澤藤統一郎の執筆一覧

これが自衛隊の実態 ― 防衛大学校の暴行・イジメ・いやがらせ

著者: 澤藤統一郎

都立高の教員と話し合う機会が多い。ときに、進路指導としての自衛隊への就職が話題となる。幹部教育機関としての防衛大学校への『進学』と、一般自衛官としての隊員募集にどう対応すべきか。 現場では、「自衛隊違憲論」や「軍への就職

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おしつけないで!6.30 リバティ・デモ 報告

著者: 澤藤統一郎

東京「君が代」裁判・4次訴訟原告の先生方を励ますために、ご参集いただいた皆様に感謝申しあげます。限られた時間ですので、お話しできることも限られたものになることをご容赦ください。 私たちの裁判での主張は、日の丸の否定でも、

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財界の意を受けた、企業のための「働かせ方改革法」が今後のルールだ。

著者: 澤藤統一郎

うふふ。アベだよ。えへへ。シンゾーさ。今国会の最重要法案が通ったよ。 ほら、「働かせ方改革法案」、いや間違えた「働き方改革法案」だったっけ。今日成立した。いや、むりやり通したよ。公明党も義理がたい。こんな不人気な法案に付

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国政私物化の張本人、公正であるべき行政をねじ曲げた当の人物が、エラそうに「ルール守んなきゃ」とはチャンチャラおかしい。

著者: 澤藤統一郎

国会での「ルール守んなきゃ」って発言が話題になってるね。 「ルール」は大切だよね。たしかに「ルールは守んなきゃ」。アベかアソウが、また何かしでかしたんだろう。 そうじゃない。「ルール守んなきゃ」って言ったのが、アベ晋三。

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昔アヘンで、いまバクチ。さすが血筋は争えない。

著者: 澤藤統一郎

良く知られているとおり、戦前の日本は戦費調達のために、植民地や占領地で大規模な「アヘン政策」を実行した。「大東亜共栄圏を通ずる大アヘン政策」は、国家機関である興亜院が推進した。麻薬を禁止する国際条約を締結しながら、「漸禁

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「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」にご参加ください。

著者: 澤藤統一郎

「日の丸・君が代をおしつけないで」という集会とデモを行います。名付けて「リバティ・デモ」。ぜひご参加ください。 私たちの主張は、「日の丸・君が代に反対」ではなく、「日の丸・君が代をおしつけないで」ということです。「日の丸

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絵本『花ばぁば』の作者が語る日本軍従軍慰安婦問題のとらえ方

著者: 澤藤統一郎

足を踏んだ程度のことでも、踏まれた側と踏んだ側とのとらえ方は大きく異なる。往々にして、踏まれた側の痛みは大きく、当然に大きな事件、大きな責任問題と考える。しかし、なかなか踏んだ側には痛みが伝わらない。往々にして、たいした

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絵本『花ばぁば』が語る「戦争のおぞましさ」と「出版の不自由」

著者: 澤藤統一郎

私の手許に、「花ばぁば」という絵本がある。やさしい筆使いのやわらかい絵。たくさんの花が描かれている。子どもたちに読んでもらおうという、紛れもない上質の絵本。しかし、内容はこの上なく重い。日本軍慰安婦だった一人の女性の人生

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この上なく感動的な「平和の詩」と、この上なく凡庸なアベ来賓挨拶と。

著者: 澤藤統一郎

以下は、沖縄県の広報である。 平成30年沖縄全戦没者追悼式の開催について 毎年、6月23日は「慰霊の日」です。県では、糸満市摩文仁の平和祈念公園にて「平成30年沖縄全戦没者追悼式」を開催します。 多くの県民及び関係者の皆

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アベ政権よ、北朝鮮との相互信頼のチャンスを逃がしてはならない。

著者: 澤藤統一郎

「我が国を巡る安全保障環境が大きく変化している」「時代状況に適合した安全保障政策への見直しが必要」「新たな時代状況に適合した実効性のある安全保障の法的基盤を再構築する必要がある」と、アベ内閣が一犬として虚を吠え、右翼の万

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嘘にまみれたアベとカケに、国政私物化の成功体験を許してはならない

著者: 澤藤統一郎

昨日(6月19日)朝の初めての記者会見以来、嵐のごとく吹き荒れている加計孝太郎バッシング。「姑息という言葉では足りません。もはや卑劣というべきです。」という野党議員の言葉が、多くの人の気持ちを代弁している。 震度6弱の大

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戦前の神社参拝強制と、いまここにある「日の丸・君が代」強制と

著者: 澤藤統一郎

みなさま、「おしつけないで 6.30リバティ・デモ」にご参加ください。 私たちの主張は、「日の丸・君が代」反対ではなく、「日の丸・君が代強制」に反対なのです。「日の丸・君が代」が大切で大好きだという方のなかにも、「強制は

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戦争は見る人の位置によって立場によってまったくの別物なのだ。

著者: 澤藤統一郎

毎日新聞夕刊の連載小説が、石田衣良「炎のなかへ~アンディ・タケシの東京大空襲」。1945年3月10日未明の東京大空襲が描かれている。 「3月9日」が長く続いて、腹を空かせながらも健気に生活する子供たちの描写のあとに、とう

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小池百合子『虚飾の履歴書』 ― 学歴詐称疑惑

著者: 澤藤統一郎

小池百合子。この人、一時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった。都知事になって、築地市場の豊洲への移転を見直すのかと思ったが、見直しをやめた。オリンピック関連についても、見直すようで見直さない。断固貫いたのは、9月1日の関東大震災朝

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通常国会最終盤。これからは、数の力でゴリ押しすだ。

著者: 澤藤統一郎

さあ、これからだ。第196通常国会は最終盤。これからが、アベ内閣と自民党の本領発揮の時期なのだ。これからが、数の力の見せ所だ。アベ一強はダテではないことを実証しなければ、アベ三選もおぼつかない。6月20日に会期終了の予定

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「保守速報」サイトからすべてのバナー広告が消えた。 ― これが企業の合理的判断なのだ。

著者: 澤藤統一郎

私には、ネット世界の見通しが利かない。どちらを見回しても、あふれかえるデマとヘイトに辟易せざるを得ない。ネトウヨ諸君は、権力者や富のあるものにはへつらって、弱い立場にあるものへの誹謗中傷に余念がない。実は、ヘイトのサイト

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野党共闘候補の健闘がアベ改憲阻止のちからとなる。

著者: 澤藤統一郎

本日の朝日時事川柳に、  勝因は原発隠し安倍隠し(神奈川県 朝広三猫子) 言わずと知れた注目の新潟知事選。5野党1会派(立憲民主党、日本共産党、国民民主党、自由党、社民党、無所属の会)の共闘候補が敗れ、自・公推薦候補が当

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「俺はもう、そんな日本人にはなりたくねえんだ。」

著者: 澤藤統一郎

中村敦夫が一人芝居として演じる朗読劇「線量計が鳴る~元原発技師のモノローグ」が話題となっている。 「原発の町で生まれ育ち、原発で働き、そして事故で全てを失った主人公のパーソナル・ヒストリー」だそうだ。中村が演じる老いた元

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「特捜のほんとうの顔」は、「忖度捜査」の顔なのか。

著者: 澤藤統一郎

1997年刊の岩波新書の一冊に「特捜検察」がある。著者魚住昭の思い入れたっぷりの内容で、特捜部への評価が過ぎるのではないかとの危うささえ感じさせる。 その魚住も書中に、「その一方で、彼らは突然、別の顔を見せることもあった

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「大きな物語り」に回収されない、「小さな物語」をこそ。

著者: 澤藤統一郎

本日(6月9日)の毎日新聞朝刊25面に、「是枝監督 文科相のお祝い辞退」の記事。「公権力と距離保つ」と横見出しがついている。私には、カンヌの「パルムドール」がナンボのものかはよく分からない。しかし、「文化は公権力と距離を

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次回法廷は、2018年8月31日(金)午後1時30分~415号法廷 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第134弾

著者: 澤藤統一郎

DHCと吉田嘉明が、私(澤藤)に6000万円を請求したスラップ訴訟。私がブログで吉田嘉明を痛烈に批判したことがよほど応えたようだ。人を見くびって、高額請求の訴訟提起で脅かせば、へなへなと萎縮して批判を差し控えるだろうと思

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6月8日(金)午前10時15分415号法廷に。 ー DHC・吉田嘉明スラップ訴訟10件の顛末  ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第133弾

著者: 澤藤統一郎

DHCスラップ訴訟。DHC・吉田嘉明が、吉田批判言論の萎縮を意図して提起した不当極まる典型的スラップ。DHC・吉田嘉明はスラップの常連だが、2014年3月に明らかになった「対渡辺喜美8億円事件」の批判言論封じ目的のスラッ

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DHC・吉田嘉明のスラップ訴訟 次回は6月8日(金)午前10時15分から415号法廷で ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第132弾

著者: 澤藤統一郎

DHCスラップ訴訟。DHC・吉田嘉明が、吉田批判言論の萎縮を意図して提起した不当極まる典型的スラップ。DHC・吉田嘉明はスラップの常連だが、2014年3月に明らかになった「対渡辺喜美8億円事件」の批判言論封じ目的のスラッ

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正規労働者と非正規労働者、労働条件格差は許容しがたい。

著者: 澤藤統一郎

正規労働者と非正規労働者との労働条件格差は大きい。この格差の是正は、ますます大きな今日的課題ととなっており、それゆえに労働法実務の問題ともなっている。昨日(6月1日)、この問題に初めての最高裁判断が示されて話題を呼んでい

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