神事とは何か。山古志村の闘牛は600年以上も続いているらしいが,土俵とは無関係であり闘牛の場は一つの場所にすぎず,スペインの闘牛場より貧弱である。しかし前者は酒や塩で場内を清めるが後者はそういうことをしないから神事でない
本文を読む箒川兵庫助の執筆一覧
国連人権理事会から日本政府へ 安倍・創価学会政権に告ぐ
著者: 箒川兵庫助2018年3月、国連人権理事会本会合にて「日本政府審査・結果文書」が正式に採択され,その勧告217項目のうち4項目が福島原発事故被災者の人権状況を改善する勧告であると,という。 遅きに失したが,大切な勧告である。安倍自民
本文を読む西暦は便利だから使うに過ぎない
著者: 箒川兵庫助澤藤氏の「元号 ― ああ、この不便・不合理にして有害なるもの」を楽しく拝見させていただいた。和解条項の話は面白かった。しかし「平成40年」,「平成50年」の表記は近く新年号が発表されるので,それまでの和解条項に「平成」を
本文を読む国連決議帰還権(194号)とシリアミサイル100+攻撃
著者: 箒川兵庫助海外を旅していると欧米語とは異なる言葉を耳にすることがある。空港からのバスや観光バスの中での話だが,話し手が欧米人に似ているのでその言葉に関心が向く。英語で話しかけると「イスラエルから来た」と,英語で答えてくれる。小生が
本文を読む三度 女人禁制 について
著者: 箒川兵庫助「再び 女人禁制と興行 について」についてある方からご批判を頂いた。よく理解できないというのである。 そこでちきゅう座様には悪いが本ブログをお借りして,もう一度小生の念頭にあったことを展開させて頂きたい。 相撲の歴史は『
本文を読む再び 女人禁制と興行 について
著者: 箒川兵庫助小生はさきに『女人禁と興行』を書いて,相撲が国技であるという説に真っ向から挑んだ。すなわち相撲は国技ではなく,テキ屋がやる興行に過ぎない。 国技は武道であるという説に与したわけである(朝堂院大覚総裁指摘)。それに対する反
本文を読む女人禁制と興行
著者: 箒川兵庫助日本の神道では建物の一番奥が神聖とされている。しかし何もない空間である。そこは女人禁制の場所であるのかどうか、小生は知らない。 栃木県日光市にある男体山は女人禁制である。なぜ女人禁制であるのか。 相撲は興行であり,テキ屋
本文を読む17・18世紀のヨーロッパに市民社会が存在したのか
著者: 箒川兵庫助野上俊明氏の「研究ノート/「人権と国情」-ロヒンギャ危機に即して考える(2)」を拝読した。ノート内容は小生の理解能力をはるかに越えるが,ジョセフ・ニーダムの指摘「中国史には市民社会が欠けていた」という一文を読んで加藤周一
本文を読むあら不思議!軌を一にした名誉棄損訴訟
著者: 箒川兵庫助売られた喧嘩は買わねばならぬ。しかし言論には言論をもって対するのが真の言論人であろう。言論の自由を裁判費用のかかる訴訟によって抑圧するのは,日本国憲法の保証する表現の自由を束縛するものであろう。 松井府知事が籠池夫妻を名
本文を読む一人負彦氏の「日本人の5大不思議」に答へる
著者: 箒川兵庫助「一人負彦」とはペンネームだと思われる。小生が研究らしきものをしている評論家の故・加藤周一はペンネームで『天皇制を論ず』を書いたことがある。しかし『日本歴史の七不思議』(『山中人閒話』,119ー123頁 朝日選書,198
本文を読む木下『巨匠』の中に加藤周一の劇・映画論をみる
著者: 箒川兵庫助加藤周一に関する文章が増えてきているという(1)。しかし増えてきたとしても小生はほとんどお目にかかったことがない。その意味で脇野町善造氏および当サイトちきゅう座に感謝申し上げたい。 さて本題にもどれば,加藤は「『巨匠』再
本文を読むカタルーニャ情報に感謝とイスラエルの影響
著者: 箒川兵庫助童子丸開氏の『自滅しつつあるスペインの二つのナショナリズム(1)~(6)』を拝読した。カタルーニャにおける現状のおよそが分かった。感謝申し上げる。 NATOはラホイ首相のマドリ-ドを爆撃すべきだという説には
本文を読むイラククルド人とカタランを一緒にする愚
著者: 箒川兵庫助中東からの情報は少ない。届くのは米国とEUの巧みなプロパガンダだけである。例えば坂井定雄論文。 坂井論文を一読しただけでも,カタロニアが民主的であり,非民主的なのがクルド・バルザニ一族であることが分かる。なぜなら大統領を
本文を読む集団主義は諸悪の根源であるのか?
著者: 箒川兵庫助藤澤豊氏の力強い『諸悪の根源は集団主義』を拝読した。ほとんど同感である。しかし『諸悪の根源である』というのは,当たっていないような気がする。 競争的集団主義もあるし,そうでない集団主義もある。競争的な個人主義もあるし,そ
本文を読むセビリアとバルセロナ
著者: 箒川兵庫助前世紀中葉の頃だったと思うが,商用でセビリアに行ったことがある。この町は迷路のようで建物は遠くから見えるがなかなかそこにたどり着けない。おそらく戦乱の時代,町へ敵が攻めてきても防御できるように道や建物を複雑に建てたのであ
本文を読むシリアの戦争には“内戦的”なものは皆無だ
著者: 箒川兵庫助最近小生は Ulson Gunnar 氏の『内戦はなく,内戦であったことなどなかったシリア』(New Eastern Outlook)を,ブログ『マスコミに載らない海外記事』の翻訳によって読んだ。ウルソン氏によれば,この
本文を読む英米同盟支援のIS・クルド人
著者: 箒川兵庫助情報は常に不足している。中東・アフリカ・中南米に関する情報は特に不足している。日本語への翻訳が少ないことも大いに関係しているので,日本語の情報は有り難い。しかし英米が垂れ流す情報に基づいて書かれている文章・情報が多すぎる
本文を読むクリントン大統領は善人か?
著者: 箒川兵庫助本論はよくまとめてあるが,元朝日新聞の軍事ジャ-ナリスト田岡俊二氏から小生は勉強させていただいたので新鮮なものではない。ただ文章はよくまとめられている。 ところで1993年前の米朝の動きが分からない。なぜ北はNPTから脱
本文を読む(坂井論文へのコメント)イラク・クルド人はイラク憲法下で生きる
著者: 箒川兵庫助クルド族の動向に詳しくはないが,以前から関心があった。国というか祖国がない。しかしクルド人の人口も広がりも大きい。それなのになぜ一つの国として独立できないのか。 クルド族はトルコ領,シリア領,イラク領に散らばっているよう
本文を読む初めてお便り申し上げます―オバマが「はじめに謝罪すべき」という意見に賛成
著者: 箒川兵庫助「はじめに謝罪すべき」と言うお考えの持ち主に,藤永茂氏(ブログ『私の闇の奥』)もいらっしゃいます。小生もお許しをいただければ,オバマが「はじめに謝罪すべき」という意見に賛成します。 そもそも核爆弾に限らず,
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