1968の執筆一覧

1968年は何処へいった(4) ―闘争当事者の発言を読む―

著者: 半澤健市

 前回までの1968年論は研究者の冷静な分析であった。同時代の当事者の発言を知りたい。それで『ピープルズ・プラン』誌の80号(2018年春号)の特集「再考 1968」から対談「『1968年』・『全共闘』反乱とは何か」を紹

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1968年は何処へいった(3) ―『思想』の鼎談を読んで考えたこと―

著者: 半澤健市

 前二回で「提起と鼎談」(以下「鼎談」)の紹介をした。 今回は、その評価と「私にとっての1968年」について述べたい。 《違和感の理由を挙げると》  鼎談を読んで、研究者3名の分析と発言に大いに啓発された。 客観的で俯瞰

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1968年は何処へいった(2) ―『思想』の鼎談を読んで考えたこと―

著者: 半澤健市

 小熊英二による〈提起〉に次いで、今回は鼎談本体の紹介である。 四六判で26頁にわたる長文を要約するのは難儀だった。分かりやすいようにと心懸けたが、自分で読んでも分かりにくい。更に興味をもつ読者は原文に当たられたい。 《

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1968年は何処へいった(1) ―『思想』の鼎談を読んで考えたこと―

著者: 半澤健市

 2018年は、明治150年である。 それを記念する公的な行事が計画され実施されている。(内閣府のサイト参照) 《忘れられた「1968年」》  しかし、「1968年」は、忘れられている。 1968年とは何であったのか。

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