当ブログ「澤藤統一郎の憲法日記」が、日民協ホームページの軒先間借りから独立して、新装開店したのが2013年4月1日。以来、毎日一本の記事を途切れることなく掲載し続けて、およそ3年と10か月。本日で連続1400回となった。
本文を読む澤藤統一郎の執筆一覧
「ヘイト・デマ ニュース番組」の元凶・DHCとの闘いにさらなるご支援をー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第99弾
著者: 澤藤統一郎よく晴れた、暖かい土曜日の午後。DHCスラップ訴訟勝利報告集会にご参集いただき、ありがとうございます。 本日講演いただいた田島泰彦先生、弁護団の皆さま、貴重な発言をいただいた皆さま、そしてこれまでのご支援をいただいた皆さ
本文を読む盛岡地裁「浜の一揆訴訟」 傍聴満席の法廷で
著者: 澤藤統一郎原告ら代理人の澤藤大河です。原告準備書面(5)の内容を要約して陳述いたします。 本準備書面は、次回から立証段階にはいる予定で、主張段階最後の準備書面として、原被告双方の主張を整理し、原告主張を補充する目的とするものです。
本文を読む領土・人民だけでなく、天皇が時まで支配する元号制
著者: 澤藤統一郎本夕、「日の丸・君が代」弁護団会議。処分取消・第4次訴訟の結審を間近に、最終準備書面の作成打ち合わせに忙しい。その席で、「被処分者の会」の共同代表である岩木俊一さんから興味深い文書をいただいた。 「平成元年3月8日」と日
本文を読むスパイにされた姉 戦時下カトリック弾圧―「共謀罪」の本質が見える
著者: 澤藤統一郎本日(1月24日)の衆議院本会議。代表質問で、志位共産党委員長が、今国会に提出予定とされる、共謀罪新設法案についてアベ首相を問いただした。正確には、組織犯罪処罰法の改正案。 既に「共謀罪」は手垢にまみれている。3度の廃案
本文を読むスラップを受任する弁護士の責任を問うー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第97弾
著者: 澤藤統一郎DHC・吉田に対する反撃の訴訟に、共同不法行為者として、原告代理人として訴訟を担当した弁護士も被告にするかどうか。まだ結論に至っていない。考え方は、次のようなものだ。 専門家責任という成熟しつつある法律用語がある。専門家
本文を読むトランプの就任に際して、大統領罷免制度を確認しておこう
著者: 澤藤統一郎現地時間の1月20日、米国でトランプ新大統領が就任した。就任記念式典に参集した群衆は少なく盛り上がりに欠け、一方、異例の大統領就任抗議の大集会は各地で大きな盛りあがりを見せたようだ。 なんとも奇妙な悪夢を見ている心もち。
本文を読むアベシンゾウ施政方針演説のホンネ
著者: 澤藤統一郎アベシンゾウでございます。 昨日(1月20日)、第193通常国会における内閣総理大臣としての施政方針演説を行ったのですが、世の注目度がイマイチで面白くありません。あの乱暴者ドナルド・トランプにお株を奪われて、ワタクシ影が
本文を読むDHCにもアパホテルにも不買運動こそが有効な対応だ-「DHCスラップ訴訟」を許さない・第95弾
著者: 澤藤統一郎昨日(1月18日)の当ブログの結論部分を再掲しよう。 消費者のDHC商品の購入が、DHCを太らせ、デマとヘイトの番組作りの資金となる。そこで、消費者諸君に呼びかけたい。とりわけDHCの顧客層に。 「あなたがDHC商品を一
本文を読むDHC・吉田嘉明の驚くべき沖縄ヘイト-「DHCスラップ訴訟」を許さない・第94弾
著者: 澤藤統一郎今日もまた、複数の友人からのメールで教えられたテーマ。「DHCのテレビ番組が、おどろくべき沖縄ヘイトを垂れ流しています」というのだ。 正確に言えば、今「沖縄ヘイト・在日ヘイト」で悪評この上ないMXテレビ『ニュース女子』は
本文を読むDHC会長吉田嘉明の驚くべきヘイトスピーチ-「DHCスラップ訴訟」を許さない・第93弾
著者: 澤藤統一郎友人からのメールで教えられた。「DHCの会長吉田嘉明が、おどろくべきヘイトスピーチを自社のホームページに掲載しています」というのだ。 そのURLが下記のとおり。 http://top.dhc.co.jp/company/
本文を読む共謀罪は、どう名前を変えても権力の凶暴化罪だ
著者: 澤藤統一郎政府は懲りもせずに、1月20日召集の第193通常国会に、4度目の「共謀罪」法案を提出しようとしている。その名称(略称)を「テロ等組織犯罪準備罪」、あるいは、「テロ等準備罪」とするという。 評判の悪い人物は、名前を変えて出
本文を読む歌は正直に詠み手の心根を映し出すー歌二首評釈
著者: 澤藤統一郎発表された瞬間に、歌は詠み手から離れる。詠み手から離れた歌をどのように読むかは、読み手の自由である。詠み手から独立した歌がどのように読み手の感性と響き合うか、あるいは不協和音を発するか。それは詠み手の責任ではない。ひたす
本文を読む「トランプは4年もたない。2年で自壊するだろう。」
著者: 澤藤統一郎昨日(1月13日)、日民協の「新春の集い」が開かれた。理事会を兼ねてのことである。新春の挨拶でも、今年は楽観的な希望は語られない。話題は、自ずから「激動の世界情勢」ということになる。とりわけ、トランプ現象を起こしたアメリ
本文を読む1月28日(土)午後1時30分『DHCスラップ訴訟・勝利報告集会』にご参加を-「DHCスラップ訴訟」を許さない・第92弾
著者: 澤藤統一郎私自身が訴えられた「DHCスラップ訴訟」。その勝利報告集会が近づいてきました。あらためてお知らせし、集会へのご参加を、よろしくお願いします。 日程と場所は以下のとおりです。 ☆時 2017年1月28日(土)午後(1時30
本文を読む「国旗国歌(日の丸・君が代)とは何か」
著者: 澤藤統一郎東京都(教育委員会)を被告とする、第4次・東京「君が代」裁判(「君が代」斉唱職務命令違反による懲戒処分取消訴訟)は、証拠調べが終了し次回が結審となる。「第13準備書面」となる最終準備書面を弁護団で分担して執筆中だが、さて
本文を読むここがチャンスだ。やめよう、不便な元号使用。
著者: 澤藤統一郎平成という元号は、来年(2018年)で終わることになるようだ。天皇(明仁)はその希望のとおりに2018年の末で退位して、19年の元日から皇太子(徳仁)が即位して新元号の採用になるという。 毎日新聞はこう伝えている。 「政
本文を読む本郷湯島九条の会は「ぶたちゅう」を応援し、「軍学共同研究」に断固反対します。
著者: 澤藤統一郎本日は、「本郷湯島九条の会」新年の本郷三丁目交差点「かねやす」前街宣活動。憲法施行70周年のこの年には、アベ政権と民衆との本格的な改憲をめぐっての攻防が展開される。何よりも、野党と市民との共闘で国会の議席分布を変えなけれ
本文を読む石田雄「『だれの子どももころさせない』ために」紹介
著者: 澤藤統一郎郵便受けにコトリと音がして、月に一度の「しのばず通信」が届いた。鶏のカットに「2017年迎春」の文字が添えられた1月7日付の新年号。「根津・ 千駄木地域憲法学習会」の会報で、A4・一枚裏表の超ミニコミ紙だが、133号と1
本文を読む軍需産業とアベ政権、持ちつ持たれつの緊密な関係
著者: 澤藤統一郎民主主義とは、理性にもとづく熟議によって、最大多数の幸福の実現を目指す政治過程である。これをカネの力で撹乱してはならない。少数の持てる者が、カネの力で世論を誘導し、自分に有利な有権者の投票行動に影響を与えるという現実があ
本文を読む耳を澄ませば~「少女A(ソウル)」と「少女B(釜山)」のお話し
著者: 澤藤統一郎少女像A 釜山のBさん。こんにちは。私が、ソウルの日本大使館前で坐り続けている「平和の少女A」よ。 少女像B あら、ソウルのお姉様。私が、釜山の日本大領事館前で坐りはじめた、「平和の少女B」です。よろしくね。 少女像A
本文を読む2017年通常国会の対決テーマは「共謀罪」だ
著者: 澤藤統一郎1月20日に第193通常国会が開会予定である。その最大の対決テーマは、「共謀罪」となる。アベ内閣の反憲法的姿勢は止まるところを知らない。改憲策動や沖縄での平和運動弾圧と連動するかたちで、来たる国会では「共謀罪法案」成立を
本文を読む伊勢神宮での内閣総理大臣年頭記者会見
著者: 澤藤統一郎皆さん、明けましておめでとうございます。 アベ・シンゾーから、新年のご挨拶を申しあげます。 憲法学界や宗教界からは、憲法20条3項に定める政教分離原則に違反ではないかという強いご指摘あることは重々承知の上で、今年も年頭に
本文を読む高江オスプレイパッド建設反対のリーダー山城博治さんを釈放せよ
著者: 澤藤統一郎今年は、沖縄の基地建設反対闘争が正念場を迎える。自分のできることで沖縄の運動に参加したいと思う。まずは、下記のURLを開いて、高江オスプレイパッド建設反対のリーダー山城博治さんの釈放を求めるネット署名をお願いしたい。 1
本文を読む100年前にロシア革命があった。
著者: 澤藤統一郎今年・2017年は、ロシア革命から100週年の年である。 その年の十月革命から内戦を経て1922年にソビエト連邦が成立した。各国からの干渉戦争を乗り越え、ナチスドイツとの大戦に勝利して、戦後はアメリカ合衆国と対峙する超大
本文を読む正月にめぐりあったお地蔵様に
著者: 澤藤統一郎関東は、暮れから新年の晴天に恵まれた。風は穏やかで、街の喧噪はない。夕暮れには、とびきり明るい宵の明星と三日月とのランデブーが目を楽しませている。暖かな、申し分のない「よいお正月」である。 この数日、あちこちを歩いている
本文を読む明けましておめでとうございますー「目出度さもちう位也この春は」
著者: 澤藤統一郎あらたまの年の初めである。目出度くないはずはない。街は静かで人は穏やかである。誰もが、今年こそはという希望をもっている。欠乏や飢餓や恐怖は、見えるところにはない。が、その目出度さも、「ちう位」というしかない。 今年(20
本文を読む2016年の暮れに思う
著者: 澤藤統一郎大晦日である。間もなく今年も暮れてゆく。世のならいにしたがって、2016年を振り返ってみたい。 私は、古い人間だから、修身・斉家・治国・平天下の順に、つまりは個人・家族・国内情勢・国際情勢の順に、感想を略記する。 個人的
本文を読む上野公園に見る靖國思想の源流
著者: 澤藤統一郎明日は大晦日という年の瀬。風は冷たいが、この上ない晴天に恵まれた絶好の散歩日和。幸いに、今日の上野公園は、動物園も博物館も美術館も休園・休館で人の出は少なく、申し分のないすがすがしさ。満開のジュウガツ桜や、ふくらみ始めた
本文を読むイナダ防衛大臣の靖國神社参拝は、公的参拝として違憲である
著者: 澤藤統一郎本日(12月29日)午前、イナダ防衛相は靖国神社を参拝した。防衛省によると、2007年1月の省昇格後、防衛相の靖国参拝は初めてだという。防衛庁時代からだと、2002年8月15日の中谷元・防衛庁長官の参拝以来のこと。言うま
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