パールハーバーでのアベ晋三の、なんとも面妖な17分間の演説。朝、ラジオで聞いていて、神経に障った。不愉快極まりない。 なるほど、詐欺師と総理大臣とは、平気で嘘をつかねば務まらない。「アンダーコントロールでブロック」のとき
本文を読む澤藤統一郎の執筆一覧
パールハーバーで歴史認識を問われるアベ
著者: 澤藤統一郎ワタクシ、おなじみのアベです。いま、パールハーバーを訪問しています。 「右翼の軍国主義者と呼びたいのなら、そう呼んでいただきたい」と大見得を切ったこともあるワタクシです。歴史修正主義グループの頭目と批判され続けてきたワタ
本文を読む来月28日(土)午後に、DHCスラップ訴訟被告勝利報告集会-「DHCスラップ訴訟」を許さない・第91弾
著者: 澤藤統一郎暮れも押し詰まった本日、DHCスラップ訴訟弁護団会議が開かれた。 テーマは下記の3点。 ☆ 勝利報告文集作成の件 ☆ 1月28日勝利報告集会の持ち方 ☆ 反撃訴訟提起の件 以下に、各テーマごとの協議の概要をご報告する。
本文を読むマイナンバー さわらぬ神に 祟りなし(再論)
著者: 澤藤統一郎12月11日の当ブログで「マイナンバー さわらぬ神に 祟りなし」を掲載した。 http://article9.jp/wordpress/?p=7814 その記事では、番号法(正確には「行政手続における特定の個人を識別する
本文を読む核をもてあそぶ者の言い分と思惑
著者: 澤藤統一郎今宵は、クリスマスイブ。キリスト教世界だけではなく、全人類が平和というプレゼントを待ち望んでいる。しかし、いま世界は憎悪と諍いに満ちている。「世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」という詩人の直感の
本文を読む天皇誕生日に思う
著者: 澤藤統一郎1915年生まれの私の母は、現天皇(明仁)出生時に2度鳴ったサイレンを聞いたと言っていた。サイレンの2吹は男児出生の合図だったという。1933年12月23日、83年前の今日のこと。北原白秋作詞・中山晉平作曲の唱歌「皇太子
本文を読むオール沖縄と闘う、米軍とアベ政権
著者: 澤藤統一郎本日(12月22日)、沖縄県名護市の万国津梁館で、日米両政府が主催する米軍北部訓練場(4010ヘクタール)の返還式が行われた。この返還面積は、1972年に沖縄が本土復帰して以降最大規模のもの。日本側からは菅義偉官房長官や
本文を読む無給の司法修習制度は、苦学生を閉め出すことになる
著者: 澤藤統一郎わが抱く思想はすべて 金なきに因するごとし 秋の風吹く よく知られたこの啄木の歌。詩的な情緒に欠けて無味乾燥ではあるが、この世の真理を衝いている。自分の身に当て嵌めて思い当たる。私の抱く思想も、すべて金なきに
本文を読む「言語道断」「政府はもう相手にできない」-オスプレイ飛行全面再開
著者: 澤藤統一郎オスプレイ飛んだ
本文を読む法が弁護士という制度を創設した趣旨を考える
著者: 澤藤統一郎とある受任事件の中間報告である。客観的には重大事件ではない。しかし、どんな紛争も当事者にとっては深刻である。しかもこの事件がもつ問題の普遍性が高い。この事件の解決如何が影響するところは、広く大きいと思う。 私の依頼者(複
本文を読む2017年「友愛政治塾」を開催しますー〈友愛を心に活憲を!〉をモットーに
著者: 澤藤統一郎友愛政治塾は、〈友愛を心に活憲を!〉をモットーに、季刊『フラタニティ』の執筆者を講師に招き、それぞれの専門領域での最新の知識を学ぶ場として開設されます。講師団と塾生によるシンクタンク=知的拠点としても活動し、時には講師団
本文を読む軍事研究助成に応募拒否を求める署名運動へのご協力を
著者: 澤藤統一郎最近の毎日新聞「みんなの広場」(投書欄)は充実していると思う。これだけ質の高い豊富な意見が寄せられれば、読み応えがある。担当者もやりがいがあるだろう。 その内の一つ。本日(12月16日)朝刊の「関西大の軍事研究禁止に賛同
本文を読むワタシが強面のニコルソンだ。オスプレイは、今後も飛ばす。
著者: 澤藤統一郎オスプレイは、墜落したのではない。コントロールされた状態で着水したのだ。確かに機体は大破し乗員二人は脱出時に負傷した。常識的には、これは「crush」(墜落)だろう。しかし、そんなことが今問題なのではない。重要なことは機
本文を読む『政界三悪党』(自・公・維)の揃い踏み
著者: 澤藤統一郎親分<自民・駄右衛門> 問われて名乗るもおこがましいが その名もゆかしき「自由」と「民主」 企業と強者の「自由」を唱い 選挙がすべてで、勝てば官軍の「民主」主義。 水清ければ魚棲まず 汚濁のこの世を立ち回り 利権を漁って
本文を読むキリスト者の懸念ー「象徴」を「偶像」にしてはならない
著者: 澤藤統一郎インターネットとは便利なもの。メールとはありがたいものだ。友人たちが貴重な情報や意見を寄せてくれる。 2016年12月11日付の「ヤスクニ通信」(第743号)をメールで受信した。日本キリスト教会靖国神社問題特別委員会が発
本文を読む最高裁がどう断じても、民意は辺野古新基地を作らせない。
著者: 澤藤統一郎本日(12月12日)沖縄タイムスと琉球新報が、ともに号外を発行した。ほぼ同じ大見出し。「辺野古 県敗訴へ」「最高裁 弁論開かず」「20日上告審判決」「高裁判決確定」というもの。 記事の内容は「名護市辺野古の新基地建設を巡
本文を読むマイナンバー さわらぬ神に 祟りなし
著者: 澤藤統一郎この国の政府と国会は、私の望んでいない法や制度を次から次へと作り出す。特定秘密保護法・戦争法・原発再稼働・TPP…。マイナンバー制もその一つだ。正式名称は「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法
本文を読む「投資を呼び込み雇用を創出するため」という賭博解禁法案の立法理由
著者: 澤藤統一郎アベ・シンゾーでございます。何をやっても国民の怒りが政権批判に向かない、この不思議な国の内閣ソーリ大臣で、ご存じのとおり立法府のチョーでもございます。賭博解禁法案について、ワタクシの忌憚のないところをご披露申しあげます。
本文を読む戦争の原因と責任から目をそらしてはならない
著者: 澤藤統一郎12月8日。再びの戦争を起こさない決意を確認すべき日。そのためには、戦争に至る歴史を振り返って、戦争の原因を再確認しなければならない。いま、あの大戦の前と同様の危険な動きはないだろうか。悪夢の歴史を繰り返す徴候はないだろ
本文を読む「天皇の胸中を重いものとして受けとめるべきだ」とする投書への違和感
著者: 澤藤統一郎千葉県船橋市の男性(72)会社顧問のNさんに申しあげます。 本日(12月7日)の毎日新聞「みんなの広場」欄に、あなたの「専門家の意見に違和感」という投書が掲載されており、興味深く拝読いたしました。 あなたは、天皇退位に関
本文を読む師走の街角で、平和憲法の擁護を訴える。
著者: 澤藤統一郎恒例の「本郷湯島九条の会」の街頭宣伝活動です。是非、しばらくの時間耳をお貸しください。風は吹いていますが、好天に恵まれたまずまずの師走の入りです。75年前の今日、12月6日も、きっとこんな日だったと思います。 当時、中国
本文を読む自民応援団の読売さえも憂うる「カジノ解禁法案」強行
著者: 澤藤統一郎読売と言えば、正力松太郎以来戦後の保守陣営を支えてきた政権御用達メディアと言って差し支えなかろう。政治的な対決テーマでは、常に政権の側に立って保守与党の側を支持し、野党を批判し続けてきた。いち早く、「読売新聞社・憲法改正
本文を読む「戦争の狂気」はいかに人を蝕むか
著者: 澤藤統一郎東京新聞に、「ドナルド・キーンの東京下町日記」という毎月1回掲載の連載コラムがある。これが毎回なかなかに読ませる。本日(12月4日)は「玉砕の悲劇 風化恐れる」という標題。彼が戦争中通訳として付き合いのあった軍医の思い出
本文を読む維新の、おまえも相当のワルよのう。いや、自民の親分ほどではおまへん。
著者: 澤藤統一郎自民の親分。目出度いことでおますな。いよいよ、ワイら極道の時代の幕開けやおまへんか。 おう。維新の代貸しか。まだ、はしゃぐのは早い。世間の目は冷たいぞ。もう少し、目立たぬようにしておかんと、世論という化け物に足をすくわれ
本文を読むアメリカ国民には、星条旗を焼却する「表現の自由」の保障がある。
著者: 澤藤統一郎一昨日(11月30日)の、【ワシントン=時事】配信記事が目を引く。 「トランプ次期米大統領は29日、国旗を燃やす抗議行動に対し、市民権剥奪か禁錮を刑罰として科すべきだという考えを示した。米国では党派を問わず、憲法で保障さ
本文を読む格差社会の中の「我らがパラダイス」
著者: 澤藤統一郎最近、毎日新聞の連載小説「我らがパラダイス」(林真理子)が朝の楽しみ。ストーリーは、いよいよ佳境。真っ先にここから読み始める。 何年か前の同じ著者の「下流の宴」も面白かった。こちらもテーマは社会の格差。経済格差が学歴格差
本文を読む月とスッポン、ドイツと日本。ー過去と向き合う姿勢について
著者: 澤藤統一郎11月26日土曜日の夕刻、石田勇治講演を聴講した。「ナチ時代から現代のドイツへー過去と向き合うことの難しさ」という壮大なタイトル。この集会の主催は、「声をあげる市民の会」。君が代処分と闘っている渡辺厚子さんを支援する市民
本文を読むヤスクニ問題を世界に、国連に。前田朗報告から。
著者: 澤藤統一郎知り合いから、前田朗さん(東京造形大学)の「救援」(11月号と12月号にまたがるもの)への寄稿を教えていただいた。内容は、去る10月24日、韓国国会議事堂内の会議室で行われたという「靖国神社問題シンポジウム」の件。反靖国
本文を読む私は被告業から足を洗ったばかりだが、間もなく原告業を始めることになりそうだ。ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第90弾
著者: 澤藤統一郎本日は、久しぶりのDHCスラップ訴訟弁護団会議。幾つかの議題に議論の花が咲いた。せっかくの弁護団を解散するのはまことに惜しい。それだけの理由ではないが、今度は私が原告となってDHC・吉田嘉明氏(以下敬称略)を被告とする損
本文を読むトランプ・橋下、そしてアベ。蔓延するポピュリズムの構造。
著者: 澤藤統一郎トランプ・橋下、そしてアベ。蔓延するポピュリズムの構造。 昨日(11月26日)の毎日「メディア時評」欄に元朝日新聞記者・稲垣えみ子が「負けたのは誰なのか」と題して寄稿している。明晰で示唆に富む優れた時評となっている。結論
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