1 社員あっての会社である。命より大切な仕事はありえないものとこころえよ。 2 会社はすべての社員に安全配慮義務を負うことを知れ。なすべき安全配慮の具体的な内容については謙虚によく学び考えよ。 3 会社と社員とは対等平等
本文を読む澤藤統一郎の執筆一覧
ここまで来た「表現の自由」の危機。右翼暴力と警察権力との癒着を批判しなければならない。ー東京新聞「天皇制反対デモを右翼が襲撃」報道紹介
著者: 澤藤統一郎昨日(11月23日)の東京新聞「こちら特報部」欄。見過ごしてはならない重い内容の記事となっている。是非とも拡散したい。多くの人に読んでいただき、この国が歴史的にどんな位置にあるかについて考えていただきたい。このような貴重
本文を読む被侵略国の被害者の立場で戦争を見つめなおすという試み
著者: 澤藤統一郎晩秋。雲の厚い陰鬱な勤労感謝の日である。晴天に恵まれた文化の日に神保町の「神田古本まつり」の露店で購入した本をひろげている。「神聖国家日本とアジアー占領下の反日の原像」(鈴木静夫・横山真佳編著、勁草書房1984年8月の刊
本文を読む「鶴も鳴かずば撃たれまいに」ー鶴保庸介「政治とカネ」疑惑を撃つ
著者: 澤藤統一郎毎日新聞の社会面トップが、11月20日、21日、そして本日(22日)と3日連続で、鶴保庸介の「政治とカネ」疑惑を報道している。「土人発言擁護」のあの鶴保、スピード違反検挙歴2回のあの鶴保、そして女性スキャンダルで信じがた
本文を読む軍事立法でも、治安立法でもなく、誤判防止の刑事司法を
著者: 澤藤統一郎一昨日(11月19日(土))、日本民主法律家協会の「第47回司法制度研究集会」が開催された。メインタイトルは、「治安国家化・監視社会化を問う 何のための刑訴法・盗聴法「改正」、共謀罪法案か?」というもの。 主催者の案内が
本文を読むトランプ政権 発足以前の前途多難
著者: 澤藤統一郎韓国の朴槿恵大統領批判の運動がすさまじい。印象的なのは、デモ参加者の数だけではなく、抗議行動の整然さである。過激に走って暴徒化するなどの行動は見えない。これなら、老若男女誰もが参加可能だ。韓国の民衆の成熟度と政権の未熟さ
本文を読むいびつな言論空間のなかで、「真っ当な言論」の自由を守るために
著者: 澤藤統一郎一昨日(11月16日)、むさしの憲法市民フォーラムが主催する、「シンポジウム 今、言論、表現の自由のために」に聴衆の一人として参加した。会場は、武蔵境のスイングホール。パネラーが、植村隆、醍醐聰、神原元の3名であるからに
本文を読む極右排外主義者同士の「ドン」「シン」会談
著者: 澤藤統一郎よう。オレのことは、ドンと呼んでくれ。 では、ワタクシのことはシンとでも。 オレがドンで、あんたがシン。意味深でいいじゃないか。今後はずっとこれでいこう。 ドンとシンの友情。結構でございます。 あんたとは、ウマが合いそう
本文を読む池田眞規さんを悼む
著者: 澤藤統一郎池田眞規さんが亡くなられた。11月13日のこと。本日(11月16日)が通夜。明日告別式がある。享年88。つい最近まで、そんなお歳とは見えない壮健な活躍ぶりだった。そして常に明るく、周囲を励ます人でもあった。今は、ご冥福を
本文を読むあらためて言おう。納税者がファーストだ。
著者: 澤藤統一郎国も自治体も関与しないイベントがどのように行われても、違法でない限り、誰からも文句を付けられる筋合いはない。イベントに関わる者の完全な自由だ。だが、国や自治体の便益を受け、国費や自治体の費用が注ぎ込まれるとなれば話は変わ
本文を読むNHK受信料訴訟大法廷回付に思う
著者: 澤藤統一郎NHKとの受信契約締結を拒否した男性を被告として、NHKが受信料の支払いを求めた訴訟が上告審に係属中である。その事件の審理が大法廷に回付されたことで話題となっている。訴訟の焦点は、契約成立の時期をめぐる争いと報じられてい
本文を読むあらためて「薄皮まんじゅう理論」にご理解を
著者: 澤藤統一郎2003年10月、東京都の石原教育行政が、悪名高い「10・23通達」を発令して以来、予防訴訟を皮切りに、都(教委)を被告とする数多くの訴訟が提起されました。その訴訟の支援を軸として、日の丸・君が代への起立斉唱の強制に象徴
本文を読む信仰者への君が代斉唱は、心と体を壊す「踏み絵」だ。
著者: 澤藤統一郎本日(11月11日)、東京都(教育委員会)を被告とする「東京『君が代』裁判」4次訴訟の原告本人尋問。前回10月14日と同様に、午前9時55分から午後4時30分まで。起立斉唱命令に違反として懲戒処分を受け、その取消を求める
本文を読む籾井NHK会長再任に反対する署名は3万2670筆ーさらにご協力を
著者: 澤藤統一郎民主主義の政治システムにおいては、政治権力が知られたくない情報をこそ、国民が把握できなくてはならない。そのような意味での国民の知る権利が全うされるか否かは、ひとえにメディアの報道姿勢の如何にかかっている。 諸メディアの中
本文を読む敗北したのは、アメリカのエスタブリッシュメントだ。
著者: 澤藤統一郎まさかと思っていたことが現実になった。反知性で、排外主義で、倫理性に欠けた、粗暴な男が、世界最強にして最も富む国の政治指導者になった。これは、文字通りの衝撃だ。ドルが売られて円が買われ、日本の株価も1000円も下がった。
本文を読む「押しつけられた憲法」ではない。「守り抜いた憲法」だ。
著者: 澤藤統一郎ご近所の皆さま、ご通行中の皆さま。こちらは「本郷湯島九条の会」です。「平和憲法を守ろう」、「平和を守ろう」、「日本を、再び戦争する国にしてはならない」。そのような思いで、活動している小さなグループです。小さなグループです
本文を読む自衛隊員よ。危険を背負わされて、南スーダンに行くなかれ。
著者: 澤藤統一郎アベ政権は、アフリカ・南スーダンPKO(国連平和維持活動)に派遣予定の陸上自衛隊部隊に「駆けつけ警護」と「共同防護」の任務を付与しようとしている。今月(11月)15日にも閣議決定の予定と報道されている。大統領派と副大統領
本文を読む9条発案者を「幣原からマッカーサーに入れ替えた」ことの意味
著者: 澤藤統一郎本日(11月6日)の東京新聞1面トップの見出しが、「入れ替わった9条提案 学習漫画『日本の歴史』」「幣原→マッカーサーに」というもの。 小学館発行の学習漫画『日本の歴史』の、最終巻「現代の日本」の中の一コマの内容が、ある
本文を読む『天皇機関説』と『象徴天皇ロボット論』
著者: 澤藤統一郎朝日が、「天皇の『お言葉』、憲法学者ら考察」として、「著名な憲法学者らが、先人の憲法解釈を引きながら天皇の『お言葉』問題を論じている。」と紹介している。 「憲法学界の重鎮の樋口陽一・東京大学名誉教授が、『加藤周一記念講演
本文を読む11月11日(金)午前9時55分開廷 東京地裁103号での法廷傍聴を
著者: 澤藤統一郎来週の金曜日(11月11日)午前9時55分から午後4時30分まで、東京「君が代」裁判(第4次処分取消請求訴訟)の原告本人尋問が行われる。傍聴席数は98席。満席になるまで、何の手続もなくどなたでも入廷して傍聴が可能だ。きっ
本文を読む日本国憲法の古稀を寿ぐー憲法こそ「千代に八千代に」
著者: 澤藤統一郎ちょうど70年前の今日、1946年11月3日に「日本国憲法」が公布された。人間にたとえれば、今日が日本国憲法の誕生日であり、古稀の祝賀の日でもある。 誕生日は目出度い。日本国憲法に限りない祝福の意を表しよう。そして、古稀
本文を読む制度と人とー天皇制と三笠宮と。
著者: 澤藤統一郎10月27日、三笠宮が亡くなった。もうすぐ葬儀が始まる。 没後、メディアはこの人の人生について相当量の情報を提供した。準備があったということだ。色川大吉や中根千枝らと親しい間柄とは知らなかった。宮地正人や樋口陽一らと座談
本文を読む日の丸・君が代強制から見えてくる神聖国家の思想(再論)
著者: 澤藤統一郎東京「君が代裁判」弁護団会議の都度、議論が繰り返される。入学式・卒業式での国旗国歌強制を違憲とは言えないとする最高裁判決の論理を覆すヒントがほしい。裁判官に頭を切り換えてもらう法律分野以外での学問的成果の教示を得たい。
本文を読む朝日新聞 WEBRONZAに、スラップ関連の2論稿掲載ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第89弾
著者: 澤藤統一郎2論稿とは、内藤光博教授の「市民の『表現の自由』を侵害するスラップ訴訟ー言論活動を萎縮させる『スラップ』、日本社会での認識を高めることが必要だ」 http://webronza.asahi.com/national/ar
本文を読む「核兵器禁止条約 交渉開始決議」に日本が反対する、その「屁理屈」。
著者: 澤藤統一郎国連総会第1委員会(軍縮・国際安全保障問題)は、10月27日核兵器禁止条約締結に向けて交渉を開始する会議を来年に招集するとした決議案を、圧倒的な賛成多数で採択した。「『核兵器を禁止し、完全廃絶につながるような法的拘束力の
本文を読む1月28日(土)、「DHCスラップ訴訟・勝訴報告集会」を開きます。「勝訴報告集」も作ります。ー「DHCスラップ訴訟」を許さない・第88弾
著者: 澤藤統一郎DHCスラップ訴訟の勝訴確定の第一報を報じて(10月6日)から3週間余が経過しました。あらためて、熱いご支援をいただいた多くの皆さまに心からの御礼を申し上げます。 光前幸一団長をはじめとする136人の弁護団の皆さま。右崎
本文を読む県の姿勢は不公平きわまる。理不尽な獅子さながらではないか。漁民は、ロバでもキツネでもない。人権の主体なのだ。
著者: 澤藤統一郎原告ら代理人の澤藤から、原告準備書面(4)の要旨を口頭で陳述いたします。 原告ら100名は、本訴訟を「浜の一揆訴訟」と呼んでいます。 原告らが居住する三陸沿岸の農民・漁民は、幕末・嘉永弘化の時代に、南部藩政を揺るがす三閉
本文を読むジェンダーギャップを克服しえない日本とは
著者: 澤藤統一郎各紙が、世界経済フォーラム(WEF)の2016年版「ジェンダー・ギャップ指数」(Gender Gap Index:GGI)を報道している。国際比較における「男女平等ランキング」として定着しているものだが、日本は144か国
本文を読む東京都民諸君。愚昧なる1000万人有権者諸君。
著者: 澤藤統一郎私が諸君の民主々義の教師、石原慎太郎だ。諸君は、よくぞ私を4回にもわたって都知事に選任した。この間なんと13年6か月。それには礼を言わねばならない。おかげで面白くやらせてもらった。しかし、敢えて言おう。そのことは諸君が愚
本文を読む国会議員は批判を甘受しなければならない
著者: 澤藤統一郎辺野古・高江の、基地反対運動からは目を離せない。激しいせめぎあいの中では、いろいろと驚くべきことが生じる。目取真俊の身柄拘束にも、本土機動隊員の「土人」「シナ人」発言にも、そして松井知事の差別発言容認姿勢にも驚いたが、こ
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