椎名鉄雄の執筆一覧

「差し迫る福島原発1号機の倒壊と日本滅亡」(森重晴雄著:せせらぎ出版、2023年10月)の紹介

著者: 椎名鉄雄

 今、福島第一原発1号機が深刻な状態となっている。  本書はその危機の状態をリアルに、切実に述べている。そして、その対応策(工法)を具体的に提示している。ここでは、その要点をメモ的に紹介したい。 1.福島第一原発1号機の

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「コモンの自治」の一事例~大原幽学の先祖株組合~

著者: 椎名鉄雄

 矢沢様、斎藤幸平氏がその著書で「コモンの自治」の拡大(社会的インフラの共有)を提唱している、とのコメントを拝見しました。「コモンの自治」の拡大により、資本の論理に支配された現代社会の課題(格差、分断、自然破壊等)を民主

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「資本主義の次に来る世界」(ジェイソン・ヒッケル著:東洋経済新報社、2023年4月刊)要約  (六)

著者: 椎名鉄雄

編集部:註 本稿は当初第1部の掲載予定だったが、第2部も掲載する。全体は下記の通りである。 はじめに 人新世と資本主義            (一) 第1部 多いほうが貧しい  第1章 資本主義――その血塗られた創造の物

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「資本主義の次に来る世界」(ジェイソン・ヒッケル著:東洋経済新報社、2023年4月刊)要約  (五)

著者: 椎名鉄雄

編集部:註 本稿は当初第1部の掲載予定だったが、第2部も掲載する。全体は下記の通りである。 はじめに 人新世と資本主義            (一) 第1部 多いほうが貧しい  第1章 資本主義――その血塗られた創造の物

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「資本主義の次に来る世界」(ジェイソン・ヒッケル著:東洋経済新報社、2023年4月刊)要約  (四)

著者: 椎名鉄雄

編集部:註 本稿は当初第1部の掲載予定だったが、第2部も掲載する。全体は下記の通りである。 はじめに 人新世と資本主義            (一) 第1部 多いほうが貧しい  第1章 資本主義――その血塗られた創造の物

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「資本主義の次に来る世界」(ジェイソン・ヒッケル著:東洋経済新報社、2023年4月刊)要約  (三)

著者: 椎名鉄雄

編集部:註 本稿は長文のため筆者の了解を得て三回に分けて掲載する。全体は下記の通りである。 はじめに 人新世と資本主義            (一)  第1部 多いほうが貧しい   第1章 資本主義――その血塗られた創造

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「資本主義の次に来る世界」(ジェイソン・ヒッケル著:東洋経済新報社、2023年4月刊)要約  (二)

著者: 椎名鉄雄

編集部:註 本稿は長文のため筆者の了解を得て三回に分けて掲載する。全体は下記の通りである。 はじめに 人新世と資本主義            (一) 第1部 多いほうが貧しい  第1章 資本主義――その血塗られた創造の物

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「資本主義の次に来る世界」(ジェイソン・ヒッケル著:東洋経済新報社、2023年4月刊)要約  (一)

著者: 椎名鉄雄

編集部:註 本稿は長文のため筆者の了解を得て三回に分けて掲載する。全体は下記の通りである。   はじめに 人新世と資本主義            (一) 第1部 多いほうが貧しい  第1章 資本主義――その血塗られた創造

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仙台地裁の女川原子力発電所の運転停止請求への判決について

著者: 椎名鉄雄

 一介の老人という立場でこの度の判決について疑問を感じています。この裁判で原告は、原発事故が発生したときの避難計画に実効性がないことを訴えています。何故、実効性がないかといえば、原発事故が起きたときの道路の状況を問題にし

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使命感にあふれた「東京電力福島原発事故調査委員会報告書」について  ~A君への手紙Ⅱ~

著者: 椎名鉄雄

前略、A君、お忙しいところ恐縮ですが、再び手紙を書かずにいられなくなりました。それは「福島原発事故調査委員会報告書」の使命感にあふれた文章に感動したからです。この報告書は、法律に基づき国会で任命された日本を代表する学識経

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政府の原子力政策転換について~「A君への手紙」~

著者: 椎名鉄雄

 A君、ご無沙汰を続けておりますがお元気ですか。今日は久しぶりに手紙を書かずにいられなくなりました。私の中に許しがたい感情が湧きあがってきたのです。私の思いを記しますので読んでみてください。 1、岸田内閣の原発政策転換に

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