澤藤統一郎の執筆一覧

不気味なり、安倍国葬。菅の弔辞と参列者の拍手。

著者: 澤藤統一郎

(2022年10月2日)  安倍国葬とは、いったい何だったのだろうか。国民の反対を押し切って強行された、この権力顕示のイベント。論者の立ち位置によって評価はまったく異なるものとなっている。冷静な目で幾重にも検証しなければ

本文を読む

自由法曹団の皆様に、自著「DHCスラップ訴訟」のご紹介ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第207弾

著者: 澤藤統一郎

2022年10月1日) 以下は、自由法曹団通信への寄稿である。自著の紹介記事。  「紺屋の白袴」という。「医者の不養生」とも。他人のことならテキパキできても、いざ自分のこととなると調子が狂う。私の場合は、ある日突然、「弁

本文を読む

統一教会は組織防衛のためのスラップに踏み切った

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月30日) 昨日、統一教会(現在は「世界平和統一家庭連合」と称している)が、3件の名誉毀損訴訟を提起した。この件を、朝日はこう見出しを付けて報じている。「旧統一教会がテレビ局と出演の3弁護士を提訴 『名誉毀

本文を読む

日中国交「正常化」から50年。様変わりの中国とどう付き合うべきか。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月29日)  日中国交「正常化」から50年である。1972年の9月29日、北京で日中両国の首脳が共同声明に署名した。日本は「過去の戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことの責任を痛感し深く反省する」とし

本文を読む

憲法と落語(その9) ― 安倍晋三は「らくだ」である。死後にその生前の行状があげつらわれている。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月26日)  しばらく、途絶えていた「憲法と落語」。大ネタの「らくだ」を取りあげるなら、安倍国葬を明日に控えた今日をおいてない。  この噺、元はと言えば上方ネタの「駱駝の葬礼」。これを、3代目柳家小さんが東

本文を読む

朝日デジタル記事《あの日の「国葬事件」と僕ら~北野高生の回想~》紹介

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月25日)  安倍国葬が明後日に迫っている。国家とは何か、政治とは何か、政治家とはいかにあるべきか、そして日本の保守政治の実態とはいかなるものであるのか。多くのものを見せつけ、多くのことを考えさせる、醜悪な

本文を読む

《安倍国葬強行》と《統一教会対応の不徹底》ゆえの《国民の政権不信》

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月19日)  大型台風が九州を襲って天候は不穏だが、毎日新聞朝刊の一面トップからは爽やかな風。同紙世論調査結果報道の見出しの付け方がよい。  「内閣支持続落29%」「旧統一教会対応『評価せず』72%」「国葬

本文を読む

日朝平壌宣言を思い起こして、平和への外交努力と、拉致問題の解決を。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月18日)  20年前の日朝平壌宣言の記憶は、今も鮮やかである。私は、小泉純一郎という人物は大嫌いだったが、ピョンヤンに出向いてのこの宣言の発表には、見事なものと感嘆した。以来、この舞台回しをした田中均とい

本文を読む

学校は、日本国憲法がめざす平和で民主的なこの国の主権者を育てる役割を担っている。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月12日)  本日、東京「君が代」裁判・第5次訴訟の第6回ロ頭弁論期日。  まだ準備書面交換による応酬が続いているが、次回(11月24日午後4時)には主張の段階が終わって、立証の段階にはいる目途が付きそうな

本文を読む

明日は沖縄の選挙。知事はデニー、県議はカイザ。オール沖縄の力を。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月10日)  明日(9月11日)の沖縄は選挙一色。この選挙結果は全国的に重要な意味を持つ。注視せざるを得ない。  7月参院選の後は、政権にとっての「黄金の3年」が始まると言われた。この間、国政選挙がない。政

本文を読む

安倍晋三と統一教会、その関係を総理に語らせるわけにはいかんだろう。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月9日)  私が山口俊一。昨日(9月8日)の衆院閉会中審査、あの質疑を取り仕切ったのが議運委員長の不肖私。徳島を地盤に現在11期目。麻生派ですよ。これまで、パッとした業績はありませんが、突然に有名になっちゃ

本文を読む

森下俊三の責任を問う《NHK文書開示請求訴訟》。次回には、森下の尋問採用決定も。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月6日)  NHKと森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道姿勢と総理大臣任命の経営委員会のあり方を根底から問う《NHK文書開示請求訴訟》。本日午前11時、その第4回口頭弁論が、東京地裁103号法

本文を読む

安倍国葬、もともと無理なことだった。すみやかに国葬実施撤回の閣議決定を。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月5日)  安倍国葬反対の声は澎湃として全国を席巻しつつある。そもそも国葬とは、国民の圧倒的多数が死者に対する敬意と弔意を有して始めて成立するものだろう。あらゆる世論調査の結果がその真逆の民意を示している。

本文を読む

NHK森下俊三経営委員長の責任を問う。《NHK文書開示請求訴訟》次回9月6日(火)法廷。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月4日)  NHKと森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道姿勢と総理大臣任命の経営委員会のあり方を根底から問う《NHK文書開示請求訴訟》。その第4回口頭弁論が、以下の日程で開かれます。  9月6

本文を読む

死もまた社会奉仕、あるいはまた政界浄化の政治貢献である。

著者: 澤藤統一郎

(2022年9月3日)  毎日新聞に毎月一回の大型コラム「時の在りか」。ベテラン政治記者伊藤智永の健筆で、知らないことを教えてくれる。本日は、「石橋湛山は国葬に反対した」。石橋湛山の山県有朋国葬反対を評価する立場からの、

本文を読む