、衆議院議員の小選挙区と比例代表の投

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学術会議任命拒否問題の解決なくして、国民の信頼を得ることはできない。

著者: 澤藤統一郎

(2021年10月1日)  短命であった菅政権がやってのけた愚行の最たるものが、学術会議の推薦者6名に対する「任命拒否」である。あの衝撃からちょうど1年が経過した。事態は基本的に動いていない。  この国の政治の土壌には、

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