(2022年10月3日) 私と、澤藤大河とで担当している医療過誤損害賠償請求事件が、本日結審となった。東京地裁医療集中部の一つに係属している術後脳梗塞発症事案である。この手術の執刀者は、「神の手」とメディアからもてはや
本文を読む澤藤統一郎の執筆一覧
不気味なり、安倍国葬。菅の弔辞と参列者の拍手。
著者: 澤藤統一郎(2022年10月2日) 安倍国葬とは、いったい何だったのだろうか。国民の反対を押し切って強行された、この権力顕示のイベント。論者の立ち位置によって評価はまったく異なるものとなっている。冷静な目で幾重にも検証しなければ
本文を読む自由法曹団の皆様に、自著「DHCスラップ訴訟」のご紹介ー 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第207弾
著者: 澤藤統一郎2022年10月1日) 以下は、自由法曹団通信への寄稿である。自著の紹介記事。 「紺屋の白袴」という。「医者の不養生」とも。他人のことならテキパキできても、いざ自分のこととなると調子が狂う。私の場合は、ある日突然、「弁
本文を読む統一教会は組織防衛のためのスラップに踏み切った
著者: 澤藤統一郎(2022年9月30日) 昨日、統一教会(現在は「世界平和統一家庭連合」と称している)が、3件の名誉毀損訴訟を提起した。この件を、朝日はこう見出しを付けて報じている。「旧統一教会がテレビ局と出演の3弁護士を提訴 『名誉毀
本文を読む日中国交「正常化」から50年。様変わりの中国とどう付き合うべきか。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月29日) 日中国交「正常化」から50年である。1972年の9月29日、北京で日中両国の首脳が共同声明に署名した。日本は「過去の戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことの責任を痛感し深く反省する」とし
本文を読む醜悪なり、安倍国葬という名のカルト集会。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月28日) 岸田はアベ国葬に何を求めたのか 昨日、アベ国葬が終わった。岸田政権は、どうしてこんなことを思いつき、なにを獲得しようとしたのだろうか。そして、その目的は達成されたのか。あるいは、目算外れだった
本文を読むアベ政治を許さない。アベ国葬も許さない。今後とも。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月27日) 早朝から、むやみにヘリコプターがうるさい。とうとう今日が安倍国葬の日となった。 昨日、情報通の知人から、「進行台本」《故安倍晋三 国葬儀》なるものをメールで送っていただいた。表紙を含む57ペ
本文を読む憲法と落語(その9) ― 安倍晋三は「らくだ」である。死後にその生前の行状があげつらわれている。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月26日) しばらく、途絶えていた「憲法と落語」。大ネタの「らくだ」を取りあげるなら、安倍国葬を明日に控えた今日をおいてない。 この噺、元はと言えば上方ネタの「駱駝の葬礼」。これを、3代目柳家小さんが東
本文を読む朝日デジタル記事《あの日の「国葬事件」と僕ら~北野高生の回想~》紹介
著者: 澤藤統一郎(2022年9月25日) 安倍国葬が明後日に迫っている。国家とは何か、政治とは何か、政治家とはいかにあるべきか、そして日本の保守政治の実態とはいかなるものであるのか。多くのものを見せつけ、多くのことを考えさせる、醜悪な
本文を読む安倍晋三は国賊なるや、国賊にあらざるや。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月24日) 自民党の村上誠一郎(元行革相)が、安倍晋三を「国賊」と評して、自民党内での物議を醸している。安倍晋三は「国賊」なるや「国賊」にあらざるや、しばらく、党内論議から目を離せない。 私は、昔から「
本文を読む宗教二世の目で、統一教会「宗教二世問題」を見つめる。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月23日) 実は、と前置きするほどのことでもないが、私は「宗教二世」である。ものごころついて初めて字を覚え、分からぬながらも初めて文章を読んだのは、その宗教団体の「教典」だった。 私の父は、ある宗教の熱
本文を読む安倍国葬が目前、このまま国葬実施強行の意味
著者: 澤藤統一郎(2022年9月21日) 本日が水曜日。来週火曜日(27日)の安倍国葬まで1週間を切った。この時点で、国葬反対の声はますます高く、国葬中止を求める意見の表明は引きも切らない。 安倍国葬を支持するのは、アベトモとして甘
本文を読む嗚呼、英日両国の《臣民根性》
著者: 澤藤統一郎(2022年9月20日) 奴隷は、いかに苛酷に扱われようとも奴隷主に反抗することは許されない。やむなく、奴隷主への抵抗をあきらめ、むしろ迎合の心性を獲得せざるを得ない。これを《奴隷根性》と呼ぶ。悲しい立場ゆえの、悲しい
本文を読む《安倍国葬強行》と《統一教会対応の不徹底》ゆえの《国民の政権不信》
著者: 澤藤統一郎(2022年9月19日) 大型台風が九州を襲って天候は不穏だが、毎日新聞朝刊の一面トップからは爽やかな風。同紙世論調査結果報道の見出しの付け方がよい。 「内閣支持続落29%」「旧統一教会対応『評価せず』72%」「国葬
本文を読む日朝平壌宣言を思い起こして、平和への外交努力と、拉致問題の解決を。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月18日) 20年前の日朝平壌宣言の記憶は、今も鮮やかである。私は、小泉純一郎という人物は大嫌いだったが、ピョンヤンに出向いてのこの宣言の発表には、見事なものと感嘆した。以来、この舞台回しをした田中均とい
本文を読む統一教会を「解散命令」に追い込むための要件
著者: 澤藤統一郎(2022年9月17日) 本日の赤旗、トップ記事の見出しが「法に基づく解散命令を」「統一協会 霊感商法対策弁連が声明」となっている。要旨次のとおり。 「統一協会(赤旗はこう表記する)による被害救済に取り組んできた全国
本文を読むヘーエ、安倍国葬への批判は非国民だって?
著者: 澤藤統一郎(2022年9月16日) 時事通信9月世論調査(9~12日)の結果が大きな話題となっている。政権・与党に危機感をもたらしているという。そんな情勢なのかね。 同調査では、岸田内閣の支持率が前月比12.0ポイント減の32.3
本文を読む安倍論法での安倍国葬擁護論。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月15日) ネットを開いたら、デイリースポーツ 2022/09/14 22:04のタイムスタンプで、 「ひろゆき氏 国葬反対派に時論『例え反社の人でも葬式くらいは静かに礼節』『村八分でも葬式手伝う』」とい
本文を読む英国女王の葬儀がホンモノの国葬だって?
著者: 澤藤統一郎(2022年9月14日) まあ、そう煙たがらずに少し聞け。 人間てものはだな 互いに、助けあい与えあい支えあって生きてもきたが、 また一面、奪い合い争いあって暮らしてもきた。 人の世の歴史には、光もあれば闇もある。 自然
本文を読む「安倍国葬」強行は、安倍政治承継と改憲の宣言である。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月13日) きょうは、青空に白い雲がゆっくり泳いでいます。その青空を仰ぎながらの「本郷湯島九条の会」の街頭宣伝です。私は、「九条の会」の石井彰です。安倍晋三氏の「国葬」に反対しています 宣伝行動の始まる
本文を読む学校は、日本国憲法がめざす平和で民主的なこの国の主権者を育てる役割を担っている。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月12日) 本日、東京「君が代」裁判・第5次訴訟の第6回ロ頭弁論期日。 まだ準備書面交換による応酬が続いているが、次回(11月24日午後4時)には主張の段階が終わって、立証の段階にはいる目途が付きそうな
本文を読む遠つ国の女王の死。私は悼まない。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月11日) 遠つ国のことよ とあるオバアサンがおっての 先祖伝来えらく金持ちで キンキラ着飾って チヤホヤされていたが あっけなく、ぽっくりと 3日前に亡くなった 96歳だったそうな そのオバアサンの仕事は
本文を読む明日は沖縄の選挙。知事はデニー、県議はカイザ。オール沖縄の力を。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月10日) 明日(9月11日)の沖縄は選挙一色。この選挙結果は全国的に重要な意味を持つ。注視せざるを得ない。 7月参院選の後は、政権にとっての「黄金の3年」が始まると言われた。この間、国政選挙がない。政
本文を読む安倍晋三と統一教会、その関係を総理に語らせるわけにはいかんだろう。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月9日) 私が山口俊一。昨日(9月8日)の衆院閉会中審査、あの質疑を取り仕切ったのが議運委員長の不肖私。徳島を地盤に現在11期目。麻生派ですよ。これまで、パッとした業績はありませんが、突然に有名になっちゃ
本文を読む猪瀬直樹の対朝日提訴に勝ち目はない。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月8日) 猪瀬直樹が、朝日新聞社と三浦まり(上智大学教授)両名を被告に1100万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起した。一昨日(9月6日)のこと。これがスラップではないかと、話題になっている。 6月
本文を読むいったい誰が安倍晋三の国葬に出席しようというのか。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月7日) 安倍晋三の統一教会葬はないのだろうか。あるいは、勝共連合葬。もちろん葬儀の挙行は自由だ。安倍晋三の政治信条を支持する人々が任意に葬儀に参列してその真情からの弔意を表明し、献花し、献金すればよい。
本文を読む森下俊三の責任を問う《NHK文書開示請求訴訟》。次回には、森下の尋問採用決定も。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月6日) NHKと森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道姿勢と総理大臣任命の経営委員会のあり方を根底から問う《NHK文書開示請求訴訟》。本日午前11時、その第4回口頭弁論が、東京地裁103号法
本文を読む安倍国葬、もともと無理なことだった。すみやかに国葬実施撤回の閣議決定を。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月5日) 安倍国葬反対の声は澎湃として全国を席巻しつつある。そもそも国葬とは、国民の圧倒的多数が死者に対する敬意と弔意を有して始めて成立するものだろう。あらゆる世論調査の結果がその真逆の民意を示している。
本文を読むNHK森下俊三経営委員長の責任を問う。《NHK文書開示請求訴訟》次回9月6日(火)法廷。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月4日) NHKと森下俊三経営委員長の両名を被告として、NHKの報道姿勢と総理大臣任命の経営委員会のあり方を根底から問う《NHK文書開示請求訴訟》。その第4回口頭弁論が、以下の日程で開かれます。 9月6
本文を読む死もまた社会奉仕、あるいはまた政界浄化の政治貢献である。
著者: 澤藤統一郎(2022年9月3日) 毎日新聞に毎月一回の大型コラム「時の在りか」。ベテラン政治記者伊藤智永の健筆で、知らないことを教えてくれる。本日は、「石橋湛山は国葬に反対した」。石橋湛山の山県有朋国葬反対を評価する立場からの、
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