「トランプ発言」新たな火種 容疑者に「甘くなるな」 警官に粗暴行為奨励か 昨日(8月2日)「毎日」夕刊8面右肩の記事。この見出しだけだと、「愚かな大統領の新たな愚行」の報道というだけに見えるが、実はそうではない。ときどき
本文を読む澤藤統一郎の執筆一覧
明日は、トカゲの尻尾の付け替え儀式の日
著者: 澤藤統一郎ヒクヒクうごめく トカゲの尻尾 切り離された 生身の尻尾 声も出せない涙も出ない 放り出された哀れな尻尾 アタマのために 忖度尽くし 忠義も尽くし 言いつけ守って けなげにやって それでもあっさりお見限り 尻尾のスペアは
本文を読む安倍政権を打つ、二つの署名運動にご協力を
著者: 澤藤統一郎はやいもので、今日から8月。「8月は 6日・9日・15日」であり、戦争と平和に思いをいたすべき格別のとき。例年熱い8月だが、今年は安倍政権断末魔の特別な熱さがある。 政権断末魔の象徴が、稲田朋美の防衛相辞任劇である。この
本文を読む安倍政権と加計学園の癒着に切り込むー下村博文政治資金規正法違反告発
著者: 澤藤統一郎本日(7月31日)午前、阪口徳雄君、児玉勇二君ら同期の弁護士とともに東京地検特捜部に赴き、下村博文らに対する政治資金規正法違反の告発状を提出してきた。 被告発人は、政治団体「博友会」の主宰者下村博文と、同会の代表者として
本文を読むジョン・マケインの至言ー「意見は異なっても相手に敬意を」
著者: 澤藤統一郎トランプ政権によるオバマケア潰しを阻んだ人物として、共和党のジョン・マケイン議員(アリゾナ州)が話題となっている。 民主党政権が成立させたオバマケア(「アフォーダブル・ケア・アクト」)に代わる法案の本命として、トランプ・
本文を読む「空」とは、空っぽ政治家の捨てゼリフ。
著者: 澤藤統一郎立憲主義をないがしろにし、憲法への敵意を剥き出しにしてきたのが安倍晋三「壊憲」内閣。かつての保守本流とは明らかに一線を画した危険な政権と指摘せざるを得ない。無理矢理に国費を金融市場に注ぎ込んで株価を押し上げ、「他の政権よ
本文を読む大阪地裁、朝鮮学校への差別行政を糺す!
著者: 澤藤統一郎本日(7月28日)午前。大阪地裁の門前に二つの幡(はた)が躍った。一つは「勝訴」。そしてもう一つは、「行政の差別を司法が糺す!」。大阪地裁は、司法本来の使命をよくぞ果たした。裁判所にも、この裁判を支えた原告側の関係者にも
本文を読む嘘つきは、泥棒の始まり ― 政治家のオシマイ。
著者: 澤藤統一郎当たり前のことですが、嘘つきはいけません。ね、稲田朋美さん。 「嘘つきは泥棒の始まり」と言いますよね。多分、「嘘をつくような人物は遵法精神に乏しく、そのため泥棒だってしかねない」という意味なのでしょう。「嘘つきは信用する
本文を読む大学設置審は、断固として「認可不相当」の答申をせよ。
著者: 澤藤統一郎昨日と一昨日(7月24日・25日)、衆参両院での予算委員会閉会中審査が行われた。国家戦略特区制度を隠れみのにした、総理の友人への利益供与という加計学園疑惑。その疑惑が解明に至ったと白々しく言う者はないだろう。疑惑の核心に
本文を読む「李下に冠を正してしまった」政治家の責任のとりかた
著者: 澤藤統一郎昨日(7月24日)、閉会中審査の衆院予算委員会において、安倍晋三はこう述べたという。 「『李下に冠を正さず』という言葉がある。私の友人が関わることで、国民から疑念の目が向けられることはもっともなことだ。私の今までの答弁で
本文を読む今回仙台市長選は野党の選挙共闘モデルだ。
著者: 澤藤統一郎「自民惨敗の都議選」(7月2日)に続く大型地方選挙として、民意の動向を占う機会と注目されていた仙台市長選。昨日(7月23日)投開票の結果、郡和子候補の勝利となった。同候補は、民・共・社・由の4野党共闘候補。「市民と野党」
本文を読む泣きっ面に蜂が1匹。蜂が2匹。蜂が3匹。蜂がたくさん。
著者: 澤藤統一郎ワタシは憂鬱だ。「弱り目に祟り目」なのだ。いや「泣きっ面に蜂」だ。しかも、蜂は一匹だけじゃない何匹も何匹も数え切れない。おかしいぞ。安倍一強体制安泰のはずだったじゃないか。それが、かくも脆くも崩れるとは…。いったいどうい
本文を読むつぶやきームンフバト・ダバジャルガル青年の深刻な悩み
著者: 澤藤統一郎私、ムンフバト・ダバジャルガル。通称はダヴァ。32歳。職業は日本のプロ相撲選手。こちらでは、大相撲の力士と言うんだ。力士としての登録名は、「白鵬」。「鵬」は中国の古典に出て来るとてつもなく大きな伝説の鳥だ。一昔前に「大鵬
本文を読む東京オリンピックは、日の丸・君が代抜きで願いたい。
著者: 澤藤統一郎アツイ。あつい。暑い。熱い。いふまいとおもへどけふのあつさかな。「暑い」という以外に言葉はなく、話題もない。 3年後の夏、この暴力的な猛暑の東京で、オリンピック・パラリンピックが開催されるという。女子マラソンは7月下旬、
本文を読む内閣改造を待つことなく、稲田朋美を罷免せよ
著者: 澤藤統一郎「加計3悪人」(萩生田・菅・下村)や、「『THIS』(豊田・萩生田・稲田・下村)IS敗因」だけではない。自民の都議選惨敗や、安倍内閣支持率凋落には、数々の立役者が活躍した。安倍昭恵、金田法相、二階幹事長、河村健夫…。そし
本文を読む国籍による差別を容認してはならない
著者: 澤藤統一郎昨日(7月18日)、民進党の蓮舫代表が自身の戸籍謄本の一部を公開して、二重国籍を否定した。右翼ジャーナリズムと党内右派の悪意ある攻撃に晒されて釈明を余儀なくされてのことだ。まさかそこまですることもあるまいと思い込んでいる
本文を読む安倍晋三の国政私物化を許してはならない。
著者: 澤藤統一郎法の支配こそが近代国家運営の大原則。法は権力の恣意的行使を許さない。権力者の私的な利益のために権力が行使されてはならない。そのような疑惑自体があってはならないことなのだ。 歴史の揺籃期には、国家は国主の私有に属するものだ
本文を読む日中両国民間の「和解」を阻む靖国神社ー張剣波さんの指摘
著者: 澤藤統一郎重慶大爆撃訴訟(現在、東京高裁係属中)を支える「弁護団」と「連帯する会」の『重慶大爆撃 会報』が40号となった。訴訟の進行は困難な局面に差し掛かっているが、この訴訟は大きな問題提起をし得ている。 戦後日本は、日本軍による
本文を読むDHCスラップ訴訟学習会レポートと、憲法と社会改革をめぐる議論ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第106弾
著者: 澤藤統一郎本日(年7月16日)は久しぶりに「DHCスラップ訴訟」についての学習会。13時から17時までの長丁場。いささかくたびれたが、熱心に耳を傾けていただく聴衆を得て、とてもありがたい。 準備したレジメは、A4(40字×40行)
本文を読む憲法運動に労働組合の積極参加をー96歳吉田博徳さんの問題提起
著者: 澤藤統一郎吉田博徳さんは、どんな会議でも大集会でも、背筋を伸ばしてはっきりと発言される。声量豊かで滑舌にくぐもりがないというだけではなく、論旨が明快なので聞き取りやすい。だから、吉田さんが話を始めれば、自ずと聞く姿勢になる。私も、
本文を読むついに出た!『内閣支持率 29.9%』のインパクト
著者: 澤藤統一郎次々と発表される各社世論調査での安倍内閣支持率低下が止まらない。遂に本日(7月14日)発表の時事通信の調査結果で、危険水域と言われる支持率30%割れの数字が表れた。高慢のアベの鼻が折れた。第1次アベ政権投げ出しの醜態が思
本文を読む弁護士は彗星の「核」であれ。
著者: 澤藤統一郎弁護士の仕事のイメージを、彗星のかたちで教えられ、そう思い続けてきた。 彗星は先頭の核と後部に広がった尾からなる。弁護士とは常に先頭の核となって社会の矛盾に飛び込んで解決の道を切り開く。核がその仕事を終えれば、切り開かれ
本文を読むアベ9条改憲案の危険性
著者: 澤藤統一郎先日の日民協総会での意見交換の場で、仙台から出席の研究者から「今、5月3日以来安倍首相が提案している9条改憲案を『加憲的改憲案』と呼称することには違和感を覚える」という発言があった。「加憲」とは、厳密に新たに書き加えられ
本文を読む街頭からー「安倍晋三だけにではなく、小池百合子にも批判の目を向けよう。」
著者: 澤藤統一郎いふまいとおもへどけふのあつさかな 暴力的なまでに照りつける強い日ざしの中の、真昼の街宣活動となった。 本郷三丁目のご近所の皆様、本三交差点をご通行中の皆さま。毎月第2火曜日の昼休みに続けております、定例の「本郷湯島九条
本文を読む弁護士河西龍太郎の「障がい者」訴訟についての取り組み
著者: 澤藤統一郎本日(7月10日)、久しぶりに河西龍太郎に会った。 彼は大学入学以来の親しい友人。司法試験の勉強をともにし、司法修習も同期で同じクラスだった。弁護士登録後ほどなく、私は盛岡で、彼は佐賀でそれぞれ法律事務所を開いた。よく似
本文を読む「おそれいるのはやめようぜ」
著者: 澤藤統一郎そもそも人間チョボチョボだ 背伸びしたって知れたもの みんなちがってみんなよい 威張るヤツほどエラかない おそれいるのはやめようぜ 大統領はおバカさん 環境破壊もわしゃ知らぬ 人種差別もハイけっこう 票になるならなんでも
本文を読む安倍改憲策動に抗する日本民主法律家協会第56回定時総会
著者: 澤藤統一郎本日、日本民主法律家協会の第56回定時総会。毎年総会議案書を読むたびに、日本国憲法が常に危機の事態にあることを痛感させられる。 考えてみれば、途中にやや途切れはあったにせよ、1955年以来の長期保守政権である。日本国憲法
本文を読む心しよう。小池百合子は日本国憲法に敵意をもった、危険な改憲論者である。
著者: 澤藤統一郎七夕である。盧溝橋事件から80周年でもある。風流にひたる時間も、歴史をかえりみる余裕もない。都議選勝ちすぎの、小池百合子と都民ファーストの会批判を続けねばならない。 小池百合子が思想的に右翼であり、改憲論者であって、核武
本文を読む都民ファーストの会に吹く風を止めよう。そして…。
著者: 澤藤統一郎私は、常識的に、政治状況を保守対革新の図式で見ている。硬直したものの見方だとの批判もあろうが、無原則よりはよほどマシだろう。保守と革新を分けるメルクマールは、私の場合なによりも憲法理念への親和性である。人権・平和・民主主
本文を読む小池都知事に問います。あなたは「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典」への追悼文奉呈を辞めるつもりではないでしようね。
著者: 澤藤統一郎両国駅にほど近い墨田区横網に、横網町公園がある。関東大震災(1922年)の頃は陸軍被服廠跡地として空き地であったが、震災に伴う火災でここに避難した3万8000人が焼け死んだ傷ましい大災害の現場として記憶されている。 今は
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