昨年12月31日付けで日本航空は運航乗務員81名、客室乗務員84名に対し整理解雇を通告した。これに対し、乗務員146名が1月19日、解雇の無効を訴えて、東京地裁に提訴した。今後は、この整理解雇が、原告の訴える整理解雇の
本文を読む醍醐 聡の執筆一覧
「類は友を呼ぶ」の悪習を断ち切るべき~NHK会長選考を振り返って~
著者: 醍醐 聡「鉄道の公共性とNHKの公共性は同じ」と公言する新NHK会長の資質は? 1月15日、NHK経営委員会は福地茂雄現会長の後任にJR東海副会長の松本正之氏を選任した。今回のNHK会長人事はこれで決着となったが、選考の過程を振
本文を読むNHK会長選出に関しての申し入れ
著者: 醍醐 聡2011年1月11日 NHK経営委員会 委員長 小丸成洋殿 NHK会長選出に関しての申し入れ 開かれたNHKをめざす全国連絡会 世話人:松田浩 隅井孝雄 醍醐聰 岩崎貞明 NHKの自主、自立、健全な発展のために努力されて
本文を読む朝鮮・韓国のキリスト教詩人 尹東柱(ユン・ドンジュ)の詩
著者: 醍醐 聡去年、取材で知り合った某出版社の記者の方からもらった年賀状にユン・ドンジュ(尹東柱)の「序詩」が添えられていた。彼の詩集『空と風と星と詩』の序に置かれた詩である。この詩はユン・ドンジュが1942年から留学した同志社大学
本文を読む新しい年の初めに 2011年1月1日
著者: 醍醐 聡皆様、よい新年をお迎えのことと存じます。新しい年が皆様にとりましてよい1年となりますよう、お祈りいたします。 私事ではありますが、昨年は退職して最初の年でした。5月には夫婦でポーランド(ワルシャワ・クラクフ)、ウィー
本文を読む『坂の上の雲』の番組制作に関する質問に対するNHKの回答を読んで~歴史小説・歴史ドラマは史実からどこまで離れられるのか(2)~
著者: 醍醐 聡明日(12月5日)からNHKのスペシャル・ドラマ『坂の上の雲』の第2部の放送が始まるが、それに先立って、私も参加している「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は、このブログの2つ前の記事に掲載したような番組制作に
本文を読む朝鮮半島でロケを行った形跡がないのはなぜ? ~「坂の上の雲」の制作についてNHKに質問書を送付~
著者: 醍醐 聡私も参加している「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」は本日(2010年11月21日)、NHK福地茂雄会長、日向英実放送総局長、番組担当エグゼクティブ・プロデュ-サ-・西村与志木氏宛に下記のような2項目の質問書を
本文を読む原民喜の足跡を知りたくて~『三田文学』創刊100年展を観る~
著者: 醍醐 聡秋晴れの三田キャンパスでの講義のあとで 退職後の今年も特別招聘教授といういかめしい肩書きで慶応義塾商学研究科・会計職コースの「現代会計論」(秋学期・半年開講)担当の非常勤講師として週一回出講している。10月27日は5回
本文を読む東京都が担うべき基礎的自治体間の財政調整の役割
著者: 醍醐 聡「都政改革の新ビジョン」シンポジウム このブログでもお知らせした新東京政策研究会主催の「都政改革の新ビジョン」シンポジウムが昨日、上智大学で開かれた。私は「東京都の財政状況と新たな財政政策に向けた提言」というタイトル
本文を読むシンポジウム・新しい東京 福祉・環境都市を目指して
著者: 醍醐 聡東京は来年に知事選を控えていますが、これを都政転換の機にしようと2008年12月に各分野の研究者と都政に通じた専門家が集まり「新東京政策研究会」が発足しました。これまで政治、行政、福祉、雇用、環境、まちづくり、教育、税財
本文を読む被爆者の慟哭と怨念を凝縮した『歌集広島』~被爆65年目の長崎・広島を訪ねて(1)-(3)~
著者: 醍醐 聡被爆者の慟哭と怨念を凝縮した『歌集広島』(下)~被爆65年目の長崎・広島を訪ねて(3)~ この記事では、『歌集広島』に収録された短歌のなかから、原爆投下後約8年間の被爆者の生活体験と核廃絶・平和への願いを詠んだ歌を
本文を読む韓国併合100年をめぐる両国若者の討論番組を視て
著者: 醍醐 聡意見の開き以前の歴史への知見の格差 昨日は百年前に韓国併合条約が締結された日である。NHKは8月14日に「日本の、これから ともに語ろう日韓の未来」と題して、日韓の若者がスタジオで討論する番組を放送した(8月7日
本文を読む視聴者の声がNHKを動かした画期的決定~大相撲の中継中止の判断に思うこと~
著者: 醍醐 聡視聴者の声を拠り所にしたNHKの良識に適った判断 NHKの福地茂雄会長ほか役員は今日の午後開いた記者会見で大相撲名古屋場所の中継を行わないことにしたと発表した。その理由として福地会長は、①多くの視聴者から意見が寄せられ
本文を読む大相撲放送権料に関する監査要望&質問書を発送しました
著者: 醍醐 聰皆様 時々晴れ間の除く梅雨本番の気候ですが、お変わりなくお過ごしのことと存じます。 いつもながらBCCメールで失礼いたします。 NHKを監視・激励する視聴者コミュニティはさきほど(7月3日)、NHK監査委員宛の
本文を読む入不二基義『相対主義の極北』を読んで
著者: 醍醐 聡司馬史観を支える歴史相対主義 司馬遼太郎の『坂の上の雲』に示された日清・日露戦争の歴史認識とそれを肯定する論者の思考回路を見ていくと、根底に歴史相対主義が共有されていることに気がつく。司馬史観をより根源から評価する
本文を読む久しぶりに国会図書館へ、その後、都民情報ルームへ
著者: 醍醐 聡2010年6月7日 今日は少し肩の力を抜いて日記風に書くことにした。 東京都の福祉財政を調べるために 早めに起床し、犬と散歩をした後朝食を済ませ国立国会図書館へ出かけた。2年前に連れ合いと地元の自治会が取り組んでいた
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